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病院実務実習  [Practice in Hospital]

開講情報
5年次 後期 薬学科:10単位 必修
担当教員
教授 荒川 行生    
備考
授業の目的と概要
 本科目は、6年制薬学教育にあたって義務付けられている病院における参加型実務実習であり、臨床に係る実践的能力を持つ薬剤師を養成することを目的とし、具体的には「実務実習モデル・コアカリキュラム」のうちの「病院実習」で示されている項目を行うものである。
●一般目標(GIO)
 病院薬剤師の業務と責任を理解し、チーム医療に参画できるようになるために、調剤および製剤、服薬指導などの薬剤師業務に関する基本的な知識、技能、態度を修得する。
●到達目標(SBOs)
授業の方法
 学生は、各々、配属された病院施設において、その病院の実務実習指導薬剤師の指導のもと実地的な参加型実習を行う。学習は、項目に応じて実習、演習、講義、説明、見学によって行い、その具体的スケジュールは各施設作成のものに従う。平成22年度における実習期間は、9月6日〜11月19日、10月11日〜12月24日または1月11日〜3月25日のいずれかの期間である(いずれも11週間で、祝日を除く月〜金の9時〜17時)。
●準備学習や授業に対する心構え
 本実習は、大学で行われる実習とは異なり、患者の医療を実際に行っている現場施設を借りて行われる臨床実習であるため、医療人および社会人としてのふるまいを第一に心がけること。また、本実習のために行った事前学習(「医療薬剤学1」、「臨床導入実習」、「薬学総合演習2」、「薬物治療学1および2」、「医薬品安全性学」など)の内容を復習し、臨床実習を受ける基礎的な知識、技能および態度を確認して臨むこと。
●オフィス・アワー 
 実習期間中は大学教員が訪問指導時に、または指導薬剤師が適宜に担当する。その他の期間では随時[B棟3階 臨床実践薬学研究室、B棟4階 教授(特任)研究室]。
成績評価法
 実習期間中に適宜病院を訪問する大学教員により逐次の成績評価を行う。評価にあたり、当該教員は、学生が日々記録する「実習記録」と「自己評価表」、および指導薬剤師との懇談内容と「評価表」を参考とする。さらに、総合的な評価は、逐次評価をもとに「実務実習実施部会」がこれを行う。
教科書
書名 著者名 出版社名
『薬学生のための病院・薬局実務実習テキスト2010』 日本病院薬剤師会近畿ブロック/日本薬剤師会大阪・近畿ブロック(編) じほう
参考書
書名 著者名 出版社名
『病院薬局研修ガイドブック』 荒川行生(編) ハイサム
『ビジュアル薬剤師実務シリーズ3・病院調剤と医薬品管理の基本』 阿部宏子(編) 羊土社
『ビジュアル薬剤師実務シリーズ4・病棟業務の基本』 阿部宏子(編) 羊土社
授業計画
項目 授業内容
1 1-5回
病院調剤
(凵F薬局実習で履修する場合には免除可能な項目)
病院において調剤を通して患者に最善の医療を提供するために、調剤、医薬品の適正な使用ならびにリスクマネージメントに関連する基本的知識、技能、態度を修得する。
1. 病院調剤業務全体の流れ
(1)患者の診療過程に同行し、その体験を通して診療システムを概説できる。
(2)病院内での患者情報の流れを図式化できる。
(3)病院に所属する医療スタッフの職種名を列挙し、その業務内容を相互に関連づけて説明できる。
(4)薬剤部門を構成する各セクションの業務を体験し、その内容を相互に関連づけて説明できる。
(5)処方せん(外来、入院を含む)の受付から患者への医薬品交付、服薬指導に至るまでの流れを概説できる。
(6)病院薬剤師と薬局薬剤師の連携の重要性を説明できる。
2. 計数・計量調剤
(1)処方せん(麻薬、注射剤を含む)の形式、種類および記載事項について説明できる。
(2)剌方せんの記載事項(医薬品名、分量、用法・用量など)が整っているか確認できる。
(3)剔纒\的な処方せんについて、処方内容が適正であるか判断できる。
(4)剿歴に基づき、処方内容が適正であるか判断できる。
(5)剴K切な疑義照会の実務を体験する。
