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人間と文化4c(人間と文学)  [Humanities 4c (Human and Literature)]

開講情報
2年次 後期 1単位 選択
担当教員
非常勤講師 中村 惠    
備考 4dと同時開講
授業の目的と概要
 人間は社会的な生き物であるから、文学作品もまたその成立のきっかけとなる様々な社会的要因と切り離して考えることはできない。そしてそれらは単なるきっかけに留まらず、作品の内容にも大きく関わってくる。そのような視点を保持しつつ、作家たちが時代の重圧のもとにどのような作品を生み出してきたかを、19世紀以降の何人かを取り上げ、考察する。
●一般目標(GIO)
 それぞれの作品を深く読み込むことにより、未知の世界に対して心を開き、数々の問題を孕む現代社会における人間存在のあり様を考える土台作りをする。 
授業の方法
講義とディスカッション、ないしは意見交換を主軸として進めていく。翻訳も用いるので、ドイツ語を履修していなくても受講可。
●準備学習や授業に対する心構え
文庫本あるいは図書館などで比較的入手しやすい作品については、あらかじめ読んでおくこと。
●オフィス・アワー 
基本的に、月曜・金曜の昼休み(12:10〜13:10)に、講師室にて。
成績評価法
概ね、定期試験70%、平常点(予習・授業への積極性など)20%、出席状況10%で評価する。
教科書
書名 著者名 出版社名
入手しにくい作品についてはこちらでプリントを用意する。
参考書
書名 著者名 出版社名
授業中に随時紹介する。
授業計画
項目 授業内容
1 グリム兄弟とグリム童話(1) グリム兄弟の略歴とグリム童話が成立した経緯について学んだのち、グリム童話から何編かを読む。
2 グリム兄弟とグリム童話(2) 同上
3 グリム兄弟とグリム童話(3) 同上
4 エーリヒ・ケストナー(1) ケストナーが児童文学を書くようになった経緯、また戦中、戦後どのような思いで創作活動に取り組んだかを学んだのち、『エーミールと探偵たち』、『点子ちゃんとアントン』、『飛ぶ教室』からの抜粋を読む。
5 エーリヒ・ケストナー(2) 同上
6 エーリヒ・ケストナー(3) 同上
7 ミヒャエル・エンデ(1) エンデが現代文明にどのように立ち向かおうとしていたかを学んだのち、『モモ』からの抜粋を読む。
8 ミヒャエル・エンデ(2) 同上
9 ハンセン病文学(1) 感染症の一種であるハンセン病について、その差別と偏見の歴史について、日本政府の政策が強制隔離から開放へと向かっていった事情について学んだのち、北條民雄氏の『いのちの初夜』からの抜粋、島比呂志氏の『海の砂』からの抜粋、そして千島染太郎氏の詩から何編かを読む。
10 ハンセン病文学(2) 同上
11 ハンセン病文学(3) 同上
12 ハンセン病文学(4) 同上
13 まとめ これまでのまとめと補足を行う。
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人間と文化4d(人間と都市)  [Humanities 4d (Urbanities)]

開講情報
2年次 後期 1単位 選択
担当教員
教授 加藤 義春    
備考 4cと同時開講
授業の目的と概要
 都市は、文明の中核であり、文明化の駆動力であり、文明の盛衰とその運命をともにする。また現代の都市は、喧騒と孤独・豊饒と貧困・機能美と非効率・等々、その光と影を併せ持つ。本講は、都市についての文明論(比較社会史)の一試論である。
●一般目標(GIO)
 都市の歴史、近代都市の成立、現代都市の諸相を概観することを通じて、都市とは何か、市民(「市民社会」「公共性」)とは何かを、再認識することを目的とする。
●到達目標(SBOs)
 1)ギリシア(ローマ)の都市国家・西洋中世の自治都市・東洋の「都市」ーそれぞれの相違と、近代都市の成立の意味について、説明できる。
 2)グローバル化が進むなかでの現代都市が抱える諸問題を、統一的視点から把握し、如何にして「市民」概念の再構築が可能かを、自らの言葉で提言できる。  
授業の方法
講義を基調とし、適宜プリント(資料)を配布する。
●準備学習や授業に対する心構え
授業に集中し、参考文献を併せ読むとともにイマジネーションを持って授業に臨んでもらいたい。
●オフィスアワー
(月)12:10〜13:10、不在の場合は(木)12:10〜13:10、加藤研究室にて
成績評価法
平常点(出席状況=20点)と期末のリポート試験の点数(80点)を合計して、評価する。
参考書
書名 著者名 出版社名
『都市』 増田四郎 ちくま学芸文庫
『環境と開発』 宮本憲一 岩波書店
『都市のドラマトゥルギー』 吉見俊哉 河出文庫
授業計画
項目 授業内容
1  序論 都市とは何か、市民とは何か
2 I.都市の歴史 (1) ギリシア・ローマの都市国家
3     〃   (2) 西洋中世の自治都市
4     〃   (3) 東洋の「都市」
5 II.近代都市 (1) 工業化(近代化)と近代都市の成立
6     〃   (2) 都市化と農村の変貌
7     〃   (3) 都市と市民社会/国民国家
8 III.現代都市の諸相 (1) 環境問題 1(廃棄物と公害問題)
9         〃     (2)     〃   2(環境汚染とアメニティ問題)   
10     〃     (3) 都市計画と交通・住宅問題
11     〃     (4) サブカルチャー・カウンターカルチャー
12     〃     (5) グローバル化のなかの都市と地域社会
13  補論 ヨーロッパ都市の伝統
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人間と文化4e(ドイツ語・フランス語)  [Humanities 4e (German / French)]

開講情報
2年次 後期 1単位 選択
担当教員
備考
授業の目的と概要
 この講義は2年次前期までに第二外国語(ドイツ語・フランス語)の修得を終えた学生たちに、更なる研鑽を積む機会を提供するために設けられたものである。その目的は、これまでは英語圏、特にアメリカの文献にのみ親しんできた学生たちに、ドイツ語あるいはフランス語の種々の文献に触れ、これまでとは異なる視点から世界を観察し、自らの国を見直すための一つの契機を提供することである。
 西洋文明と一口にいわれているけれども、実際にはそれぞれの国と言語にこれまでの歴史や文化が深く関わりあい、距離的には近くても、場合によっては、大きく異なる考え方をもっていることを知ってもらいたい。そして、現代において各国が当面している問題もまた、長い歴史の中から生まれたものであることを理解し、日本の現状を考えていく契機となることを願う。
●一般目標(GIO)
 医療・薬学関連の世界にすすもうとする学生たちに、世界の人々や文化の多様性を紹介・認識してもらう。さまざまな考え方に接することによって、人間的な成長の糧となる広い視野を持ってもらう。差異によって人を差別しない寛容な心を養ってもらう。
●到達目標(SBOs)
 言語の学習を通して日本とは異質な文化、歴史や社会生活に触れ、自分たちとは異なる世界に興味を持ってもらう。日本とは異なる政治や社会の実情に触れることによって、広い視点で、多様なものの見方を養ってもらう。日本の文化、歴史、社会の実情と比較し、将来の日本のあり方を考えてもらう糧となることを望む。
クラス分けの決定
・学生はシラバスと第1回目の講義を参考に、希望する講義を選択する。
・授業の概要・方法・成績評価法・教科書・参考書等については第1回目の講義で説明する。
担当者一覧
Aクラス Bクラス
松島哲久 
中村 惠
松島哲久 
中村 惠
人間と文化4e(ドイツ語・フランス語) 開講クラス一覧(クラス)
担当者 テキスト・内容紹介
教授 松島 哲久 ●授業の目的と概要
 フランス語をさらに勉強したい学生諸君を対象として、フランス語の素晴らしさ、明晰な論理、思想の豊かさを伝えたい。
 一般目標としては、フランス語を聴き、話し、書くことができ、異文化間コミュニケーションを可能とする能力を身につけることである。
 到達目標としては、フランス語を正確に発音でき、フランス文を辞典を引きながらでも読解できることを目指す。
●授業の方法
 こちらが準備したプリントをテキストとして使用して、現代フランス思想のいくつかの文献、時事的な新聞記事を読んで行く。授業は半ば解説、半ば演習形式で行う。
●準備学習や授業に対する心構え
 予め日本語の訳をしてもらう学生を指名しておくので、前日までにその訳文を提出してもらう。
●成績評価法
 出席、発表、質問への応答、授業最後の時間での筆記試験を総合評価する。
●教科書
 プリント
非常勤講師 中村 惠 ●授業の目的と概要
 最初の三回は、映画『ベルリン・天使の詩』の脚本からの抜粋を丁寧に読む。読解力を養うとともに、”壁”がまだ存在していたベルリンを舞台にした作品を味わうことで、作品中に描かれている壁のもつ様々な意味合いについて考察する。四回目以降のテキストについては受講生との相談で決める。
●授業の方法
 どちらかと言えば演習に比重を置きつつ、講義も織り交ぜながら進める。
●準備学習や授業に対する心構え
 必ず予習をしてから授業に臨むこと。
●成績評価法
 概ね、定期試験70%、平常点(授業に対する積極性・発表など)20%、出席状況10%で評価する。
●教科書
 こちらでプリントを用意する。
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英語4  [English 4]

