トップページへ

異文化言語演習1  [Seminar in Cross-Cultural Communication 1]

開講情報
3年次 前期 1単位 必修
担当教員
備考
授業の目的と概要
 本ゼミでは、これまで培ってきた学力を基礎に、英語の文献を講読し、実用に耐える読書力を涵養する。国際化、グローバリゼーションと言われて久しいが、世界は確実に狭くなりつつある。言語力を一層確実なものとし、異文化を正しく理解することの必要性は、ますます高まっている。
・開講するゼミはA,Bクラス、それぞれ8ゼミとする。
・1ゼミあたりの定員は20名(予定)とする。
・第1回目はゼミを紹介(登録)する機会とする。
・第2回目から、本格的にゼミを開始する。
●一般目標(GIO)
 人文科学、社会科学および自然科学などを広く学び、知識を獲得し、さまざまな考え方、感じ方に触れ、物事を多角的に見る能力を養う。見識ある人間としての基礎を築くために、自分自身についての洞察を深め、生涯にわたって自己研鑽に努める習慣を身につける。
●到達目標(SBOs)
ゼミによりテーマが異なることから、以下に上げるすべて、もしくは一部を目標とする。
価値観の多様性が文化・習慣の違いから生まれることを、実例をあげて説明できる。
言語、歴史、宗教などを学ぶことによって、外国と日本の文化について比較できる。
人の行動や心理がいかなる要因によって、どのように決定されるかを説明できる。
宇宙・自然現象に幅広く興味を持ち、人とのかかわりについて説明できる。
地球環境を守る重要性を自らの言葉で表現できる。
クラス分けの決定
・学生はシラバスを参考に、希望するゼミを選ぶ。
・第1回目に希望するゼミに参加し、その場で登録する。
・人数が定員を超えるとき、登録者の決定は、その場での抽選による。
・抽選にもれた場合は、第2希望のゼミに行き、その場で登録する。
・さらに定員超過で抽選にもれた場合、所属ゼミが決定するまで、同じ手順を繰り返す。
担当者一覧
Aクラス Bクラス
加藤 義春   松島 哲久   
楠瀬 健昭  中村 惠     
桝矢 桂一   伊藤 信也   
藤本 幸治  東井 孝之
加藤 義春    松島 哲久  
楠瀬 健昭   中村 惠 
桝矢 桂一    戸田 有一
藤本 幸治   東井 孝之
異文化言語演習1 開講クラス一覧(クラス)
担当者 テキスト・内容紹介
教授 加藤 義春 ●授業の目的と概要
薬害被害者として、HIVに感染していることを自ら公表し裁判を闘った川田龍平氏 − 彼の痛切なメッセージの英文を読み、日本社会で薬害問題が繰り返し起こることの意味を共に考えたい。また、紹介する文献を通して、感染症と文明・病気と社会の歴史についても、知見を深めてもらいたい。
●授業の方法
授業は演習形式で行い、毎回4〜5名ずつ訳してもらって、それらについての読解の正誤を指摘しつつ、内容について検討する。
●準備学習や授業に対する心構え
毎回、テクストの予習と授業への集中が、肝要である。
●成績評価法
平常点(出席状況と報告内容=40点)と期末の授業内試験の点数(60点)とを合計して、評価する。
●教科書
教材プリントを配布する。
教授 松島 哲久 生命倫理関係の英語テキストを講読して行く。
●授業の目的と概要
授業のテーマとしては、安楽死問題、遺伝子問題、男女産み分け問題およびその他の医療倫理諸問題など生の始まりから生の終わりに関するものまでの生命倫理諸問題が扱われる。
●授業の方法
できるだけ多くの学生諸君に答えてもらう。全体の英文を2回聴いて、テキストの練習課題に沿って、テーマを要約してもらい、次に段落ごとの要約を行う。全体の大意をまとめるなどの作業を行ってもらう。次に精読に入る。
●準備学習や授業に対する心構え
必ず予習を行うこと。できれば練習問題もやっておくこと。
●成績評価法
成績評価は出席と発表(12点)、練習問題(18点)、最終回の授業出の筆記試験(70点)を基準値ステで総合的に評価して行う。
●教科書:Issues in Bioethics、編者、松村瑞子、囚京子他、開文社
教授 楠瀬 健昭 ●授業の目的と概要
環境問題に関する古典的名著『沈黙の春』、第16章、第5章を読む。
 本書は、科学的な調査研究をもとに、有機塩素系殺虫剤や農薬などの化学物質による環境汚染を取り上げ、野生生物や自然生態系への影響、人間の体内での濃縮、次世代に与える影響にまで言及し、環境汚染の恐ろしさを知らせるべく、かつて人類に警鐘を鳴らした。その存在は、現代にあって、ますます重要性を増している。
英語で書かれた科学に関連する著述の内容を正確に説明できるようになる。
●授業の方法
テクストを精読する。毎回担当者を決めて順次翻訳してもらいます。発表されたものについて全員で検討します。一言一句ゆるがせにしないで、読んでいきます。発表者は発表したものを次回までに修正のうえ清書してe-mailで提出してもらいます。 
●準備学習や授業に対する心構え
必ず一読し、辞書等で下調べをしたうえで授業に参加すること。テクストに直接書き込むのではなく、ノートを用意すること。発表する際には発表原稿を用意すること。
●成績評価法
出席(10)+発表(20)+提出(10)+定期試験(60)
●教科書
Rachel Carson, Silent Spring (Penguin Books, 2000)
非常勤講師 中村 惠 ●授業の目的と概要
スーザン・ゾンタークの『病とそのメタファー』を原語で精読することにより英語力の向上を図るとともに、メタファー成立のメカニズムの解明を試み、究極的にはその解体をめざす彼女の論に触れることで、将来の医療従事者として、病気そのものに対峙しようとする姿勢を養ってもらいたい。
●授業の方法
毎回担当者を決め、演習形式で進める。テキストの訳にとどまらず、内容に関しての議論も試みたい。
●準備学習や授業に対する心構え
予習の際に翻訳を参考にするのは一向に構わないが、あくまでも自分の言葉で訳すよう心懸けること。また字面だけの訳ではなく、内容を自分なりに咀嚼してから授業に臨むこと。
●成績評価法
概ね定期試験70%、平常点(発表、課題の提出、授業に対する積極的関与度など)20%、出席状況10%で評価する。
●教科書
Illness as Metaphor  Susan Sontag 著、玉井 ワ(編 注) 英宝社
非常勤講師 桝矢 桂一 [Aクラス]
●授業の目的と概要
英文のテキストを講読することによって、英語の読解力の向上を目指す。この授業では、写真とは何であるか、学生諸君とともに考えたい。
●授業の方法
演習形式とする。受講者が予習していることを前提に授業を進める。
●準備学習や授業に対する心構え
事前に必ずテキストを読んで授業に臨むこと。
●成績評価法
授業での発表を元に評価する。
●テキスト
Richard Bolton(ed.), 1989, The Contest of Meaning−Critical Histories of Photography, Cambridge: The MIT Press.
[Bクラス]
●授業の目的と概要
英文のテキストを講読することによって、英語の読解力の向上を目指す。この授業では、グレゴリーの議論を基に、人間の認識の問題について学生諸君とともに考えたい。
●授業の方法
演習形式とする。受講者が予習していることを前提に授業を進める。
●準備学習や授業に対する心構え
事前に必ずテキストを読んで授業に臨むこと。
●成績評価法
授業での発表を元に評価する。
●テキスト
Richard Langton Gregory, 1966, Eye and Brain: The Psychology of Seeing, Princeton, New Jersey: Princeton University Press, 1997, 5th edition.
非常勤講師 戸田 有一 ●授業の目的と概要
英語を日本語に訳す学びとともに重要なのは、英語を英語のままで理解するという学びである。今まで培った精読のちからを基礎とし、速読のトレーニングをする。
●授業の方法
制限時間内に
@英英辞書の説明部分から単語を推測する
A英語論文の要約を読んで論文題目を推測する
B論文全体を速読して重要な文章を抜き出す
 というトレーニングを通じて、日本語を媒介しない英語理解訓練を行う。後半は聴き取りも行う。
●準備学習や授業に対する心構え
受講者の英語力の差が明らかにでるので、授業中に完了できなかったことは、復習することが望ましい。
●成績評価法
出席状況と演習プリントの取り組み状況(最後に提出を求める)をあわせて評価する。
●教科書
演習用のプリントを使用する。読む論文は心理学系の学術論文。
非常勤講師 伊藤 信也 ●授業の目的と概要
使用するテキストは、アメリカの生命倫理学を学ぶ学生向けの入門書として著されたRobert M. Veatch, The Basics of Bioethics, Second Editon. を読む。英語でアメリカ生命倫理学のキーワードを学びつつ、諸問題を検討する。このテキストは一般的な概説だけでなく、生命倫理学が問う解決困難な問題を考えるための論点が幅広く取り上げられている。今期は、「生命倫理学において死の定義とは何か」について検討する。「脳死問題」や「人工妊娠中絶」、「動物の福利」などを取り上げていくことになる。
●授業の方法
正確な内容把握に努め、専門用語や倫理学の諸概念は丁寧に確認していく。詳細は初回に説明する。
●準備学習や授業に対する心構え
班を組んで、グループで協力し合って予習し、発表を担当する。他の班の発表をよく聞いて内容を把握することは必須である。
●成績評価法
訳の発表、授業への参加姿勢、定期試験を総合して評価する。
●教科書
プリントを使用する。
非常勤講師 藤本 幸治 ●授業の目的と概要
現代の日本社会に大きな影響を与える大国、アメリカの歴史と思想や文化について、ファースト・フード、映画・劇、そしてスポーツなどのいわゆる「ポップ・カルチャー」を通して理解を深めることを目的とします。同時に、日英文化比較の点からも考察を加えていきます。 
●授業の方法
毎回指定されたテキストの1つの章を全員で読解してもらいます。単に情報を読み込むだけではなく、なじみのある事柄について再度深く考え、自分の意見を発表できる素地を養ってもらいます。覚えることよりも考える力の養成を重視します。
●準備学習や授業に対する心構え
事前に指定された箇所の予習は必須です。また、単なる英文読解に留めないためにテーマに関しての皆さんの意見や感想も述べてもらいます。高度な学術知識ではなく、柔軟な思考を産むために、各章のテーマは意見の述べやすいものが多くなっています。
今期は定期試験を実施しないため、遅刻・欠席は極力控えてください。
●成績評価法
平常試験:授業参加度(予習を含む)50%と小テスト(感想文等を含む)50%
●教科書
Hoffman. E (2010) Enjoying American Pop Culture, Asahi Press(邦題『アメリカン・ポップカルチャー』朝日出版社)
非常勤講師 東井 孝之 ●授業の目的と概要
医療のグローバル化が進む今日、薬学分野における研究成果の発表や最新情報の迅速入手に専門英語力の涵養は必至である。本ゼミでは、DNAの働き、酵素と化学反応、インフルエンザウイルス、免疫システム、糖尿病、テーラーメイド医療など種々テーマに関する簡潔な英語文献の読解を通して専門知識を英語でレビューすると共に、独特な医療用語を同時に体得する。
●授業の方法
授業は次回テキスト範囲について、予習していることを前提に演習形式で進め、順次パラグラフ毎に適訳をしてもらいます。またReadingのみでなく授業の一部としてEnglish Communication も出来るだけ取り入れ、英語そのものに親近感が感じられるように配慮し授業を進行させる。
●準備学習や授業に対する心構え
次回テキスト範囲については一読後、不明箇所については必ず辞書等で下調べをした上で授業に臨む事。また授業中は集中し真摯かつ積極的受講態度で臨む事。
●成績評価法
出席状況、授業への積極的関与度、定期試験の結果等を総合的に判断の上、評価する。
●教科書
Pharmaceutical English 1、薬学英語1−日本薬学会 薬学教育モデル・コアカリキュラムに準拠−日本薬学英語研究会編(発行:成美堂)
▲PAGE TOP

異文化言語演習2  [Seminar in Cross-Cultural Communication 2]