(6)剿袋、薬札に記載すべき事項を列挙し、記入できる。
(7)剌方せんの記載に従って正しく医薬品の取りそろえができる(技能)。
(8)剌剤、カプセル剤などの計数調剤ができる(技能)。
(9)剔纒\的な医薬品の剤形を列挙できる。
(10)剔纒\的な医薬品を色・形、識別コードから識別できる(技能)。
(11)刪纐品の識別に色、形などの外観が重要であることを、具体例を挙げて説明できる。
(12)剔纒\的な医薬品の商品名と一般名を対比できる。
(13)刪ルなる商品名で、同一有効成分を含む代表的な医薬品を列挙できる。
(14)剴ナ薬・劇薬、麻薬、向精神薬などの調剤ができる(技能)。
(15)刪皷量(一包化)調剤の必要性を判断し、実施できる(知識・技能)。
(16)剋U剤、液剤などの計量調剤ができる(技能)。
(17)剪イ剤機器(秤量器、分包機など)の基本的な取扱いができる(技能)。
(18)剄ラ胞毒性のある医薬品の調剤について説明できる。
(19)剴チ別な注意を要する医薬品(抗悪性腫瘍薬など)の取扱いを体験する(技能)。
(20)剌剤の粉砕、およびカプセル剤の開封の可否を判断し、実施できる(知識・技能)。
(21)剪イ剤された医薬品に対して、鑑査の実務を体験する(技能)。
3. 服薬指導
(1)刳ウ者向けの説明文書の必要性を理解して、作成、交付できる(知識・技能)。
(2)刳ウ者に使用上の説明が必要な眼軟膏、坐剤、吸入剤などの取扱い方を説明できる。
(3)剋ゥ己注射が承認されている代表的な医薬品を調剤し、その取扱い方を説明できる。
(4)凾ィ薬受け渡し窓口において、薬剤の服用方法、保管方法および使用上の注意について適切に説明できる。
(5)刳待する効果が充分に現れていないか、あるいは副作用が疑われる場合のお薬受け渡し窓口における対処法について提案する(知識・態度)。
4. 注射剤調剤
(1)注射剤調剤の流れを概説できる。
(2)注射処方せんの記載事項(医薬品名、分量、用法・用量など)が整っているか確認できる(技能)。
(3)代表的な注射剤処方せんについて、処方内容が適正であるか判断できる(技能)。
(4)処方せんの記載に従って正しく注射剤の取り揃えができる(知識・技能)。
(5)注射剤(高カロリー栄養輸液など)の混合操作を実施できる(技能)。
(6)注射剤の配合変化に関して実施されている回避方法を列挙できる。
(7)毒薬・劇薬、麻薬、向精神薬などの注射剤の調剤と適切な取扱いができる(技能)。
(8)細胞毒性のある注射剤の調剤について説明できる。
(9)特別な注意を要する注射剤(抗悪性腫瘍薬など)の取扱いを体験する(技能)。
(10)調剤された注射剤に対して、正しい鑑査の実務を体験する(技能)。
5. 安全対策
(1)刄潟Xクマネージメントにおいて薬剤師が果たしている役割を説明できる。
(2)剪イ剤過誤を防止するために、実際に工夫されている事項を列挙できる。
(3)剌、品の綴り、発音あるいは外観が類似した代表的な医薬品を列挙できる。
(4)刪纐品に関わる過失あるいは過誤について、適切な対処法を討議する(態度)。
(5)刄Cンシデント、アクシデント報告の実例や、現場での体験をもとに、リスクマネージメントについて討議する(態度)。
(6)剞E務上の過失、過誤を未然に防ぐための方策を提案できる(態度)。
(7)剋タ習中に生じた諸問題(調剤ミス、過誤、事故、クレームなど)を、当該機関で用いられるフォーマットに正しく記入できる(技能)。
2 6-8回
医薬品管理
医薬品を正確かつ円滑に供給し、その品質を確保するために、医薬品の管理、供給、保存に必要な基本的知識、技能、態度を修得する。
6. 医薬品の管理・供給・保存
(1)医薬品管理の流れを概説できる。
(2)刪纐品の適正在庫の意義を説明できる。
(3)納品から使用までの医薬品の動きに係わる人達の仕事を見学し、薬剤師業務と関連づけて説明できる。
(4)医薬品の品質に影響を与える因子と保存条件を説明できる。
(5)剩[入医薬品の検収を体験し、そのチェック項目を列挙できる。
(6)剴ッ一商品名の医薬品に異なった規格があるものについて具体例を列挙できる。
(7)院内における医薬品の供給方法について説明できる。
(8)請求のあった医薬品を取り揃えることができる(技能)。