開講情報
2年次 後期 1単位 必修
担当教員
教授 楠瀬 健昭    
備考
授業の目的と概要
 科学英語の基礎編として、医療と医薬品に関する英文を素材とし、リーディング力を養成する。
●一般目標(GIO) 
 英語の基礎力をつけるために、「読む」、「書く」、「聞く」、「話す」に関する基本的知識と技能を習得する。さまざまな考え方、感じ方に触れ、物事を多角的に見る能力を養う。 
●到達目標(SBOs) 
医療と医薬品に幅広く興味を持ち、人との関わりについて説明できる。  
英語で書かれた医療に関連する著述の内容を正確に説明できる。  
医療と医薬品に関連する簡単な文章を英語で書くことができる。 
主な病名、組織、臓器名、医薬品などを英語で発音できる。 
英語の会話を聞いて内容を要約できる。
授業の方法
単語テストに続き、vocabulary check, reading, comprehension check, listening, 
further study in medical terminologyの順に作業をしてもらいます。 
●準備学習や授業に対する心構え 
必ず下読みをして、わからない部分はあらかじめ辞書で調べておくこと。
練習問題もあらかじめ解答しておくこと。
●オフィス・アワー 
火曜日、木曜日午後1時〜3時、研究室へどうぞ。 
成績評価法
出席(15%)+発表(15%)+英語テスト(70%)による総合評価 
教科書
書名 著者名 出版社名
The Wonders of Medicine 瀬谷幸男 他 南雲堂
授業計画
項目 授業内容
1 Recepters as Drug Targets listening, reading,writing, speaking 
2 Routes of Drug Administration  listening, reading, speaking, writing
3 Drug Development and Approval listening, reading, speaking, writing
4 What Is Kampo? listening, reading, speaking, writing
5 Helicobacter pylori listening, reading, speaking, writing
6 Heart Disease listening, reading, speaking, writing
7 Respiratory Disease listening, reading, speaking, writing
8 Anti-anxiety Agents  listening, reading, speaking, writing
9 Chemotherapy listening, reading, speaking, writing
10 AIDS listening, reading, speaking, writing
11 Immunosuppressant Drugs listening, reading, speaking, writing
12 Adverse Drug Reactions listening, reading, speaking, writing
13 Latrogenic CJD listening, reading, speaking, writing
14 Pharmacists and Society listening, reading, speaking, writing
15 Examination paper test
with listening comprehension  
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英語4  [English 4]

開講情報
2年次 後期 1単位 必修
担当教員
非常勤講師 Joseph Michael Jacobs    
備考
授業の目的と概要
This class will focus on practical English conversational skills. Students will actively build on the fundamentals of speaking, comprehension, reading and writing. Pair and small group work will be integrated. Intercultural understanding will be a theme throughout.
●一般目標(GIO)
英語の基礎力を身につけるために、「聞く」「話す」に関する基礎的知識と技能を修得する。
●到達目標(SBOs)
1.英語の基礎的音声を聞き分けることができる。
2.英語の内容を聞いて内容を理解して要約できる。
3.英語による日常会話での質疑応答ができる。
授業の方法
A communicative skills-based text will be assigned and used regularly. Pair work and small group interviews will be utilized. Audio cassettes will be frequently used to improve listening comprehension.
成績評価法
Grading will be conducted in descending order of importance : attendance - participation - tests
教科書
書名 著者名 出版社名
You Went Where? Joe M. Jacobs Marathon Publishing
授業計画
項目 授業内容
1 Interviews Introductions, first meetings
2 Canada (selected reading, writing, listening exercises and structured dialog collaborative composition)
3 Australia (selected reading, writing, listening exercises and structured dialog collaborative composition)
4 Switzerland (selected reading, writing, listening exercises and structured dialog collaborative composition)
5 France (selected reading, writing, listening exercises and structured dialog collaborative composition)
6 USA (selected reading, writing, listening exercises and structured dialog collaborative composition)
7 Egypt (selected reading, writing, listening exercises and structured dialog collaborative composition)
8 Thailand (selected reading, writing, listening exercises and structured dialog collaborative composition)
9 England (selected reading, writing, listening exercises and structured dialog collaborative composition)
10 Peru (selected reading, writing, listening exercises and structured dialog collaborative composition)
11 New Zealand (selected reading, writing, listening exercises and structured dialog collaborative composition)
12 India (selected reading, writing, listening exercises and structured dialog collaborative composition)
13 China (selected reading, writing, listening exercises and structured dialog collaborative composition)
14 Test
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英語4  [English 4]

開講情報
2年次 後期 1単位 必修
担当教員
非常勤講師 Ian Murray Richards    
備考
授業の目的と概要
This class will aim to extend students' grasp of English and their ability to use the language within a practical context. All four skills, speaking, listening, writing and reading, will be developed.
●一般目標(GIO)
The goal of this course is to raise students' overall communicative confidence.
授業の方法
A communication-oriented text will be assigned and used comprehensively. Further supplementary material will be assigned by the teacher.
●準備学習や授業に対する心構え
The course will be task-based and will require active perticipation from students.
成績評価法
Evaluation will be in the form of attendance, involvement in classwork, and testing.
教科書
書名 著者名 出版社名
Impact listening 1 (Second Edition) Kisslinger, E and Beuckens,T Peacson-Longman
参考書
書名 著者名 出版社名
An English-Japanese dictionary
授業計画
項目 授業内容
1 Greetings Introductions
2 Jobs 1 Intercommunication activities
3 Jobs 2 Reading and discussion
4 Schedules 1 Intercommunication activities
5 Schedules 2 Reading and discussion
6 Travel 1 Intercommunication activities
7 Travel 2 Reading and discussion
8 Money 1 Intercommunication activities
9 Money 2 Reading and discussion
10 Free Time 1 Intercommunication activities
11 Free Time 2 Reading and discussion
12 Food 1 Intercommunication activities
13 Food 2 Reading and discussion
14 Final Test
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英語4  [English 4]

