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人間と文化4b(女性学)  [Humanities 4b (Women's Studies)]

開講情報
2年次 前期 1単位 選択
担当教員
非常勤講師 伊藤 信也    
備考 4aと同時開講
授業の目的と概要
 「女性学」とは、性と人権を様々な生活部面に即して考える、現実的な学問である。
 「女性学」の基本概念の一つである「ジェンダー」は、身体的・肉体的な性差(「セックス」と称する)とは異なり、文化的・社会的な性差のことである。現代社会をジェンダーという視点から捉え直せば、多様な問題の所在を統一的に把握することが可能になる。
 13回の授業を通じてジェンダーへの関心を高め、ジェンダーの視点で両性が共同して考察することを授業の目的にしている。
授業の方法
授業は、その週のテーマについて講師がパワーポイントを使用して解説し、学生に書面で意見を求める。時にはドキュメンタリーなどのビデオ教材を使用する。テーマの内容についての異論・反論は大歓迎である。賛同にせよ批判にせよ、関心が高い受講者を求む。
成績評価法
成績は平常点による評価と期末レポートによる評価を総合して判定する。平常点評価には、授業中に行う「ミニ・レポート(意見感想文)」や「積極的な授業への参加姿勢」などを含んでいる。
教科書
書名 著者名 出版社名
なし(毎週プリントを配布)
参考書
書名 著者名 出版社名
『はじめてのジェンダー・スタディーズ』 森永康子・神戸女学院大学ジェンダー研究会(編) 北大路書房
『女性学キーワード』 岩男寿美子・加藤千恵(編) 有斐閣双書
『女性学キーナンバー』 犬伏、椋野、村木(編) 有斐閣選書
他にも、適宜参考文献は提示する。
授業計画
項目 授業内容
1 女性学とジェンダー 「男らしさ、女らしさ」を意識させられる生活とは
2 ジェンダーと学校教育 学校で組まれる「性別役割固定」のメッセージ
3 ジェンダーと家族 歴史的に形成された「家族」像と女性の役割
4 「主婦」「母性」とは何か 「三歳児神話」などの女性像と現実のギャップ
5 職場・労働とジェンダー  「お茶くみ」、昇進差別、「M字型雇用」の現実
6 ジェンダーと「恋愛」 「恋愛」のパターンに縛られている若者のために
7 セクシュアリティを考える 「性別らしい」性愛の強要、同性愛者への差別
8 性暴力とジェンダー  売買春と性暴力の実態と、解決策を考える
9 学生生活における性暴力 セクハラやデートDVなど、被害と加害を考える
10 マスメディアとジェンダー 情報の送り手が「男性中心」だと何が起きるか
11 フェミニズムの歴史と学問 「女性解放」の思想史から女性史を探る
12 「男女共同参画」とは何か 男女平等へ向けた現在の行政施策の功罪とは
13 ジェンダー研究の「今」  これからの女性と男性の生き方を考える
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