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異文化言語演習1  [Seminar in Cross-Cultural Communication 1]

開講情報
3年次 前期 1単位 必修
担当教員
備考
授業の目的と概要
 本ゼミでは、これまで培ってきた学力を基礎に、英語の文献を講読し、実用に耐える読書力を涵養する。国際化、グローバリゼーションと言われて久しいが、世界は確実に狭くなりつつある。言語力を一層確実なものとし、異文化を正しく理解することの必要性は、ますます高まっている。
・開講するゼミはA,Bクラス、それぞれ8ゼミとする。
・1ゼミあたりの定員は20名(予定)とする。
・第1回目はゼミを紹介(登録)する機会とする。
・第2回目から、本格的にゼミを開始する。
●一般目標(GIO)
 人文科学、社会科学および自然科学などを広く学び、知識を獲得し、さまざまな考え方、感じ方に触れ、物事を多角的に見る能力を養う。見識ある人間としての基礎を築くために、自分自身についての洞察を深め、生涯にわたって自己研鑽に努める習慣を身につける。
●到達目標(SBOs)
ゼミによりテーマが異なることから、以下に上げるすべて、もしくは一部を目標とする。
価値観の多様性が文化・習慣の違いから生まれることを、実例をあげて説明できる。
言語、歴史、宗教などを学ぶことによって、外国と日本の文化について比較できる。
人の行動や心理がいかなる要因によって、どのように決定されるかを説明できる。
宇宙・自然現象に幅広く興味を持ち、人とのかかわりについて説明できる。
地球環境を守る重要性を自らの言葉で表現できる。
クラス分けの決定
・学生はシラバスを参考に、希望するゼミを選ぶ。
・第1回目に希望するゼミに参加し、その場で登録する。
・人数が定員を超えるとき、登録者の決定は、その場での抽選による。
・抽選にもれた場合は、第2希望のゼミに行き、その場で登録する。
・さらに定員超過で抽選にもれた場合、所属ゼミが決定するまで、同じ手順を繰り返す。
担当者一覧
Aクラス Bクラス
加藤 義春   松島 哲久   
楠瀬 健昭  中村 惠     
桝矢 桂一   伊藤 信也   
藤本 幸治  東井 孝之
加藤 義春    松島 哲久  
楠瀬 健昭   中村 惠 
桝矢 桂一    戸田 有一
藤本 幸治   東井 孝之
異文化言語演習1 開講クラス一覧(クラス)
担当者 テキスト・内容紹介
教授 加藤 義春 ●授業の目的と概要
薬害被害者として、HIVに感染していることを自ら公表し裁判を闘った川田龍平氏 − 彼の痛切なメッセージの英文を読み、日本社会で薬害問題が繰り返し起こることの意味を共に考えたい。また、紹介する文献を通して、感染症と文明・病気と社会の歴史についても、知見を深めてもらいたい。
●授業の方法
授業は演習形式で行い、毎回4〜5名ずつ訳してもらって、それらについての読解の正誤を指摘しつつ、内容について検討する。
●準備学習や授業に対する心構え
毎回、テクストの予習と授業への集中が、肝要である。
●成績評価法
平常点(出席状況と報告内容=40点)と期末の授業内試験の点数(60点)とを合計して、評価する。
●教科書
教材プリントを配布する。
教授 松島 哲久 生命倫理関係の英語テキストを講読して行く。
●授業の目的と概要
授業のテーマとしては、安楽死問題、遺伝子問題、男女産み分け問題およびその他の医療倫理諸問題など生の始まりから生の終わりに関するものまでの生命倫理諸問題が扱われる。
●授業の方法
できるだけ多くの学生諸君に答えてもらう。全体の英文を2回聴いて、テキストの練習課題に沿って、テーマを要約してもらい、次に段落ごとの要約を行う。全体の大意をまとめるなどの作業を行ってもらう。次に精読に入る。
●準備学習や授業に対する心構え
必ず予習を行うこと。できれば練習問題もやっておくこと。
●成績評価法
成績評価は出席と発表(12点)、練習問題(18点)、最終回の授業出の筆記試験(70点)を基準値ステで総合的に評価して行う。
●教科書:Issues in Bioethics、編者、松村瑞子、囚京子他、開文社
教授 楠瀬 健昭 ●授業の目的と概要
環境問題に関する古典的名著『沈黙の春』、第16章、第5章を読む。
 本書は、科学的な調査研究をもとに、有機塩素系殺虫剤や農薬などの化学物質による環境汚染を取り上げ、野生生物や自然生態系への影響、人間の体内での濃縮、次世代に与える影響にまで言及し、環境汚染の恐ろしさを知らせるべく、かつて人類に警鐘を鳴らした。その存在は、現代にあって、ますます重要性を増している。
英語で書かれた科学に関連する著述の内容を正確に説明できるようになる。
●授業の方法
テクストを精読する。毎回担当者を決めて順次翻訳してもらいます。発表されたものについて全員で検討します。一言一句ゆるがせにしないで、読んでいきます。発表者は発表したものを次回までに修正のうえ清書してe-mailで提出してもらいます。 
●準備学習や授業に対する心構え
必ず一読し、辞書等で下調べをしたうえで授業に参加すること。テクストに直接書き込むのではなく、ノートを用意すること。発表する際には発表原稿を用意すること。
●成績評価法
出席(10)+発表(20)+提出(10)+定期試験(60)
●教科書
Rachel Carson, Silent Spring (Penguin Books, 2000)
非常勤講師 中村 惠 ●授業の目的と概要
スーザン・ゾンタークの『病とそのメタファー』を原語で精読することにより英語力の向上を図るとともに、メタファー成立のメカニズムの解明を試み、究極的にはその解体をめざす彼女の論に触れることで、将来の医療従事者として、病気そのものに対峙しようとする姿勢を養ってもらいたい。
●授業の方法
毎回担当者を決め、演習形式で進める。テキストの訳にとどまらず、内容に関しての議論も試みたい。
●準備学習や授業に対する心構え
予習の際に翻訳を参考にするのは一向に構わないが、あくまでも自分の言葉で訳すよう心懸けること。また字面だけの訳ではなく、内容を自分なりに咀嚼してから授業に臨むこと。
●成績評価法
概ね定期試験70%、平常点(発表、課題の提出、授業に対する積極的関与度など)20%、出席状況10%で評価する。
●教科書
Illness as Metaphor  Susan Sontag 著、玉井 ワ(編 注) 英宝社
非常勤講師 桝矢 桂一 [Aクラス]
●授業の目的と概要
英文のテキストを講読することによって、英語の読解力の向上を目指す。この授業では、写真とは何であるか、学生諸君とともに考えたい。
●授業の方法
演習形式とする。受講者が予習していることを前提に授業を進める。
●準備学習や授業に対する心構え
事前に必ずテキストを読んで授業に臨むこと。
●成績評価法
授業での発表を元に評価する。
●テキスト
Richard Bolton(ed.), 1989, The Contest of Meaning−Critical Histories of Photography, Cambridge: The MIT Press.
[Bクラス]
●授業の目的と概要
英文のテキストを講読することによって、英語の読解力の向上を目指す。この授業では、グレゴリーの議論を基に、人間の認識の問題について学生諸君とともに考えたい。
●授業の方法
演習形式とする。受講者が予習していることを前提に授業を進める。
●準備学習や授業に対する心構え
事前に必ずテキストを読んで授業に臨むこと。
●成績評価法
授業での発表を元に評価する。
●テキスト
Richard Langton Gregory, 1966, Eye and Brain: The Psychology of Seeing, Princeton, New Jersey: Princeton University Press, 1997, 5th edition.
非常勤講師 戸田 有一 ●授業の目的と概要
英語を日本語に訳す学びとともに重要なのは、英語を英語のままで理解するという学びである。今まで培った精読のちからを基礎とし、速読のトレーニングをする。
●授業の方法
制限時間内に
@英英辞書の説明部分から単語を推測する
A英語論文の要約を読んで論文題目を推測する
B論文全体を速読して重要な文章を抜き出す
 というトレーニングを通じて、日本語を媒介しない英語理解訓練を行う。後半は聴き取りも行う。
●準備学習や授業に対する心構え
受講者の英語力の差が明らかにでるので、授業中に完了できなかったことは、復習することが望ましい。
●成績評価法
出席状況と演習プリントの取り組み状況(最後に提出を求める)をあわせて評価する。
●教科書
演習用のプリントを使用する。読む論文は心理学系の学術論文。
非常勤講師 伊藤 信也 ●授業の目的と概要
使用するテキストは、アメリカの生命倫理学を学ぶ学生向けの入門書として著されたRobert M. Veatch, The Basics of Bioethics, Second Editon. を読む。英語でアメリカ生命倫理学のキーワードを学びつつ、諸問題を検討する。このテキストは一般的な概説だけでなく、生命倫理学が問う解決困難な問題を考えるための論点が幅広く取り上げられている。今期は、「生命倫理学において死の定義とは何か」について検討する。「脳死問題」や「人工妊娠中絶」、「動物の福利」などを取り上げていくことになる。
●授業の方法
正確な内容把握に努め、専門用語や倫理学の諸概念は丁寧に確認していく。詳細は初回に説明する。
●準備学習や授業に対する心構え
班を組んで、グループで協力し合って予習し、発表を担当する。他の班の発表をよく聞いて内容を把握することは必須である。
●成績評価法
訳の発表、授業への参加姿勢、定期試験を総合して評価する。
●教科書
プリントを使用する。
非常勤講師 藤本 幸治 ●授業の目的と概要
現代の日本社会に大きな影響を与える大国、アメリカの歴史と思想や文化について、ファースト・フード、映画・劇、そしてスポーツなどのいわゆる「ポップ・カルチャー」を通して理解を深めることを目的とします。同時に、日英文化比較の点からも考察を加えていきます。 
●授業の方法
毎回指定されたテキストの1つの章を全員で読解してもらいます。単に情報を読み込むだけではなく、なじみのある事柄について再度深く考え、自分の意見を発表できる素地を養ってもらいます。覚えることよりも考える力の養成を重視します。
●準備学習や授業に対する心構え
事前に指定された箇所の予習は必須です。また、単なる英文読解に留めないためにテーマに関しての皆さんの意見や感想も述べてもらいます。高度な学術知識ではなく、柔軟な思考を産むために、各章のテーマは意見の述べやすいものが多くなっています。
今期は定期試験を実施しないため、遅刻・欠席は極力控えてください。
●成績評価法
平常試験:授業参加度(予習を含む)50%と小テスト(感想文等を含む)50%
●教科書
Hoffman. E (2010) Enjoying American Pop Culture, Asahi Press(邦題『アメリカン・ポップカルチャー』朝日出版社)
非常勤講師 東井 孝之 ●授業の目的と概要
医療のグローバル化が進む今日、薬学分野における研究成果の発表や最新情報の迅速入手に専門英語力の涵養は必至である。本ゼミでは、DNAの働き、酵素と化学反応、インフルエンザウイルス、免疫システム、糖尿病、テーラーメイド医療など種々テーマに関する簡潔な英語文献の読解を通して専門知識を英語でレビューすると共に、独特な医療用語を同時に体得する。
●授業の方法
授業は次回テキスト範囲について、予習していることを前提に演習形式で進め、順次パラグラフ毎に適訳をしてもらいます。またReadingのみでなく授業の一部としてEnglish Communication も出来るだけ取り入れ、英語そのものに親近感が感じられるように配慮し授業を進行させる。
●準備学習や授業に対する心構え
次回テキスト範囲については一読後、不明箇所については必ず辞書等で下調べをした上で授業に臨む事。また授業中は集中し真摯かつ積極的受講態度で臨む事。
●成績評価法
出席状況、授業への積極的関与度、定期試験の結果等を総合的に判断の上、評価する。
●教科書
Pharmaceutical English 1、薬学英語1−日本薬学会 薬学教育モデル・コアカリキュラムに準拠−日本薬学英語研究会編(発行:成美堂)
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有機化学4  [Organic Chemistry 4]

