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領域統合型先端科学特論 

開講情報
大学院 後期 1単位 必修
担当教員
教授 石田 寿昌 教授 天野 富美夫 教授 辻坊 裕
教授 藤本 陽子 教授 土井 光暢 教授 田中 麗子
教授 高岡 昌徳 教授 浦田 秀仁 教授 三野 芳紀
教授 春沢 信哉    
備考
授業の目的と概要
 薬科学専攻のカリキュラムにおいては、3領域に分けて特論、特別演習などを設定し、それぞれ基礎と応用について履修するが、本特論は、基礎的知識を身につけた段階で、3領域における先端的研究事例等を解説し、理解を深める。
授業の方法
(オムニバス方式/全10回)
3領域で行われている研究内容に密接に関連し、かつ、薬科学専攻に相応しい研究課題を選考し、その先端的研究成果を、学内あるいは学外講師により、講演形式で講義する。
●授業に対する心構え
講義内容の概要を予備知識として把握し、理解度を深めるように努める。
成績評価法
各領域が課すレポート(80%)と受講態度(20%)により評価
授業計画
項目 授業内容
1 分子構造・機能解析領域
(石田寿昌)
分子構造・機能解析に必要な基本的研究手法を駆使した実践的な薬物設計・開発に関する先端的研究として、蛋白質等の受容体の立体構造を基にした創薬 (Structure Based Drug Development)について解説する。
2 分子構造・機能解析領域
(辻坊 裕)
感染症に対する新規な治療薬を開発するためには、宿主生体内における病原微生物の巧みな生存戦略を支える遺伝子発現のネットワークを解明しなければならない。このような研究に関する最新の話題を提供し、解説する。
3 創薬化学領域
(春沢信哉) 
ヒスタミンH4 (H4R) 受容体は、新しく発見された受容体である。その生理学的役割の解明には、選択的H4Rリガンドの開発が必要である。H4Rリガンドの開発について現状を解説する。
4 創薬化学領域
(浦田秀仁)
環境刺激が引き起こすDNAの多様な立体構造変化を基盤とするセンシングナノデバイスなど、化学合成オリゴヌクレオチドのナノ素材としての先端技術について解説する。
5 創薬化学領域
(土井光暢)
最先端の分子グラフィックスシステムが提示する非常に精緻な画像を、分子構造が本来もつ情報精度に基づいて多角的に理解するために必要な知識を解説する。
6 創薬化学領域
(田中麗子)
新薬開発における最近のトピックスのうち、老年期に多発する癌、アルツハイマー病、脳梗塞、うつ、等の疾病の予防、治療薬の最前線について解説する。
7 生命・環境科学領域
(天野富美夫)
マクロファージ活性化などの食細胞の機能を介した自然免疫の調節について、受容体と情報伝達系の制御を中心に、感染防御免疫を例に上げながら生化学的に議論を展開する。
8 生命・環境科学領域
(藤本陽子)
健康寿命の延伸を目的とした予防薬学の立場から、環境汚染物質の科学的特徴や毒性発現機構に関する先端的情報を解説する。
9 生命・環境科学領域
(三野芳紀)
植物、キノコおよび微生物などを用いて環境中に残存する難分解性汚染物質を分解・無毒化する新技術とその分解・無毒化の分子機構について解説する。
10 生命・環境科学領域
(高岡昌徳)
女性ホルモンは乳癌の発症に関与する一方で、各種循環器疾患に対して改善効果を示すことが知られており、このホルモンの病態生理学的二面性について解説する。
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