共同研究センター(RI研究施設)

  1. HOME
  2. 教育
  3. 研究室一覧
  4. 共同研究センター(RI研究施設)

研究テーマ環境中の放射性核種の分離測定と動態解析 / 製薬への放射線利用

天然物由来の食品や医薬品原料の様々な異物による汚染は避けられません。したがって、利用に際して、予め異物による汚染状況を把握し、できるだけそれらの汚染物を取り除く必要があります。そこで、汚染因子である放射性物質と微生物について、土壌・植物・上水道における汚染状況の把握と除去法の開発、さらに、製薬原料の放射線滅菌法の開発に関する研究を進めています。

キーワード

生薬・香辛料、医薬品原料、医用材料、上水、土壌、放射能、放射線、殺滅菌、放射線効果、ラジカル、ESR、 遺伝毒性

配属学生

大学院生
学部学生

スタッフ

山沖 留美
山沖 留美
講師 / 博士(工学)
担当科目
化学(1年)、化学演習(1年)、薬学基礎演習(4年)、 薬学総合演習(6年)、早期体験学習1(1年)、 物理化学・放射化学実習(2年)、特別演習(PBL)(大学院)
所属学会および社会活動
日本薬学会、日本放射線化学会、放射線照射利用促進協議会(評議員)、 ESR応用計測研究会、日本アイソトープ協会、日本保健物理学会
Mail:
yamaoki@gly.oups.ac.jp
reseachmap:
https://researchmap.jp/read0181391

研究内容

医療用具や医薬品原料の微生物汚染対策と一つとして、放射線照射殺滅菌処理が世界的に利用されています。放射線の有効利用と同時に、照射品の品質評価や、健全な貿易と流通のための検知(照射品判別)も必要になります。原料への放射線処理効果を探索するとともに、放射線照射後に発生する微量安定ラジカル種と原料に含まれる成分との関連を追及し、電子スピン共鳴分光法 (ESR) を活用した照射品の品質評価法の開発に取り組んでいます。さらに、医薬品と医療機器を組み合わせたコンビネーション製品のニーズが高まっており、コンビネーション製品の放射線滅菌法の開発に取り組み始めています。

代表的論文

2017年

  1. Yamaoki, R., Kimura, S.: Effectiveness of electron beam irradiation for microbial decontamination of turmeric powder (Curcuma longa Linne) and analysis of curcuminoid degradation., Journal of Food Processing and Preservation, e13334, 2017

2015年

  1. Yamaoki, R., Kimura, S. and Ohta, M.: Evaluation of absorbed dose in irradiated sugar-containing plant material (peony roots) by an ESR method., Radiation Physics and Chemistry, 117: 41-47, 2015

2014年

  1. Yamaoki, R., Kimura, S. and Ohta, M.: Electron spin resonance spectral analysis of irradiated royal jelly., Food Chemistry, 143: 479-483, 2014

2013年

  1. Yamaoki R., Kimura S., Ohta M.: ESR characterization of irradiated peony root, a medicinal plant containing crystalline sugars., Radioisotopes, 62: 631-637, 2013

2012年

  1. 木村捷二郎、山沖留美: 化学共沈操作による放射性汚染水処理の基礎科学, 環境技術, 41: 338-344, 2012

2011年

  1. Yamaoki R., Kimura S., Ohta M.: Electron spin resonance characterization of radical components in irradiated black pepper skin and core., Radiation Physics and Chemistry, 80: 1282-1288, 2011

ページトップへ