開講情報
3年次 前期 1単位 必修
担当教員
教授 浦田 秀仁    
備考
授業の目的と概要
 有機化学は、炭素化合物についての学問であり、我々が日頃目にする「くすり」のほとんどは有機化合物である。したがって、将来「くすり」や複雑な有機化合物を合成する領域に進む者はもちろん、医療関係者の中で「くすり」の構造からその化学的性質を洞察する能力が要求される薬剤師にとっても、有機化学の知識は不可欠である。本講義では、「くすり」が持つ化学的性質を予見できる素養を習得するとともに、糖やアミノ酸などの生体分子を化学的に理解することを目的とする。
●一般目標(GIO)
 本授業では、有機化合物、特にカルボニル化合物、アミン類、フェノール類の性質を理解するために、その基本構造、物理的性質、反応性に関する基本的知識を習得すること、さらに生体成分である糖類、アミノ酸および核酸の基本構造と化学的性質に関する基本的知識を修得することを目的とする。
●到達目標(SBOs)
授業計画の中に示したSBO以外にも以下のSBOが含まれる
・基本的な化合物を命名し、ルイス構造で書くことができる
・薬学領域で用いられる代表的化合物を慣用名で記述できる
・代表的な官能基を列挙し、個々の官能基を有する化合物をIUPACの規則に従って命名できる
・複数の官能基を有する化合物をIUPACの規則に従って命名できる
・アルコール、フェノール、カルボン酸などの酸性度を比較して説明できる
・アルコール、フェノール、カルボン酸、およその誘導体の酸性度に影響を及ぼす因子を列挙し、説明できる
・カルボン酸誘導体(酸ハロゲン化物、酸無水物、エステル、アミド、ニトリル)の代表的な性質と反応を列挙し、説明できる
・カルボン酸の代表的な合成法について説明できる
・有機ハロゲン化合物の代表的な合成法について説明できる
・フェノールの代表的な合成法について説明できる
・カルボン酸誘導体(エステル、アミド、ニトリル、酸ハロゲン化物、酸無水物)の代表的な合成法について説明できる
・転位反応を用いた代表的な炭素骨格の構築法を列挙できる
・絶対配置の表示法を説明できる
・エナンチオマーとジアステレオマーについて説明できる
・官能基毎に代表的な保護基を列挙し、その応用例を説明できる
授業の方法
教科書を用いて講義形式で授業を行う。
●準備学習や授業に対する心構え
有機化学は丸暗記の科目ではなく、有機化合物を電子論的に『理解』することが重要です。また、有機化学は数学のように積み重ね的性格の強い科目なので、必ず授業毎に復習して内容を理解し、自分のものにしてから次回の授業に臨むよう心がけること。
●オフィス・アワー 
講義・会議等で不在の場合以外は随時。B棟6階 機能分子創製化学研究室
成績評価法
定期試験の結果により評価する。
教科書
書名 著者名 出版社名
『ソロモンの新有機化学 第9版下巻』 池田正澄、上西潤一、奥山 格、花房昭静(監訳) 廣川書店
参考書
書名 著者名 出版社名
『有機化学 基礎の基礎100のコンセプト』 山本嘉則(編著) 化学同人
『官能基の化学』 J. R. Hanson(著)、豊田真弘(訳) 化学同人
『生体分子の化学』 相本三郎、赤路健一 化学同人
『マクマリー生物有機化学』 菅原二三男 (監訳) 丸善
授業計画
項目 授業内容
1 カルボン酸とその誘導体 代表的なカルボン酸誘導体を命名し、その性質と反応を列挙し、説明できる。
2 カルボン酸とその誘導体 カルボン酸誘導体(エステル、アミド、ニトリル、酸ハロゲン化物、酸無水物)の代表的な合成法について説明できる。
3 β-ジカルボニル化合物の合成と反応 代表的な炭素酸のpKaと反応性の関係を説明できる。
代表的な炭素-炭素結合生成反応(クライゼン縮合など)について説明できる。
4 β-ジカルボニル化合物の合成と反応 代表的な炭素-炭素結合生成反応代表的な炭素-炭素結合生成反応(マロン酸エステル合成、アセト酢酸エステル合成など)について説明できる。
5 β-ジカルボニル化合物の合成と反応 代表的な炭素-炭素結合生成反応(Michael付加、Mannich反応など)について説明できる。
6 アミン 含窒素化合物の塩基性度を説明できる。
7 アミン アミンの代表的な合成法について説明できる。
8 アミン アミン類の代表的な性質と反応を列挙し、説明できる。
9 フェノール フェノール類の代表的な性質と反応を列挙し、説明できる。
10 フェノール 芳香族化合物の代表的な求核置換反応について説明できる。
11 炭水化物 糖類の分類および単糖類の基本構造を概説できる。
12 炭水化物 二糖類の基本構造と性質を概説できる。
13 アミノ酸とタンパク質 アミノ酸、ペプチドの合成法を概説できる。
14 核酸 DNAの構造について説明できる。
RNAの構造について説明できる。
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物性化学  [Chemical and Physical Properties]