7. 特別に配慮すべき医薬品
 (1)剿ヶ・向精神薬および覚せい剤原料の取扱いを体験する(技能)。
 (2)剴ナ薬、劇薬を適切に取り扱うことができる(技能)。
 (3)血漿分画製剤の取扱いを体験する(技能)。
 (4)剿@的な管理が義務付けられている医薬品(麻薬、向精神薬、劇薬、毒薬、特定生物由来製剤など)を挙げ、その保管方法を見学し、その意義について考察する(態度)。
8. 医薬品の採用・使用中止
(1)医薬品の採用と使用中止の手続きを説明できる。
(2)代表的な同種・同効薬を列挙できる。
3 9-11回
医薬品情報
医薬品の適正使用に必要な情報を提供できるようになるために、薬剤部門における医薬品情報管理(DI)業務に必要な基本的知識、技能、態度を修得する。
9. 病院医薬品情報
 (1)医薬品情報源のなかで、当該病院で使用しているものの種類と特徴を説明できる。
 (2)院内への医薬品情報提供の手段、方法を概説できる。
 (3)刹ル急安全性情報、不良品回収、製造中止などの緊急情報の取扱い方法について説明できる。
 (4)患者、医療スタッフへの情報提供における留意点を列挙できる。
10. 情報の入手・評価・加工
(1)刪纐品の基本的な情報を、文献、MR(医薬情報担当者)などの様々な情報源から収集できる(技能)。
(2)DIニュースなどを作成するために、医薬品情報の評価、加工を体験する(技能)。
(3)刪纐品・医療用具等安全性情報報告用紙に、必要事項を記載できる(知識・技能)。
11. 情報提供
(1)医療スタッフからの質問に対する適切な報告書の作成を体験する(知識・技能)。
(2)医療スタッフのニーズに合った情報提供を体験する(技能・態度)。
(3)患者のニーズに合った情報の収集、加工および提供を体験する(技能・態度)。
(4)情報提供内容が適切か否かを追跡できる(技能)。
4 12-15回
病棟業務
入院患者に有効性と安全性の高い薬物治療を提供するために、薬剤師病棟業務の基本的知識、技能、態度を修得する。
12. 病棟業務の概説
(1)病棟業務における薬剤師の業務(薬剤管理、与薬、リスクマネージメント、供給管理など)を概説できる。
(2)薬剤師の業務内容について、正確に記録をとり、報告することの目的を説明できる。
(3)病棟における薬剤の管理と取扱いを体験する(知識・技能・態度)。
13. 医療チームへの参加
(1)医療スタッフが日常使っている専門用語を適切に使用できる(技能)。
(2)病棟において医療チームの一員として他の医療スタッフとコミュニケートする(技能・態度)。
14. 薬剤管理指導業務
(1)診療録、看護記録、重要な検査所見など、種々の情報源から必要な情報を収集できる(技能)。
(2)報告に必要な要素(5W1H)に留意して、収集した情報を正確に記載できる(薬歴、服薬指導歴など)(技能)。
(3)収集した情報ごとに誰に報告すべきか判断できる(技能)。
(4)患者の診断名、病態から薬物治療方針を把握できる(技能)。
(5)使用医薬品の使用上の注意と副作用を説明できる。
(6)臨床検査値の変化と使用医薬品の関連性を説明できる。
(7)医師の治療方針を理解したうえで、患者への適切な服薬指導を体験する(技能・態度)。
(8)患者の薬に対する理解を確かめるための開放型質問方法を実施する(技能・態度)。
(9)薬に関する患者の質問に分かり易く答える(技能・態度)。
(10)患者との会話を通して、服薬状況を把握することができる(知識・技能)。
(11)代表的な医薬品の効き目を、患者との会話や患者の様子から確かめることができる(知識・技能)。
(12)代表的な医薬品の副作用を、患者との会話や患者の様子から気づくことができる(知識・技能)。
(13)患者がリラックスし自らすすんで話ができるようなコミュニケーションを実施できる(技能・態度)。
(14)患者に共感的態度で接する(態度)。
(15)患者の薬物治療上の問題点をリストアップし、SOAPを作成できる(技能)。
(16)期待する効果が現れていないか、あるいは不十分と思われる場合の対処法について提案する(知識・技能)。
(17)副作用が疑われる場合の適切な対処法について提案する(知識・態度)。