開講情報
3年次 後期 1単位 必修
担当教員
備考
授業の目的と概要
 本ゼミでは、これまで培ってきた学力を基礎に、英語の文献を講読し、実用に耐える読書力を涵養する。国際化、グローバリゼーションと言われて久しいが、世界は確実に狭くなりつつある。言語力を一層確実なものし、異文化を正しく理解することの必要性は、ますます高まっている。
・開講するゼミはA,Bクラス、それぞれ8ゼミとする。
・1ゼミあたりの定員は20名(予定)とする。
・第1回目はゼミを紹介(登録)する機会とする。
・第2回目から、本格的にゼミを開始する。
●一般目標(GIO)
 人文科学、社会科学および自然科学などを広く学び、知識を獲得し、さまざまな考え方、感じ方に触れ、物事を多角的に見る能力を養う。見識ある人間としての基礎を築くために、自分自身についての洞察を深め、生涯にわたって自己研鑽に努める習慣を身につける。
●到達目標(SBOs)
 ゼミによりテーマが異なることから、以下に上げるすべて、もしくは一部を目標とする。
価値観の多様性が文化・習慣の違いから生まれることを、実例をあげて説明できる。
言語、歴史、宗教などを学ぶことによって、外国と日本の文化について比較できる。
人の行動や心理がいかなる要因によって、どのように決定されるかを説明できる。
宇宙・自然現象に幅広く興味を持ち、人とのかかわりについて説明できる。
地球環境を守る重要性を自らの言葉で表現できる。
クラス分けの決定
・学生はシラバスを参考に、希望するゼミを選ぶ。
・第1回目に希望するゼミに参加し、その場で登録する。
・人数が定員を超えるとき、登録者の決定は、その場での抽選による。
・抽選にもれた場合は、第2希望のゼミに行き、その場で登録する。
・さらに定員超過で抽選にもれた場合、所属ゼミが決定するまで、同じ手順を繰り返す。
担当者一覧
Aクラス Bクラス
加藤 義春   松島 哲久
楠瀬 健昭  中村 惠
桝矢 桂一   伊藤 信也 
藤本 幸治  東井 孝之
松島 哲久
楠瀬 健昭  中村 惠
桝矢 桂一   伊藤 信也 
藤本 幸治  東井 孝之
異文化言語演習2 開講クラス一覧(クラス)
担当者 テキスト・内容紹介
教授 加藤 義春 ●授業の目的と概要
H.Sigerist の古典的名著を読みながら、病気と文明・病気と社会の歴史について知見を深めてもらいたい。そして、そこから現在における病気と医療の問題を省察する手がかりが得られれば、幸いである。
●授業の方法
授業は演習形式で行い、毎回、4〜5名ずつ訳してもらって、それらについての読解の正誤を指摘し内容についての説明を補足する。
●準備学習や授業に対する心構え
毎回、テクストの予習と授業への集中が、肝要である。
●成績評価法
平常点(出席状況と報告内容=40点)と期末の授業内試験の点数(60点)を合計して、評価する。
●教科書  H.Sigerist,Civilization and Disease (Phoenix Ed.)
教授 松島 哲久 生命倫理・医療倫理関係の英語必須文献を講読する。
●授業の目的と概要
ケース・スタディを中心とした文献を扱い、医療倫理についての理解を深め、それを通して異文化理解の一環とすることができることを一般目標とする。できれば薬学・薬剤師の立場から皆でケースを検討し議論して行きたい。
●授業の方法
授業形式は、あらかじめ指名された人の訳をコピーしたものを使用して進め、指名されなかった学生諸君はいろんな質問を指名された人にして、全員が毎回何らかの形で授業に参加してもらう。
●準備学習や授業に対する心構え
他の人の訳をチェックできるように、よく発表を聴くこと。また英語の理解だけでなくその内容をしっかり理解できること。
●成績評価法
成績評価はその参加状況、レポート、授業内試験を総合して行う。
教授 楠瀬 健昭 ●授業の目的と概要
環境問題に関する古典的名著『沈黙の春』、第13章、第1章を読む。 
本書は、科学的な調査研究をもとに、有機塩素系殺虫剤や農薬などの化学物質による環境汚染を取り上げ、野生生物や自然生態系への影響、人間の体内での濃縮、次世代に与える影響にまで言及し、環境汚染の恐ろしさを知らせるべく、かつて人類に警鐘を鳴らした。その存在は、現代にあって、ますます重要性を増している。 
英語で書かれた科学に関連する著述の内容を正確に説明できるようになる。 
●授業の方法 
テクストを精読する。毎回担当者を決めて順次翻訳してもらいます。発表されたものについて全員で検討します。一言一句ゆるがせにしないで、読んでいきます。発表者は発表したものを次回までに修正のうえ清書して提出してもらいます。 
●準備学習や授業に対する心構え
必ず一読し、辞書等で下調べをしたうえで授業に参加すること。テクストに直接書き込むのではなく、ノートを用意すること。発表する際には発表原稿を用意すること。 
●成績評価法 
出席(10)+発表(20)+提出(10)+定期試験(60) 
●教科書
Rachel Carson, Silent Spring (Penguin Books, 2000) 
非常勤講師 中村 惠 ●授業の目的と概要
前期に引き続き、スーザン・ゾンタークの『病とそのメタファー』を原語で精読することにより英語力の向上を図るとともに、メタファー成立のメカニズムの解明を試み、究極的にはその解体をめざす彼女の論に触れることで、将来の医療従事者として、病気そのものに対峙しようとする姿勢を養ってもらいたい。
●授業の方法
毎回担当者を決め、演習形式で進める。テキストの訳にとどまらず、内容に関しての議論も試みたい。
●準備学習や授業に対する心構え
予習の際に翻訳を参考にするのは一向に構わないが、あくまでも自分の言葉で訳すよう心懸けること。また字面だけの訳ではなく、内容を自分なりに咀嚼してから授業に臨むこと。
●成績評価法
概ね定期試験70%、平常点(発表、課題の提出、授業に対する積極的関与度など)20%、出席状況10%で評価する。
●教科書
Illness as Metaphor  Susan Sontag 著、玉井 ワ(編 注) 英宝社
非常勤講師 桝矢 桂一 [Aクラス]
●授業の目的と概要
英文のテキストを講読することによって、英語の読解力の向上を目指す。この授業では、写真の様々な問題について考えたい。 
●授業の方法
演習形式とする。受講者が予習していることを前提に授業を進める。
●準備学習や授業に対する心構え
事前に必ずテキストを読んで授業に臨むこと。
●成績評価法
授業での発表を元に評価する。
●テキスト
Richard Bolton(ed.), 1989, The Contest of Meaning−Critical Histories of Photography, Cambridge: The MIT Press.
[Bクラス]
●授業の目的と概要
英文のテキストを講読することによって、英語の読解力の向上を目指す。この授業では、ヒュームの『人性論』を講読し、認識論の様々な問題について学生諸君とともに議論したい。
●授業の方法
演習形式とする。受講者が予習していることを前提に授業を進める。
●準備学習や授業に対する心構え
事前に必ずテキストを読んで授業に臨むこと。
●成績評価法
授業での発表を元に評価する。
●テキスト
David Hume, 1739, A Treatise Of Human Nature,  Oxford: Oxford University Press, 1978, 2nd edition.
非常勤講師 伊藤 信也 [Aクラス]
●授業の目的と概要
前期に続いて、Robert M. Veatch, The Basics of Bioethics, Second Editon. を使用する。Aクラスでは「医療専門職は患者のためになることをすべきで、患者の害になることをしてはならない」という原理に潜んでいる諸問題について検討したい。「功利主義」や「パターナリズム」などが医療に適用される際の問題点にも触れる。
●授業の方法
正確な内容把握に努め、専門用語や倫理学の諸概念は丁寧に確認していく。詳細は初回に説明する。
●準備学習や授業に対する心構え
班を組んで、グループで協力し合って予習し、発表を担当する。他の班の発表をよく聞いて内容を把握することは必須である。
●成績評価法
訳の発表、授業への参加姿勢、定期試験を総合して評価する。
●教科書
プリントを使用する。

[Bクラス]
●授業の目的と概要
前期に続いて、Robert M. Veatch, The Basics of Bioethics, Second Editon. を使用する。Bクラスでは「死に瀕した患者が判断能力をもたない場合、医療専門職はその患者の治療にどう介入すべきか」という問題について検討したい。「リビング・ウィル」や「代理人による医療指示」などを取り上げていく。
●授業の方法
正確な内容把握に努め、専門用語や倫理学の諸概念は丁寧に確認していく。詳細は初回に説明する。
●準備学習や授業に対する心構え
班を組んで、グループで協力し合って予習し、発表を担当する。他の班の発表をよく聞いて内容を把握することは必須である。
●成績評価法
訳の発表、授業への参加姿勢、定期試験を総合して評価する。
●教科書
プリントを使用する。
非常勤講師 藤本 幸治 ●授業の目的と概要
私たちが社会や文化を形成するために最も基本的な単位となる「ことば」にまつわる様々な興味深い点を紹介し、共に考えることを通して、日常の中に潜む不思議について発見する力を養うことを目的とします。 
●授業の方法
テキストを読み進めながら、補足の必要な箇所を情報提供しながら、皆さんと共に言葉の面白さを言語学の視点から考えてみます。単に講義を聴くのではなく、共に考える姿勢を重視します。
●準備学習や授業に対する心構え
予習は必須です。単なる和訳ではなく、書かれていることの真意を理解できているか考えながら読み進めてもらいます。
今期は定期試験を実施しないため、遅刻・欠席は極力控えてください。
●成績評価法
平常試験:授業参加度(予習を含む)50%と小テスト(感想文等を含む)50%
●教科書
Fromkin. V. A. (1994) Language as Human Essence, Sanshusha(邦題『ことばのエッセンス』三修社)
非常勤講師 東井 孝之 ●授業の目的と概要
医療のグローバル化が進む今日、薬学分野における研究成果の発表や最新情報の迅速入手に専門英語力の涵養は必至である。本ゼミでは、ヘルシンキ宣言、医薬品の特性、アスピリンの100年、生活環境と健康、アルツハイマー病の病態と治療薬、脳卒中など種々テーマに関する簡潔な英語文献の読解を通して専門知識を英語でレビューすると共に、独特な医療用語を同時に体得する。
●授業の方法
授業は次回テキスト範囲について、予習していることを前提に演習形式で進め、順次パラグラフ毎に適訳をしてもらいます。またReadingのみでなく授業の一部としてEnglish Communication も出来るだけ取り入れ、英語そのものに親近感が感じられるように配慮し授業を進行させる。
●準備学習や授業に対する心構え
次回テキスト範囲については一読後、不明箇所については必ず辞書等で下調べをした上で授業に臨む事。また授業中は集中し真摯かつ積極的受講態度で臨む事。
●成績評価法
出席状況、授業への積極的関与度、定期試験の結果等を総合的に判断の上、評価する。
●教科書
Pharmaceutical English 2、薬学英語2−日本薬学会 薬学教育モデル・コアカリキュラムに準拠−日本薬学英語研究会編(発行:成美堂)
非常勤講師 鶴 真一 授業の目的と概要 英語の文献を講読することにより、英語の読解力を養うとともに、異文化理解を深めることを目的とします。この授業では、生命倫理学における道徳的ディレンマの問題を扱った文献を読むことで、倫理学上の諸説に関する理解を深め、問題解決のためにどのような判断枠があるかを学びます。
授業の方法 事前に担当者を決め、自分の担当箇所を発表してもらいます。発表内容にもとづいて、読解に関する指摘や倫理学上の考え方について解説を加えます。
準備学習や授業に対する心構え 担当者は自分の担当箇所を責任をもって訳出し、質問された場合に回答できるよう内容についても十分に理解しておいて下さい。
成績評価法 「出席」、「発表内容」、「課題提出状況」の三つを総合的に考慮して評価します。第一回目の授業で詳しく説明しますので、必ず出席して下さい。
教科書 プリントを使用します
▲PAGE TOP

医薬品化学1  [Medicinal Chemistry 1]