開講情報
3年次 前期 1単位 必修
担当教員
教授 土井 光暢    
備考
授業の目的と概要
 物性化学は、すでに履修した物理分析系科目を復習しながら、具体的な物質の物性や状態変化を算出できる技能の修得を目的とします。これによって、修得した知識のより深い理解と、高い計算能力の養成をめざします。
●一般目標(GIO)
 物質の状態および相互変換過程を物理化学的に理解するために必要な基本的知識と計算能力を修得する。
授業の方法
テキストやプリントを用いた講義形式で授業を行います。
●準備学習や授業に対する心構え
範囲が広く、計算も多いので、試験直前の勉強だけでは単位履修は不可能です。講義ごとの例題を一つずつ解きながら、理解度を深める努力を継続して下さい。
●オフィス・アワー 
時間:随時(平日) 場所:B棟4階・分子構造化学研究室
成績評価法
主に定期試験の結果で評価します。 
教科書
書名 著者名 出版社名
冊子・プリント配付
参考書
書名 著者名 出版社名
『物性物理化学-製剤学へのアプローチ-』 大島広行、半田哲朗 (編集) 南江堂
『現代薬学シリーズ9・物理化学』 宮崎利夫 (総編集) 朝倉書店
『わかりやすい化学計算』 島原健三、水林久雄 (共著) 三共出版
授業計画
項目 授業内容
1 熱力学計算(1) 仕事の単位をSI基本単位から誘導することができる。
2 熱力学計算(2) 代表的な過程(変化)における熱と仕事を計算できる。
3 熱力学計算(3) 代表的な物理変化、化学変化に伴うエントロピー変化を計算できる。
4 熱力学計算(4) 自由エネルギーの圧力と温度による変化を計算できる。
5 状態変化(1) Clausius-Clapeyronの式と相平衡について説明できる。
6 状態変化(2) 代表的な状態図(一成分系、二成分系)について説明できる。
7 固体の性質 固体の回折現象と熱分析について説明できる。
8 束一性 溶液の束一的性質について説明できる。
9 弱電解質 電離平衡と溶解平衡について説明できる。
10 反応速度(1) 0〜2次反応の反応速度について説明できる。
11 反応速度(2) Arrhenius式と代表的な複合反応の特徴について説明できる。
12 界面 界面における平衡と吸着平衡について説明できる。
13 まとめ
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生化学3  [Biochemistry 3]

開講情報
3年次 前期 1単位 必修
担当教員
教授 辻坊 裕    
備考
授業の目的と概要
 現代生物学の中に、遺伝現象を中心に生物を分子レベルで理解しようという学問が生まれた。それが分子生物学である。今日、分子生物学から派生した遺伝子工学は遺伝子診断、遺伝子治療およびクローン生物の創製を可能にした。このような状況の中で、分子生物学は、もはや一部の学生や研究者の独占物ではなく、現代生活になくてはならない教養の一つになろうとしている。したがって、医療の一端を担う薬学生にとって、分子生物学に関する基礎的知識の修得は、今後益々必要不可欠になることは明白である。
●一般目標(GIO)
 生命のプログラムである遺伝子を理解するために、核酸の構造、機能および代謝に関する基本的知識を修得する。
授業の方法
教科書を用いて、主に講義形式で授業を行う。
●準備学習や授業に対する心構え
講義の前後に予習・復習し、主体的に内容の理解に努めること。
●オフィス・アワー 
随時、B棟3階 微生物学研究室
成績評価法
1.定期試験(80点)、2.平常点(20点)配点内訳:出席および受講態度
教科書
書名 著者名 出版社名
『スタンダード薬学シリーズ・生物系薬学II』 市川 厚 他 東京化学同人
参考書
書名 著者名 出版社名
『レーニンジャーの新生化学 第3版』 山科邦男 (監修)、川嵜敏祐 (監訳) 廣川書店
授業計画
項目 授業内容
1 ヌクレオチドと核酸 核酸塩基の代謝(生合成と分解)を説明できる。
2 ヌクレオチドと核酸 DNAとRNAの構造について説明できる。
3 遺伝情報を担う分子 遺伝子発現に関するセントラルドグマについて説明できる。
4 遺伝情報を担う分子 DNA鎖とRNA鎖の類似点と相違点を説明できる。
5 遺伝情報を担う分子 ゲノムと遺伝子に関係および染色体の構造を説明できる。
6 遺伝情報を担う分子 遺伝子の構造に関する基本的用語を説明できる。
7 遺伝情報を担う分子 RNAの種類と働きについて説明できる。
8 転写と翻訳のメカニズム DNAからRNAへの転写について説明できる。
9 転写と翻訳のメカニズム 転写の調節について、例をあげて説明できる。
10 転写と翻訳のメカニズム RNAのプロセシングについて説明できる。
11 転写と翻訳のメカニズム RNAからタンパク質への翻訳の過程およびリボソームの構造と機能について説明できる。
12 遺伝子の複製・変異・修復 DNAの複製の過程について説明できる。
13 遺伝子の複製・変異・修復 遺伝子の変異および修復の過程について説明できる。
14 遺伝子多型 一塩基多型(SNP)が機能に及ぼす影響について説明できる。
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免疫学  [Immunology]