開講情報
2年次 後期 1単位 必修
担当教員
非常勤講師 利根 有紀    
備考
授業の目的と概要
 BBC News を使ったテキストを使用しながら、主にリスニング力の養成を目指す。
●一般目標(GIO)
 英語のリスニング力を養成しながら、現代社会の様々な問題について考える。
●到達目標(SBOs)
 BBC News を聴いて、何が話題になっているか、説明できるようにする。Newsの音声をまねて、テキストを音読できるようにする。 
授業の方法
1.BBC News(DVD)を見ながら(聴きながら)大意をとらえる。
2.テキストを使用しながら、さらに詳細にNewsを聴き取る。
3.Newsの音声をまねて音読、リピーティング。
●準備学習や授業に対する心構え
授業に主体的に参加し、発言、発表すること。
●オフィス・アワー
電子メール(yuuki_tone0504@yahoo.co.jp)で質問を受け付けます。
成績評価法
平常点(出席、発表など)40%+テスト60%
教科書
書名 著者名 出版社名
Understanding the News in English 7 Sakae Onoda / Lucy Cooker 著 金星堂
授業計画
項目 授業内容
1 Edinburgh's World Heritage Status listening,reading,speaking
2 Animal Research vs. Rights listening,reading,speaking
3 Frozen Clones listening,reading,speaking
4 Too Noisy for Polar Bears? listening,reading,speaking
5 Texting and Driving listening,reading,speaking
6 Cookery for 11-year-olds listening,reading,speaking
7 Illegal Immigrants listening,reading,speaking
8 Understanding the Big Bang listening,reading,speaking
9 Sex Education in Schools listening,reading,speaking
10 Drugs in Afghanistan and Thailand  listening,reading,speaking
11 Fast Track to Teaching listening,reading,speaking
12 Cholera in zimbabwe listening,reading,speaking
13 Examination
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有機化学3  [Organic Chemistry 3]

開講情報
2年次 後期 1単位 必修
担当教員
教授 浦田 秀仁    
備考
授業の目的と概要
 有機化学は、炭素化合物についての学問であり、我々が日頃目にする「くすり」のほとんどは有機化合物である。したがって、将来「くすり」や複雑な有機化合物を合成する領域に進む者はもちろん、医療関係者の中で「くすり」の構造からその化学的性質を洞察する能力が要求される薬剤師にとっても、有機化学の知識は不可欠である。本講義では、「くすり」が持つ化学的性質を予見でき、また生体内で繰り広げられている一見複雑な反応を簡単な分子レベルでの有機電子論で考え、理解できる素養を習得することを目的とする。
●一般目標(GIO)
 本授業では、有機化合物、特に芳香族化合物とカルボニル化合物の性質を理解するために、その基本構造、物理的性質、反応性に関する基本的知識を習得することを目的とする。
●到達目標(SBOs)
授業計画の中に示したSBO以外にも以下のSBOが含まれる
・基本的な化合物を命名し、ルイス構造で書くことができる
・薬学領域で用いられる代表的化合物を慣用名で記述できる
・代表的な官能基を列挙し、個々の官能基を有する化合物をIUPACの規則に従って命名できる
・複数の官能基を有する化合物をIUPACの規則に従って命名できる
・アルコールの代表的な合成法について説明できる
・カルボン酸誘導体(酸ハロゲン化物、酸無水物、エステル、アミド、ニトリル)の代表的な性質と反応を列挙し、説明できる
・有機ハロゲン化合物の代表的な合成法について説明できる
・アルデヒドおよびケトンの代表的な合成法について説明できる
・アルケンの代表的な合成法について説明できる
授業の方法
教科書を用いて講義形式で授業を行う。
●準備学習や授業に対する心構え
有機化学は丸暗記の科目ではなく、有機化合物を電子論的に『理解』することが重要です。また、有機化学は数学のように積み重ね的性格の強い科目なので、必ず授業毎に復習して内容を理解し、自分のものにしてから次回の授業に臨むよう心がけること。
●オフィス・アワー 
講義・会議等で不在の場合以外は随時。B棟6階 機能分子創製化学研究室。
成績評価法
定期試験の結果により評価する。
教科書
書名 著者名 出版社名
『ソロモンの新有機化学 第9版』上巻 池田正澄、上西潤一、奥山 格、花房昭静 (監訳) 廣川書店
『ソロモンの新有機化学 第9版』下巻 池田正澄、上西潤一、奥山 格、花房昭静 (監訳) 廣川書店
参考書
書名 著者名 出版社名
『官能基の化学』 J. R. Hanson(著)、豊田真弘(訳) 化学同人
『有機化学 基礎の基礎100のコンセプト』 山本嘉則 (編著) 化学同人
授業計画
項目 授業内容
1 カルボニル化合物からアルコールの合成 カルボニル基の構造と反応性について説明できる。
2 カルボニル化合物からアルコールの合成 アルデヒドおよびケトンの代表的な合成法について説明できる。
3 カルボニル化合物からアルコールの合成 代表的な炭素-炭素結合生成反応(Grignard反応など)について説明できる。
4 共役不飽和系 有機化合物の性質に及ぼす共鳴の影響について説明できる。
5 共役不飽和系 共役ジエンへのハロゲンの付加反応の特徴について説明できる。
Diels-Alder反応の特徴を具体例を用いて説明できる。
6 芳香族化合物 代表的な芳香族化合物を列挙し、その物性と反応性を説明できる。
芳香族性の概念(Hückel則)を説明できる。
7 芳香族化合物の反応 芳香族化合物の求電子置換反応の機構を説明できる。
8 芳香族化合物の反応 芳香族化合物の求電子置換反応の反応性および配向性に及ぼす置換基の効果を説明できる。
9 芳香族化合物の反応 芳香族化合物の側鎖の反応性について説明できる。
10 アルデヒドとケトンI. アルデヒド類およびケトン類の性質と、代表的な求核付加反応(水、アルコールの付加など)を列挙し、説明できる。
11 アルデヒドとケトンI. アルデヒド類およびケトン類の性質と、代表的な求核付加反応(アミンの付加、Wittig反応など)を列挙し、説明できる。
12 アルデヒドとケトンII. 代表的な炭素-炭素結合生成反応(アルドール反応など)について説明できる。
13 アルデヒドとケトンII. 代表的な炭素-炭素結合生成反応(交差アルドール反応、Michael付加など)について説明できる。
アルデヒド類およびケトン類の性質と、代表的な炭素酸のpKaと反応性の関係を説明できる。
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有機スペクトル解析学  [Spectroscopic Analyses in Organic Chemistry]

