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異文化言語演習2  [Seminar in Cross-Cultural Communication 2]

開講情報
3年次 後期 1単位 必修
担当教員
備考
授業の目的と概要
 本ゼミでは、これまで培ってきた学力を基礎に、英語の文献を講読し、実用に耐える読書力を涵養する。国際化、グローバリゼーションと言われて久しいが、世界は確実に狭くなりつつある。言語力を一層確実なものし、異文化を正しく理解することの必要性は、ますます高まっている。
・開講するゼミはA,Bクラス、それぞれ8ゼミとする。
・1ゼミあたりの定員は20名(予定)とする。
・第1回目はゼミを紹介(登録)する機会とする。
・第2回目から、本格的にゼミを開始する。
●一般目標(GIO)
 人文科学、社会科学および自然科学などを広く学び、知識を獲得し、さまざまな考え方、感じ方に触れ、物事を多角的に見る能力を養う。見識ある人間としての基礎を築くために、自分自身についての洞察を深め、生涯にわたって自己研鑽に努める習慣を身につける。
●到達目標(SBOs)
 ゼミによりテーマが異なることから、以下に上げるすべて、もしくは一部を目標とする。
価値観の多様性が文化・習慣の違いから生まれることを、実例をあげて説明できる。
言語、歴史、宗教などを学ぶことによって、外国と日本の文化について比較できる。
人の行動や心理がいかなる要因によって、どのように決定されるかを説明できる。
宇宙・自然現象に幅広く興味を持ち、人とのかかわりについて説明できる。
地球環境を守る重要性を自らの言葉で表現できる。
クラス分けの決定
・学生はシラバスを参考に、希望するゼミを選ぶ。
・第1回目に希望するゼミに参加し、その場で登録する。
・人数が定員を超えるとき、登録者の決定は、その場での抽選による。
・抽選にもれた場合は、第2希望のゼミに行き、その場で登録する。
・さらに定員超過で抽選にもれた場合、所属ゼミが決定するまで、同じ手順を繰り返す。
担当者一覧
Aクラス Bクラス
加藤 義春   松島 哲久
楠瀬 健昭  中村 惠
桝矢 桂一   伊藤 信也 
藤本 幸治  東井 孝之
松島 哲久
楠瀬 健昭  中村 惠
桝矢 桂一   伊藤 信也 
藤本 幸治  東井 孝之
異文化言語演習2 開講クラス一覧(クラス)
担当者 テキスト・内容紹介
教授 加藤 義春 ●授業の目的と概要
H.Sigerist の古典的名著を読みながら、病気と文明・病気と社会の歴史について知見を深めてもらいたい。そして、そこから現在における病気と医療の問題を省察する手がかりが得られれば、幸いである。
●授業の方法
授業は演習形式で行い、毎回、4〜5名ずつ訳してもらって、それらについての読解の正誤を指摘し内容についての説明を補足する。
●準備学習や授業に対する心構え
毎回、テクストの予習と授業への集中が、肝要である。
●成績評価法
平常点(出席状況と報告内容=40点)と期末の授業内試験の点数(60点)を合計して、評価する。
●教科書  H.Sigerist,Civilization and Disease (Phoenix Ed.)