15. 処方支援への関与
(1)治療方針決定のプロセスおよびその実施における薬剤師の関わりを見学し、他の医療スタッフ、医療機関との連携の重要性を感じとる(態度)。
(2)適正な薬物治療の実施について、他の医療スタッフと必要な意見を交換する(態度)。
5 16-18回
院内製剤・TDM・中毒医療
患者個々の状況に応じた適切な剤形の医薬品を提供するため、院内製剤の必要性を認識し、院内製剤の調製ならびにそれらの試験に必要とされる基本的知識、技能、態度を修得する。
16. 院内製剤
 (1)院内製剤の必要性を理解し、院内製剤(軟膏剤、坐剤、散剤、消毒薬を含む液状製剤など)のいずれかを調製できる(技能)。
 (2)無菌製剤の必要性を理解し、無菌製剤(点眼剤、注射剤など)のいずれかを調製できる(技能)。
17. 薬物モニタリング
 (1)実際の患者例に基づきTDMのデータを解析し、薬物治療の適正化について討議する(技能・態度)。
18. 中毒医療への貢献
 (1)薬物中毒患者の中毒原因物質の検出方法と解毒方法について討議する(知識・態度)。
6 19回
医療人としての薬剤師
常に患者の存在を念頭におき、倫理観を持ち、かつ責任感のある薬剤師となるために、医療の担い手としてふさわしい態度を修得する。
(1)患者および医薬品に関連する情報の授受と共有の重要性を感じとる(態度)。
(2)患者にとって薬に関する窓口である薬剤師の果たすべき役割を討議し、その重要性を感じとる(態度)。
(3)患者の健康の回復と維持に薬剤師が積極的に貢献することの重要性を討議する(態度)。
(4)生命に関わる職種であることを自覚し、ふさわしい態度で行動する(態度)。
(5)医療の担い手が守るべき倫理規範を遵守する(態度)。
(6)職務上知り得た情報について守秘義務を守る(態度)。
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薬局実務実習  [Practice in Pharmacy]

開講情報
5年次 後期 薬学科:10単位 必修
担当教員
教授 荒川 行生    
備考
授業の目的と概要
 本科目は、6年制薬学教育にあたって義務付けられている薬局における参加型実務実習であり、臨床に係る実践的能力を持つ薬剤師を養成することを目的とし、具体的には「実務実習モデル・コアカリキュラム」のうちの「薬局実習」で示されている項目を行うものである。
●一般目標(GIO)
 薬局の社会的役割と責任を理解し、地域医療に参画できるようになるために、保険調剤、医薬品などの供給・管理、情報提供、健康相談、医療機関や地域との関わりについての基本的な知識、技能、態度を修得する。
●到達目標(SBOs)
授業の方法
 学生は、各々、配属された薬局施設において、その薬局の実務実習指導薬剤師の指導のもと実地的な参加型実習を行う。学習は、項目に応じて実習、演習、講義、説明、見学によって行い、その具体的スケジュールは各施設作成のものに従う。平成22年度における実習期間は、9月6日〜11月19日または1月11日〜3月25日のいずれかの期間である(いずれも11週間で、祝日を除く月〜金の9時〜17時)。
●準備学習や授業に対する心構え
 本実習は、大学で行われる実習とは異なり、患者の医療を実際に行っている現場施設を借りて行われる臨床実習であるため、医療人および社会人としてのふるまいを第一に心がけること。また、本実習のために行った事前学習(「医療薬剤学1」、「臨床導入実習」、「薬学総合演習2」、「コミュニティーファーマシー」、「薬物治療学1および2」、「医薬品安全性学」など)の内容を復習し、臨床実習を受ける基礎的な知識、技能および態度を確認して臨むこと。
●オフィス・アワー 
 実習期間中は大学教員が訪問指導時に、または指導薬剤師が適宜に担当する。その他の期間では随時[B棟3階 臨床実践薬学研究室、B棟4階 教授(特任)研究室]。
成績評価法
 実習期間中に適宜薬局を訪問する大学教員により逐次の成績評価を行う。評価にあたり、当該教員は、学生が日々記録する「実習記録」と「自己評価表」、および指導薬剤師との懇談内容と「評価表」を参考とする。さらに、総合的な評価は、逐次評価をもとに「実務実習実施部会」がこれを行う。