開講情報
4年次 前期 薬学科:1.5単位 必修・薬科学科:1.5単位 必修
担当教員
教授 田中 麗子    
備考
授業の目的と概要
 「医薬品化学」は「創薬化学」、「メディシナルケミストリー (Medicinal Chemistry)」とも呼ばれ医薬品の創製に関する学問であります。「薬は生物に対して適用される物質」であり、「生命過程に影響をあたえる化学物質」とされています。医薬品化学を学ぶ目的は薬が持つ化学構造から得られる反応性や物理化学的性質、立体構造などの情報を基に、薬の本質を理解することであります。「どうしたら独創性の高い薬が設計できるか」という問に対する解答は、薬物と生体の関係に基づく薬物の合理的設計法の理解から得られます。ゆえに医薬品化学は初歩的な有機化学、薬理学、生化学、薬物動態学などのバックグラウンドで理解することを目的とします。「医薬品化学1」では医薬品開発のプロセス、リード化合物の創製と最適化、生体分子のコアとパーツについて講義します。
●一般目標(GIO)
 生体分子の機能を理解するために、生体分子の基本構造とその化学的性質に関する基本的知識を修得する。ドラッグデザインの科学的な考え方を理解するために、標的分子との相互作用および基盤となるサイエンスに関する基本的知識を修得する。
授業の方法
教科書および配布プリントを用いて、講義形式で授業を行います。
●準備学習や授業に対する心構え
教科書、プリント、黒板を使って授業を行うので、整理する必要があります。主に復習を重点的に行って下さい。
●オフィス・アワー 
(月)〜(金)の随時、B棟6階 医薬品化学研究室に来て下さい。
成績評価法
定期試験の成績ならびに出席状況を総合して評価します。
教科書
書名 著者名 出版社名
『NEW医薬品化学』 日比野俐、夏苅英昭、廣田耕作 (編集) 廣川書店
参考書
書名 著者名 出版社名
『創薬科学・医薬化学』 橘高敦史 (編集) 化学同人
『創薬科学』 石橋弘行 (編集) 廣川書店
『メディシナルケミストリー』 北川 勳、柴崎正勝、富岡 清 (監訳) 丸善
授業計画
項目 授業内容
1 医薬品化学とは 古典的な医薬品開発から理論的な創薬への歴史、医薬品開発を計画する際に考慮すべき因子、非臨床試験、臨床試験の目的と実施概要を説明できる
2 リード化合物の創製と最適化 医薬品開発の標的となる代表的な生体分子、医薬品と標的生体分子の相互作用、立体異性体と生物活性の関係について説明できる
3 リード化合物の創製と最適化 医薬品の構造とアゴニスト活性、アンタゴニスト活性との関係、およびスクリーニングの対象となる化合物の起源と代表的スクリーニング法を概説できる
4 リード化合物の創製と最適化 定量的構造活性相関、生物学的等価性の意義、薬物動態を考慮したドラッグデザインについて概説できる
5 リード化合物の創製と最適化 ヒトゲノムの構造と多様性、ゲノム創薬の流れを説明できる
6 生体分子・医薬品を化学で理解する タンパク質、糖類、糖タンパク質、核酸、膜脂質の基本構造と化学的性質を説明できる
7 生体分子・医薬品を化学で理解する 生体内に存在する代表的な複素環化合物、核酸塩基、補酵素の構造と機能、および生体内で機能する金属イオン、錯体、活性酸素、一酸化窒素の性質を説明できる
8 医薬品のコアとパーツ 医薬品のコア構造、医薬品に含まれる複素環化合物、および医薬品に含まれる官能基を分類し、効果と結びつけて説明できる
9 カテコールアミン カテコールアミンアナログの医薬品を列挙し、それらの化学構造を比較できる
10 アドレナリン作用薬 カテコールアミンアナログの医薬品を列挙し、それらの化学構造を比較できる
11 抗アドレナリン作用薬 カテコールアミンアナログの医薬品を列挙し、それらの化学構造を比較できる
12 コリン作用薬・抗コリン作用薬 アセチルコリンアナログの医薬品を列挙し、それらの化学構造を比較できる
13 局所麻酔薬、骨格筋弛緩薬 古典的な医薬品開発から理想的な創薬への歴史を説明できる
▲PAGE TOP

医薬品化学2  [Medicinal Chemistry 2]

開講情報
4年次 後期 薬学科:1.5単位 選択・薬科学科:1.5単位 必修
担当教員
教授 田中 麗子    
備考
授業の目的と概要
 「医薬品化学」は「創薬化学」、「メディシナルケミストリー (Medicinal Chemistry)」とも呼ばれ医薬品の創製に関する学問であります。「医薬品化学2」では「医薬品化学1」で習得した医薬品化学の知識をふまえた上で、医薬品の開発と生産、臨床試験と承認、医薬品に含まれる代表的な構造と性質を習得します。
●一般目標(GIO)
 医薬品の作用を化学構造と関連づけて理解するために、医薬品に含まれる代表的な構造と性質に関する基本的知識を修得する。医薬品開発と生産の実際を理解するために、医薬品創製と製造の各プロセスに関する基本的知識を修得し、社会的重要性に目を向ける態度を身につける。
授業の方法
教科書および配布プリントを用いて、講義形式で授業を行います。
●準備学習や授業に対する心構え
教科書、プリント、黒板を使って授業を行うので、整理する必要があります。主に復習を重点的に行って下さい。
●オフィス・アワー 
(月)〜(金)の随時、B棟6階 医薬品化学研究室に来て下さい。
成績評価法
定期試験の成績ならびに出席状況を総合して評価します。
教科書
書名 著者名 出版社名
『NEW医薬品化学』 日比野俐、夏苅英昭、廣田耕作 (編集) 廣川書店
参考書
書名 著者名 出版社名
『メディシナルケミストリー』 北川 勳、柴崎正勝、富岡 清 (監訳) 丸善
『創薬科学・医薬化学』 橘高敦史 (編集) 化学同人
『創薬科学』 石橋弘行 (編集) 廣川書店
授業計画
項目 授業内容
1 医薬品の開発と生産 医薬品開発を計画する際に考慮すべき因子、日本の疾病の特徴、売上高上位の医薬品、ジェネリック医薬品の役割、オーファンドラッグの重要性について説明できる
2 医薬品の開発と生産 医薬品の創製における特許(知的財産権)、薬害について概説できる
3 医薬品の開発と生産 医薬品の工業的規模での製造工程の特色、品質管理の意義と環境保全を概説できる    
4 臨床試験と承認 治験の役割、内容、制度、および臨床試験の目的と実施概要、販売承認申請から申請までのプロセス、市販後調査の制度と意義を説明できる
5 全身麻酔薬・催眠鎮静薬・抗不安薬 スクリーニングの対象となる化合物の起源、薬物動態を考慮したドラッグデザインについて説明できる
6 統合失調症治療薬・抗うつ薬 古典的な医薬品開発から理想的な創薬への歴史について説明できる
7 モルヒネと受容体 医薬品と標的生体分子の相互作用を立体化学的観点から説明できる
8 オータコイド 代表的な芳香族複素環化合物の性質を芳香族性と関連づけて説明できる
9 ヒスタミン・セロトニン関連薬 医薬品開発の標的となる生体分子を列挙できる
10 ステロイド系ホルモン ステロイドアナログの医薬品を列挙し、化学構造を比較できる
11 アルキル化剤・代謝拮抗薬 アルキル化剤とDNA塩基の反応を説明できる
12 抗がん性抗生物質 インターカレーターの作用機序を図示し、説明できる
13 βーラクタム系抗生物質 βーラクタムを持つ医薬品の作用機序を化学的に説明できる
▲PAGE TOP

医療薬剤学1  [Introductory Lectures on Hospital Pharmacy Practice]

開講情報
3年次 後期 1.5単位 必修
担当教員
非常勤講師 小川 賀偉    
備考
授業の目的と概要
 本科目における講義は、「実務実習モデル・コアカリキュラム」のうちの「実務実習事前学習」で示されている講義項目の一部であり、薬学科4年次で行われる「臨床導入実習」および「薬学総合演習2」の序論を成すもので、さらに同5年次で行われる「病院・薬局実務実習」のための準備学習となることを目的とする。授業では、薬剤師業務の基礎、処方せんの基礎、医薬品管理、院内製剤の基礎および院内感染対策(消毒薬を含む)について講義する。なお、「コミュニティファーマシー」、「薬物治療学1・2」および「医薬品安全性学」は、それら講義内容の一部に実務実習に関する講義内容を含み、本科目と合わせて「実務実習事前学習」の講義部分(一部)を構成する。
●一般目標(GIOs)
@事前学習に積極的に取り組むために、病院と薬局での薬剤師業務の概要と社会的使命を理解する。
A医療チームの一員として調剤を正確に実施できるようになるために、処方せんに関連する基本的知識を修得する。
B病院・薬局における医薬品の管理と供給を正しく行うために、内服薬、注射剤などの取扱い、および院内製剤に関する基本的知識を修得する。
C薬剤師業務が人命にかかわる仕事であることを認識し、患者が被る危険を回避できるようになるために、院内感染に関する基本的知識を修得する。
授業の方法
主に教科書およびプリント等の資料を用い、補足的にパワーポイントを使用する。
●準備学習や授業に対する心構え
@実際の医療現場で行われる実務実習の基礎となる講義であることをよく理解し、知識の修得はもとより、医療人としてあるべき態度について考えるきっかけとし、さらにその涵養に努めること。
A講義範囲に比べ、講義時間の制限があることより、十分に講義できなかった部分については教科書や資料での復習に努めること。
●オフィス・アワー 
随時(質問等は授業終了後に受け付けます)
成績評価法
定期試験、出席状況および授業態度について総合的に評価する。
教科書
書名 著者名 出版社名
『病院薬局研修ガイドブック』 荒川行生 (編) ハイサム
参考書
書名 著者名 出版社名
『スタンダード薬学シリーズ10 実務実習事前学習−病院・薬局実習に行く前に』 日本薬学会 (編) 東京化学同人
授業計画
項目 授業内容
1 薬剤師業務1 医療における薬剤師の使命や倫理などについて概説できる。
2 薬剤師業務2 医療の現状をふまえて、薬剤師の位置づけと役割について概説できる。
3 処方せん1 @処方せんの法的位置づけと機能について説明できる。
A処方オーダリングシステムを概説できる。
4 処方せん2 調剤を法的根拠に基づいて説明できる。
5 医薬品管理1 医薬品管理の意義と必要性について説明できる。
6 医薬品管理2 代表的な剤形の安定性、保存性について説明できる。
7 医薬品管理3 @毒薬・劇薬の管理および取扱いについて説明できる。
A麻薬、向精神薬などの管理と取扱い(投薬、廃棄など)について説明できる。
8 医薬品管理4 @血漿分画製剤の管理および取扱いについて説明できる。A輸血用血液製剤の管理および取扱いについて説明できる。
9 医薬品管理5 @代表的な生物製剤の種類と適応を説明できる。
A生物製剤の管理と取扱い(投薬、廃棄など)について説明できる。
10 医薬品管理6 @代表的な放射性医薬品の種類と用途を説明できる。
A放射性医薬品の管理と取扱い(投薬、廃棄など)について説明できる。
11 院内製剤 院内製剤の意義、調製上の手続き、品質管理などについて説明できる。
12 消毒薬 @代表的な消毒薬の用途、使用濃度を説明できる。
A消毒薬調製時の注意点を説明できる。
13 院内感染(病院感染) 院内感染の回避方法について説明できる。
▲PAGE TOP

英語1  [English 1]

