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健全な食生活を目的とした食品衛生と自然環境および生活環境の健全性を目的とした環境衛生は、疾病の予防さらには健康の維持と増進に必修である。
「衛生薬学実習」では、食品衛生および環境衛生上の知識と技能を高めるために、衛生試験法に掲載されている飲食物試験法および環境試験法に関して、実習を行い、その試験を行う意義、試験法の原理、操作法および判定基準について理解を深めていく。
●一般目標(GIO)
食品衛生および環境衛生上の知識と技能を高めるために、衛生試験法に掲載されている飲食物試験法および環境試験法に関して、実習を行い、その試験を行う意義、試験法の原理、操作法および判定基準について理解を深める。 |
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講述説明と実習を行う。特に、実験の基本的な手技の習得、安全性の確保、および実験結果のまとめと考察の方法に重点的な指導を行う。
●準備学習や授業に対する心構え
その日の実習内容を良く理解するために、必ず実習プリントおよび参考書等の関連図書に前もって目を通しておく。
●オフィス・アワー
原則として昼休み、各教員の研究室 |
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出席することが原則である。そのうえで、実習レポート(10%)、筆記試験(90%)ならびに実習全般における態度、積極性などを総合して評価する。 |
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書名 |
著者名 |
出版社名 |
『考える衛生薬学』 |
伊藤誉志男、鈴木和夫、平山晃久 (編著) |
廣川書店 |
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回 |
項目 |
授業内容 |
1 |
実習講義 |
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2 |
飲食物試験法I(食品成分試験法) |
各種の食品成分の試験法を実施し、その原理、操作法を説明できる。 |
3 |
飲食物試験法I(食品成分試験法) |
各種の食品成分の試験法を実施し、その原理、操作法を説明できる。 |
4 |
飲食物試験法II(食品衛生試験法) |
食品衛生に関する試験法を実施し、その原理、操作法を説明できる。 |
5 |
飲食物試験法II(食品衛生試験法) |
食品衛生に関する試験法を実施し、その原理、操作法を説明できる。 |
6 |
環境試験法I(水質試験法) |
水道水の水質基準に関するおもな検査項目を列挙し、測定することができる。 |
7 |
環境試験法I(水質試験法) |
公共用水域の水質汚濁に関するおもな検査項目を列挙し、測定することができる。 |
8 |
環境試験法II(空気試験法) |
室内環境ならびに大気汚染に関するおもな検査項目を列挙し、測定することができる。 |
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