開講情報
3年次 前期 1単位 必修
担当教員
非常勤講師 武内 徹    
備考
授業の目的と概要
 免疫反応は自己成分と非自己成分とを認識して働く生体防御機構である。免疫反応にかかわる組織・細胞・分子、自己と非自己の認識機構、免疫応答の機構を学ぶことは、免疫反応を理解するだけでなく感染症、アレルギー、自己免疫疾患、腫瘍、臓器移植、妊娠・出産など生体に起こりうる生理的あるいは病的状態を理解する上で重要であり、さらにこれら制御する薬剤の開発において重要な基礎知識の一つである。
●一般目標(GIO)
 ヒト免疫反応を組織、細胞、分子レベルで理解し、これに基づく生体の異常を理解するために、免疫系および代表的な免疫関連疾患とその治療について基礎的知識を修得する。
授業の方法
スライドを用い講義を行い、授業の最後に講義内容が修得できたかを小テストで確認する。
●準備学習や授業に対する心構え
試験直前の勉強のみでは対処できないので、普段より目的意識を持って授業に積極的に参加することが望ましい。理解が足らない点は随時質問することが望ましい。
●オフィス・アワー 
授業終了後に講師室;メールによる質問
成績評価法
小テスト、定期試験等の筆記試験
教科書
書名 著者名 出版社名
『薬系 免疫学』 植田 正、前仲勝実  (編集) 南江堂
参考書
書名 著者名 出版社名
『基礎免疫学』 松島綱治、山田幸宏  (訳) エルゼビア・ジャパン
『免疫学最新イラストレイテッド』 小安重夫 (編集) 羊土社
『免疫学イラストマップ』 烏山 一  (編集) 羊土社
授業計画
項目 授業内容
1 免疫学概論 免疫に関与する組織・細胞を列挙し、その役割を説明できる。
2 抗原と抗体 抗原および抗体分子の種類・構造・役割を説明できる。
3 補体 補体の活性化経路と機能について説明できる。
4 自然免疫 自然免疫の特徴を理解し、食細胞が自然免疫で果たす役割を説明できる。
5 抗原提示 主要組織適合抗原複合体の構造と機能および抗原提示経路での役割について説明できる。
6 細胞性免疫 T細胞による抗原の認識および細胞性免疫について説明し、T細胞受容体の多様性を生み出す機構(遺伝子再構成)を概説できる。
7 液性免疫 液性免疫と免疫反応における細胞間ネットワークについて説明し、抗体分子の遺伝子再構成を概説できる。
8 サイトカイン 免疫にかかわる主なサイトカインとケモカインを挙げ、その作用を説明できる。
9 リンパ球の分化と成熟 免疫反応の特徴とクローン選択説を説明できる。
10 過敏症 アレルギーについて分類し、関与する細胞および反応機構を説明できる。
11 腫瘍と移植 腫瘍排除・臓器移植に関与する免疫反応について説明できる。
12 自己免疫疾患 代表的な自己免疫疾患を挙げ、その特徴・治療について説明できる。
13 免疫不全症 代表的な免疫不全症候群を挙げ、その特徴と成因について説明できる。
14 免疫と医薬品 免疫応答を調節する主な薬剤を挙げ、その特徴について説明できる。
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薬用天然物化学  [Chemistry of Natural Products]

開講情報
3年次 前期 1.5単位 必修
担当教員
准教授 谷口 雅彦    
備考
授業の目的と概要
 薬学の重要な役割の一つに病気の治療と予防を目的とする医薬品の創製がある。多くの医薬品の素材となるリード化合物は天然資源から発見、開発されたものである。「薬用天然物化学」では天然由来の医薬品の基原、作用、主要成分の化学構造と試験法および生合成を中心に解説を行う。
●一般目標(GIO)
 本授業では、自然界に存在する物質を医薬品として利用するために、代表的な天然物質の起源、特色、臨床応用および天然物質の含有成分の単離、構造、物性、生合成系などについての基本的知識を習得することを目的とする。
授業の方法
教科書を指定し、これに準じた講義を行い、必要に応じて追加説明をする。
●準備学習や授業に対する心構え
各授業ごとにこれまでの関連科目を含めて復習すること。また、各章終了ごとにレポートを提出していただく。
●オフィス・アワー 
随時、B棟5階 生薬科学研究室
成績評価法
定期試験(90%)、レポート(10%)等を考慮する。
教科書
書名 著者名 出版社名
『薬学生のための天然物化学テキスト』 高石喜久、馬場きみ江、本多義昭(編) 廣川書店
授業計画
項目 授業内容
1 天然物質の生合成 代表的な生薬成分を化学構造から分類し、それらの生合成経路を概説できる。
2 糖類 代表的な糖類の種類、構造、性質、役割を説明できる。
3 脂質
芳香族化合物(フェニルプロパノイド、クマリン)
代表的なポリケチドおよびフェニルプロパノイドの構造を生合成経路に基づいて説明し、その基原植物を挙げることができる。
4 芳香族化合物(リグナン、ネオリグナン、セスキリグナン、ジリグナン、リグニン、C6-C1化合物、クロモン、フタリド) 代表的なフェニルプロパノイドおよびポリケチドの構造を生合成経路に基づいて説明し、その基原植物を挙げることができる。
5 芳香族化合物(アントラキノン、アントロン、ナフトキノン、ベンゾキノン) 代表的なポリケチドの構造を生合成経路に基づいて説明し、その基原植物を挙げることができる。
6 芳香族化合物(フラボノイド、スチルベン) 代表的なフラボノイドの構造を生合成経路に基づいて説明し、その基原植物を挙げることができる。
7 芳香族化合物(タンニン、ジアリールヘプタイド、カンナビノイド) 代表的なフラボノイドの構造を生合成経路に基づいて説明し、その基原植物を挙げることができる。
8 テルペノイド、ステロイド(モノテルペン、セスキテルペン) 代表的なテルペノイドの構造を生合成経路に基づいて説明し、その基原植物を挙げることができる。
9 テルペノイド、ステロイド(ジテルペン、セスタテルペン、トリテルペンおよび関連サポニン) 代表的なテルペノイドの構造を生合成経路に基づいて説明し、その基原植物を挙げることができる。
10 テルペノイド、ステロイド(ステロイドおよび関連サポニン、強心配糖体、カロテノイド) 代表的なテルペノイドの構造を生合成経路に基づいて説明し、その基原植物を挙げることができる。
11 アルカロイド(オルニチン、リジン、ニコチン酸由来) 代表的なアルカロイドの構造を生合成経路に基づいて説明し、その基原植物を挙げることができる。
12 アルカロイド(チロシン、トリプトファン由来) 代表的なアルカロイドの構造を生合成経路に基づいて説明し、その基原植物を挙げることができる。
13 アルカロイド(アントラニル酸、ヒスチジン、アミノ酸転位反応由来、プリンアルカロイド、アミノ酸類) 代表的なアルカロイドの構造を生合成経路に基づいて説明し、その基原植物を挙げることができる。
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衛生薬学3  [Hygienic Sciences 3]