開講情報
1年次 前期 1単位 必修
担当教員
教授 楠瀬 健昭    
備考
授業の目的と概要
Voice of America, Special Englishから健康と環境を扱った文章を素材にリスニング力を養成する。
●一般目標(GIO)
英語の基礎力をつけるために、「読む」、「書く」、「聞く」、「話す」に関する基本的知識と技能を習得する。
●到達目標(SBOs)
自然に幅広く興味を持ち、人との関わりについて説明できる。
英語で書かれた科学、医療に関連する著述の内容を正確に説明できる。
英語放送を聞いて内容を理解して要約できる。
英語の基礎的音声を聞き分けることができる。
易しい英語で書かれた文章を読んで、内容を説明できる。
短い日本文を文法にかなった英文に直すことができる。
授業の方法
dictation testに続き、それぞれの素材について、speaking, vocabulary check, 
pre-listening, while-listening, reading, post-listening, idiom check, writingの順に作業してもらいます。
●準備学習や授業に対する心構え
必ず下読みをして、わからない部分はあらかじめ辞書で調べておくこと。
練習問題もあらかじめ解答しておくこと。
●オフィス・アワー 
火曜日、木曜日午後1時〜3時、研究室へどうぞ。
成績評価法
出席(15%)+発表(15%)+英語テスト(70%)による総合評価 
教科書
書名 著者名 出版社名
Health and Environment from VOA 安浪誠祐・Richard Lavin 松柏社
授業計画
項目 授業内容
1 Beware of D-Ficiency listening, reading, writing, speaking
2 Cancer: The World's Leading Killer? listening, reading, speaking, writing
3 Vertical Farms to the Rescue listening, reading, speaking, writing
4 No-Smoking City listening, reading, speaking, writing
5 Hot Weather Can Be a Headache listening, reading, speaking, writing
6 No Water? No Problem listening, reading, speaking, writing
7 Just a Little Pinprick listening, reading, speaking, writing
8 Wising Up about Wisdom Teeth listening, reading, speaking, writing
9 Cleaner Coal in Australia listening, reading, speaking, writing
10 Keeping Children Safe listening, reading, speaking, writing
11 What Is the Asian Flush? listening, reading, speaking, writing
12 How Green Is My Rooftop? listening, reading, speaking, writing
13 Five Pills in One listening, reading, speaking, writing
14 What Makes a Cow a Cow? listening, reading, speaking, writing
15 Examination paper test
with listening comprehension  
▲PAGE TOP

英語1  [English 1]

開講情報
1年次 前期 1単位 必修
担当教員
教授 松島 哲久    
備考
授業の目的と概要
 コミュニケーション論のテキストを読解しつつ、英文への基本的理解、リスニング、そして発信としての英語力を総合的にマスターできることを授業の目標とします。また、コミュニケーションについての基本的知識と理解も求めます。
●一般目標(GIO)
 コミュニケーション的視点から英語理解を深め、英文を読み、聴き、理解し、話し、書く能力を総合的に身に着け、それを通して英語によるファーマシューティカル・コミュニケーション能力を高めることができること。
●到達目標(SBOs)
・異文化コミュニケーションの必要性と課題を理解し、英語で表現できる。
・コミュニケーションの種類を英語で列挙でき、その概略を説明できる。
・コミュニケーションに与える文化的影響にどのようなものがあるか、その概略を英語 で説明できる。
・医療におけるコミュニケーションとその課題について英語で説明できる。
授業の方法
まずテキストの英文を2回リスニングおこない、その章全体のテーマと大意をまとめてもらう。その後、段落ごとのリスニングの後に要約をしてもらう。その後に精読し訳してもらう。最後の練習問題を解く。 
●準備学習や授業に対する心構え
できるだけ多くの学生に訳してもらうので、全員予習をしてもらう。
●オフィス・アワー
火曜日、木曜日午後1時〜3時、研究室で質問等受け付けます。電子メールでもどうぞ(matusima@gly.oups.ac.jp)
成績評価法
出席+発表(12点):積極的に発表したか、答えられなかったかなどで総合評価する。リスニングと練習問題(18点):毎回提出してもらう、筆記試験:70点を基準にして総合評価する。
教科書
書名 著者名 出版社名
Culture and Communication Lisa Stefani, 白野 編注 鷹書房弓プレス
授業計画
項目 授業内容
1 異文化コミュニケーション(1) なぜ異文化コミュニケーションか
2  〃 (2) 異文化コミュニケーション
3  〃 (3) 文化と言語使用
4  〃 (4) ノン・バーバル・コミュニケーション
5 コミュニケーションに与える文化的影響(1) 文化的価値観
6  〃 (2) 宗教
7  〃 (3) 家族
8  〃 (4) 歴史
9 文化と教育 文化的価値観の教育
10 文化と医療(1) 文化と医療システム
11  〃 (2) 精神的信仰と医療
12  〃 (3) 文化、ジェンダー、医療
13  〃 (4) USにおける多文化的医療
▲PAGE TOP

英語1  [English 1]

開講情報
1年次 前期 1単位 必修
担当教員
非常勤講師 樋口 久    
備考
授業の目的と概要
 今日、科学の世界は英語の世界である。このコースでは、主として健康や環境に関するニュースを読み、また聞くことを通じて、英語の基本語彙を習得し、英語を理解する能力を身につける。受講生諸君が必ず読むことになる科学分野の英語を理解する一助になれば幸いである。
●一般目標(GIO)
 薬学を中心とした自然科学の分野で必要とされる英語の基礎力を身につけるために、「読む」「書く」「聞く」「話す」に関する基本的知識と技能を修得する。
●到達目標(SBOs)
 各ユニットの話題に沿って、英語の語彙を習得しつつ、内容的にまとまりのある英語を理解する感覚を身につける。
授業の方法
教科書は、米国の代表的放送機関である VOA のニュースを教材として編集したものである。毎回、教科書の問題並びに各ユニットの内容に添ったテストを課題として提出する。
●準備学習や授業に対する心構え
この種の語学科目を利用する要諦は予習にある。受講生諸君は少なくとも各ユニットの穴埋め問題を終えている、という前提で授業を進める。
●オフィス・アワー 
提出課題の質問欄や電子メール(q_higuchi@mac.com)を利用して質問して頂けるように計らっている。
成績評価法
毎回提出する課題(小テスト)の得点を総合して評価する。
教科書
書名 著者名 出版社名
Health & Environment from VOA: How Everyday Life Affects Global Issues『VOAで知る健康と環境 ー 屋上菜園から牛ゲノム解読まで』 安浪誠祐/Richard S. Lavin 松柏社(ISBN 978-4-88198-634-9)
授業計画
項目 授業内容
1 ビタミンDの重要性
2 世界規模でのガンの実態
3 ビル型農場の試み
4 禁煙都市の効果
5 天気と頭痛の関係
6 バイオテクノロジーの可能性
7 麻酔の種類
8 親知らずの不思議
9 石炭燃料への新たな技術
10 子供を守るには
11 アジア人とアルコール摂取
12 屋上緑化
13 複合薬の効果    
▲PAGE TOP

英語1  [English 1]

開講情報
1年次 前期 1単位 必修
担当教員
非常勤講師 西谷 茉莉子    
備考
授業の目的と概要
Voice of America, Special Englishから健康と環境を扱った文章を素材にリスニング力を養成する。
●一般目標(GIO)
英語の基礎力をつけるために、「読む」、「書く」、「聞く」、「話す」に関する基本的知識と技能を習得する。
●到達目標(SBOs)
自然に幅広く興味を持ち、人との関わりについて説明できる。
英語で書かれた科学、医療に関連する著述の内容を正確に説明できる。
英語放送を聞いて内容を理解して要約できる。
英語の基礎的音声を聞き分けることができる。
易しい英語で書かれた文章を読んで、内容を説明できる。
短い日本文を文法にかなった英文に直すことができる。
授業の方法
dictation testに続き、それぞれの素材について、speaking, vocabulary check, 
pre-listening, while-listening, reading, post-listening, idiom check, writingの順に作業してもらいます。
●準備学習や授業に対する心構え
必ず下読みをして、わからない部分はあらかじめ辞書で調べておくこと。
練習問題もあらかじめ解答しておくこと。
●オフィス・アワー 
成績評価法
出席(15%)+発表(15%)+英語テスト(70%)による総合評価 
教科書
書名 著者名 出版社名
Health and Environment from VOA 安浪誠祐・Richard Lavin 松柏社
授業計画
項目 授業内容
1 Beware of D-Ficiency listening, reading, writing, speaking
2 Cancer: The World's Leading Killer? listening, reading, speaking, writing
3 Vertical Farms to the Rescue listening, reading, speaking, writing
4 No-Smoking City listening, reading, speaking, writing
5 Hot Weather Can Be a Headache listening, reading, speaking, writing
6 No Water? No Problem listening, reading, speaking, writing
7 Just a Little Pinprick listening, reading, speaking, writing
8 Wising Up about Wisdom Teeth listening, reading, speaking, writing
9 Cleaner Coal in Australia listening, reading, speaking, writing
10 Keeping Children Safe listening, reading, speaking, writing
11 What Is the Asian Flush? listening, reading, speaking, writing
12 How Green Is My Rooftop? listening, reading, speaking, writing
13 Five Pills in One listening, reading, speaking, writing
14 What Makes a Cow a Cow? listening, reading, speaking, writing
15 Examination paper test
with listening comprehension  
▲PAGE TOP

英語2  [English 2]

開講情報
1年次 後期 1単位 必修
担当教員
教授 楠瀬 健昭    
備考
授業の目的と概要
Voice of America, Special Englishから健康と環境を扱った文章を素材にリスニング力を養成する。
●一般目標(GIO)
英語の基礎力をつけるために、「読む」、「書く」、「聞く」、「話す」に関する基本的知識と技能を習得する。
●到達目標(SBOs)
自然に幅広く興味を持ち、人との関わりについて説明できる。
英語で書かれた科学、医療に関連する著述の内容を正確に説明できる。
英語放送を聞いて内容を理解して要約できる。
英語の基礎的音声を聞き分けることができる。
易しい英語で書かれた文章を読んで、内容を説明できる。
短い日本文を文法にかなった英文に直すことができる。
授業の方法
dictation testに続き、それぞれの素材について、speaking, vocabulary check, 
pre-listening, while-listening, reading, post-listening, idiom check, writingの順に作業してもらいます。
●準備学習や授業に対する心構え
必ず下読みをして、わからない部分はあらかじめ辞書で調べておくこと。
練習問題もあらかじめ解答しておくこと。
●オフィス・アワー 
火曜日、木曜日午後1時〜3時、研究室へどうぞ。
成績評価法
出席(15%)+発表(15%)+英語テスト(70%)による総合評価 
教科書
書名 著者名 出版社名
A Look at Global Health and Environment with VOA 安浪誠祐・Richard Lavin 松柏社
授業計画
項目 授業内容
1 The ABC of Allergies listening, reading, writing, speaking
2 Blow, Blow, Blow listening, reading, speaking, writing
3 H5N1: Human-to-Human Infection listening, reading, speaking, writing
4 To be, Or Not to Bee? listening, reading, speaking, writing
5 How to do Hands-Only CPR listening, reading, speaking, writing
6 Sun-Cooked Food listening, reading, speaking, writing
7 Are Cloned Animals Safe? listening, reading, speaking, writing
8 Why Is There So Much Hunger? listening, reading, speaking, writing
9 Salmonella Flying to 
Chickens?
listening, reading, speaking, writing
10 No Cure for Diseases of the Retina listening, reading, speaking, writing
11 A Brighter Future for 
Forests
listening, reading, speaking, writing
12 Building Peace through 
Medicine
listening, reading, speaking, writing
13 How Can We Stop
Desertification?
listening, reading, speaking, writing
14 Mix at Your Peril listening, reading, speaking, writing
15 Examination paper test
with listening comprehension  
▲PAGE TOP

英語2  [English 2]

開講情報
1年次 後期 1単位 必修
担当教員
非常勤講師 樋口 久    
備考
授業の目的と概要
 このコースでは、 医療現場に即した具体的な英語を理解することを通じ、医療分野に必要な語彙力と英語における常識の理解を深め、受講者諸君が必要とする英語技能を身につける一助とする。  
●一般目標(GIO)
 薬学を中心とした自然科学の分野で必要とされる英語の基礎力を身につけるために、「読む」「書く」「聞く」「話す」に関する基本的知識と技能を修得する。 
●到達目標(SBOs)
 体の各部名称から医療用品を扱う表現に至るまで、語彙・表現の両側面から理解できるようになる。
授業の方法
原則として、教科書に従って進める。受講生諸君は、教科書の練習問題を毎回の課題として提出する。なお、各ユニットには具体的な場面を想定したビデオも用意されており、それぞれの場面に応じた「良い例」「悪い例」を例示してくれている(おざなりな教材が多い中、これは結構貴重である)。
●準備学習や授業に対する心構え
各ユニットの英語をきっちりと理解することを心がけて受講するだけで、受講生諸君には有益な内容になると思われる。基本語彙については、予習が必須となる。教科書に添付のDVDを自宅で見ることもできる。
成績評価法
毎回提出する課題の得点を総合して評価する。
教科書
書名 著者名 出版社名
Everyday English for Nursing on DVD『DVDで学ぶ看護英語』 園城寺康子/John Skelton 成美堂(ISBN 978-4-7919-3120-0)
授業計画
項目 授業内容
1 挨拶表現 医療従事者の名称
2 患者に対する説明 身体の外部名称
3 各種検査 頭部名称
4 患者の話を聞く 身体内部名称
5 各種ケア 看護処置用品名称
6 注射と点滴 予防接種関連語彙
7 体温や血圧 度量衡の換算
8 リハビリや患者の移動
9 手術 健康に関することわざ
10 患者への指示 痛みの度合い表現
11 投薬 各種疾病名称
12 退院 各種疾病名称
13 院内の調整
14 妊娠 医療用品名称
15 ガンの話 各種略語表現
▲PAGE TOP

