トップページへ

人間と文化4a(人間と宗教)  [Humanities 4a (Human and Religion)]

開講情報
2年次 前期 1単位 選択
担当教員
非常勤講師 鶴 真一    
備考 4bと同時開講
授業の目的と概要
 宗教はさまざまなかたちで「生・老・病・死」を説明し、人々を時に慰め、時に励ましてきました。科学が発達した現代にあっても、非科学的とされる宗教の「物語」が、生老病死に関しては依然として説得力をもつものとして機能しています。その意味で、医療に携わる者にとって、宗教的思考や心性を理解することは、一つの「素養」であると言えるでしょう。不合理なものと片づけるのではなく、人々が宗教に意味を見出し、生きる糧を得ているという現実に対する理解を深めることがこの授業の目的です。
●一般目標(GIO)
 薬学領域の学習と併行して、人文科学、社会科学および自然科学などを広く学び、知識を獲得し、さまざまな考え方、感じ方に触れ、物事を多角的にみる能力を養う。そして見識ある人間としての基礎を築くために、自分自身についての洞察を深め、生涯にわたって自己研鑽に努める習慣を身につける。 
●到達目標(SBOs)
 日本人の宗教意識がどのように形成され現在に至っているのかを理解すると同時に、さまざまな宗教の考え方を知ることで、みずからの宗教観を問い直なおすことを目標とする。
授業の方法
毎回プリントを配布し、それに基づいて講義形式で授業を進めていきます。
●準備学習や授業に対する心構え
予習・復習などの準備学習は必要ありませんが、授業中の「私語」は慎んでください。
●オフィス・アワー 
講師室(A棟1階)
成績評価法
「出席」、「課題提出状況」、「レポート」の三つを総合的に考慮して評価します。第一回目の授業で詳しく説明しますので、必ず出席してください。
教科書
書名 著者名 出版社名
なし
参考書
書名 著者名 出版社名
授業中に適宜指示します。
授業計画
項目 授業内容
1 宗教とは何か 宗教について学ぶことの意義を理解する
2 日本人の宗教意識 日本人の無宗教意識の内実を理解する
3 日本人の死生観 さまざまな系統をもつ日本人の死生観と霊魂観を理解する
4 原始仏教 インド発祥の諸宗教の世界観と仏陀の教えを理解する
5 日本の仏教 日本における仏教の変遷を理解する
6 仏の系譜 如来や菩薩の種類とその信仰について理解する
7 神道 古代神話を概観し、日本の民俗信仰を理解する
8 祭りと呪い 祭りの役割と呪いの意味を理解する
9 キリスト教 キリスト教の世界観を理解する
10 イスラーム イスラームの世界観を理解する
11 新宗教 日本の主な新宗教を取り上げ、社会変動と宗教のかかわりを理解する
12 宗教と社会 社会における宗教の役割を理解する
13 まとめ これまでの授業内容を総括し、人々にとって宗教がもつ意味を改めて考える
▲PAGE TOP