開講情報
3年次 前期 1.5単位 必修
担当教員
教授 天野 富美夫    
備考
授業の目的と概要
 「衛生薬学3」では、食品化学と食品衛生について講議を行う。とくに、健康を維持増進し、がんや生活習慣病にならないようにするためには、食品に対してどのような理解や注意が必要であるのか。また、食品の変質について学び、これを防止するための対策を理解するとともに、食中毒について深く考察する。さらに食品の安全を図り、科学的な根拠に基づいて新たな機能性食品や食品添加物を開発し、管理するためには、どのような方策や制度、法律が必要であるのか、について学ぶ。このほか、アレルギー、遺伝子組換え食品など、食品をめぐる様々な問題点について学び考察することを目標とする。
●一般目標(GIO)
 健康維持に必要な栄養を科学的に理解するために、栄養素、代謝、食品の安全性と衛生管理などに関する基本的知識と技能を修得する。
授業の方法
授業は、(1)講義、(2)講義に関連した研究や実験、社会的な話題等のトピックスの紹介とそれらに関する課題の提出とレポート、および(3)毎回の講義内容に関連した過去の薬剤師国家試験問題からなる小テスト、によって進める。さらに、糖、アミノ酸、脂質、核酸等の化合物の基本構造ならびにそれらの代謝を覚えるための訓練を行う。
●準備学習や授業に対する心構え
復習を中心にして学習すると効果が上がる。なお、日頃から食の安全や健康に理解と関心を持つように努めると、一層効果的である。また、話題性のあるテーマに関する参考書を随時紹介するので、それを読み、考えてレポート提出に備えることが望まれる。
●オフィス・アワー 
昼休み、教授室
成績評価法
毎回の小テストの結果、レポート内容、および本試験の結果を総合して行う。
教科書
書名 著者名 出版社名
『考える衛生薬学 第3版』 伊藤誉志男、鈴木和夫、平山晃久 (編著) 廣川書店
参考書
書名 著者名 出版社名
『食品衛生学 -「食の安全」の科学-』 菊川清見、那須正夫 (編著) 南江堂
『衛生薬学』 石井秀実、杉浦隆之 (編著) 朝倉書店
『国民衛生の動向 2007年』 (財)厚生統計協会 (財)厚生統計協会
未定(講義の中で紹介) 未定 未定
授業計画
項目 授業内容
1 三大栄養素について(総論) 栄養学の諸問題とそれを理解する上での生化学の重要性を理解し、三大栄養素の成分の種類とそれらの化学的特徴を考察する
2 三大栄養素(各論) 糖質、脂質、タンパク質についての栄養学的な価値と特徴を理解する
3 ビタミン、ミネラルなど ビタミンと補酵素、およびミネラルなど、微量元素の種類と役割を理解する
4 栄養素の利用とエネルギー代謝 栄養学的な各種の評価法、およびその基盤となるエネルギー代謝を学ぶ
5 日本人の食事摂取基準と食事による生活習慣病の予防 栄養統計と国民生活における健康の維持・増進について理解するとともに、生活習慣病の発症における食生活の役割を理解する
6 保健機能食品 食品の持つ生体調節機能を考察し、保健機能食品の種類・規格・用途などを理解する
7 食品成分の変質と保存 食品成分の変質について、その種類、特徴および予防法を理解する
8 食中毒(概論)および細菌性食中毒 わが国の食中毒の概要を知り、その対策を考える。また、細菌性食中毒について学び対策を考える
9 ウイルス性食中毒および自然毒による食中毒 ウイルス性食中毒および自然毒による食中毒について学び対策を考える
10 化学物質による食中毒およびマイコトキシンによる健康障害 化学物質による食中毒およびマイコトキシンによる健康障害について学び対策を考える
11 食品添加物(総論) 食品添加物の全体を理解し、その必要性、種類、法規制および現状の概略を理解する
12 食品添加物(各論) 食品添加物のそれぞれについて、化学構造、代謝、用途、作用機作などを理解する
13 遺伝子組換え食品と食物アレルギー 遺伝子組換え食品と食物アレルギーをめぐる諸問題を理解し、考察する
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応用分析学  [Official Methods for Drug Analysis]

開講情報
3年次 前期 1.5単位 必修
担当教員
教授 藤田 芳一    
備考
授業の目的と概要
 「応用分析学」では、「分析化学」、「機器分析学」で学んだ分析化学の基礎知識に基づいて、それらがいかに応用されているのかを理解するために、「日本薬局方」、「衛生試験法」などの公定書の各項目に記載されている定量法を中心に、化学・分析化学の基礎的事項を復習しながら、演習問題を多く取り入れつつ、解説・講述します。
●一般目標(GIO)
 日本薬局方収載医薬品等の定量法を理解する。
授業の方法
「日本薬局方」、「衛生試験法」などの公定書の分析法を適宜抜粋しながら、配付プリントを用いて解説する。毎講義時間の開始直後と終了直前に、基礎的事項やその日の講義の復習を兼ねた演習問題を課し、理解の助けとします。場合によっては、演習問題について何人かを指名し、板書等で解答してもらいます。
●準備学習や授業に対する心構え
化学、分析化学の基礎的知識を復習しておくこと。
●オフィス・アワー 
月曜日〜金曜日のお昼の休み時間、臨床化学研究室。
成績評価法
定期試験の成績の他、平常点、課題、出席などを総合的に評価します。 
教科書
書名 著者名 出版社名
日本薬局方要説 菊川清見・長坂達夫・伊奈郊二・加藤哲太 廣川書店
参考書
書名 著者名 出版社名
『日本薬局方解説書』 廣川書店
『衛生試験法解説書』 廣川書店、南山堂
授業計画
項目 授業内容
1 分析法概論1 化学反応と分析化学
2 分析法概論2 標準物質の意義と容量分析用標準液
3 日本薬局方医薬品分析1 容量分析法概論
4 日本薬局方医薬品分析2 容量分析法各論1 酸塩基滴定
5 日本薬局方医薬品分析3 容量分析法各論2 酸化還元滴定 
6 日本薬局方医薬品分析4 容量分析法各論3 酸化還元滴定
7 日本薬局方医薬品分析5 容量分析法各論4 キレート滴定
8 日本薬局方医薬品分析6 一般試験法1
9 日本薬局方医薬品分析7 一般試験法2
10 日本薬局方医薬品分析8 一般試験法3
11 日本薬局方医薬品分析9 機器分析法1
12 日本薬局方医薬品分析10 機器分析法2 
13 衛生試験法1 水質試験法1
14 衛生試験法2 水質試験法2
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基礎薬剤学  [Basic Pharmaceutics]

開講情報
3年次 前期 1.5単位 必修
担当教員
講師 岩永 一範    
備考
授業の目的と概要
 薬物は通常、原末のままで用いられるのではなく、様々な添加物と共に錠剤、カプセル剤等のような「製剤」としてヒトに投与される。その製剤は主薬がより効果的に薬理作用を発揮し、かつ安全な治療が行われるように設計されている。このような製剤の開発についての領域を取り扱うのが「製剤学」であるが、その背景には様々な物理化学的な理論が存在し、これらの理論が合理的に応用されている。「基礎薬剤学」では、この製剤学を学ぶのに必要不可欠である粉体の性質、薬物の溶解や分散等に関連する物理化学的な知識を修得することを目的とする。
●一般目標(GIO)
 薬物と製剤材料の性質を理解し、応用するために、それらの物性に関する基本的知識を身につける。
授業の方法
教科書及びプリントを使用して講義を行うが、適宜パワーポイントを用いて説明を行う。
●準備学習や授業に対する心構え
授業に臨むにあたり特別な準備は必要ありませんが、疑問点は後日まで残さないように努めて下さい。
●オフィス・アワー
講義、会議で不在の場合以外は随時、平日の午後5時以降、B棟2階薬剤学研究室
成績評価法
出席および試験により評価を行う。
教科書
書名 著者名 出版社名
『わかりやすい物理薬剤学 第4版』 辻 彰、河島 進 (編) 廣川書店
参考書
書名 著者名 出版社名
『新薬剤学』 辻 彰 (編) 南江堂
授業計画
項目 授業内容
1 総論
固形製剤に関連する物理化学的性質1
薬剤学、製剤学及び物理薬剤学の概要及び関連性について述べる。
粉体の性質について説明できる。
2 固形製剤に関連する物理化学的性質2 粉体の性質について説明できる。
3 固形製剤に関連する物理化学的性質3 粉体の性質について説明できる。
4 固形製剤に関連する物理化学的性質4 拡散および溶解速度について説明できる。
溶液の濃度と性質について説明できる。
物質の溶解とその速度について説明できる。
物質の溶解に対して酸・塩基反応が果たす役割を説明できる。
5 固形製剤に関連する物理化学的性質5 溶液の濃度と性質について説明できる。
物質の溶解とその速度について説明できる。
物質の溶解に対して酸・塩基反応が果たす役割を説明できる。
6 固形製剤に関連する物理化学的性質6 溶液の濃度と性質について説明できる。
物質の溶解とその速度について説明できる。
物質の溶解に対して酸・塩基反応が果たす役割を説明できる。
7 固形製剤に関連する物理化学的性質のまとめ 固形製剤に関連する物理化学的性質のまとめ
8 液体製剤に関連する物理化学的性質1
界面の性質について説明できる。
代表的な界面活性剤の種類と性質について説明できる。
9 液体製剤に関連する物理化学的性質2 乳剤の型と性質について説明できる。
代表的な分散系を列挙し、その性質について説明できる。
沈降現象について説明できる。
分散粒子の沈降現象について説明できる。
10 半固形製剤に関連する物理化学的性質1 流動と変形(レオロジー)の概念を理解し、代表的なモデルについて説明できる。
流動現象および粘度について説明できる。
11 半固形製剤に関連する物理化学的性質2
流動と変形(レオロジー)の概念を理解し、代表的なモデルについて説明できる。
製剤分野で汎用される高分子の物性について説明できる。
12 医薬品の安定性に関する理論1 反応次数と速度定数に付いて説明できる。
微分型速度式を積分型速度式に変換できる。
代表的な複合反応の特徴について説明できる。
13 医薬品の安定性に関する理論2
液体製剤,半固形製剤に関する物理化学的性質及び医薬品の安定性に関する理論のまとめ
反応速度と温度との関係を説明できる。
代表的な触媒反応について説明できる。
薬物と製剤材料の安定性に影響する要因、安定化法を列挙し、説明できる。
液体製剤,半固形製剤に関する物理化学的性質及び医薬品の安定性に関する理論のまとめ。
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病態生理学2  [Pathophysiology 2]