教授 松島 哲久 生命倫理・医療倫理関係の英語必須文献を講読する。
●授業の目的と概要
ケース・スタディを中心とした文献を扱い、医療倫理についての理解を深め、それを通して異文化理解の一環とすることができることを一般目標とする。できれば薬学・薬剤師の立場から皆でケースを検討し議論して行きたい。
●授業の方法
授業形式は、あらかじめ指名された人の訳をコピーしたものを使用して進め、指名されなかった学生諸君はいろんな質問を指名された人にして、全員が毎回何らかの形で授業に参加してもらう。
●準備学習や授業に対する心構え
他の人の訳をチェックできるように、よく発表を聴くこと。また英語の理解だけでなくその内容をしっかり理解できること。
●成績評価法
成績評価はその参加状況、レポート、授業内試験を総合して行う。
教授 楠瀬 健昭 ●授業の目的と概要
環境問題に関する古典的名著『沈黙の春』、第13章、第1章を読む。 
本書は、科学的な調査研究をもとに、有機塩素系殺虫剤や農薬などの化学物質による環境汚染を取り上げ、野生生物や自然生態系への影響、人間の体内での濃縮、次世代に与える影響にまで言及し、環境汚染の恐ろしさを知らせるべく、かつて人類に警鐘を鳴らした。その存在は、現代にあって、ますます重要性を増している。 
英語で書かれた科学に関連する著述の内容を正確に説明できるようになる。 
●授業の方法 
テクストを精読する。毎回担当者を決めて順次翻訳してもらいます。発表されたものについて全員で検討します。一言一句ゆるがせにしないで、読んでいきます。発表者は発表したものを次回までに修正のうえ清書して提出してもらいます。 
●準備学習や授業に対する心構え
必ず一読し、辞書等で下調べをしたうえで授業に参加すること。テクストに直接書き込むのではなく、ノートを用意すること。発表する際には発表原稿を用意すること。 
●成績評価法 
出席(10)+発表(20)+提出(10)+定期試験(60) 
●教科書
Rachel Carson, Silent Spring (Penguin Books, 2000) 
非常勤講師 中村 惠 ●授業の目的と概要
前期に引き続き、スーザン・ゾンタークの『病とそのメタファー』を原語で精読することにより英語力の向上を図るとともに、メタファー成立のメカニズムの解明を試み、究極的にはその解体をめざす彼女の論に触れることで、将来の医療従事者として、病気そのものに対峙しようとする姿勢を養ってもらいたい。
●授業の方法
毎回担当者を決め、演習形式で進める。テキストの訳にとどまらず、内容に関しての議論も試みたい。
●準備学習や授業に対する心構え
予習の際に翻訳を参考にするのは一向に構わないが、あくまでも自分の言葉で訳すよう心懸けること。また字面だけの訳ではなく、内容を自分なりに咀嚼してから授業に臨むこと。
●成績評価法
概ね定期試験70%、平常点(発表、課題の提出、授業に対する積極的関与度など)20%、出席状況10%で評価する。
●教科書
Illness as Metaphor  Susan Sontag 著、玉井 ワ(編 注) 英宝社
非常勤講師 桝矢 桂一 [Aクラス]
●授業の目的と概要
英文のテキストを講読することによって、英語の読解力の向上を目指す。この授業では、写真の様々な問題について考えたい。 
●授業の方法
演習形式とする。受講者が予習していることを前提に授業を進める。
●準備学習や授業に対する心構え
事前に必ずテキストを読んで授業に臨むこと。
●成績評価法
授業での発表を元に評価する。
●テキスト
Richard Bolton(ed.), 1989, The Contest of Meaning−Critical Histories of Photography, Cambridge: The MIT Press.
[Bクラス]
●授業の目的と概要
英文のテキストを講読することによって、英語の読解力の向上を目指す。この授業では、ヒュームの『人性論』を講読し、認識論の様々な問題について学生諸君とともに議論したい。
●授業の方法
演習形式とする。受講者が予習していることを前提に授業を進める。
●準備学習や授業に対する心構え
事前に必ずテキストを読んで授業に臨むこと。
●成績評価法
授業での発表を元に評価する。
●テキスト
David Hume, 1739, A Treatise Of Human Nature,  Oxford: Oxford University Press, 1978, 2nd edition.