開講情報
2年次 後期 1単位 必修
担当教員
講師 山田 剛司    
備考
授業の目的と概要
 天然物化学から得られる化合物や有機合成化学から得られる化合物はすべて有機化合物であり、また、医薬品の成分も有機化合物である。その構造を把握することにより、有機天然物化学の分野において、化合物の構造を把握することは、反応機構や生理活性を解明する上で、必要不可欠である。有機化合物の構造決定は、分析機器より得られる化学構造に関する情報を総合的に解析し、正しい構造を導かなくてはならない。したがって、化合物の持つ構造から得られる情報により発展する有機化学において、有機スペクトル解析学は、その基盤となる重要な分野である。
●一般目標(GIO)
 本授業では、化学物質の構造決定ができるようになるために、核磁気共鳴(NMR)スペクトル、赤外吸収(IR) スペクトル、マススペクトルなどの代表的な機器分析法の基本的知識と、データ解析のための基本的技能を修得することを目的とする。
授業の方法
教科書に沿って基本的事項の解説を行い、実際のスペクトルチャートを用いた練習問題など必要に応じ、プリントを配布する。また、定期的に演習を行うなど、構造解析に慣れてもらうようにできる限り多く問題を問いてもらう。
●準備学習や授業に対する心構え
構造解析を身につけるには、反復学習が重要である。授業内容だけでなく課題や演習を利用し、復習をしっかり行うこと。
●オフィス・アワー 
平日午前7:30〜午後18:30 講義(実習)・会議等で不在の場合以外は随時。B棟6階 医薬品化学研究室 E-mail:yamada@gly.oups.ac.jp
成績評価法
定期試験、平常点、演習・課題などを総合的に評価します。平常点を軽んずことのないようにしてもらいたい。
教科書
書名 著者名 出版社名
『有機化合物のスペクトル解析入門』 L.M.ハーウッド、T.D.W.クラリッジ 化学同人
授業計画
項目 授業内容
1 構造決定に用いる機器分析の概要 化学物質の構造決定に用いられる機器分析法の特徴を説明できる。
2 紫外可視吸収スペクトル 化学物質の構造決定における紫外可視吸収スペクトルの役割を説明できる。
3 赤外吸収スペクトル1 IRスペクトルの概要を説明できる。
4 赤外吸収スペクトル2 IRスペクトル上の基本的な官能基の特性吸収を列挙し、帰属することができる。
5 1H核磁気共鳴スペクトル1 NMRスペクトルの概要と測定法を説明できる。
6 1H核磁気共鳴スペクトル2 化学シフトに及ぼす構造的要因が説明でき、代表的水素原子について、おおよその化学シフト値を示すことができる。
7 1H核磁気共鳴スペクトル3 1H NMRシグナルが近接プロトンにより分裂する理由が説明でき、スピン結合定数から得られる情報を列挙できる。
8 1H核磁気共鳴スペクトル4 代表的化合物の部分構造を1H NMRから決定できる。
9 13C核磁気共鳴スペクトル 13C NMRより得られる情報の概略が説明でき、構造中の炭素について、おおよその化学シフト値を示すことができる。
10 質量分析法1 マススペクトルの概要、イオン化、ピークの種類及び代表的なフラグメンテーションについて説明できる。
11 質量分析法2 高分解能スペクトルによる分子式の決定法が説明でき、基本的な化合物のマススペクトルを解析できる。
12 比旋光度、旋光分散、円二色性 これらの概略を説明でき、実測値を用いて、比旋光度を計算できる。
13 総合演習 代表的な機器分析法を用いて、基本的な化合物の構造決定ができる。
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物理化学2  [Physical Chemistry 2]

開講情報
2年次 後期 1単位 必修
担当教員
教授 石田 寿昌    
備考
授業の目的と概要
 物理化学は物質の構造・性質・反応を体系的に解明しようとする学問で、生命科学を学ぶ上で極めて重要な科目である。とりわけ、医薬品の適正使用に責任ある立場の薬剤師を目指す学生にとって習得せねばならない物理化学の重要項目としては、(1)分子自身が示す化学的性質を理解する上で必要不可欠な原子・分子の化学構造とその性質に関する事項(電子状態論・構造論を扱う量子力学)、(2)分子の集合体(錠剤や液剤などの剤形)に見られる性質や反応(それらは分子単独では見られない)を理解する上で必要不可欠な知識に関する事項(物性論・反応論を扱う熱力学)、(3)その中間的な性質を示す気体現象に関する事項(気体分子運動論を扱う統計力学)がある。(1)に関しては本学では基礎化学・有機化学関連で講義される。従って、「物理化学1」と「物理化学2」では残り重要項目、即ち、(2)および(3)が講義対象となる。即ち統計力学と熱力学を中心に学ぶことになる。
●一般目標(GIO)
 物質の状態および相互変換過程を解析できるようになるために、熱力学の基本的知識と技能を修得する。さらに、複雑な系における物質の状態および相互変換過程を熱力学に基づき解析できるようになるために、特に重要な溶液に関する基本的知識と技能を修得する。
授業の方法
講義
教科書を用いて、主に講義形式で授業を行う。
●準備学習や授業に対する心構え
物理化学を修得するには「予習が絶対に必要」である。何の予備知識も持たずただ漫然と講義を聴いてわかる科目でないことを肝に銘じてほしい。ある程度の予備知識があれば、無い場合に比べて、格段に講義内容が理解できることは既に多くの学生によって証明されている。私の講義が理解できるか否かは復習よりも予習に大きく依存しているといっても過言ではない。話している内容が理解できなければ、興味が持てなく、退屈な講義になってしまう。これが物理化学の不人気な最大要因である。予習をすることで、私の話している内容が少しでも理解できれば、聞く意欲もわいてくるというものである。一方、講義において数式表現が多く用いられるが、簡単な数式表現を理解することは多くの言葉で説明するよりももっと的確にその本質を理解することができる。従って、最低限必要な式は理解せねばならないことを納得し、数式に慣れてもらいたい。本講義では、理解しにくい事項や誤解しやすい箇所はできるだけゆっくりと説明すると共に、演習等を積極的に取り入れ、出来る限り平易に講義したい。
●オフィス・アワー 
月〜土の任意の時間帯(月と木の午後4時以降は会議、ishida@gly.ousp.ac.jp)
成績評価法
中間試験、定期試験及び受講状況を総合的に評価する。
中間試験20%、定期試験60%、平常点20%
教科書
書名 著者名 出版社名
『物理化学』 石田寿昌 京都廣川書店
参考書
書名 著者名 出版社名
『薬学のための物理化学』 西庄重次郎 (編) 化学同人
『ムーア新物理化学』 W.J.Moore (藤代亮一 訳) 東京化学同人
『バーロー物理化学』 G.M.Barrow (藤代亮一 訳) 東京化学同人
『基礎化学熱力学』 E.B.Smith (小林 宏、岩崎槇夫 訳) 化学同人
『物理化学』 石田寿昌 (編) 化学同人
授業計画
項目 授業内容
1 化学反応を支配するエネルギー(1) 熱力学第二法則について説明できる。
2 化学反応を支配するエネルギー(2) エントロピーについて説明できる。
3 化学反応を支配するエネルギー(3) 代表的な物理変化、化学変化に伴うエントロピー変化を計算できる(可逆変化)。
4 化学反応を支配するエネルギー(4) 代表的な物理変化、化学変化に伴うエントロピー変化を計算できる(不可逆変化)。
5 化学反応を支配するエネルギー(5) 熱力学第三法則について説明できる。自由エネルギーについて説明できる。
6 化学反応を支配するエネルギー(6) 熱力学関数の計算結果から自発的な変化の方向と程度を予測できる。
自由エネルギーの圧力と温度による変化を、式を用いて説明できる。
7 化学反応を支配するエネルギー(7) 化学ポテンシャルについて説明できる。理想溶液での化学ポテンシャルについて説明できる。
8 熱力学の応用(1) 自由エネルギーと平衡定数の温度依存性(van't Hoffの式)について説明できる。
9 熱力学の応用(2) 相変化に伴う熱の移動(Clausius-Clapeyronの式)について説明できる。
平衡と化学ポテンシャルの関係を説明できる。
10 熱力学の応用(3) 物質の溶解平衡について説明できる。
溶解度の温度依存性について説明できる。
11 熱力学の応用(4) 溶液の束一的性質(蒸気圧降下、沸点上昇)について説明できる。
12 熱力学の応用(5) 希溶液の束一的性質(凝固点降下、浸透圧)について説明できる。
13 まとめ
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放射化学  [Radiochemistry]

