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人間と文化4c(人間と文学)  [Humanities 4c (Human and Literature)]

開講情報
2年次 後期 1単位 選択
担当教員
教授 濱中 久美子 非常勤講師 中村 惠  
備考 4dと同時開講
授業の目的と概要
 この講義は、文学が人間存在にとってどんな意味を持つものであるかを、学生諸君が考えてもらうための一つの基礎、あるいは土台をつくるものである。この講義では、実際にさまざまな文学を読むことによって、時代によって変わっていくもの、変わらないものを知り、神話や伝説から現代文学にいたる種々の作品に触れてもらう機会を提供する。
●一般目標(GIO)
 文学作品を読み、世界の歴史、文化、宗教などの相違に触れ、それらがどのように人々の価値観や考え方、社会生活に影響を与えているかを知る。われわれに未来の社会がどうあるべきか、どのように生きてゆくべきかを考える基礎をつくる。
授業の方法
毎回、異なった作品を取り上げて、講義をおこなう。その上で各自に現代文学のいくつかの作品を読み、レポートを書いてもらう。なお、取り上げる作品についてはプリントを配付するが、手に入れば、読んでおいてくれれば有難い。
●準備学習や授業に対する心構え
授業中は講義の際は静かに聴き、討論の際には活発に意見を述べてほしい。
●オフィス・アワー 
濱中久美子教授:月曜日の昼休みと午後2時半まで。濱中研究室にて。
中村惠非常勤講師:月曜日と金曜日の昼休み(12時10分から13時10分)、講師室にて。
成績評価法
出席、レポート、筆記試験を総合して評価する。
教科書
書名 著者名 出版社名
プリント配付
参考書
書名 著者名 出版社名
授業中に随時紹介する。
授業計画
項目 授業内容
1 古代・中世の文学
神話と伝説(1)
種々の文学作品に触れることによって、歴史、文化、宗教の違いによって、人々の生き方、考え方が異なることを知る。他方、時代と歴史、文化の違いを超えて、人々が求めるものが何かを考える基礎を作り、個々人のこれからの生き方を考える一つの機会としたい。
ドイツの国民的英雄叙事詩『ニーベルングの歌』を取り挙げる。
2 同上(2) 同上。リヒャルト・ワーグナーのオペラ『ニーベルングの指輪』との比較や内容についての意見交換を行う。
3 同上(3) 『ケルトの神話』を取り挙げる。
『アーサー王物語』を取り挙げる。
4 同上(4) 同上。『ケルトの神話』と『アーサー王物語』の内容についての意見交換を行う。
5 近世・近代の文学
童話の成立(1)
グリム童話の成り立ちの説明。グリム童話集とペロー童話集を読み、比較する。
6 同上(2) 同上。
意見交換を行う。
7 近・現代文学(1)(ドイツ) ドイツの作家ブレヒトの『セチュアンの善人』を読み、グリム童話との相違を考える。意見交換をする。
8 同上(2)(ドイツ) ドイツの作家シュリンクの『朗読者』を読む。意見交換をする。
9 同上(日本) 夏目漱石の『こころ』を中心に読む。意見交換。
10 病と文学
ハンセン病と文学(1)
感染症の一種であるハンセン病について、また隔離から開放へと向かったその歴史について正しく理解するために概略を説明。
11 同上(2) 干島染太郎氏の詩を読む。
12 同上(3) 島比呂志氏の小説からの抜粋を読む。
13 まとめ これまでのまとめを行い、種々の作品を読んだ後の意見交換を行う。
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