開講情報
3年次 前期 1.5単位 必修
担当教員
教授 藤田 芳一    
備考
授業の目的と概要
 「病態生理学1」に引き続き行う講義ですので、両者の目的、方針に関して基本的に異なる点はありません。6大病変のうち、先天異常、炎症、腫瘍を中心にそれらと関連する個々の疾患の発症メカニズム・経過について、機能形態学、生化学、免疫学、薬理学などと関連させながら具体的に解説していきます。
●一般目標(GIO)
 疾患・病態の発症メカニズム、経過を理解する。
授業の方法
教科書と配布プリントを中心に講述します。必要な場合にはビデオ等も使用します。また、毎講義時間の終了直前に、その日の講義の復習を兼ねた演習問題をし、理解の助けとします。
●準備学習や授業に対する心構え
疾患・病態に興味を持つこと。
●オフィス・アワー 
月曜日〜金曜日のお昼の休み時間、臨床化学研究室。
成績評価法
定期試験の他、平常点、課題レポートなどを総合的に評価します。 
教科書
書名 著者名 出版社名
『系統看護学講座 専門基礎[4] 病理学』 坂本穆彦 (編) 医学書院
参考書
書名 著者名 出版社名
『よくわかる病気のしくみ』 北岡建樹 南山堂
『カラーで学べる病理学』 渡辺輝男 廣川書店
授業計画
項目 授業内容
1 先天異常1 1)遺伝子病
2)配偶子病
3)胎芽病
4)胎児病
2 先天異常2 5)先天異常に伴う症候とそのメカニズムその1 
先天性代謝異症、貧血
3 先天異常3 5)先天異常に伴う症候とそのメカニズムその2
黄疸、出血傾向、先天性心疾患
4 炎症1 1)TORCH症候群と感染症
2)性感染症 
3)ズーノーシス
5 炎症2 4)炎症の徴候
5)炎症の原因
6)炎症の経過
7)炎症と化学伝達物質
6 炎症3 8)炎症の分類と関連疾患 その2
7 炎症4 9)炎症の分類と関連疾患 その3
8 炎症5 10)アレルギーの分類と関連疾患
11)免疫と自己免疫疾患
12)膠原病
9 腫瘍1 1)腫瘍の定義
2)悪性腫瘍と良性腫瘍
10 腫瘍2 3)悪性腫瘍の転移様式
4)宿主に及ぼす腫瘍の影響
11 腫瘍3 5)悪性腫瘍の原因
6)発癌のメカニズム
7)癌遺伝子と癌抑制遺伝子
12 腫瘍4 8)癌の診断と腫瘍マーカー
9)悪性腫瘍各論
13 感覚器疾患1 1)白内障と緑内障
2)その他の眼疾患
14 感覚器疾患2 3)難聴
4)中耳炎
5)メニエール症候群
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薬理学2  [Pharmacology 2]

開講情報
3年次 前期 1.5単位 必修
担当教員
教授 松村 靖夫    
備考
授業の目的と概要
 各種疾患の治療において薬物療法は欠くことのできない手段である。薬理学とは医薬品の生体に及ぼす作用を調べる学問である。すなわち、医薬品の有効性、安全性、生体内動態などを幅広く理解することが要求される。本講義では、生化学、生理学(機能形態学)などの基礎知識と「薬理学1」において習得した薬理学の基礎をふまえて、循環器系その他の作用薬がどのようなしくみで生体に作用するかについて理解を深めることを目的とする。同時に各薬物に関する臨床的用途や有害作用についても学ぶ。
●一般目標(GIO)
 オータコイドに関する基本的知識を修得した上で、循環器系、腎、血液・造血器系に作用する薬物の作用機序、薬理作用、臨床応用に関する知識を理解する事を目的とする。
授業の方法
主として教科書に沿って講義を進めるが、必要に応じてプリントなどを配付する。臨床的有用性の点で、より優れた新薬の開発が日進月歩のごとく行われているので、そのような観点からの話題も提供したい。
●準備学習や授業に対する心構え
毎回、新たな知識の理解が要求される。また理解するべき薬物も極めて多岐にわたっているので、予習・復習の作業は必須である。
●オフィス・アワー 昼休み、場所:教授室
成績評価法
原則として定期試験の成績により評価する。定期試験では、講義出席の状況も加味する。
教科書
書名 著者名 出版社名
『NEW薬理学(改訂第5版)』 田中千賀子 他 南江堂
参考書
書名 著者名 出版社名
『疾患別薬理学(第4版)』 森本史郎 他 廣川書店
『新薬理学テキスト』 松村靖夫 他 廣川書店
授業計画
項目 授業内容
1 オータコイド1 ヒスタミン、セロトニン、生理活性ペプチドと関連薬物について説明できる
2 オータコイド2 一酸化窒素、エイコサノイドと関連薬物について説明できる
3 循環器系作用薬1 心血管系の機能について説明できる
4 循環器系作用薬2 心不全治療薬の薬理作用、機序、臨床適用と副作用について説明できる
5 循環器系作用薬3 抗不整脈薬の薬理作用、機序、臨床適用と副作用について説明できる
6 循環器系作用薬4 虚血性心疾患治療薬の薬理作用、機序、臨床適用と副作用について説明できる
7 循環器系作用薬5 高血圧治療薬の薬理作用、機序、臨床適用と副作用について説明できる-その1
8 循環器系作用薬6 高血圧治療薬の薬理作用、機序、臨床適用と副作用について説明できる-その2
9 腎臓に作用する薬物1 腎機能調節機構について説明できる
10 腎臓に作用する薬物2 利尿薬の薬理作用、機序、臨床適用と副作用について説明できる
11 血液・造血器系に作用する薬物1 止血薬の薬理作用、機序、臨床適用と副作用について説明できる
12 血液・造血器系に作用する薬物2 抗血栓薬の薬理作用、機序、臨床適用と副作用について説明できる
13 血液・造血器系に作用する薬物3 造血薬の薬理作用、機序、臨床適用と副作用について説明できる
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薬物動態学1  [Biopharmaceutics and Relevant Pharmacokinetics 1]