開講情報
2年次 後期 1単位 必修
担当教員
准教授 大桃 善朗    
備考
授業の目的と概要
 放射性同位元素(ラジオアイソトープ)および放射線は、現代医療において繁用されており、病気の的確かつ早期の診断や、治療効果の判定、癌の治療等に不可欠である。また、薬学をはじめ様々な分野の研究においても、利用されている。そこで、ラジオアイソトープおよび放射線について正しく理解することが重要である。
●一般目標(GIO)
 「放射化学」では、医療分野において必要なラジオアイソトープおよび放射線に関する基礎知識の習得を目標とする。
授業の方法
教科書、資料等を用いて講述し、さらに、薬剤師国家試験問題演習および解説を行う。
●準備学習や授業に対する心構え
講義内容を正しく理解するために、毎回きちんと出席し、ノートをとりながら集中して受講すること。また、予習、復習など不断の努力が肝要である。
●オフィス・アワー
時間:講義、会議などで不在以外の場合は随時
場所:B棟2階 生体機能診断学研究室。
成績評価法
定期試験、授業への出席状況、レポート、および小テスト等をもとに総合的に判断して評価する。
教科書
書名 著者名 出版社名
『NEW放射化学・放射薬品学』 佐治英郎、関 興一 (編) 廣川書店
授業計画
項目 授業内容
1 放射能と放射線 放射能と放射線の発見・利用の歴史、原子・原子核と放射能、放射線の種類について説明できる。
2 放射性壊変 アルファ壊変、ベータ壊変、ガンマ線放出について説明できる。
3 放射平衡 永続平衡、過渡平衡、ミルキングについて説明できる。
4 放射線と物質との相互作用 α線の作用、β−線の作用、β+線の作用について説明できる。
5 放射線と物質との相互作用 γ線の作用、光電効果、コンプトン散乱、電子対生成について説明できる。
6 単位 放射能・放射線に関する単位について説明できる。
7 放射線の測定 電離作用を利用した放射線の測定法について説明できる。
8 放射線の測定 励起作用を利用した放射線の測定法について説明できる。
9 放射線の測定 その他の放射線測定法について説明できる。
10 測定値の取扱い方 自然計数、計数効率、計数値の統計的取扱いについて説明できる。
11 原子核反応 天然放射性同位元素、人工放射性同位元素、放射性同位元素の製造について説明できる。
12 薬学領域における放射性同位元素の利用 トレーサ法、同位体希釈法、放射化分析について説明できる。
13 薬学領域における放射性同位元素の利用 ラジオアッセイ、オートラジオグラフィー、その他の利用法について説明できる。
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生化学2  [Biochemistry 2]

開講情報
2年次 後期 1単位 必修
担当教員
准教授 井上 晴嗣    
備考
授業の目的と概要
 生体系が、生命の維持のために栄養物や細胞成分由来の化合物を再利用し、またはエネルギーを取り出すために、それらを分解する過程のことを異化という。また、簡単な化合物から生体分子を合成する過程のことを同化または生合成という。そして、それらの過程の全体を代謝という。一般に、栄養分子などが異化反応で発エルゴン的に酸化されるときに遊離する自由エネルギーは、ATPなどの高エネルギー化合物を中間体として組合わされ、吸エルゴン的な同化反応のほか、機械的仕事、分子の能動輸送などが効果的に進行するために使われる。
 「生化学2」では、「基礎細胞生物学1」、「基礎細胞生物学2」、および「生化学1」などで学んだことを基礎として、代謝と生体エネルギー論の基礎を学ぶ。なお、生化学2のホームページ(http://www.geocities.jp/seika2oups/)で、随時最新情報を発信しているので、講義の予習や復習に役立てていただきたい。
●一般目標(GIO)
 生命活動が生体エネルギーにより支えられていることを理解するために、食物成分からのエネルギーの産生、および糖質、脂質、タンパク質の代謝に関する基本的知識を習得する。
授業の方法
教科書および配布プリントを用いて講義形式で行う。
●準備学習や授業に対する心構え
特に講義の復習に力を入れていただきたい。ホームページのオンラインテストなどを有効活用して効率的に復習されたい。
●オフィス・アワー 
講義・会議等で不在の場合以外は随時、B棟5階 生化学研究室にて。
質問等はメール(seika2oups@yahoo.co.jp)あるいはホームページの掲示板でも可能。
成績評価法
最終成績(y)は、定期試験の成績(x)に中間テストの点数(a)や出席点(b)を試験の点数に応じて一定の比率で加算した合計とする。y=x+(100-x)(a+b)/100
教科書
書名 著者名 出版社名
『レーニンジャーの新生化学(上・下)(第4版)』 川嵜敏祐、中山和久 (監訳) 廣川書店
参考書
書名 著者名 出版社名
『キャンベル・ファーレル生化学(第4版)』 川嵜敏祐 (監訳) 廣川書店
『ヴォート基礎生化学(第2版)』 田宮信雄 他 (訳) 東京化学同人
『ヴォート生化学(上・下)(第3版)』 田宮信雄 他 (訳) 東京化学同人
『生物系薬学II生命をミクロに理解する』 日本薬学会 (編) 東京化学同人
授業計画
項目 授業内容
1 生体エネルギー学の原理(1) 酵素を反応様式により分類し、代表的なものについて性質と役割を説明できる。
自由エネルギーについて説明できる。
熱力学関数の計算結果から、自発的な変化の方向と程度を予測できる。
2 生体エネルギー学の原理(2) 共役反応について例を挙げて説明できる。
ATPが高エネルギー化合物であることを、化学構造をもとに説明できる。
3 生体エネルギー学の原理(3) 標準電極電位について説明できる。
起電力と自由エネルギー変化の関係を説明できる。
4 解糖、糖新生およびペントースリン酸経路(1) 解糖系について説明できる。
アルコール発酵、乳酸発酵の生理的役割を説明できる。
5 解糖、糖新生およびペントースリン酸経路(2) 糖新生について説明できる。
ペントースリン酸回路の生理的役割を説明できる。
6 代謝調節の原理:グルコースとグリコーゲン(1) グリコーゲンの役割について説明できる。
7 代謝調節の原理:グルコースとグリコーゲン(2) 食餌性の血糖変動について説明できる。
インスリンとグルカゴンの役割を説明できる。
8 クエン酸回路 クエン酸回路について説明できる。
9 酸化的リン酸化 エネルギー産生におけるミトコンドリアの役割を説明できる。
電子伝達系(酸化的リン酸化)について説明できる。
ATP産生阻害物質を列挙し、その阻害機構を説明できる。
10 脂肪酸の異化 脂肪酸のβ酸化反応について説明できる。
飢餓状態のエネルギー代謝(ケトン体の利用など)について説明できる。
11 アミノ酸の酸化と尿素の生成 アミノ酸分子中の炭素および窒素の代謝について説明できる。
ケト原性アミノ酸と糖原性アミノ酸について説明できる。
12 脂質の生合成 脂肪酸の生合成経路を説明できる。
代表的なエイコサノイドをあげ、その生合成経路を説明できる。
コレステロールの生合成経路と代謝を説明できる。
血漿リポタンパク質の種類と役割について説明できる。
13 アミノ酸、ヌクレオチドおよび関連分子の生合成 主な生理活性アミン(セロトニン、ヒスタミンなど)の生合成について説明できる。
アミノ酸系神経伝達物質を列挙し、その生合成経路を説明できる。
核酸塩基の代謝(生合成と分解)を説明できる。
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生薬学2  [Pharmacognosy 2]