英語2  [English 2]

開講情報
1年次 後期 1単位 必修
担当教員
非常勤講師 井上 径子    
備考
授業の目的と概要
 今や現代人の生活と切り離すことができない「ストレス」、それが一体何もので、どのように発生し、わたしたちの身体に害を及ぼすのか、ひいては効果的なストレス対処法とは何かについて、テキストを精読することを通し、学んでいきます。同時に、各ユニットに付された問題を通して、英語を「読む」、「聴く」、「書く」という3技能の向上を試みます。本文を精読する際は、内容の把握に留まらず、文法事項にも留意し、高校までに習得した文法的知識を適用し、文を正確に読み解く訓練をします。併せて、本文中にある日常で使えそうな語彙や表現にも注目し、それらを率先して使う(授業では度々英作を取り入れる)ことで、英語で「表現する」能力を身につけていきます。
●一般目標(GIO)
 英語を「読む」、「聴く」、「書く」に関わる基本的技能の習得を通し、英語で「話す」あるいは「表現する」能力向上につなげていきます。
●到達目標(SBO s)
 英語で書かれた医療に関する著述の内容を正確に理解できる。
 英語放送を聞いて一定内容を理解できる。
 身近な話題を英語で表現することができる。
授業の方法
 本文を読み進める際には演習形式でランダムに当てるので、予習は必須です。進むペースは各ユニットの英語の難易度によっても異なるので、一概には言えず、必ずしも計画通りにいかないと思われますが、だいたい、3回の授業で2ユニット進むくらいのペースになると思います。テキストの内容が「ストレス」一色なので、授業に変化をつける意味で、毎回時間の終わり(最後の約20分間)に、洋楽を1曲取り入れます。リスニングの訓練はもとより、歌の歌詞を通しても、日常表現や英語ならではの言い回し、時には文化的背景にも留意し、様々な観点から英語の表現力を伸ばしていきます。
●準備学習や授業に対する心構え
予習する際は本文だけでなく、付された問題も、「聴き取り」の箇所を除いては、各自一通りやって授業に出てください。
●オフィス・アワー
質問には、授業開始前にA棟1階講師室で、また必要に応じてemailでも応じます。
成績評価法
授業貢献(30%)と学期末試験(70%)による総合評価
教科書
書名 著者名 出版社名
Beating Stress: Strategies for a Stress-Free Lifestyle 田部井世志子、井上径子 朝日出版
授業計画
項目 授業内容
1 What Is Stress?〈本文〉            Listening, Reading, Writing
2 What Is Stress? (本文+問題)   Listening, Reading, Writing
3 What Causes Stress? (本文+問題)    Listening, Reading, Writing
4 What is the Stress Response? (本文)   Listening, Reading, Writing
5 What is the Stress Response? (問題)   
+Bad Effect of Stress(本文)
Listening, Reading, Writing
6 Bad Effect of Stress(本文)   Listening, Reading, Writing
7 Bad Effect of Stress(問題)        Listening, Reading, Writing
8 How Are Bodily Systems 
Affected by Stress? (本文)
Listening, Reading, Writing
9 How are Bodily Systems  
Affected by Stress?   〈問題〉     
+Unhealthy Stress:
How Can We Resist It? (本文)
Listening, Reading, Writing
10 Unhealthy Stress:How Can 
We Resist It? (本文+問題)
Listening, Reading, Writing
11 Laugh(本文+問題) Listening, Reading, Writing
12 Get Rid of Anger(本文)  Listening, Reading, Writing
13 Get Rid of Anger(問題)  +まとめ Listening, Reading, Writing
14 試験  Paper Test
▲PAGE TOP

英語2  [English 2]

開講情報
1年次 後期 1単位 必修
担当教員
非常勤講師 飯田 泰弘    
備考
授業の目的と概要
 専門分野の知識を養うために日々努力をしている受講学生諸君にとって、英語を集中的に学ぶ時間は非常に貴重である。よって本授業では、健康と環境に関する幅広いテーマを扱いながら、英語の力を総合的に向上させることを目指す。
●一般目標(GIO)
 さまざまなテーマを扱いながら、英語の4技能(読む、書く、聞く、話す)を総合的に鍛え、英語基礎能力を習得する。
●到達目標(SBOs)
 英語を読み解きながら健康と環境に関する内容を理解することで、この分野の幅広い情報を得、さらには英語力向上につなげる。
授業の方法
各Unitの内容把握につながる整序問題を解いた後、本文に入る。本文ではListening & Speakingを行いながら、各段落の要約をしてもらう。次いで、本文内容に関するDictationを行い、Reading Comprehension、Listening Comprehension、Listening Perception、Writing、Speakingの順に作業を行ってもらう。また適宜、補充的な資料を教師側が用意し、授業に取り入れる。
●準備学習や授業に対する心構え
必ず本文には事前に目を通し、各自で行える設問は解答しておくこと。授業中に慌てて調べることがないよう、当然ながらわからない単語等は前もって調べておくよう常に心がけていただきたい。授業中の積極的な発言は大歓迎である。
●オフィス・アワー
木曜の昼休み、もしくはE-mailにて連絡・質問等を受け付ける。(初回の授業で詳しく説明します)
成績評価法
出席(15%)+ 小テスト/課題(15%)+英語テスト(70%)、で総合評価する。
教科書
書名 著者名 出版社名
Our Sacred Health and Environment Shawn M. Clankie・小林敏彦 成美堂
授業計画
項目 授業内容
1 The Mind(精神)(1) The Mystery of Dreams
 (神秘なる夢の世界)
2 The Mind(精神)(2) Headaches
 (どうにかしたい頭痛)
3 The Body(身体)(1) Can Air Pollution Cause Heart Disease?
 (大気汚染が心臓病を引き起こす?)
4 The Body(身体)(2) Heat
 (知られざる熱波の恐ろしさ)
5 Treatment(治療法)(1) Aspirin
 (アスピリンの歴史と服用法)
6 Treatment(治療法)(2) Vitamins
 (ビタミンとその働き・効用)
7 New Solutions(新しい解決法)(1) A Cervical Cancer Vaccine
 (認可された子宮頸がんワクチン)
8 New Solutions(新しい解決法)(2) Growing Replacement Organs
 (再生医療にかかる期待)
9 New Solutions(新しい解決法)(3) A New Malaria Drug
 (新しいマラリア薬)
10 Natural Phenomena(自然現象) Hurricanes
 (猛威をふるうハリケーン)
11 Nature’s Bounty(自然の恵み) The Story of Seedless Fruit 
 (秘法:種なしフルーツの製造)
12 New Technologies(新しい科学技術)(1)  Biofuels
 (普及が進む生物燃料)
13 New Technologies(新しい科学技術)(2) Building Healthier Houses
 (体に良い家造り)
▲PAGE TOP

英語3  [English 3]

開講情報
2年次 前期 1単位 必修
担当教員
教授 楠瀬 健昭    
備考
授業の目的と概要
 科学英語の基礎編として、医療人にとって有益な話題と情報を提供するものを素材として、リーディング力を養成する。
●一般目標(GIO) 
 英語の基礎力をつけるために、「読む」、「書く」、「聞く」、「話す」に関する基本的知識と技能を習得する。さまざまな考え方、感じ方に触れ、物事を多角的に見る能力を養う。 
●到達目標(SBOs) 
医療に幅広く興味を持ち、人との関わりについて説明できる。 
英語で書かれた医療に関連する著述の内容を正確に説明できる。 
医療に関連する簡単な文章を英語で書くことができる。
主な病名、組織、臓器名、医薬品などを英語で発音できる。
医療の現場で用いられる基本的な会話を英語で行うことができる。
授業の方法
単語テストに続き、reading, comprehension check, vocabulary check, dialog, writing, further exerciseの順に作業してもらう。
●準備学習や授業に対する心構え 
必ず下読みをして、わからない部分はあらかじめ辞書で調べておくこと。 
練習問題もあらかじめ解答しておくこと。
●オフィス・アワー 
火曜日、木曜日午後1時〜3時、研究室へどうぞ。 
成績評価法
出席(15%)+発表(15%)+英語テスト(70%)による総合評価 
教科書
書名 著者名 出版社名
The Hospital Team 高津昌宏ほか 南雲堂
授業計画
項目 授業内容
1 The Human Body listening, writing, speaking,reading 
2 Nutrition and Fitness listening, reading, speaking, writing
3 Communicable Diseases listening, reading, speaking, writing
4 Hygiene and Public Health listening, reading, speaking, writing
5 Reforming Japanese Healthcare listening, reading, speaking, writing
6 Needlestick Injuries in Medicine listening, reading, speaking, writing
7 Dr. Kitasato and the Development of 
medicine in Japan
listening, reading, speaking, writing
8 The Medical Laboratory Technologist listening, reading, speaking, writing
9 Clinical Engineering listening, reading, speaking, writing
10 Radiological Technology listening, reading, speaking, writing
11 Physical Therapy listening, reading, speaking, writing
12 Working in Occupational Therapy listening, reading, speaking, writing
13 Speech-Language Therapy as a Vocation listening, reading, speaking, writing
14 Why is Team Medical Treatment Necessary? listening, reading, speaking, writing
15 Examination paper test
with listening comprehension  
▲PAGE TOP

英語3  [English 3]

開講情報
2年次 前期 1単位 必修
担当教員
教授 松島 哲久    
備考
授業の目的と概要
 生命倫理問題や現代の主要な社会問題を話題とするテキストを読解しながら、リスニング力、要約力、発表能力などを高めながら総合的に英語能力を身に着けていくことを目標にしています。
●一般目標(GIO)
 英文のテキストを聴いてその大意が理解でき、英語で要約できること。また扱った話題について英語で自分の考えを展開できることを一般目標とします。
●到達目標(SBOs)
・テープを2回聴いて何が話題になっているか英語で簡潔に表現できる。
・段落ごとの要約が英語でできる。
・全体の要約が英語でできる。
・話題について問題点を指摘して、各自の考えを英語で展開できる。
授業の方法
できるだけ多くの学生に答えてもらい、授業の終わりに練習問題を解き、提出してもらう。
●準備学習や授業に対する心構え
全員予習をしてくることを出席要件とします。
●オフィス・アワー
火曜日、木曜日午後1時〜3時、研究室で質問等受け付けます。電子メールでもどうぞ(matusima@gly.oups.ac.jp)
成績評価法
出席と発表(12点)、練習問題(18点)、筆記試験(70点)を基準として総合的に評価する。
教科書
書名 著者名 出版社名
Discussing IssuesI Paul McLEAN 鷹書房弓プレス
授業計画
項目 授業内容
1 女性と人権 The Abuse of Woman 
2 人種差別の超り越え Interracial Adoption 
3 精神病患者と人権 The Incarceration of Mental Patients
4 ドラッグ乱用 The Fight against Drugs
5 環境保護運動 Ecovandalism
6 セクシュアリティ問題(1) Same-Sex Marriages
7    〃 (2) Gays in the Military
8 生命倫理問題(1)安楽死  Assisted Suicide
9    〃 (2)人工妊娠中絶 A Person or a Fetus?
10    〃 (3)臓器移植  Transplant Recipients
11    〃 (4)クローン Cloning
12 ジェンダー Housewives or Career Women?
13 国際語
▲PAGE TOP

英語3  [English 3]