教科書
書名 著者名 出版社名
『薬学生のための病院・薬局実務実習テキスト2010』 日本病院薬剤師会近畿ブロック/日本薬剤師会大阪・近畿ブロック(編) じほう
参考書
書名 著者名 出版社名
『ビジュアル薬剤師実務シリーズ1・薬局調剤の基本』 上村直樹・下平秀夫(編) 羊土社
『ビジュアル薬剤師実務シリーズ2・薬局管理の基本』 上村直樹・下平秀夫(編) 羊土社
授業計画
項目 授業内容
1 1-4回
薬局アイテムと管理
(凵F病院実習で履修する場合には免除可能な項目)
薬局で取り扱うアイテム(品目)の医療、保健・衛生における役割を理解し、それらの管理と保存に関する基本的知識と技能を修得する。
1. 薬局アイテムの流れ
(1)薬局で取り扱うアイテムが医療の中で果たす役割について説明できる。
(2)薬局で取り扱うアイテムの保健・衛生、生活の質の向上に果たす役割を説明できる。
(3)薬局アイテムの流通機構に係わる人達の仕事を見学し、薬剤師業務と関連づけて説明できる。
2. 薬局製剤
(1)代表的な薬局製剤・漢方製剤について概説できる。
(2)代表的な薬局製剤・漢方製剤を調製できる。
3. 薬局アイテムの管理と保存
(1)刪纐品の適正在庫とその意義を説明できる。
(2)剩[入医薬品の検収を体験し、そのチェック項目(使用期限、ロットなど)を列挙できる。
(3)薬局におけるアイテムの管理、配列の概要を把握し、実務を体験する(知識・技能)。
4. 特別に配慮すべき医薬品
(1)剿ヶ、向精神薬などの規制医薬品の取扱いについて説明できる。
(2)剴ナ物、劇物の取扱いについて説明できる。
(3)剿@的な管理が義務付けられている医薬品(麻薬、向精神薬、劇薬、毒薬、特定生物由来製剤など)を挙げ、その保管方法を見学し、その意義について考察する(態度)。
2 5-7回
情報へのアクセスと活用
医薬品の適正使用に必要な情報を提供できるようになるために、薬局における医薬品情報管理業務に関する基本的知識、技能、態度を修得する。
5. 薬剤師の心構え
(1)医療の担い手が守るべき倫理規範を遵守する(態度)。
(2)職務上知り得た情報について守秘義務を守る(態度)。
6. 情報の入手と加工
 (1)刪纐品の基本的な情報源(厚生労働省、日本製薬工業協会、製薬企業、日本薬剤師会、卸など)の種類と特徴を正しく理解し、適切に選択できる(知識・技能)。
 (2)刳本的な医薬品情報(警告、禁忌、効能、副作用、相互作用など)を収集できる(技能)。
 (3)処方内容から得られる患者情報を的確に把握できる(技能)。
 (4)薬歴簿から得られる患者情報を的確に把握できる(技能)。
 (5)刹ル急安全性情報、不良品回収、製造中止などの緊急情報の取扱い方法について説明できる。
 (6)剿竄「合わせに対し、根拠に基づいた論理的な報告書を作成できる(知識・技能)。
 (7)刪纐品・医療用具等安全性情報報告用紙に、必要事項を記載できる(知識・技能)。
7. 情報の提供
(1)入手した情報を評価し、患者に対してわかりやすい言葉、表現で適切に説明できる(技能・態度)。
(2)入手した患者情報を、必要に応じ、適正な手続きを経て他の医療従事者に提供できる(技能・態度)。
(3)刳ウ者および医薬品に関連する情報の授受と共有の重要性を感じとる(態度)。
3 8-18回
薬局調剤
薬局調剤を適切に行うために、調剤、医薬品の適正な使用、リスクマネージメントに関連する基本的知識、技能、態度を修得する。
8. 保険調剤業務全体の流れ
 (1)保険調剤業務の全体の流れを理解し、処方せんの受付から調剤報酬の請求までの概要を説明できる。
 (2)保険薬局として認定される条件を、薬局の設備と関連づけて具体的に説明できる。
9. 処方せんの受付
(1)処方せん(麻薬を含む)の形式および記載事項について説明できる。
(2)処方せん受付時の対応および注意事項(患者名の確認、患者の様子、処方せんの使用期限、記載不備、偽造処方せんへの注意など)について説明できる。
(3)初来局患者への対応と初回質問表の利用について説明できる。