開講情報
2年次 後期 1.5単位 必修
担当教員
講師 芝野 真喜雄    
備考
授業の目的と概要
 生薬は人類が自然の恵みを利用して作りあげてきた薬物であり、各国の伝統医療や民間療法に使用されている。また近年、医療先進国である欧米においても、伝統医学などを積極的にとりいれた「統合医療」というものが提案されている。我が国においても、漢方医学が見直され、漢方薬で用いられる生薬の知識がより一層必要になってきている。「生薬学2」では、「生薬学1」に引き続いて、各生薬の実物や、スライドを用いて、出来るだけ親しめるよう工夫し、現在日本で使用されている代表的な生薬について解説する。さらに、漢方医学の基本的な考え方についても解説する。
●一般目標(GIO)
 薬として用いられる動物、植物、鉱物由来の生薬の基本的性質を理解するために、それらの基原、性状、含有成分、品質評価、生産と流通、歴史的背景などについての基本的知識、およびそれらを活用するための基本的技能を修得することを目的とする。また、現代医療で使用される生薬・漢方薬について理解するために、漢方医学の考え方、代表的な漢方処方の適用についての基本的知識を修得する。
授業の方法
基本的には、教科書を指定し、これに準じた講義を行う。
●準備学習や授業に対する心構え
教科書に準じて、講義をすすめるので、その日に学習する項目については、教科書を熟読し、あらかじめ生薬の名前や薬効などを覚えておくこと。また、講義中に、本学の薬用植物園で植栽されている基原植物については、その植栽されている場所を指示するので、次の授業までには、観察し確認しておくこと。さらに、学習した生薬については、参考図書などを利用し、理解を深めること。疑問点などが出てきた場合は、オフィス・アワーを積極的に利用し、解決するように心がけること。
●オフィス・アワー 
月、金以外の午後4時以降、B棟5階 生薬科学研究室
成績評価法
定期試験のほか、小試験などにより、学力の向上をはかる。また、授業中の態度、出席率なども加味して総合的に評価する。
教科書
書名 著者名 出版社名
『薬学生のための薬用植物学生薬学テキスト』 本多義昭、馬場きみ江、高石喜久 (編) 廣川書店
参考書
書名 著者名 出版社名
『医療における漢方・生薬学』 久保道徳 廣川書店
授業計画
項目 授業内容
1 各論10:ツツジ科、モクセイ科、マチン科、リンドウ科由来の生薬 代表的な生薬を列挙し、その特徴を説明できる。
代表的な生薬の産地と基原植物の関係について、具体例を挙げて説明できる。
2 各論11:アカネ科、ヒルガオ科、ムラサキ科由来の生薬 代表的な生薬を列挙し、その特徴を説明できる。
3 各論12:シソ科、ゴマノハグサ科由来の生薬 代表的な生薬を列挙し、その特徴を説明できる。
4 各論13:ナス科由来の生薬 代表的な生薬を列挙し、その特徴を説明できる。
代表的な生薬の産地と基原植物の関係について、具体例を挙げて説明できる。
5 各論14:ノウゼンカズラ科、オオバコ科、キキョウ科由来の生薬 代表的な生薬を列挙し、その特徴を説明できる。
6 各論15:キク科、オモダカ科、ユリ科由来の生薬 代表的な生薬を列挙し、その特徴を説明できる。
7 各論16:ヤマノイモ科、アヤメ科、イネ科。サトイモ科由来の生薬 代表的な生薬を列挙し、その特徴を説明できる。
8 各論17:カヤツリグサ科、ショウガ科由来の生薬
代表的な生薬を列挙し、その特徴を説明できる。
9 各論18:動物および鉱物由来の生薬 動物、鉱物由来の医薬品について具体例を挙げて説明できる。
代表的な生薬を列挙し、その特徴を説明できる。
10 漢方医学の基礎1 漢方医学の特徴について概説できる。
11 漢方医学の基礎2 漢方処方と証との関係について概説できる。
12 漢方医学の基礎3 代表的な漢方処方の適応症と配合生薬を説明できる。
13 まとめ1 漢方処方に配合されている代表的な生薬を例示し、その有効成分を説明できる。
14 まとめ2 漢方処方に配合されている代表的な生薬を例示し、その有効成分を説明できる。
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衛生薬学2  [Hygienic Sciences 2]

開講情報
2年次 後期 1.5単位 必修
担当教員
教授 藤本 陽子    
備考
授業の目的と概要
 衛生薬学とは、文字に示される如く、生を衛(まも)るという素朴な人類の知恵を、化学をバックボーンとして科学的に体系づけた学問であり、わが国の薬学を特色づける分野として伝統が保たれている。ことに最近は、環境衛生、食品衛生ならびに保健衛生に関する種々の問題が提起され、衛生薬学の領域もますます広範になりつつある。
 生物体を取り巻く地圏、水圏、気圏からなる環境は人間の健康と密接な関係を有するもので、環境中の有害因子を制御することが環境衛生の目的である。人間が自らを生き、そして生活するために必要な衣食住は、文明の発展に伴って多様化し、人間を取り巻く環境も急速に変化してきた。人間は、環境の変化から生じる種々の影響に対処するため、あるいは、種々の病因から健康を維持するために、生活の中に衛生という科学的概念を取り入れ、生命の健全化をはかってきた。しかしながら、生産活動の高度な発展は、20世紀後半において、生活環境を破壊し、健康をおびやかす要因までつくり出すに至った。環境問題は日増しに重要性をおび、もはや全世界の共通課題となっている。すなわち、現代は、公害と環境保全の時代であり、生命現象を細胞レベルで捉え、人間の生存にかかわる環境問題と取り組み、より良い環境を築いていくことは、現代社会に住む我々に残された最も重要な課題の一つであると思われる。
 「衛生薬学2」では、人間生活における身近な問題としての大気と水の環境衛生、ならびに公害に関連した環境問題について講述する。われら人間が生きていくこの環境、only one earth(かけがえのない地球)が一日も早くその望ましい姿を取り戻すことを願いつつ。
●一般目標(GIO)
  人の健康にとってより良い環境の維持と向上に貢献できるようになるために、生活環境や地球生態系と人の健康との関わりについての基本的知識、技能、態度を修得する。本授業では、生態系や生活環境を保全、維持するために、それらに影響を及ぼす自然現象、人為的活動を理解し、環境汚染物質などの成因、人体への影響、汚染防止、汚染除去などに関する基本的知識と技能を修得し、環境の改善に向かって努力する態度を身につけることを目的とする。
授業の方法
教科書およびプリントを用いて、講義形式で授業を行なう。
●準備学習や授業に対する心構え
2〜3回の講義ごとに授業内容の大きな項目と教科書のページ数を提示するので、それに合わせて予習をすることならびに新聞の環境に関する部分に目を通すことが望ましい(一週につき1時間程度)。また、大きな項目ごとに、講義の内容を自らまとめながら復習することが望ましい(一週につき2時間程度)。
●オフィス・アワー 
金曜日の午後4:30〜5:30、B棟3階 環境分子生理学研究室
成績評価法
定期試験(80-90%)ならびに授業への出席状況(10-20%)を総合して評価する。
教科書
書名 著者名 出版社名
『考える衛生薬学』 伊藤誉志男、鈴木和夫、平山昇久 廣川書店
参考書
書名 著者名 出版社名
『国民衛生の動向』 財団法人厚生統計協会 (編集) 財団法人厚生統計協会発行
『環境 循環型社会 白書』 環境省 (編集) 全国官報販売協同組合発売
授業計画
項目 授業内容
1 環境衛生学概説
環境保全と法的規制
四大公害および典型七公害について説明できる。
環境基本法の理念を説明できる。
2 室内環境 室内環境を評価するための代表的な指標を列挙できる。
室内環境と健康との関係について説明できる。
室内環境の保全のために配慮すべき事項について説明できる。
シックハウス症候群について概説できる。
3 大気環境 空気の成分を説明できる。
主な大気汚染物質を列挙し、その測定原理ならびに健康影響について説明できる。
主な大気汚染物質の発生源とその年次推移について説明できる。
4 大気環境 大気汚染に影響する気象要因(逆転層など)を概説できる。
大気汚染を防止するための法規制について説明できる。
5 水環境 原水の種類を挙げ、特徴を説明できる。
水の浄化法について説明できる。
6 水環境 水の塩素処理の原理と問題点について説明できる。
7 水環境 水道水の水質基準の主な項目を列挙し、測定原理を説明できる。
8 水環境 下水処理および排水処理の主な方法について説明できる。
9 水環境 富栄養化の原因とそれによってもたらされる問題点を挙げ、対策を説明できる。
10 水環境 水質汚濁を防止するための法規制について説明できる。
水質汚濁の主な指標を水域ごとに列挙し、その意味を説明できる。
11 廃棄物 廃棄物の種類を列挙できる。
廃棄物処理の問題点を列挙し、その対策を説明できる。
マニフェスト制度について説明できる。
PRTR法について概説できる。
12 非電離放射線の生体への影響 非電離放射線の種類を列挙できる。
紫外線の種類を列挙し、その特徴と生体に及ぼす影響について説明できる。
赤外線の種類を列挙し、その特徴と生体に及ぼす影響について説明できる。
13 地球規模の環境問題 地球規模の環境問題の成因、人に与える影響について説明できる。
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病原微生物学  [Pathogenic Microbiology]