開講情報
2年次 前期 1単位 必修
担当教員
非常勤講師 Joseph Michael Jacobs    
備考
授業の目的と概要
This class will focus on practical English conversational skills. Students will actively build on the fundamentals of speaking, comprehension, reading and writing. Pair and small group work will be integrated. Intercultural understanding will be a theme throughout.
●一般目標(GIO)
英語の基礎力を身につけるために、「聞く」「話す」に関する基礎的知識と技能を修得する。
●到達目標(SBOs)
1.英語の基礎的音声を聞き分けることができる。
2.英語の会話を聞いて内容を理解して要約できる。
3.英語による日常会話での質疑応答ができる。
授業の方法
A communicative skills-based text will be assigned and used regularly. Pair work and small group interviews will be utilized. Audio cassettes will be frequently used to improve listening comprehension.
成績評価法
Grading will be conducted in descending order of importance : attendance - participation - tests    
教科書
書名 著者名 出版社名
Who Said What? Joe M. Jacobs Marathon Publishing
授業計画
項目 授業内容
1 Personal Interviews Introductions/meeting classmates
2 Greetings First meetings, social gestures
3 Likes and Dislikes Expressing personal preferences
4 Times and Dates Appointments, reservations
5 Family Matters Describing people, personalities
6 About Tomorrow Using future tense
7 Food Cooking, ordering, health issues
8 Health Habits and lifestyle
9 People and Countries Geography, Political Science
10 Take a Trip The world of overseas travel
11 Opinion Expressing yourself clearly
12 Environment Energy, pollution, alternatives
13 Review Bringing it all togeher
14 Test
▲PAGE TOP

英語3  [English 3]

開講情報
2年次 前期 1単位 必修
担当教員
非常勤講師 Ian Murray Richards    
備考
授業の目的と概要
This class will aim to improve students' grasp of English and their ability to use the language within a practical context. All four skills, speaking, listening, writing and reading, will be practiced.
●一般目標(GIO)
The goal of this course is to raise students' overall communicative confidence.
授業の方法
A communication-oriented text will be assigned and used comprehensively. Further supplementary material will be assigned by the teacher.
●準備学習や授業に対する心構え
The course will be task-based and will require active participation from students.
成績評価法
Evaluation will be in the form of attendance, involvement in classwork, and tasting.
教科書
書名 著者名 出版社名
Impact Listening 1 (Second Edition) Kisslinger, E and Beuckens,T Pearson-Longman
参考書
書名 著者名 出版社名
An English-Japanese dictionary
授業計画
項目 授業内容
1 Greetings Introductions
2 Home 1 Intercommunication activities
3 Home 2 Reading and discussion
4 Clothing 1 Intercommunication activities
5 Clothing  2 Reading and discussion
6 Nationalities 1 Intercommunication activities
7 Nationalities 2 Reading and discussion
8 People 1 Intercommunication activities
9 People 2 Reading and discussion
10 Family 1 Intercommunication activities
11 Family 2 Reading and discussion
12 Directions 1 Intercommunication activities
13 Directions 2 Reading and discussion
14 Final Test
▲PAGE TOP

英語4  [English 4]

開講情報
2年次 後期 1単位 必修
担当教員
教授 楠瀬 健昭    
備考
授業の目的と概要
 科学英語の基礎編として、医療と医薬品に関する英文を素材とし、リーディング力を養成する。
●一般目標(GIO) 
 英語の基礎力をつけるために、「読む」、「書く」、「聞く」、「話す」に関する基本的知識と技能を習得する。さまざまな考え方、感じ方に触れ、物事を多角的に見る能力を養う。 
●到達目標(SBOs) 
医療と医薬品に幅広く興味を持ち、人との関わりについて説明できる。  
英語で書かれた医療に関連する著述の内容を正確に説明できる。  
医療と医薬品に関連する簡単な文章を英語で書くことができる。 
主な病名、組織、臓器名、医薬品などを英語で発音できる。 
英語の会話を聞いて内容を要約できる。
授業の方法
単語テストに続き、vocabulary check, reading, comprehension check, listening, 
further study in medical terminologyの順に作業をしてもらいます。 
●準備学習や授業に対する心構え 
必ず下読みをして、わからない部分はあらかじめ辞書で調べておくこと。
練習問題もあらかじめ解答しておくこと。
●オフィス・アワー 
火曜日、木曜日午後1時〜3時、研究室へどうぞ。 
成績評価法
出席(15%)+発表(15%)+英語テスト(70%)による総合評価 
教科書
書名 著者名 出版社名
The Wonders of Medicine 瀬谷幸男 他 南雲堂
授業計画
項目 授業内容
1 Recepters as Drug Targets listening, reading,writing, speaking 
2 Routes of Drug Administration  listening, reading, speaking, writing
3 Drug Development and Approval listening, reading, speaking, writing
4 What Is Kampo? listening, reading, speaking, writing
5 Helicobacter pylori listening, reading, speaking, writing
6 Heart Disease listening, reading, speaking, writing
7 Respiratory Disease listening, reading, speaking, writing
8 Anti-anxiety Agents  listening, reading, speaking, writing
9 Chemotherapy listening, reading, speaking, writing
10 AIDS listening, reading, speaking, writing
11 Immunosuppressant Drugs listening, reading, speaking, writing
12 Adverse Drug Reactions listening, reading, speaking, writing
13 Latrogenic CJD listening, reading, speaking, writing
14 Pharmacists and Society listening, reading, speaking, writing
15 Examination paper test
with listening comprehension  
▲PAGE TOP

英語4  [English 4]

開講情報
2年次 後期 1単位 必修
担当教員
非常勤講師 Joseph Michael Jacobs    
備考
授業の目的と概要
This class will focus on practical English conversational skills. Students will actively build on the fundamentals of speaking, comprehension, reading and writing. Pair and small group work will be integrated. Intercultural understanding will be a theme throughout.
●一般目標(GIO)
英語の基礎力を身につけるために、「聞く」「話す」に関する基礎的知識と技能を修得する。
●到達目標(SBOs)
1.英語の基礎的音声を聞き分けることができる。
2.英語の内容を聞いて内容を理解して要約できる。
3.英語による日常会話での質疑応答ができる。
授業の方法
A communicative skills-based text will be assigned and used regularly. Pair work and small group interviews will be utilized. Audio cassettes will be frequently used to improve listening comprehension.
成績評価法
Grading will be conducted in descending order of importance : attendance - participation - tests
教科書
書名 著者名 出版社名
You Went Where? Joe M. Jacobs Marathon Publishing
授業計画
項目 授業内容
1 Interviews Introductions, first meetings
2 Canada (selected reading, writing, listening exercises and structured dialog collaborative composition)
3 Australia (selected reading, writing, listening exercises and structured dialog collaborative composition)
4 Switzerland (selected reading, writing, listening exercises and structured dialog collaborative composition)
5 France (selected reading, writing, listening exercises and structured dialog collaborative composition)
6 USA (selected reading, writing, listening exercises and structured dialog collaborative composition)
7 Egypt (selected reading, writing, listening exercises and structured dialog collaborative composition)
8 Thailand (selected reading, writing, listening exercises and structured dialog collaborative composition)
9 England (selected reading, writing, listening exercises and structured dialog collaborative composition)
10 Peru (selected reading, writing, listening exercises and structured dialog collaborative composition)
11 New Zealand (selected reading, writing, listening exercises and structured dialog collaborative composition)
12 India (selected reading, writing, listening exercises and structured dialog collaborative composition)
13 China (selected reading, writing, listening exercises and structured dialog collaborative composition)
14 Test
▲PAGE TOP

英語4  [English 4]

開講情報
2年次 後期 1単位 必修
担当教員
非常勤講師 Ian Murray Richards    
備考
授業の目的と概要
This class will aim to extend students' grasp of English and their ability to use the language within a practical context. All four skills, speaking, listening, writing and reading, will be developed.
●一般目標(GIO)
The goal of this course is to raise students' overall communicative confidence.
授業の方法
A communication-oriented text will be assigned and used comprehensively. Further supplementary material will be assigned by the teacher.
●準備学習や授業に対する心構え
The course will be task-based and will require active perticipation from students.
成績評価法
Evaluation will be in the form of attendance, involvement in classwork, and testing.
教科書
書名 著者名 出版社名
Impact listening 1 (Second Edition) Kisslinger, E and Beuckens,T Peacson-Longman
参考書
書名 著者名 出版社名
An English-Japanese dictionary
授業計画
項目 授業内容
1 Greetings Introductions
2 Jobs 1 Intercommunication activities
3 Jobs 2 Reading and discussion
4 Schedules 1 Intercommunication activities
5 Schedules 2 Reading and discussion
6 Travel 1 Intercommunication activities
7 Travel 2 Reading and discussion
8 Money 1 Intercommunication activities
9 Money 2 Reading and discussion
10 Free Time 1 Intercommunication activities
11 Free Time 2 Reading and discussion
12 Food 1 Intercommunication activities
13 Food 2 Reading and discussion
14 Final Test
▲PAGE TOP

英語4  [English 4]

開講情報
2年次 後期 1単位 必修
担当教員
非常勤講師 利根 有紀    
備考
授業の目的と概要
 BBC News を使ったテキストを使用しながら、主にリスニング力の養成を目指す。
●一般目標(GIO)
 英語のリスニング力を養成しながら、現代社会の様々な問題について考える。
●到達目標(SBOs)
 BBC News を聴いて、何が話題になっているか、説明できるようにする。Newsの音声をまねて、テキストを音読できるようにする。 
授業の方法
1.BBC News(DVD)を見ながら(聴きながら)大意をとらえる。
2.テキストを使用しながら、さらに詳細にNewsを聴き取る。
3.Newsの音声をまねて音読、リピーティング。
●準備学習や授業に対する心構え
授業に主体的に参加し、発言、発表すること。
●オフィス・アワー
電子メール(yuuki_tone0504@yahoo.co.jp)で質問を受け付けます。
成績評価法
平常点(出席、発表など)40%+テスト60%
教科書
書名 著者名 出版社名
Understanding the News in English 7 Sakae Onoda / Lucy Cooker 著 金星堂
授業計画
項目 授業内容
1 Edinburgh's World Heritage Status listening,reading,speaking
2 Animal Research vs. Rights listening,reading,speaking
3 Frozen Clones listening,reading,speaking
4 Too Noisy for Polar Bears? listening,reading,speaking
5 Texting and Driving listening,reading,speaking
6 Cookery for 11-year-olds listening,reading,speaking
7 Illegal Immigrants listening,reading,speaking
8 Understanding the Big Bang listening,reading,speaking
9 Sex Education in Schools listening,reading,speaking
10 Drugs in Afghanistan and Thailand  listening,reading,speaking
11 Fast Track to Teaching listening,reading,speaking
12 Cholera in zimbabwe listening,reading,speaking
13 Examination
▲PAGE TOP

衛生薬学1  [Hygienic Sciences 1]

