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健康科学  [Theory of Health and Physical Education]

開講情報
1年次 後期 1単位 必修
担当教員
講師 当麻 成人    
備考
授業の目的と概要
 医学、薬学など医療の進歩は、人生80年の高齢社会を実現した。つい最近まで日本の健康観は長生き=善として受け止められてきた。高齢社会が実現してみると単なる長生きは善ではなく、人生の質=Quality of lifeの価値観が求められるようになってきた。人生80年、身体機能を全うする生き方が問われているのである。人間の身体は適度に使えば丈夫で長持ちするが、使いすぎると障害を起こしやすくなり、使わなければ退化する。科学技術の発達によって労働・作業に費やす身体活動は少なくなり(省力化)、乗り物の発達は身体を動かさずに移動できるようになった。
 若年性成人病、寝たきり老人、骨粗鬆症など運動不足による弊害の症状が多く論議されるようになっているが、健康な時から予防を心掛ける認識までには至っていないのが現状である。「治療より予防」といった先進の医学認識から見れば、日本の医療認識は後進国である。義務教育100%に近い世界一の就学率と、知識が生活に生かされていない日本の教育をも考える。
授業の方法
講義による。
成績評価法
出席、試験及び課題レポートなどにより評価する。
参考書
書名 著者名 出版社名
『これからの健康とスポーツの科学』 安部 孝、琉子友男 (編) 講談社サイエンティフィク
『スポーツ動作学入門』 石井喜八、西山哲成 (編) 市村出版
授業計画
項目 授業内容
1 運動と健康
運動不足と生活習慣病
日本人の健康問題
2 成長・加齢と運動 形態指数と体型分類
3 運動と骨格筋
速筋と遅筋
筋肉の活動様式
運動と骨
4 体力と体力測定
身体組成
運動処方
整形外科的運動障害
内科的運動障害
5 運動と安全
心肺蘇生法
スポーツ傷害と救急処置法
6 トレーニング方法
トレーニング動作と主動筋
ストレッチング
ウォーキングとジョギング
7 運動と栄養 栄養バランス
減量指針
8 高齢社会と健康 高齢者の実態
高齢社会の実状
9 エイズ 日本と世界のエイズ状況を知りエイズの蔓延防止、患者、感染者に対する差別、偏見の解消に関心を持つ
10 健康維持・増進のための身体運動(1) 年齢に応じた運動のあり方
11 健康維持・増進のための身体運動(2) 運動を始めさせ、続けさせ、逆戻りさせない
12 健康維持・増進のための身体運動(3) 各種運動の紹介とその特徴
13 WHOについて、まとめ
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