開講情報
2年次 後期 1.5単位 必修
担当教員
非常勤講師 中野 隆史    
備考
授業の目的と概要
●授業の目的と概要●一般目標(GIO)
 病原微生物には原虫、真菌、細菌、ウイルスがあり、これら病原微生物が人体に感染して起こる病気が感染症です。病原微生物は増殖して細胞・個体・集団・環境へと伝染するため、感染症は他の疾患とはとくに区別されます。医療従事者は感染症患者を診断し治療するとともに感染症の伝播を予防しなければなりません。そのため本科目では、病原微生物が病気を起こすメカニズムを理解し、感染症の予防・診断・治療に関する基本的な考え方を習得し、代表的な感染症について学習することにより、既知の感染症はもとより未知の病原微生物による新興感染症にまで対応できる、薬学専門家として必要な基本的知識と考え方を習得することを目標とします。
 
授業の方法
教科書とともに必要に応じて資料を提示・配付し、講義形式で授業を行います。
●準備学習や授業に対する心構え
基本的な知識とともに病原微生物・感染症に対応する考え方を習得することが目標なのですから、授業中は単なる用語の暗記だけではなく「考え方」を理解するように努めてください。具体的には教員の話を理解し、さらに話の「先を読む」必要があります。集中力を切らさないようにしてください。
●オフィス・アワー 
講義時間の前後に質問の時間を設けます。緊急の場合は教務課を通じて連絡してください。質問は電子メールでも受け付けます。また追加資料等は必要に応じてホームページに公開します。電子メールアドレス、ホームページURLは初回講義時にお知らせします。
成績評価法
出席状況、講義中の態度、毎回行う小テストの成績、定期試験の成績等を総合的に勘案して評価します。試験直前の学習だけでは到底不十分です。毎回の講義には十分の予習・復習をもって臨み、無断欠席のないようにし、集中力をもって聴講してください。
教科書
書名 著者名 出版社名
『医療福祉系学生のための専門基礎科目』 河野 公一 他 金芳堂
授業計画
項目 授業内容
1 導入 微生物の性質、微生物と宿主との関係、常在微生物、微生物と感染症、感染症と薬学
2 感染症総論 微生物と病原性、感染症の定義、感染の三要素、感染経路・侵入門戸と感染症
3 感染症と薬学 感染症の予防と薬学(ワクチン等)、感染症の診断と薬学(診断薬等)、感染症の治療と薬学(化学療法薬等)、薬剤の副作用としての感染症
4 感染症各論1 全身性ウイルス感染症(麻疹・風疹・水痘・おたふくかぜなど)
5 感染症各論2 STDと母子感染
6 感染症各論3 食中毒と下痢性疾患、消化器感染症
7 感染症各論4 呼吸器感染症、その他臓器・器官の感染症
8 感染症各論5 多剤耐性菌による感染症、菌交代症、日和見感染症
9 感染症トピックス (新興感染症などアップデートな内容でトピックス的な講義を行います。)
10 感染制御学1 院内感染総論:標準予防策と感染経路別予防策・院内感染対策のための組織と薬剤師の役割
11 感染制御学2 院内感染各論:多剤耐性菌による感染症、カテーテル感染症・周術期感染症・院内肺炎等
12 感染制御学3 感染制御学各論
13 まとめ まとめと演習
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病態生理学1  [Pathophysiology 1]

開講情報
2年次 後期 1.5単位 必修
担当教員
教授 藤田 芳一    
備考
授業の目的と概要
 医療の担い手としての薬剤師にとって、疾患の病態を知ることは大変重要です。本講では疾患の原因、疾患の経過およびその結果生じた形態学的・機能的異常を明らかにし、それぞれの疾患の特徴を理解することを目的にしています。生物学、機能形態学、生化学などの他、微生物学、免疫学、薬理学、栄養学、衛生化学などとも有機的に関連させながら、各種病態・疾患について、時には話題になっている疾患を随時取り上げながら、平易に講述する予定です。
●一般目標(GIO)
病態生理学のおもしろさを経験する。
授業の方法
教科書と配布プリントを中心に講述します。必要な場合にはビデオ等も使用する予定です。また、毎講義時間の開始直後や終了直前に、基礎的事項やその日の講義の復習を兼ねた演習問題をし、理解の助けとします。
●準備学習や授業に対する心構え
普段から疾患や病態に興味を持ち、あらゆるところから情報を得ておくこと。
●オフィス・アワー 
月曜日〜金曜日のお昼の休み時間、臨床化学研究室
成績評価法
定期試験の他、平常点、課題レポートなどを総合的に評価します。
教科書
書名 著者名 出版社名
『系統看護学講座 専門基礎[4] 病理学』 坂本穆彦 (編) 医学書院
参考書
書名 著者名 出版社名
『よくわかる病気のしくみ』 北岡建機 南山堂
『カラーで学べる病理学』 渡辺照男 廣川出版
授業計画
項目 授業内容
1 病態生理学概説1 1)日本の主要死因、疾患と概説   
        
2 病態生理学概説2 2)健康と疾病
3)症候と症候群
3 生活習慣病とメタボリックシンドローム関連疾患1 1)生活習慣病の定義と主な疾患
2)健康増進法
3)メタボリックシンドローム診断基準

4 生活習慣病とメタボリックシンドローム関連疾患2 4)動脈硬化症

5 生活習慣病とメタボリックシンドローム関連疾患3 5)肥満症
6)脳血管疾患
6 生活習慣病とメタボリックシンドローム関連疾患4
7)虚血性心疾患、ショック
7 生活習慣病とメタボリックシンドローム関連疾患5
8)脂質異常症
9)高尿酸血症
8 生活習慣病とメタボリックシンドローム関連疾患6
10)糖尿病その1
9 生活習慣病とメタボリックシンドローム関連疾患7
11)糖尿病その2
10 生活習慣病とメタボリックシンドローム関連疾患8
12)高血圧症
11 生活習慣病とメタボリックシンドローム関連疾患9
13)その他の関連疾患その1
12 生活習慣病とメタボリックシンドローム関連疾患10
13)その他の関連疾患その2
13 病因1 1)外因と内因
2)栄養障害と関連疾患
14 病因2 3)医原病と公害病
4)その他の関連疾患
15   
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薬理学1  [Pharmacology 1]

