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分子設計学  [Molecular Design]

開講情報
4年次 後期 薬科学科:1.5単位 必修
担当教員
准教授 友尾 幸司    
備考
授業の目的と概要
 DNAの遺伝情報を基にしてつくられるタンパク質は、生体内では数万種類に及ぶ。これらの中で多くのものは、代謝反応や免疫反応、エネルギー変換やシグナル伝達など様々な生命機能を担い、機能性タンパク質と呼ばれている。機能性タンパク質の働きは、人が創り出すものよりも遙かに特異的で高い活性を有する。本講義では、機能性タンパク質の構造と機能を理解すると共に、生体機能の解明や疾病の治療薬の開発を目指したタンパク質の分子設計を学ぶ。
●一般目標(GIO)
 分子設計の科学的な考え方を理解するために、標的生体分子との相互作用および基盤となるサイエンスと技術に関する基本的知識と技能を修得する。
授業の方法
プリントおよびプロジェクターを用いて、講義形式で行う
●準備学習や授業に対する心構え
講義内容を充分修得するために、復習を欠かさず行うこと。
●オフィス・アワー 
講義、実習、会議以外は随時。B棟4階 薬品物理化学研究室
成績評価法
定期試験、出席状況や受講態度などの平常点、課題などを総合的に評価します。
参考書
書名 著者名 出版社名
『タンパク質の分子設計』 後藤祐児、谷澤克行 (編) 共立出版
授業計画
項目 授業内容
1 タンパク質の構造と機能(1) タンパク質の立体構造を規定する因子(疎水性相互作用、静電相互作用、水素結合など)について、具体例を用いて説明できる
2 タンパク質の構造と機能(2) タンパク質の折りたたみ過程について概説できる
3 タンパク質の構造と機能(3) 酵素や抗体などの構造と機能について説明できる
4 タンパク質の構造と機能(4) 機能解析のための立体構造データベースの利用法について概説できる
5 酵素の立体構造と触媒機構(1) 酵素触媒反応の原理について説明できる
6 酵素の立体構造と触媒機構(2) 酵素触媒反応と立体構造の関係について説明できる
7 酵素の立体構造と触媒機構(3) 酵素的ラジカル触媒反応について説明できる
8 酵素の立体構造と触媒機構(4) 極限環境生物の酵素の働きについて説明できる
9 プロテインスプライシング タンパク質の自己触媒的な切断・再結合反応について説明できる
10 タンパク質の分子設計(1) タンパク質のデノボデザインについて説明できる
11 タンパク質の分子設計(2) タンパク質の分子進化と遺伝子変異について説明できる
12 タンパク質の分子設計(3) 酵素の基質特異性の改変について説明できる
13 タンパク質の分子設計(4) 抗体を用いた分子設計について説明できる
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