開講情報
2年次 前期 1.5単位 必修
担当教員
准教授 佐久間 覚    
備考
授業の目的と概要
 環境中に拡散した化学物質に対する安全性への一般の関心は高い。それゆえ汚染化学物質から生命を衛る(まもる)ための、科学的根拠に基づいた回避方策を思考できるようになるために、汚染化学物質の中毒症状、毒性発現機構、評価方法などの基礎知識を修得することは極めて重要なことである。すべての化学物質は、生物群集と無機的環境から成る生態系で単純な化学形態と複雑な化学形態との間を無数の変化の過程を経て循環している。この循環システムのなかで、生物濃縮や食物連鎖を通して、人を含めた地球上に住むあらゆる動植物が汚染化学物質により悪影響を受ける。人の健康を維持・増進するためには、医薬品、農薬、溶剤などさまざまな化学物質の人体への直接的影響を防ぐだけでなく、地球上に住むあらゆる動植物が汚染化学物質の影響を回避して生物の多様性を確保し、正常な生態系の循環システムが構築されつづける必要がある。本講義では、汚染化学物質の生体への影響を説明できるだけでなく、地球環境の責任を個人の問題としても捉えることができるようになり、生活環境をより良くする方策を立案し、実践できるようになることが目標である。
●一般目標(GIO)
 有害な化学物質などの生体への影響を回避できるようになるために、化学物質の毒性などに関する基本的な知識を修得し、これに関連する基本的技能と態度を身につける。
●到達目標(SBOs)
1.生態系の構成員を列挙し、その特徴と相互関係を説明できる。
2.食物連鎖を介した化学物質の生物濃縮について具体例を挙げて説明できる。
3.代表的な有害化学物質の吸収、分布、代謝、排泄の基本的なプロセスについて説明できる。
4.第一相反応が関わる代謝、代謝的活性化について概説できる。
5.第二相反応が関わる代謝、代謝的活性化について概説できる。
6.発がん性物質などの代謝的活性化の機構を列挙し、その反応機構を説明できる。
7.変異原性試験(Ames試験など)の原理を説明し、実施できる。(知識・技能)
8.発がんのイニシエーションとプロモーションについて概説できる。
9.代表的ながん遺伝子とがん抑制遺伝子を挙げ、それらの異常とがん化との関連を説明できる。
10.化学物質の毒性を評価するための主な試験法を列挙し、概説できる。
11.肝臓、腎臓、神経などに特異的に毒性を示す主な化学物質を列挙できる。
12.重金属、農薬、PCB、ダイオキシンなどの代表的な有害化学物質の急性毒性、慢性毒性の特徴について説明できる。
13.重金属や活性酸素による障害を防ぐための生体防御因子について具体例を挙げて説明できる。
14.毒性試験の結果を評価するのに必要な量-反応関係、閾値、無毒性量(NOAEL)などについて概説できる。
15.化学物質の安全摂取量(1日許容摂取量など)について説明できる。
16.有害化学物質による人体影響を防ぐための法的規制(化審法など)を説明できる。
17.環境ホルモン(内分泌撹乱化学物質)が人の健康に及ぼす影響を説明し、その予防策を提案する。(態度)
18.代表的な中毒原因物質の解毒処置法を説明できる。
授業の方法
教科書およびプリントを中心に講述する。
●準備学習や授業に対する心構え
あらかじめ提示する各回の講義内容に関する教科書記載部分等を利用して、予習を毎回1.5時間程度は行い、講義中にしっかり内容を把握、理解できるようにすること。また、内容的に節目となる3〜4回の講義ごとに、授業内容を纏め復習すること(3時間程度)。それ以外に、環境に関する記事などに目を通し、汚染化学物質の現況を把握したり、学習意識を高めるように努めておくこと(週1時間程度)。
●オフィス・アワー 
月〜金曜日の昼(12:10〜13:10)、それ以外は適宜。場所はB棟3階、環境分子生理学研究室
成績評価法
定期試験(90%)および授業への出席状況(10%)により総合的に評価します。
教科書
書名 著者名 出版社名
『考える衛生薬学』 伊藤誉志男、鈴木和夫、平山晃久 廣川書店
参考書
書名 著者名 出版社名
『国民衛生の動向』 財団法人厚生統計協会(編集) 財団法人厚生統計協会発行
『環境白書』 環境省(編集) 全国官報販売協同組合発売
授業計画
項目 授業内容
1 生態系の循環システムと汚染化学物質(概説) <対応SBOs;1,2>
汚染化学物質による暴露の可能性や毒性発現の危険性は、生態系の循環システムを介した化学物質の食物連鎖や生物濃縮と密接に関係していることを概説する。
2 有機化学物質の毒性 <対応SBOs;11,12>
農薬
3 有機化学物質の毒性 <対応SBOs;11,12>
揮発性有機化学物質(溶剤)
4 有機化学物質の毒性 <対応SBOs;11,12,17>
ポリ塩化ビフェニル、ダイオキシン類、多環芳香族炭化水素、内分泌かく乱化学物質
5 無機化学物質の毒性 <対応SBOs;11,12>
水銀、カドミウム、鉛、クロム、ヒ素
6 化学物質の安全性評価と規制 <対応SBOs;10,14,15>
化学物質の量-反応曲線、最大無毒性量、1日許容摂取量、耐容1日摂取量、実質安全量
7 化学物質の安全性評価と規制 <対応SBOs;16>
化審法
8 化学物質の代謝・代謝的活性化(概説) <対応SBOs;3>
有害化学物質の吸収、分布、代謝、排泄の基本的プロセスを概説する。
9 化学物質の代謝・代謝的活性化 <対応SBOs;4>
第一相反応が関わる代謝、代謝的活性化
10 化学物質の代謝・代謝的活性化 <対応SBOs;5>
第二相反応が関わる代謝、代謝的活性化
11 化学物質による発がん
<対応SBOs;6,7,8,9>
発がんのイニシエーションとプロモーション、変異原性試験、代表的な発がん遺伝子・発がん抑制遺伝子
12 活性酸素と化学物質の有害作用 <対応SBOs;13>
化学物質による活性酸素・フリーラジカルの発生機序
13 活性酸素と化学物質の有害作用 <対応SBOs;13>
活性酸素・フリーラジカルによる障害に対する生体内防御因子
14 化学物質による中毒と処置 <対応SBOs;18>
化学物質の中毒症状、解毒処置法
▲PAGE TOP

衛生薬学2  [Hygienic Sciences 2]

開講情報
2年次 後期 1.5単位 必修
担当教員
教授 藤本 陽子    
備考
授業の目的と概要
 衛生薬学とは、文字に示される如く、生を衛(まも)るという素朴な人類の知恵を、化学をバックボーンとして科学的に体系づけた学問であり、わが国の薬学を特色づける分野として伝統が保たれている。ことに最近は、環境衛生、食品衛生ならびに保健衛生に関する種々の問題が提起され、衛生薬学の領域もますます広範になりつつある。
 生物体を取り巻く地圏、水圏、気圏からなる環境は人間の健康と密接な関係を有するもので、環境中の有害因子を制御することが環境衛生の目的である。人間が自らを生き、そして生活するために必要な衣食住は、文明の発展に伴って多様化し、人間を取り巻く環境も急速に変化してきた。人間は、環境の変化から生じる種々の影響に対処するため、あるいは、種々の病因から健康を維持するために、生活の中に衛生という科学的概念を取り入れ、生命の健全化をはかってきた。しかしながら、生産活動の高度な発展は、20世紀後半において、生活環境を破壊し、健康をおびやかす要因までつくり出すに至った。環境問題は日増しに重要性をおび、もはや全世界の共通課題となっている。すなわち、現代は、公害と環境保全の時代であり、生命現象を細胞レベルで捉え、人間の生存にかかわる環境問題と取り組み、より良い環境を築いていくことは、現代社会に住む我々に残された最も重要な課題の一つであると思われる。
 「衛生薬学2」では、人間生活における身近な問題としての大気と水の環境衛生、ならびに公害に関連した環境問題について講述する。われら人間が生きていくこの環境、only one earth(かけがえのない地球)が一日も早くその望ましい姿を取り戻すことを願いつつ。
●一般目標(GIO)
  人の健康にとってより良い環境の維持と向上に貢献できるようになるために、生活環境や地球生態系と人の健康との関わりについての基本的知識、技能、態度を修得する。本授業では、生態系や生活環境を保全、維持するために、それらに影響を及ぼす自然現象、人為的活動を理解し、環境汚染物質などの成因、人体への影響、汚染防止、汚染除去などに関する基本的知識と技能を修得し、環境の改善に向かって努力する態度を身につけることを目的とする。
授業の方法
教科書およびプリントを用いて、講義形式で授業を行なう。
●準備学習や授業に対する心構え
2〜3回の講義ごとに授業内容の大きな項目と教科書のページ数を提示するので、それに合わせて予習をすることならびに新聞の環境に関する部分に目を通すことが望ましい(一週につき1時間程度)。また、大きな項目ごとに、講義の内容を自らまとめながら復習することが望ましい(一週につき2時間程度)。
●オフィス・アワー 
金曜日の午後4:30〜5:30、B棟3階 環境分子生理学研究室
成績評価法
定期試験(80-90%)ならびに授業への出席状況(10-20%)を総合して評価する。
教科書
書名 著者名 出版社名
『考える衛生薬学』 伊藤誉志男、鈴木和夫、平山昇久 廣川書店
参考書
書名 著者名 出版社名
『国民衛生の動向』 財団法人厚生統計協会 (編集) 財団法人厚生統計協会発行
『環境 循環型社会 白書』 環境省 (編集) 全国官報販売協同組合発売
授業計画
項目 授業内容
1 環境衛生学概説
環境保全と法的規制
四大公害および典型七公害について説明できる。
環境基本法の理念を説明できる。
2 室内環境 室内環境を評価するための代表的な指標を列挙できる。
室内環境と健康との関係について説明できる。
室内環境の保全のために配慮すべき事項について説明できる。
シックハウス症候群について概説できる。
3 大気環境 空気の成分を説明できる。
主な大気汚染物質を列挙し、その測定原理ならびに健康影響について説明できる。
主な大気汚染物質の発生源とその年次推移について説明できる。
4 大気環境 大気汚染に影響する気象要因(逆転層など)を概説できる。
大気汚染を防止するための法規制について説明できる。
5 水環境 原水の種類を挙げ、特徴を説明できる。
水の浄化法について説明できる。
6 水環境 水の塩素処理の原理と問題点について説明できる。
7 水環境 水道水の水質基準の主な項目を列挙し、測定原理を説明できる。
8 水環境 下水処理および排水処理の主な方法について説明できる。
9 水環境 富栄養化の原因とそれによってもたらされる問題点を挙げ、対策を説明できる。
10 水環境 水質汚濁を防止するための法規制について説明できる。
水質汚濁の主な指標を水域ごとに列挙し、その意味を説明できる。
11 廃棄物 廃棄物の種類を列挙できる。
廃棄物処理の問題点を列挙し、その対策を説明できる。
マニフェスト制度について説明できる。
PRTR法について概説できる。
12 非電離放射線の生体への影響 非電離放射線の種類を列挙できる。
紫外線の種類を列挙し、その特徴と生体に及ぼす影響について説明できる。
赤外線の種類を列挙し、その特徴と生体に及ぼす影響について説明できる。
13 地球規模の環境問題 地球規模の環境問題の成因、人に与える影響について説明できる。
▲PAGE TOP

衛生薬学3  [Hygienic Sciences 3]

開講情報
3年次 前期 1.5単位 必修
担当教員
教授 天野 富美夫    
備考
授業の目的と概要
 「衛生薬学3」では、食品化学と食品衛生について講議を行う。とくに、健康を維持増進し、がんや生活習慣病にならないようにするためには、食品に対してどのような理解や注意が必要であるのか。また、食品の変質について学び、これを防止するための対策を理解するとともに、食中毒について深く考察する。さらに食品の安全を図り、科学的な根拠に基づいて新たな機能性食品や食品添加物を開発し、管理するためには、どのような方策や制度、法律が必要であるのか、について学ぶ。このほか、アレルギー、遺伝子組換え食品など、食品をめぐる様々な問題点について学び考察することを目標とする。
●一般目標(GIO)
 健康維持に必要な栄養を科学的に理解するために、栄養素、代謝、食品の安全性と衛生管理などに関する基本的知識と技能を修得する。
授業の方法
授業は、(1)講義、(2)講義に関連した研究や実験、社会的な話題等のトピックスの紹介とそれらに関する課題の提出とレポート、および(3)毎回の講義内容に関連した過去の薬剤師国家試験問題からなる小テスト、によって進める。さらに、糖、アミノ酸、脂質、核酸等の化合物の基本構造ならびにそれらの代謝を覚えるための訓練を行う。
●準備学習や授業に対する心構え
復習を中心にして学習すると効果が上がる。なお、日頃から食の安全や健康に理解と関心を持つように努めると、一層効果的である。また、話題性のあるテーマに関する参考書を随時紹介するので、それを読み、考えてレポート提出に備えることが望まれる。
●オフィス・アワー 
昼休み、教授室
成績評価法
毎回の小テストの結果、レポート内容、および本試験の結果を総合して行う。
教科書
書名 著者名 出版社名
『考える衛生薬学 第3版』 伊藤誉志男、鈴木和夫、平山晃久 (編著) 廣川書店
参考書
書名 著者名 出版社名
『食品衛生学 -「食の安全」の科学-』 菊川清見、那須正夫 (編著) 南江堂
『衛生薬学』 石井秀実、杉浦隆之 (編著) 朝倉書店
『国民衛生の動向 2007年』 (財)厚生統計協会 (財)厚生統計協会
未定(講義の中で紹介) 未定 未定
授業計画
項目 授業内容
1 三大栄養素について(総論) 栄養学の諸問題とそれを理解する上での生化学の重要性を理解し、三大栄養素の成分の種類とそれらの化学的特徴を考察する
2 三大栄養素(各論) 糖質、脂質、タンパク質についての栄養学的な価値と特徴を理解する
3 ビタミン、ミネラルなど ビタミンと補酵素、およびミネラルなど、微量元素の種類と役割を理解する
4 栄養素の利用とエネルギー代謝 栄養学的な各種の評価法、およびその基盤となるエネルギー代謝を学ぶ
5 日本人の食事摂取基準と食事による生活習慣病の予防 栄養統計と国民生活における健康の維持・増進について理解するとともに、生活習慣病の発症における食生活の役割を理解する
6 保健機能食品 食品の持つ生体調節機能を考察し、保健機能食品の種類・規格・用途などを理解する
7 食品成分の変質と保存 食品成分の変質について、その種類、特徴および予防法を理解する
8 食中毒(概論)および細菌性食中毒 わが国の食中毒の概要を知り、その対策を考える。また、細菌性食中毒について学び対策を考える
9 ウイルス性食中毒および自然毒による食中毒 ウイルス性食中毒および自然毒による食中毒について学び対策を考える
10 化学物質による食中毒およびマイコトキシンによる健康障害 化学物質による食中毒およびマイコトキシンによる健康障害について学び対策を考える
11 食品添加物(総論) 食品添加物の全体を理解し、その必要性、種類、法規制および現状の概略を理解する
12 食品添加物(各論) 食品添加物のそれぞれについて、化学構造、代謝、用途、作用機作などを理解する
13 遺伝子組換え食品と食物アレルギー 遺伝子組換え食品と食物アレルギーをめぐる諸問題を理解し、考察する
▲PAGE TOP

