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コミュニティファーマシー  [Community Pharmacy]

開講情報
4年次 後期 薬学科:1.5単位 必修
担当教員
准教授 恩田 光子    
備考
授業の目的と概要
 本科目における講義は、「実務実習モデル・コアカリキュラム」のうちの「実務実習事前学習」で示されている講義項目の一部を構成する。日本の社会保障制度や国民医療費の動向などを理解した上で、地域における薬局の役割や具体的な業務内容を考究するとともに、コミュニケーションに関する資質向上をめざす。
●一般目標(GIO)
@公平で質の高い医療を受ける患者の権利を保障するしくみを理解するために、社会保障制度と薬剤経済の基本的知識を修得する。
A医療経済・薬業経済に関する意識・知識を高める。
Bコミュニティファーマシー(地域薬局)のあり方と業務を理解するために、薬局の役割や業務内容、医薬分業の意義、セルフメディケーションに関する基本的知識と、それらを活用するための基本的態度を修得する。
授業の方法
テキストと適時配付するプリントに沿って講義する。また、実務経験豊富な学外講師を招聘した講義を適宜展開する。
●準備学習や授業に対する心構え
網羅すべき範囲に比べ、講義時間が限られているため、講義中に十分説明できなかった部分や確認しておくよう指示した事項については、教科書や資料を用いて自習に努めること。
●オフィス・アワー 
随時(B棟3階 臨床実践薬学第二研究室)
成績評価法
定期試験80%、平常点20%(出席状況および毎回の講義終了時に行う確認テスト)に基づいて評価する。
教科書
書名 著者名 出版社名
『薬学生のための薬剤経済学』 恩田光子 他 廣川書店
『薬局管理の基本2』 上村直樹 他 羊土社
授業計画
項目 授業内容
1 社会保障制度 @日本における社会保障制度のしくみ
A社会保障制度の中での医療保険制度の役割
B医療保険の成り立ちと現状
C医療保険の種類・しくみ
D高齢者医療保健制度
2 国民医療費・薬剤経済 @国民医療費の動向
A医療費の内訳
B保険医療と薬価制度の関連
3 医薬分業 @医薬分業の歴史
A医薬分業の現状と将来展望
Bかかりつけ薬局の意義
4 薬局及び薬剤師と倫理 @薬局の形態及び業務運営ガイドライン
A薬剤師に関わる倫理規定
 薬局開設・薬局調剤・守秘義務等に関する規定、薬局開設者と管理薬剤師の役割と遵守事項 等
5 保険調剤 @健康保険法、国民健康保険法の概要
A保険薬剤師療養担当規則及び保険医療養担当規則
B保険薬局と保険調剤
6 薬局薬剤師の報酬を考える @調剤報酬体系および調剤報酬明細書(レセプト)
7 地域薬局の役割 @薬局マネジメントの基礎知識
A在宅医療及び居宅介護における薬局と薬剤師の役割
B介護保険制度のしくみ
C学校薬剤師
D休日/夜間体制、教育活動、災害時活動
8 薬局マネジメント @今後の薬局マネジメントの方向性
A薬局薬剤師の職能拡大に求められる資質とは
9 医薬品管理 @医薬品流通
A薬局における在庫管理、品質管理
B薬局製剤の意義
10 情報管理とコミュニケーション @患者情報、医薬品情報等の収集・管理
A服薬指導の法的・倫理的・科学的根拠とその意義
B薬歴管理の意義とその概要
C患者さんとのコミュニケーション
Dチーム医療とコミュニケーション
11 リスクマネジメント @「医療安全」の考え方
A薬剤師業務での事故事例とその原因
B特に注意を要する薬剤
12 セルフメディケーション(1) @地域住民のセルフメディケーションのために薬剤師が果たす役割
Aおもな一般用医薬品とその使用目的
13 セルフメディケーション(2) 漢方薬、生活改善薬、サプリメント、保健機能食品について
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