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生化学3  [Biochemistry 3]

開講情報
3年次 前期 1単位 必修
担当教員
教授 辻坊 裕    
備考
授業の目的と概要
 現代生物学の中に、遺伝現象を中心に生物を分子レベルで理解しようという学問が生まれた。それが分子生物学である。今日、分子生物学から派生した遺伝子工学は遺伝子診断、遺伝子治療およびクローン生物の創製を可能にした。このような状況の中で、分子生物学は、もはや一部の学生や研究者の独占物ではなく、現代生活になくてはならない教養の一つになろうとしている。したがって、医療の一端を担う薬学生にとって、分子生物学に関する基礎的知識の修得は、今後益々必要不可欠になることは明白である。
●一般目標(GIO)
 生命のプログラムである遺伝子を理解するために、核酸の構造、機能および代謝に関する基本的知識を修得する。
授業の方法
教科書を用いて、主に講義形式で授業を行う。
●準備学習や授業に対する心構え
講義の前後に予習・復習し、主体的に内容の理解に努めること。
●オフィス・アワー 
随時、B棟3階 微生物学研究室
成績評価法
1.定期試験(80点)、2.平常点(20点)配点内訳:出席および受講態度
教科書
書名 著者名 出版社名
『スタンダード薬学シリーズ・生物系薬学II』 市川 厚 他 東京化学同人
参考書
書名 著者名 出版社名
『レーニンジャーの新生化学 第3版』 山科邦男 (監修)、川嵜敏祐 (監訳) 廣川書店
授業計画
項目 授業内容
1 ヌクレオチドと核酸 核酸塩基の代謝(生合成と分解)を説明できる。
2 ヌクレオチドと核酸 DNAとRNAの構造について説明できる。
3 遺伝情報を担う分子 遺伝子発現に関するセントラルドグマについて説明できる。
4 遺伝情報を担う分子 DNA鎖とRNA鎖の類似点と相違点を説明できる。
5 遺伝情報を担う分子 ゲノムと遺伝子に関係および染色体の構造を説明できる。
6 遺伝情報を担う分子 遺伝子の構造に関する基本的用語を説明できる。
7 遺伝情報を担う分子 RNAの種類と働きについて説明できる。
8 転写と翻訳のメカニズム DNAからRNAへの転写について説明できる。
9 転写と翻訳のメカニズム 転写の調節について、例をあげて説明できる。
10 転写と翻訳のメカニズム RNAのプロセシングについて説明できる。
11 転写と翻訳のメカニズム RNAからタンパク質への翻訳の過程およびリボソームの構造と機能について説明できる。
12 遺伝子の複製・変異・修復 DNAの複製の過程について説明できる。
13 遺伝子の複製・変異・修復 遺伝子の変異および修復の過程について説明できる。
14 遺伝子多型 一塩基多型(SNP)が機能に及ぼす影響について説明できる。
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