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生化学1  [Biochemistry 1]

開講情報
2年次 前期 1単位 必修
担当教員
講師 藤井 忍    
備考
授業の目的と概要
 薬学における生物科学系科目の中で、最も重要な科目の一つである生化学の基礎的な部分を学ぶ。その内容は、生体成分(タンパク質、糖質、脂質)の構造と性質であり、具体的には下記の授業内容に記載した部分が説明できるようになることを目標とする。なお、この科目は、今後学ぶ生物系専門科目を理解するために必要であることから、十分な知識の習得を求めます。
授業の方法
授業は、教科書に準じ、必要に応じて補助教材(プリント、CG、DVD)を用いて講義形式で行う。なお、各章の終了後に簡単な確認テストを行い、各自の理解度を自己診断してもらう。
成績評価法
基本的には定期試験によって評価する。
教科書
書名 著者名 出版社名
『レーニンジャーの新生化学(上)第4版』 D.L.Nelson 他 (著)、 山科郁夫 (監修)、川嵜敏祐 (編集) 廣川書店
参考書
書名 著者名 出版社名
『ヴォート基礎生化学第2版』 D. Voet 他 (著)、田宮信雄 他 (訳) 東京化学同人
『ヴォート生化学(上)第3版』 D. Voet 他 (著)、田宮信雄 他 (訳) 東京化学同人
『スタンダード薬学シリーズ4 生物系薬学 II生命をミクロに理解する』 日本薬学会編 東京化学同人
『キャンベル・ファーレル生化学第4版』 M.K.Cambell 他 (著)、川嵜敏祐 (監訳) 廣川書店
授業計画
項目 授業内容
1 導入、水(part 1) 当該講義の位置づけ、講義内容、講義方法、評価方法などの説明、水の構造、水素結合、両親媒性の性質
2 水(part 2) 水のイオン化、pHの意味と計算法、酸塩基とpKaの関係、ヘンダーソンハッセルバルヒ式
3 アミノ酸とペプチド アミノ酸の構造、アミノ酸の性質(両性電解質、pKa、等電点)、ペプチド結合
4 タンパク質 タンパク質の荷電と等電点、分離精製の方法と原理、一次構造とその決定法、ジスルフィド結合
5 タンパク質の構造(part 1) 二次構造、三次構造とその決定法、線維状タンパク質、球状タンパク質
6 タンパク質の構造(part 2) タンパク質のドメイン構造、変性、再生、フォールディング、分子シャペロン
7 タンパク質の機能 ヘモグロビン、免疫グロブリン、アクチンミオシンの構造と機能
8 酵素(part 1) 酵素の性質、補酵素、誘導適合、基質結合(特異性)、ミカエルメンテン式、KmとVmax
9 酵素(part 2) ラインウィーバーバークプロット、酵素阻害(可逆的と非可逆的)、阻害定数、アロステリック効果
10 糖質 糖の名称、立体異性体、糖の環状構造、単糖の誘導体、二糖、ホモ多糖、
11 糖鎖生化学 ペプチドグリカン、グルコサミノグリカン、プロテオグリカン、糖タンパク質、レクチン
12 脂質 脂肪酸、トリアシルグリセロール、グリセロリン脂質、脂質を介したシグナル伝達、脂質の抽出・分離
13 生体膜と輸送 生体膜の基本的性質、脂質二重膜、膜タンパク質、膜の流動性、ミクロドメイン、細胞間の接着、膜の融合
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