(4)初来局および再来局患者から収集すべき情報の内容について説明できる。
(5)剌方せん受付時の対応ができる(技能・態度)。
(6)剞カ命に関わる職種であることを自覚し、ふさわしい態度で行動する(態度)。
(7)刳ウ者が自らすすんで話ができるように工夫する(技能・態度)。
(8)刳ウ者との会話などを通じて、服薬上の問題点(服薬状況、副作用の発現など)を把握できる(技能)。
10. 処方せんの鑑査と疑義照会
(1)剌方せんが正しく記載されていることを確認できる(技能)。
(2)剌方せんに記載された処方薬の妥当性を、医薬品名、分量、用法・用量、薬物相互作用などの知識に基づいて判断できる(知識・技能)。
(3)薬歴簿を参照して処方内容の妥当性を判断できる(知識・技能)。
(4)疑義照会の行い方を身につける(知識・態度)。
(5)疑義照会事例を通して、医療機関との連携、患者への対応をシミュレートする(技能・態度)。
11. 計数・計量調剤
(1)剿袋、薬札に記載すべき事項を列挙できる。
(2)剌方せんの記載に従って正しく医薬品の取りそろえができる(技能)。
(3)剌剤、カプセル剤などの計数調剤ができる(技能)。
(4)剔纒\的な医薬品の剤形を列挙できる。
(5)刪纐品の識別に色、形などの外観が重要であることを、具体例を挙げて説明できる。
(6)剔纒\的な医薬品の商品名と一般名を対比できる。
(7)剴ッ一商品名の医薬品に異なった規格があるものについて具体例を列挙できる。
(8)刪ルなる商品名で、同一有効成分を含む代表的な医薬品を列挙できる。
(9)剔纒\的な同種・同効薬を列挙できる。
(10)剔纒\的な医薬品を色・形、識別コードから識別できる(技能)。
(11)刪皷量(一包化)調剤を必要とするケースについて説明できる。
(12)刪皷量(一包化)調剤を実施できる(技能)。
(13)剌剤の粉砕、およびカプセル剤の開封の可否を判断し、実施できる(知識・技能)。
(14)剋U剤、液剤などの計量調剤ができる(技能)。
(15)剪イ剤機器(秤量器、分包機など)の基本的な取扱いができる(技能)。
(16)剴ナ薬・劇薬、麻薬、向精神薬などの調剤と取扱いができる(技能)。
(17)剴チ別な注意を要する医薬品(抗悪性腫瘍薬など)の取扱いを体験する(技能)。
12. 計数・計量調剤の鑑査
(1)剪イ剤された医薬品に対して、鑑査の実務を体験する(技能)。
13. 服薬指導の基礎
(1)剴K切な服薬指導を行うために、患者から集める情報と伝える情報を予め把握できる(知識・技能)。
(2)薬歴管理の意義と重要性を説明できる。
(3)薬歴簿の記載事項を列挙し、記入できる(知識・技能)。
(4)薬歴簿の保管、管理の方法、期間などについて説明できる。
(5)剩D婦、小児、高齢者などへの服薬指導において、配慮すべき事項を列挙できる。
(6)刳ウ者に使用上の説明が必要な眼軟膏、坐剤、吸入剤などの取扱い方を説明できる(技能)。
(7)剋ゥ己注射が承認されている代表的な医薬品を調剤し、その取扱い方を説明できる。
14. 服薬指導入門実習
(1)剋w示通りに医薬品を使用するように適切な指導ができる(技能)。
(2)薬歴簿を活用した服薬指導ができる(技能)。
(3)刳ウ者向けの説明文書を使用した服薬指導ができる(技能)。
(4)お薬手帳、健康手帳を使用した服薬指導ができる(技能)。
15. 服薬指導実践実習
 (1)刳ウ者に共感的態度で接する(態度)。
 (2)刳ウ者との会話を通じて、病態、服薬状況(コンプライアンス)、服薬上の問題点などを把握できる(技能)。
 (3)刳ウ者が必要とする情報を的確に把握し、適切に回答できる(技能・態度)。
 (4)刳ウ者との会話を通じて使用薬の効き目、副作用に関する情報を収集し、必要に応じて対処法を提案する(技能・態度)。
 (5)剴手した情報を評価し、患者に対してわかりやすい言葉、表現で適切に説明できる(技能・態度)。
16. 調剤録と処方せんの保管・管理
(1)調剤録の法的規制について説明できる。
(2)調剤録への記入事項について説明できる。
(3)調剤録の保管、管理の方法、期間などについて説明できる。
(4)調剤後の処方せんへの記入事項について説明できる。
