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病態時における各疾病における基礎知識を理解し、その上で各疾病に対する治療薬物およびその使用上の注意に関する知識を身に付けることを主眼とする。「薬の向こうにヒトがいる」ことを認識できるようにする。
●一般目標(GIO)
疾病に伴う症状と臨床検査値の変化など的確な患者情報を収得し、患者個々また患者特性(新生児、小児、高齢者、妊婦等)に応じた薬の選択、用法・用量の設定および代表的医薬品の効能・効果、警告・禁忌・副作用、相互作用等を考慮した適正な薬物治療に参画できるようになるために、薬物治療に関する基本的知識と技能を習得することを目的とする。また、疑義照会の流れについても理解できることを目的とする。 |
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教科書・プリント・スライドを用いて、主に質問形式で授業を行う。
●準備学習や授業に対する心構え
予習・復習を行うと共に、授業中に理解し、考える力を身に付けることを心構える。
●オフィス・アワー
月〜金16:30-17:30、B棟2階臨床薬剤学研究室・薬物治療学研究室。 |
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定期試験の成績、小テスト、授業の出席状況と授業への貢献度等を総合的に評価する。 |
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書名 |
著者名 |
出版社名 |
『最新薬物治療学』 |
赤池昭紀,石井邦雄,越前宏俊,金子周司 (編集) |
廣川書店 |
『病気の地図帳(新版)』 |
山口和克 (監修) |
講談社 |
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書名 |
著者名 |
出版社名 |
『実践処方例とその解説』 |
田中一彦,井尻好雄,荒川行生 (監修) |
じほう |
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回 |
項目 |
授業内容 |
1 |
2-6 総論 その2 |
代表的な症候と、生じる原因とそれらを伴う代表的疾患を説明できる |
2 |
2-7 骨・関節・呼吸器 その1 |
骨粗鬆症・慢性関節リウマチ・気管支喘息等の代表的な疾患の病態生理を説明できる |
3 |
2-7 骨・関節・呼吸器 その2 |
適切な治療薬およびその使用上の注意について説明できる(1) |
4 |
2-7 骨・関節・呼吸器 その3 |
適切な治療薬およびその使用上の注意について説明できる(2) |
5 |
2-8 消化器系 その1 |
消化性潰瘍・腸炎・肝炎等の代表的な疾患の病態生理を説明できる |
6 |
2-8 消化器系 その2 |
適切な治療薬およびその使用上の注意について説明できる(1) |
7 |
2-8 消化器系 その3 |
適切な治療薬およびその使用上の注意について説明できる(2) |
8 |
2-9 内分泌・代謝 その1 |
甲状腺機能異常症・糖尿病・高脂血症等の代表的な疾患の病態生理を説明できる |
9 |
2-9 内分泌・代謝 その2 |
適切な治療薬およびその使用上の注意について説明できる(1) |
10 |
2-9 内分泌・代謝 その3 |
適切な治療薬およびその使用上の注意について説明できる(2) |
11 |
2-10 血液・造血器 その1 |
貧血・白血病・播種性血管内凝固症候群等の代表的な疾患の病態生理を説明できる |
12 |
2-10 血液・造血器 その2 |
適切な治療薬およびその使用上の注意について説明できる(1) |
13 |
2-10 血液・造血器 その3 |
適切な治療薬およびその使用上の注意について説明できる(2) |
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