非常勤講師 伊藤 信也 [Aクラス]
●授業の目的と概要
前期に続いて、Robert M. Veatch, The Basics of Bioethics, Second Editon. を使用する。Aクラスでは「医療専門職は患者のためになることをすべきで、患者の害になることをしてはならない」という原理に潜んでいる諸問題について検討したい。「功利主義」や「パターナリズム」などが医療に適用される際の問題点にも触れる。
●授業の方法
正確な内容把握に努め、専門用語や倫理学の諸概念は丁寧に確認していく。詳細は初回に説明する。
●準備学習や授業に対する心構え
班を組んで、グループで協力し合って予習し、発表を担当する。他の班の発表をよく聞いて内容を把握することは必須である。
●成績評価法
訳の発表、授業への参加姿勢、定期試験を総合して評価する。
●教科書
プリントを使用する。

[Bクラス]
●授業の目的と概要
前期に続いて、Robert M. Veatch, The Basics of Bioethics, Second Editon. を使用する。Bクラスでは「死に瀕した患者が判断能力をもたない場合、医療専門職はその患者の治療にどう介入すべきか」という問題について検討したい。「リビング・ウィル」や「代理人による医療指示」などを取り上げていく。
●授業の方法
正確な内容把握に努め、専門用語や倫理学の諸概念は丁寧に確認していく。詳細は初回に説明する。
●準備学習や授業に対する心構え
班を組んで、グループで協力し合って予習し、発表を担当する。他の班の発表をよく聞いて内容を把握することは必須である。
●成績評価法
訳の発表、授業への参加姿勢、定期試験を総合して評価する。
●教科書
プリントを使用する。
非常勤講師 藤本 幸治 ●授業の目的と概要
私たちが社会や文化を形成するために最も基本的な単位となる「ことば」にまつわる様々な興味深い点を紹介し、共に考えることを通して、日常の中に潜む不思議について発見する力を養うことを目的とします。 
●授業の方法
テキストを読み進めながら、補足の必要な箇所を情報提供しながら、皆さんと共に言葉の面白さを言語学の視点から考えてみます。単に講義を聴くのではなく、共に考える姿勢を重視します。
●準備学習や授業に対する心構え
予習は必須です。単なる和訳ではなく、書かれていることの真意を理解できているか考えながら読み進めてもらいます。
今期は定期試験を実施しないため、遅刻・欠席は極力控えてください。
●成績評価法
平常試験:授業参加度(予習を含む)50%と小テスト(感想文等を含む)50%
●教科書
Fromkin. V. A. (1994) Language as Human Essence, Sanshusha(邦題『ことばのエッセンス』三修社)
非常勤講師 東井 孝之 ●授業の目的と概要
医療のグローバル化が進む今日、薬学分野における研究成果の発表や最新情報の迅速入手に専門英語力の涵養は必至である。本ゼミでは、ヘルシンキ宣言、医薬品の特性、アスピリンの100年、生活環境と健康、アルツハイマー病の病態と治療薬、脳卒中など種々テーマに関する簡潔な英語文献の読解を通して専門知識を英語でレビューすると共に、独特な医療用語を同時に体得する。
●授業の方法
授業は次回テキスト範囲について、予習していることを前提に演習形式で進め、順次パラグラフ毎に適訳をしてもらいます。またReadingのみでなく授業の一部としてEnglish Communication も出来るだけ取り入れ、英語そのものに親近感が感じられるように配慮し授業を進行させる。
●準備学習や授業に対する心構え
次回テキスト範囲については一読後、不明箇所については必ず辞書等で下調べをした上で授業に臨む事。また授業中は集中し真摯かつ積極的受講態度で臨む事。
●成績評価法
出席状況、授業への積極的関与度、定期試験の結果等を総合的に判断の上、評価する。
●教科書
Pharmaceutical English 2、薬学英語2−日本薬学会 薬学教育モデル・コアカリキュラムに準拠−日本薬学英語研究会編(発行:成美堂)
非常勤講師 鶴 真一 授業の目的と概要 英語の文献を講読することにより、英語の読解力を養うとともに、異文化理解を深めることを目的とします。この授業では、生命倫理学における道徳的ディレンマの問題を扱った文献を読むことで、倫理学上の諸説に関する理解を深め、問題解決のためにどのような判断枠があるかを学びます。
授業の方法 事前に担当者を決め、自分の担当箇所を発表してもらいます。発表内容にもとづいて、読解に関する指摘や倫理学上の考え方について解説を加えます。
準備学習や授業に対する心構え 担当者は自分の担当箇所を責任をもって訳出し、質問された場合に回答できるよう内容についても十分に理解しておいて下さい。
成績評価法 「出席」、「発表内容」、「課題提出状況」の三つを総合的に考慮して評価します。第一回目の授業で詳しく説明しますので、必ず出席して下さい。
教科書 プリントを使用します
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