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基礎細胞生物学2  [Fundamentals of Cell Biology 2]

開講情報
1年次 後期 1単位 必修
担当教員
講師 坂口 実    
備考
授業の目的と概要
 「基礎細胞生物学1」に引き続き、本講義を行います。人をはじめとして生物はそれぞれ特有の形や形質をもっています。この形質の多くは、遺伝子により親から子へ引き継がれ、その遺伝情報をもとにして、多くの過程を経て、生物個体が構築されます。「基礎細胞生物学2」では、個々の細胞が生きて子孫を残すしくみ、そして生物個体が構築されるまでの過程を詳しく講述します。
 この50年で、遺伝子や細胞が働くしくみの理解はめざましい進歩を遂げました。細胞内の分子(とくにタンパク質、DNA、RNA)が共同して、一つの生きている系(食物を取り入れ、動き、刺激に応答し、成長し分裂する系)をつくりあげている様子が明らかにされています。このような細胞の営みにもふれながら講義を進めます。
 生きるとはどういうことか、人間とは何かを考えたり、生命の歴史や多様性などを含めて自然の本質を探りながら、楽しんで学んで欲しいと願っています。
授業の方法
主として講義形式で行います。教科書の他に、授業内容に則した資料(プリント)を用意します。なお、出来るかぎり新しい知見を身近な話題と関連づけて取り上げ、生命科学、ひいては薬学に対する深い興味を喚起したいと考えています。
成績評価法
学期末に行う定期試験の成績に、授業中の演習、出席状況等を加味して総合的に評価します。
教科書
書名 著者名 出版社名
『基礎固め 「生物」』 松村瑛子、安田正秀 化学同人
参考書
書名 著者名 出版社名
『Essential 細胞生物学』原著第2版 中村桂子 他(訳) 南江堂
『細胞の分子生物学』第4版 中村桂子 他(訳) ニュートンプレス
授業計画
項目 授業内容
1 生命の連続性−遺伝(1) 生命を支配する遺伝子
 DNAとRNAの構造と機能
2 生命の連続性−遺伝(1) 生命を支配する遺伝子
 DNAとRNAの構造と機能
3 生命の連続性−遺伝(2) 遺伝情報の流れ
 DNAの複製
4 生命の連続性−遺伝(3) 遺伝情報の流れ
 形質発現(タンパク質合成)
5 生命の連続性−遺伝(4) 遺伝情報の流れ
 形質発現の調節、DNAの損傷と修復
6 生命の連続性−遺伝(5) 遺伝の決まり
 メンデルの法則、性と遺伝
7 生命の連続性−発生と分化(1) 細胞分裂
 減数分裂と体細胞分裂
8 生命の連続性−発生と分化(1) 細胞分裂
 減数分裂と体細胞分裂
9 生命の連続性−発生と分化(2) 受精と発生
 卵と精子の形成、受精
10 生命の連続性−発生と分化(3) 受精と発生
 卵割、胚形成
11 生命の連続性−発生と分化(4) 発生の仕組み
 卵の調節能、胚の予定運命
12 生命の連続性−発生と分化(5) 発生の仕組み
 ボディプラン、幹細胞と再生医療
13 まとめ
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