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生薬学1  [Pharmacognosy 1]

開講情報
2年次 前期 1.5単位 必修
担当教員
講師 芝野 真喜雄    
備考
授業の目的と概要
 生薬は人類が自然の恵みを利用して作りあげてきた薬物であり、各国の伝統医療や民間療法に使用されている。また近年、医療先進国である欧米においても、伝統医学などを積極的にとりいれた「統合医療」というものが提案されている。我が国においても、漢方医学が見直され、漢方薬で用いられる生薬の知識がより一層必要になってきている。「生薬学1」では、各生薬の実物や、スライドを用いて、出来るだけ親しめるよう工夫し、現在日本で使用されている代表的な生薬について解説する。
●一般目標(GIO)
 薬として用いられる動物、植物、鉱物由来の生薬の基本的性質を理解するために、それらの基原、性状、含有成分、品質評価、生産と流通、歴史的背景などについての基本的知識、およびそれらを活用するための基本的技能を修得することを目的とする。
授業の方法
基本的には、教科書を指定し、これに準じた講義を行う。
●準備学習や授業に対する心構え
教科書に準じて、講義をすすめるので、その日に学習する項目については、教科書を熟読し、あらかじめ生薬の名前や薬効などを覚えておくこと。また、講義中に、本学の薬用植物園で植栽されている基原植物については、その植栽されている場所を指示するので、次の授業までには、観察し確認しておくこと。さらに、学習した生薬については、参考図書などを利用し、理解を深めること。疑問点などが出てきた場合は、オフィス・アワーを積極的に利用し、解決するように心がけること。
●オフィス・アワー 
月、金以外の午後4時以降、B棟5階 生薬科学研究室
成績評価法
定期試験のほか、小試験などにより、学力の向上をはかる。また、授業中の態度、出席率なども加味して総合的に評価する。
教科書
書名 著者名 出版社名
『薬学生のための薬用植物学生薬学テキスト』 本多義昭、馬場きみ江、高石喜久 (編) 廣川書店
参考書
書名 著者名 出版社名
『医療における漢方・生薬学』 久保道徳 廣川書店
授業計画
項目 授業内容
1 総論1:世界の伝統医学と生薬 生薬の歴史について概説できる。
世界の伝統医学について概説できる。
2 総論2:生薬の生産、流通と環境問題 生薬の生産と流通について概説できる。
生薬生産に取り巻く環境問題を概説できる。
3 総論3:生薬の基原と修治 生薬の修治について説明できる。
4 各論1:真菌類、裸子植物由来の生薬 代表的な生薬を列挙し、その特徴を説明できる。
5 各論2:タデ科、モクレン科、マツブサ科、クスノキ科、キンポウゲ科由来の生薬 代表的な生薬を列挙し、その特徴を説明できる。
代表的な生薬の産地と基原植物の関係について、具体例を挙げて説明できる。
6 各論3:アケビ科、ツヅラフジ科、ドクダミ科、ウマノスズクサ科、ボタン科由来の生薬 代表的な生薬を列挙し、その特徴を説明できる。
7 各論4:ケシ科由来の生薬 代表的な生薬を列挙し、その特徴を説明できる。
8 各論5:バラ科、マメ科由来の生薬 代表的な生薬を列挙し、その特徴を説明できる。
代表的な生薬の産地と基原植物の関係について、具体例を挙げて説明できる。
9 各論6:フウロソウ科、トウダイグサ科、ミカン科由来の生薬 代表的な生薬を列挙し、その特徴を説明できる。
10 各論7:ニガキ科、ヒメハギ科、クロウメモドキ科由来の生薬 代表的な生薬を列挙し、その特徴を説明できる。
代表的な生薬の産地と基原植物の関係について、具体例を挙げて説明できる。
11 各論8:フトモモ科、ミズキ科、ウコギ科由来の生薬 代表的な生薬を列挙し、その特徴を説明できる。
代表的な生薬の産地と基原植物の関係について、具体例を挙げて説明できる。
12 各論9:セリ科由来の生薬 代表的な生薬を列挙し、その特徴を説明できる。
代表的な生薬の産地と基原植物の関係について、具体例を挙げて説明できる。
13 まとめ 代表的な生薬を薬効や薬用部位、成分などにより分類できる。
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