開講情報
2年次 後期 1.5単位 必修
担当教員
教授 松村 靖夫    
備考
授業の目的と概要
 各種疾患の治療において薬物療法は欠くことのできない手段である。薬理学とは医薬品の生体に及ぼす作用を調べる学問である。すなわち、医薬品の有効性、安全性、生体内動態などを幅広く理解することが要求される。本講義では、生化学、生理学(機能形態学)などの基礎知識を重視しながら、薬物がどのようなしくみで生体に作用するかについて理解を深めることを目的とする。
●一般目標(GIO)
 薬物作用に関する基本的知識を修得した上で、自律神経系に作用する薬物の作用機序、薬理作用、臨床応用に関する知識を理解する事を目的とする。
授業の方法
薬物の作用機構を理解するため、最初に薬理学総論について講義を進める。次に、末梢神経系に作用する薬物の薬理作用並びに臨床的応用について解説する。
●準備学習や授業に対する心構え・・・毎回新たに理解しなければならない事項の積み重ねである。予習・復習が極めて重要な作業となる。
●オフィス・アワー
原則として、昼休み:教授室で対応
成績評価法
原則として定期試験の成績により評価する。定期試験では、講義出席の状況も加味する。
教科書
書名 著者名 出版社名
『NEW薬理学(改訂第5版)』 田中千賀子 他 南江堂
参考書
書名 著者名 出版社名
『疾患別薬理学(第4版)』 森本史郎、玄番宗一 他 廣川書店
『新薬理学テキスト』 佐藤 進 他 廣川書店
授業計画
項目 授業内容
1 総論1 薬理学の概念と薬物の作用様式について説明できる
2 総論2 薬物作用に影響を与える因子について説明できる
3 総論3 薬物受容体の定義や分類について説明できる
4 総論4 薬物作用と細胞情報伝達機構について説明できる
5 末梢神経系作用薬1 末梢神経系(自律神経系と体性神経系)の機能について説明できる
6 末梢神経系作用薬2 自律神経系(交感神経系と副交感神経系)による生体制御機構について説明できる
7 末梢神経系作用薬3 交感神経興奮薬の薬理作用と臨床的応用について説明できる
8 末梢神経系作用薬4 交感神経遮断薬の薬理作用と臨床的応用について説明できるーその1
9 末梢神経系作用薬5 交感神経遮断薬の薬理作用と臨床的応用について説明できるーその2
10 末梢神経系作用薬6 副交感神経興奮薬の薬理作用と臨床的応用について説明できる
11 末梢神経系作用薬7 副交感神経遮断薬の薬理作用と臨床的応用について説明できる
12 末梢神経系作用薬8 知覚神経と局所麻酔薬について説明できる
13 末梢神経系作用薬9 運動神経と筋弛緩薬について説明できる
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生薬学実習  [Practice in Pharmacognogy]

開講情報
2年次 後期 0.5単位 必修(☆印は担当代表者)
担当教員
☆ 教授 馬場 きみ江 准教授 谷口 雅彦 講師 芝野 真喜雄
備考
授業の目的と概要
●一般目標(GIO)
 自然界に存在する物質を医薬品として利用するために、代表的な天然物質の起原、特色、臨床応用および天然物質の含有成分の単離、構造、物性、生合成系などについての基礎知識と、それらを活用するための基本的技術を習得することを目的とする
●到達目標(SBOs)
代表的な生薬を鑑別できる。
代表的な生薬の確認試験を実施できる。
代表的な生薬の純度試験を実施できる。
授業の方法
毎回、当日行う実習の内容を講義し、その後、内容を理解させた上で2〜3名を1グループとして実習する。
生薬の鑑別試験は一人ずつ個別に筆記形式で行う。
●オフィス・アワー 
実習終了後、随時、場所はC401実習室又はB棟5階の生薬科学研究室
成績評価法
実習態度と鑑定試験および実習試験の成績を総合して評価する。
教科書
書名 著者名 出版社名
実習テキスト
参考書
書名 著者名 出版社名
『日本薬局方解説書』 廣川書店
授業計画
項目 授業内容
1 生薬の同定と品質評価1 代表的な生薬の確認試験、純度試験などを実施できる
(アルカロイド生薬)
2 生薬の同定と品質評価2 代表的な生薬の確認試験、純度試験などを実施できる
(フェノール生薬、サポニン生薬)
3 漢方製剤の作製 漢方製剤(紫雲膏)の作製ができる
4 生薬の鑑別 代表的な生薬(70種)の鑑別ができる 
5 生薬の鑑別(補講) 代表的な生薬(70種)の鑑別ができる
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物理・放射化学実習  [Practice in Physical Chemistry and Radiochemistry]

開講情報
2年次 後期 1単位 必修(☆印は担当代表者)
担当教員
☆ 教授 石田 寿昌 准教授 大桃 善朗 准教授 友尾 幸司
講師 尹 康子 助教 平田 雅彦 助教 山沖 留美
備考
授業の目的と概要
●一般目標(GIO)
 医薬品の物性や生体における作用機序を理解するために、安定性や溶解度など医薬品の代表的な性質や変化を定量的に取り扱う知識、技能を修得する。
授業の方法
実習項目、操作法等に関しての説明や諸注意を与えたうえで、数名のグループに分かれて実験を行う。
●準備学習や授業に対する心構え
実習操作が円滑に進み、実習内容を深く理解するために予習を心がける。
●オフィス・アワー 
講義、会議以外は随時。B棟4階 薬品物理化学研究室 
成績評価法
学習内容の理解度、実習に対する積極性、実習後に提出するレポートの内容および実習終了後に行う実習試験の成績などによって総合的に評価する。
教科書
書名 著者名 出版社名
実習テキスト
参考書
書名 著者名 出版社名
『実験の手引き』 大阪薬科大学
『薬学のための物理化学』 西庄重次郎 (編) 化学同人
『物理化学』 石田寿昌 (編) 化学同人
授業計画
項目 授業内容
1 緩衝液の調整と緩衝の原理 ・代表的な緩衝液の特徴とその調製法を説明できる
・緩衝作用について具体例を挙げて説明できる
・溶液のpHを計算できる
・溶液の水素イオン濃度(pH)を測定できる
2 反応速度論 ・反応次数と速度定数について説明できる
・微分型速度式を積分型速度式に変換できる
・代表的な反応次数の決定法を列挙し、説明できる
・代表的な(擬)一次反応の反応速度を測定し、速度定数を求めることができる
・反応速度と温度との関係(Arrheniusの式)を説明できる
・紫外可視吸光度測定法の原理を説明し、生体分子の解析への応用例について説明できる
3 弱電解質の溶解度 ・物質の溶解平衡について説明できる
・化学物質のpHによる分子形、イオン形の変化を説明できる
・紫外可視吸光度測定法の原理を説明し、生体分子の解析への応用例について説明できる
4 二相分配とpHの関係 ・分配平衡について説明できる
・化学物質のpHによる分子形、イオン形の変化を説明できる
・紫外可視吸光度測定法の原理を説明し、生体分子の解析への応用例について説明できる
5 希薄溶液の束一性 ・溶液の束一的性質(浸透圧、沸点上昇、凝固点降下など)について説明できる
6 溶液の物性 ・界面における平衡について説明できる
・エントロピーについて説明できる
・脂質の水中における分子集合構造(膜、ミセル、膜タンパク質など)について説明できる
7 物質の粘性 ・流動現象および粘度について説明できる
8 放射線の測定
放射線の性質とX線診断
・放射線の測定原理を理解し、身近な放射線を測定できる
・放射線の性質及びX線診断の原理について説明できる
9 放射性医薬品 ・代表的な放射性医薬品について、その調製法、品質管理、特徴等について説明できる
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