(5)処方せんの保管、管理の方法、期間などについて説明できる。
17. 調剤報酬
(1)調剤報酬を算定し、調剤報酬明細書(レセプト)を作成できる(技能)。
(2)薬剤師の技術評価の対象について説明できる。
18. 安全対策
 (1)代表的な医療事故訴訟あるいは調剤過誤事例について調査し、その原因について指導薬剤師と話し合う(知識・態度)。
(2)剿シ称あるいは外観が類似した代表的な医薬品を列挙できる。
(3)剴チにリスクの高い代表的な医薬品(抗悪性腫瘍薬、抗糖尿病薬など)を列挙できる。
(4)剪イ剤過誤を防止するために、実際に工夫されている事項を列挙できる。
(5)剪イ剤中に過誤が起こりやすいポイントについて討議する(態度)。 
(6)刮゚誤が生じたときの対応策を討議する(態度)。
(7)刄Cンシデント、アクシデント報告の記載方法を説明できる。
4 19-21回
薬局カウンターでの接遇
地域社会での健康管理における薬局と薬剤師の役割を理解するために、薬局カウンターでの患者、顧客の接遇に関する基本的知識、技能、態度を修得する。
19. 患者・顧客との接遇
 (1)かかりつけ薬局・薬剤師の役割について指導薬剤師と話し合う(態度)。
 (2)患者、顧客に対して適切な態度で接する(態度)。
 (3)疾病の予防および健康管理についてアドバイスできる(技能・態度)。
 (4)医師への受診勧告を適切に行うことができる(技能・態度)。
20. 一般用医薬品・医療用具・健康食品
 (1)セルフメディケーションのための一般用医薬品、医療用具、健康食品などを適切に選択・供給できる(技能)。
 (2)顧客からモニタリングによって得た副作用および相互作用情報への対応策について説明できる。
21. カウンター実習
(1)顧客が自らすすんで話ができるように工夫する(技能・態度)。
(2)顧客が必要とする情報を的確に把握する(技能・態度)。
(3)顧客との会話を通じて使用薬の効き目、副作用に関する情報を収集できる(技能・態度)。
(4)入手した情報を評価し、顧客に対してわかりやすい言葉、表現で適切に説明できる(技能・態度)。
5 22-25回
地域における薬剤師
地域に密着した薬剤師として活躍できるようになるために、在宅医療、地域医療、地域福祉、災害時医療、地域保健などに関する基本的知識、技能、態度を修得する。
22. 在宅医療
(1)訪問薬剤管理指導業務について説明できる。
(2)在宅医療における医療廃棄物の取扱いについて説明できる。
(3)薬剤師が在宅医療に関わることの意義を指導薬剤師と話し合う(態度)。
23. 地域医療・地域福祉
 (1)病院薬剤師と薬局薬剤師の連携の重要性を説明できる。
 (2)当該地域における休日、夜間診療と薬剤師の役割を説明できる。
 (3)当該地域での居宅介護、介護支援専門員などの医療福祉活動の状況を把握できる(知識・技能)。
24. 災害時医療
 (1)緊急災害時における、当該薬局および薬剤師の役割について説明できる。
25. 地域保健
 (1)学校薬剤師の職務を見聞し、その役割を説明できる。
 (2)地域住民に対する医薬品の適正使用の啓発活動における薬剤師の役割を説明できる。
 (3)麻薬・覚せい剤等薬物乱用防止運動における薬剤師の役割について説明できる。
 (4)日用品に係る薬剤師の役割について説明できる。
 (5)日用品に含まれる化学物質の危険性を列挙し、わかりやすく説明できる。
 (6)誤飲、誤食による中毒および食中毒に対して適切なアドバイスができる(知識・技能)。
 (7)生活環境における消毒の概念について説明できる。
 (8)話題性のある薬物および健康問題について、科学的にわかりやすく説明できる。

調剤、服薬指導、患者・顧客接遇などの薬局薬剤師の職務を総合的に実習する。
6 26回
薬局業務総合
26. 総合実習
 (1)薬局業務を総合的に実践する。
 (2)患者の健康の回復と維持に薬剤師が積極的に貢献することの重要性を感じ取る(態度)。
 (3)薬が病気の治癒、進行防止を通して、病気の予後とQOLの改善に貢献していることを感じとる(態度)。
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