開講情報
3年次 前期 1.5単位 必修
担当教員
教授 掛見 正郎    
備考
授業の目的と概要
 医薬品が生体にとって最も好ましい形状で適用され、その医薬品の持つ効力が最大限に活用されるよう投与方法と投与剤形を考究する領域を「薬剤学」という。この薬剤学の領域は、薬物を製剤化するための物性を研究する「物理薬剤学」、「製剤工学」、新しい投与経路を含め投与剤形を考究する「剤形設計学(製剤学)」、薬物が生体に投与されてから体外に排泄されるまでの薬物の動き、すなわち薬物の吸収(Absorption)、分布(Distribution)、代謝(Metabolism)、排泄(Excretion)、およびそれらの速度論的過程(Pharmacokinetics)を取り扱う狭義の「薬物動態学」、処方箋にしたがって薬剤を調製する「医療薬剤学(調剤学)」、患者に交付する際の服薬指導や患者個々に合わせた投与計画の設定など医療現場との接点を司る「臨床薬剤学」など、極めて広範囲に及んでいる。これらのうち、薬物動態学はすべての薬剤学の基礎としてとりわけ重要である。「薬物動態学1」では、これらの領域のうち吸収と分布について講義する。
●一般目標(GIO) 
(1)医薬品の作用する過程を理解するために、代表的な薬物の作用、作用機序、および体内での運命に関する基本的知識と態度を修得し、それらを応用する基本的技能を身につける。
(2)作用部位に達した薬物の量と作用により薬効が決まることを理解するために、薬物の生体内における動きと作用に関する基本的知識、技能、態度を修得する。
(3)薬物の生体内運命を理解するために、吸収、分布、代謝、排泄の過程に関する基本的知識とそれらを解析するための基本的技能を修得する。
●到達目標(SBOs) 
1)薬物の体内動態(吸収、分布、代謝、排泄)と薬効発現の関わりについて説明できる。
2)薬物の代表的な投与方法(剤形、投与経路)を列挙し、その意義を説明できる。
3)経口投与された製剤が吸収されるまでに受ける変化(崩壊、分散、溶解など)を説明できる。
4)薬物の生体内分布における循環系の重要性を説明できる。
【吸収】
1)薬物の主な吸収部位を列挙できる。
2)消化管の構造、機能と薬物吸収の関係を説明できる。
3)受動拡散(単純拡散)、促進拡散の特徴を説明できる。
4)能動輸送の特徴を説明できる。
5)非経口投与後の薬物吸収について部位別に説明できる。
6)薬物の吸収に影響する因子を列挙し説明できる。
【分布】
1)薬物が生体内に取り込まれた後、組織間で濃度差が生じる要因を説明できる。
2)薬物の脳への移行について、その機構と血液-脳関門の意義を説明できる。
3)薬物の胎児への移行について、その機構と血液‐胎盤関門の意義を説明できる。
4)薬物の体液中での存在状態(血漿タンパク結合など)を組織への移行と関連づけて説明できる。
5)薬物分布の変動要因(血流量、タンパク結合性、分布容積など)について説明できる。
6)分布容積が著しく大きい代表的な薬物を列挙できる。
7)代表的な薬物のタンパク結合能を測定できる。(技能)
授業の方法
授業は板書を中心に行い、教科書は授業内容の確認のために使用するのが原則である。その他プリントを配付したり、パワーポイントを用いて適宜教科書を補足することがある。
●準備学習や授業に対する心構え

●オフィス・アワー 
随時
成績評価法
あくまでも試験の成績によって評価する。薬物動態学は薬剤師国家試験の中心教科の一つであるので、「どこまで理解できたか」の結果が重要である。
教科書
書名 著者名 出版社名
『広義 薬物動態学』 掛見正郎(編) 京都廣川書店
授業計画
項目 授業内容
1 薬物動態学概説 薬物の体内動態(吸収、分布、代謝、排泄)と薬効発現の関わりについて説明できる。
薬物の代表的な投与方法(剤形、投与経路)を列挙し、その意義を説明できる。
経口投与された製剤が吸収されるまでに受ける変化(崩壊、分散、溶解など)を説明できる。
薬物の生体内分布における循環系の重要性を説明できる。具体的には、薬物動態学の領域、生体の構造と薬物の吸収・分布・代謝・排泄(ADME)、投与剤形と吸収経路
2 薬物の吸収(1) 薬物の主な吸収部位を列挙できる。
消化管の構造、機能と薬物吸収の関係を説明できる。
受動拡散(単純拡散)、促進拡散の特徴を説明できる。
具体的には、吸収の総論:生体膜の構造、膜透過機構(受動拡散、能動輸送、膜動輸送)、pH分配仮説
3 薬物の吸収(2) 能動輸送の特徴を説明できる。
具体的には、AM、BMでの薬物輸送機構、一次性能動輸送、二次性能動輸送、促進拡散、エンドサイトーシスについて解説する。
4 薬物の吸収(3) 能動輸送の特徴を説明できる。
具体的には、SLCトランスポーター、ABCトランスポーターの役割について解説する。
5 薬物の吸収(4) 薬物の吸収に影響する因子を列挙し説明できる。
具体的には、各種投与製剤からの吸収(1)
enteral route(消化管、口腔粘膜、直腸)からの吸収、吸収に影響する因子、肝初回通過効果
6 薬物の吸収(5) 非経口投与後の薬物吸収について部位別に説明できる。
具体的には、各種投与製剤からの吸収(2)
parenteral route(眼、鼻、皮膚、膣、尿道、肺その他)からの吸収、吸収に影響する因子
7 薬物の吸収(6) 薬物の吸収に影響する因子を列挙し説明できる。
具体的には、薬物吸収に関する相互作用、P−糖たんぱくの影響などを解説する。
8 薬物の吸収(7) 薬物の吸収に影響する因子を列挙し説明できる。
具体的には、薬物の吸収実験法(in vitro, in vivo, in situ)について解説する。
9 薬物の分布(1) 薬物が生体内に取り込まれた後、組織間で濃度差が生じる要因を説明できる。
薬物の脳への移行について、その機構と血液-脳関門の意義を説明できる。
薬物の胎児への移行について、その機構と血液‐胎盤関門の意義を説明できる。
具体的には、薬物分布の定義、分布に影響する因子、薬物の脳脊髄への移行(血液脳関門BBB、血液脳脊髄関門BCSFB)、薬物の胎児への移行(血液胎盤関門)、リンパ移行、組織移行、脂肪組織その他への蓄積
10 薬物の分布(2) 薬物の体液中での存在状態(血漿タンパク結合など)を組織への移行と関連づけて説明できる。
薬物分布の変動要因(血流量、タンパク結合性、分布容積など)について説明できる。
具体的には、薬物の血漿中たんぱく(血漿アルブミン、α 1 酸性糖タンパク、グロブリン)との結合、薬物の組織結合
11 薬物の分布(3) 薬物の体液中での存在状態(血漿タンパク結合など)を組織への移行と関連づけて説明できる。
薬物分布の変動要因(血流量、タンパク結合性、分布容積など)について説明できる。
分布容積が著しく大きい代表的な薬物を列挙できる。
具体的には、薬物と血漿アルブミンとの結合サイト(サイトI、II、III)と相互作用(たんぱく結合の置換現象)、分布容積の概念、分布容積の算定法
12 薬物の分布(4) 代表的な薬物のタンパク結合能を測定できる。(技能)
具体的には、薬物のたんぱく結合の数式的な取扱い、各種プロット法(逆数プロット、スキャッチャードプロット)、血漿中タンパク結合率の測定法
13 薬物の分布(5) 薬物の生体内分布における循環系の重要性を説明できる。具体的には、薬物の血漿中たんぱく結合の臨床的な意味を解説する。
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有機化学実習  [Practice in Organic Chemistry]

開講情報
3年次 前期 1単位 必修(☆印は担当代表者)
担当教員
☆ 教授 浦田 秀仁 教授 春沢 信哉 講師 和田 俊一
備考
授業の目的と概要
 「有機化学1〜4」で学ぶ反応のうち、比較的高度な技術を要するGrignard反応など、代表的な反応を題材に取り上げ、特に安全面や環境面に配慮しながら、実験器具の使用法など有機化学実験の基本操作法について学ぶ。同時に、単離した反応生成物の各種スペクトルについて考察する。通常の講義ではほとんど学習対象としない『反応混合物から目的化合物を取り出す精製・単離過程』は、有機化合物の性質を考え・知る上で重要である。こうした『過程』を実際に体験し、有機化学の理論を見つめ直す機会としてもらいたい。
●一般目標(GIO)
 本実習では、有機化合物の性質および官能基の反応性を理解するために、合成反応および反応物の単離・精製と構造確認に関する基本的知識・技能を修得することを目的とする。
●到達目標(SBOs)
授業計画の中に示したSBO以外にも以下のSBOが含まれる
・官能基の性質を利用した分離精製を実施できる
・代表的な官能基を他の官能基に変換できる
・代表的な官能基選択的反応を列挙し、その機構と応用例について説明できる
・反応廃液を適切に処理する
・代表的化合物の部分構造を1H NMRから決定できる
・IRスペクトル上の基本的な官能基の特性吸収を列挙し、帰属することができる
授業の方法
実習講義による概略説明ののち、原則として3人1組で実験を行う。
●準備学習や授業に対する心構え
「有機化学実習」では、危険を伴う試薬や操作が少なくないため、注意をよく聞き・実行するという姿勢が重要である。安全確保の観点から、本実習では保護メガネの着用を義務づける。
●オフィス・アワー 
講義・会議等で不在の場合以外は随時。
B棟6階 機能分子創製化学研究室
B棟6階 薬品合成化学研究室
成績評価法
筆記試験(70点)および実習レポート(30点)により評価する。
教科書
書名 著者名 出版社名
有機化学実習テキスト(実習初日に配布する)
参考書
書名 著者名 出版社名
『ソロモンの新有機化学 第9版上下巻』 池田正澄、上西潤一、奥山 格、花房昭静(監訳) 廣川書店
『有機薬品製造化学 第4版』 栗原拓史、内藤猛章 (編集) 廣川書店
『第7版 実験を安全に行うために』 化学同人編集部 化学同人
『第3版 続 実験を安全におこなうために』 化学同人編集部 化学同人
授業計画
項目 授業内容
1 実習講義 「有機化学実習」の目的と内容および実験器具の取り扱いについて
2 NaBH4による還元反応 アルコールの代表的な合成法について説明できる
3 Wittig-Horner反応 アルデヒド類およびケトン類の性質と、代表的な求核付加反応を列挙し、説明できる
4 Diels-Alder反応 Diels-Alder反応の特徴を具体例を用いて説明できる
phthalic Anhydrideの合成
5 Fisherのエステル化 カルボン酸誘導体(エステル)の代表的な合成法について説明できる
6 Grignard反応 代表的な炭素-炭素結合生成反応(Grignard反応)について説明できる
7 求電子置換反応 芳香族化合物の求電子置換反応の機構を説明できる
8 実習試験
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生物科学実習  [Practice in Biological Sciences]

開講情報
3年次 前期 1単位 必修(☆印は担当代表者)
担当教員
☆ 教授 辻坊 裕 准教授 井上 晴嗣 講師 宮本 勝城
講師 藤井 忍 講師 藤森 功  
備考
授業の目的と概要
 生物科学の基本的内容について、実験を通じて理解を深めることを目的とする。「生物学実習」では生体および細胞の構造と機能に関する実習を行ったが、「生物科学実習」では生体および細胞を構成する基本的分子(糖・脂質・タンパク質・核酸)の構造と機能を理解し、生命現象を分子レベルで理解するための基本概念を修得する。 
●一般目標(GIO)
 生命体の成り立ちを分子レベルで理解するために、細胞の生命活動を担う分子(糖・脂質・タンパク質・核酸)の構造と機能に関する知識を修得し、それらを取り扱う基本的技能を身につける。
授業の方法
講義および実験
●準備学習や授業に対する心構え
実習の前後に予習・復習し、主体的に内容の理解に努めること。
●オフィス・アワー 
随時
成績評価法
1.実習試験(40点)、2.レポート(30点)、3.平常点(30点)配点内訳:出席および実習態度
教科書
書名 著者名 出版社名
実習テキストを使用する(実習初日に配付する)。
参考書
書名 著者名 出版社名
『レーニンジャーの新生化学(上)第4版』 D.L.Nelson 他 (著) 、山科郁夫 (監修)、川嵜敏祐 (編集) 廣川書店
『生物系薬学II 生命をミクロに理解する』 市川 厚 他 東京化学同人
授業計画
項目 授業内容
1 実習講義 実習内容の概要について説明できる。
2 生体成分の定量 血清中のタンパク質、グルコース、およびコレステロール含量を定量することができる。
3 タンパク質の精製とSDS電気泳動 卵白タンパク質をイオン交換クロマトグラフィーにより分離し、分離した試料、血清、唾液のSDS電気泳動を実施できる。
4 酵素反応速度論 酸性フォスファターゼの酵素反応速度を測定し、ミカエリス定数と最大速度を求めることができる。
5 目的遺伝子のクローニング プラスミドベクターを用いて目的遺伝子のクローニングを実施できる。
6 形質転換株の選択および培養 形質転換株を選択し、培養することができる。
7 プラスミドの精製 形質転換株からプラスミドを精製し、制限酵素地図を作製することができる。
8 目的遺伝子の塩基配列の決定および解析 目的遺伝子の塩基配列を決定し、データベース(BLAST)を用いて解析することができる。
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応用放射化学  [Applied Radiochemistry]

開講情報
3年次 前期 1単位 選択
担当教員
准教授 大桃 善朗    
備考
授業の目的と概要
 医療の高度化は着実に進んでいるが、中でもX線CT、MRI、PET、SPECT、内視鏡などの画像診断法の進歩には著しいものがある。放射線や放射性医薬品は、これらの画像診断法において不可欠であり、高精度で的確かつ早期に病気の診断を下すために決定的な役割をはたしている。また、各種放射線が癌の治療に用いられており、外科的療法、化学療法と並んで重要な地位を占めている。
 一方で放射線は、被曝による放射線障害をもたらす危険性を併せ持っている。したがって、ラジオアイソトープおよび放射線の利用にあたっては、放射線障害というリスクを最小限に抑え、利用によって得られるメリットを最大限に活かすことが肝要である。
●一般目標(GIO)
 「応用放射化学」では、2年次後期科目「放射化学」で学んだラジオアイソトープおよび放射線に関する基礎知識をベースに、放射線の現代医療における重要性とリスク、そして、画像診断法の基礎を正しく理解することを目標とする。
授業の方法
教科書、資料を用いて講述し、さらに、薬剤師国家試験問題演習および解説を行う。
●準備学習や授業に対する心構え
講義内容を正しく理解するために、毎回きちんと出席し、ノートをとりながら集中して受講すること。また、予習、復習など不断の努力が必要である。
●オフィス・アワー
時間:講義、会議などで不在以外の場合は随時 
場所:研究棟2階生体機能診断学研究室
成績評価法
定期試験、授業への出席状況、レポート、および小テスト等をもとに総合的に判断して評価する。
教科書
書名 著者名 出版社名
『NEW放射化学・放射薬品学』 佐治英郎、関 興一 編 廣川書店
授業計画
項目 授業内容
1 放射線と生体 放射線の生体へおよぼす作用について説明できる。
2 放射線と生体 放射線障害発生のメカニズムについて説明できる。
3 放射線と生体 放射線の遺伝的影響について説明できる。
4 放射線と生体 放射線障害の防止方法について説明できる。
5 画像診断法概論 おもな臨床画像診断法について説明できる。
6 画像診断法各論 単純X線検査、X線CT、MRI、超音波検査、内視鏡検査について説明できる。
7 画像診断法各論 核医学(PET、SPECT)画像診断法について説明できる。
8 造影剤 一般造影剤と画像診断について説明できる。
9 放射性医薬品 放射性医薬品とPET診断について説明できる。
10 放射性医薬品 放射性医薬品とSPECT診断について説明できる。
11 放射性医薬品 放射性医薬品とその管理、取り扱いに関する基準、制度について説明できる。
12 放射性医薬品 放射性医薬品の製造について説明できる。
13 放射線療法 癌の放射線療法について説明できる。
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