衛生薬学4  [Hygienic Sciences 4]

開講情報
3年次 後期 1.5単位 必修
担当教員
教授 天野 富美夫    
備考
授業の目的と概要
 「衛生薬学4」では、疾病と健康について、公衆衛生と予防医学の観点から授業を行う。個々の人々の健康と病気は、社会全体からみるとどのような要素あるいは因子によって影響を受けているのか、また、社会は、国や自治体を含め、それらに対してどのような対策を立て、実施しているのかを考え、理解することを目的とする。そのため、まず、公衆衛生に関する基本的な知識を学び、公衆衛生が歴史的にも現在も、以下に重要な意味を持つのかを理解する。その中で、薬学が果たす役割や薬学出身者や薬剤師が活躍する分野についての理解を深める。さらに、健康の維持・増進および疾病の予防にとって、社会構造の変化や公衆衛生行政がどのような影響をもたらすのか、を総合的に考察できる能力を身につけることができることを学習目標とする。
●一般目標(GIO)
 社会における集団の健康と疾病の現状及びその影響要因を把握するために、保健統計と疫学に関する基本的知識、技能、態度を習得する。
 公衆衛生の向上に貢献するために、感染症、生活習慣病、職業病についての現状とその予防に関する基本的知識、技能、態度を習得する。
授業の方法
教科書とプリントを中心にして教材とし、毎回の講義の中で関連する内容の参考書を適宜紹介する。毎回の講義の最後に、関連する国家試験問題の過去問を「確認試験」として解く。また、講義内容に沿った参考書を指定し、これを読み、レポートを提出することによって理解を深めるようにする。
●準備学習や授業に対する心構え
復習を中心にして毎回の授業内容を確実に理解するように心がける。新聞、放送などで報道される関連記事、および講義の中で紹介するトピックスなどについて積極的に関心を持って調べ、自分の意見を常に持つように心がけることが望まれる。
●オフィス・アワー 
昼休み12:20〜13:00、B棟3階生体防御学研究室
成績評価法
毎回の講義のあとの確認試験の結果、定期試験結果、およびレポートの内容を見て、総合的に評価する。
教科書
書名 著者名 出版社名
『考える衛生薬学』 菅野三郎 他 廣川書店
参考書
書名 著者名 出版社名
『国民衛生の動向』 厚生統計協会 (編) 厚生統計協会
『労働衛生のしおり』 厚生労働省労働基準局 (編) 中央労働災害防止協会
『衛生薬学』 石井秀美、杉浦隆之 他 朝倉書店
『食品衛生学』 菊川清見、那須正夫 (編) 南江堂
授業計画
項目 授業内容
1 公衆衛生とは 公衆衛生が果たす役割について理解し、その意義を説明できる。
2 保健統計 公衆衛生にとって、保健統計のもつ意義を理解し、その具体的な指標と内容について学習する。人口統計の種類と定義・内容を説明できる。
3 疫学1 公衆衛生における疫学の役割を学び、疫学の3要因(病因、環境要因、宿主要因)、疫学の種類(記述疫学、分析疫学など)とその方法について説明できる。
4 疫学2 疫学的手法の実際について学び、要因・対照研究(コホート研究)の方法の概要を説明し、相対危険度、寄与危険度を計算できる。患者・対照研究の方法の概要を説明し、オッズ比を計算できる。さらに、医薬品の作用・副作用の調査における疫学的手法の有用性を概説できる。
疫学データを解釈する上での注意点を列挙できる。
5 健康と疾病 健康と疾病の概念を理解し、歴史的な観点から説明できる。疾病の予防に対し、世界保健機関(WHO)などの国際機関、国内の行政機関が果たす役割について概説できる。さらに、疾病の予防(第一次、第二次、第三次予防)の概念と、予防接種や新生児マススクリーニングの意義について説明できる。
6 感染症とその対策1 現代における感染症(日和見感染、院内感染、国際感染症など)の特徴について説明できる。
振興感染症及び再興感染症について代表的な例をあげて説明できる。
7 感染症とその対策2
一、二、三類感染症及び代表的な四、五類感染症を列挙し、分類の根拠を説明できる。
8 感染症とその対策3
母子感染する疾病を列挙し、その予防対策について説明できる。
性行為感染症を列挙し、その予防対策と治療について説明できる。
9 感染症とその対策4
予防接種法の定める定期予防接種の種類をあげ、接種時期などを説明できる。
10 生活習慣病 生活習慣病の種類とその動向について説明できる。また、食事や喫煙、運動など、生活習慣病の成立に関係する様々な要因やリスクを列挙し、説明できる。
11 母子保健、学校保健 母子保健および学校保健について、それらの意義を理解し、具体的な対策を説明できる。
12 老人保健 老人保健の諸問題と対策について理解し、説明できる。
13 産業保健 おもな職業病とその要因について理解し、それらに対する対策を説明できる。
▲PAGE TOP

衛生薬学実習  [Practice in Hygienic Sciences]

開講情報
3年次 後期 1単位 必修(☆印は担当代表者)
担当教員
☆ 教授 天野 富美夫 教授 藤本 陽子 准教授 佐久間 覚
備考
授業の目的と概要
 健全な食生活を目的とした食品衛生と自然環境および生活環境の健全性を目的とした環境衛生は、疾病の予防さらには健康の維持と増進に必修である。
 「衛生薬学実習」では、食品衛生および環境衛生上の知識と技能を高めるために、衛生試験法に掲載されている飲食物試験法および環境試験法に関して、実習を行い、その試験を行う意義、試験法の原理、操作法および判定基準について理解を深めていく。
●一般目標(GIO)
 食品衛生および環境衛生上の知識と技能を高めるために、衛生試験法に掲載されている飲食物試験法および環境試験法に関して、実習を行い、その試験を行う意義、試験法の原理、操作法および判定基準について理解を深める。
授業の方法
講述説明と実習を行う。特に、実験の基本的な手技の習得、安全性の確保、および実験結果のまとめと考察の方法に重点的な指導を行う。
●準備学習や授業に対する心構え
その日の実習内容を良く理解するために、必ず実習プリントおよび参考書等の関連図書に前もって目を通しておく。
●オフィス・アワー 
原則として昼休み、各教員の研究室
成績評価法
出席することが原則である。そのうえで、実習レポート(10%)、筆記試験(90%)ならびに実習全般における態度、積極性などを総合して評価する。
教科書
書名 著者名 出版社名
衛生薬学実習プリント
参考書
書名 著者名 出版社名
『考える衛生薬学』 伊藤誉志男、鈴木和夫、平山晃久 (編著) 廣川書店
授業計画
項目 授業内容
1 実習講義
2 飲食物試験法I(食品成分試験法) 各種の食品成分の試験法を実施し、その原理、操作法を説明できる。
3 飲食物試験法I(食品成分試験法) 各種の食品成分の試験法を実施し、その原理、操作法を説明できる。
4 飲食物試験法II(食品衛生試験法) 食品衛生に関する試験法を実施し、その原理、操作法を説明できる。
5 飲食物試験法II(食品衛生試験法) 食品衛生に関する試験法を実施し、その原理、操作法を説明できる。
6 環境試験法I(水質試験法) 水道水の水質基準に関するおもな検査項目を列挙し、測定することができる。
7 環境試験法I(水質試験法) 公共用水域の水質汚濁に関するおもな検査項目を列挙し、測定することができる。
8 環境試験法II(空気試験法) 室内環境ならびに大気汚染に関するおもな検査項目を列挙し、測定することができる。
▲PAGE TOP

応用分子生物学  [Applied Molecular Biology]

開講情報
3年次 後期 1.5単位 必修
担当教員
講師 宮本 勝城    
備考
授業の目的と概要
 遺伝子工学という学問分野が誕生してからわずかに四半世紀しか経っていない。にもかかわらず、今やヒトをはじめとする生物の一生を規定するゲノム情報が明らかにされ、分子レベルで生命現象を包括的に理解するための機能ゲノム研究がすでに始まっている。遺伝子工学を中心とした生命科学は、ヒトそのものの成り立ちを探求する学問であることから、研究成果から得られる知見は我々の生活や思想に大きな影響を与える。したがって、遺伝子工学に対する正しい理解が医療に関わる薬学生に特に求められることは明白である。
●一般目標(GIO)
 本講では遺伝子工学を理解するために最低限必要とされる分子生物学的知識を習得することを目的とする。
授業の方法
教科書、プリントおよび液晶プロジェクタを用いて主に講義形式で行います。
●準備学習や授業に対する心構え
「生物科学実習」の内容をしっかりと復習し、実習での経験を生かして学習してください。
講義前日までに教科書・プリントを読み、予習(30分程度)してください。また、講義終了後に講義内容を復習(30分程度)してください。
●オフィス・アワー
会議等で不在の場合以外は随時受け付けます。事前にメールにて連絡ください。場所:B棟3階微生物学研究室
成績評価法
定期試験(80%)ならびに受講態度(20%)を総合して評価します。受講態度評価の参考として、理解度確認テストおよび中間テストを実施します。したがって、普段から予習・復習を行い、一講毎に着実に学習してください。
教科書
書名 著者名 出版社名
『遺伝子工学概論』 魚住武司 コロナ社
『スタンダード薬学シリーズ4・生物系薬学II』 市川 厚 東京化学同人
参考書
書名 著者名 出版社名
『WELCOME TO ゲノムワールド』 杉浦麗子 京都廣川書店
『医薬 分子生物学』 野島 博 南江堂
『新しい遺伝子工学』 半田 宏 昭晃堂
授業計画
項目 授業内容
1 遺伝子工学の意義と概要 組換えDNA技術の概要を説明できる(1)。
2 宿主ベクター系 遺伝子クローニング法の概要を説明できる(1)。
3 遺伝子の精製 細胞からDNAを抽出できる。
4 DNA分子の切断と結合 DNAを制限酵素により切断し、電気泳動法により分離できる。
5 形質転換の方法 遺伝子クローニング法の概要を説明できる(2)。
6 遺伝子の構造解析 DNA塩基配列の決定法を説明できる。
7 特定遺伝子の検出法 細胞(組織)における特定のDNAおよびRNAを検出する方法を説明できる。
8 染色体の物理地図 組換えDNA技術の概要を説明できる(2)。
9 遺伝子の活性発現 RNAの逆転写と逆転写酵素について説明できる。
10 PCR、部位特異的変異 PCR法による遺伝子増幅の原理を説明し、実施できる。
11 ダウンストリーム技術 外来遺伝子を細胞中で発現させる方法を説明できる(1)。
12 RNA干渉 外来遺伝子を細胞中で発現させる方法を説明できる(2)。
13 遺伝子診断、ゲノム創薬 遺伝子工学の医療分野での応用について例をあげて説明できる。
▲PAGE TOP

応用分析学  [Official Methods for Drug Analysis]

開講情報
3年次 前期 1.5単位 必修
担当教員
教授 藤田 芳一    
備考
授業の目的と概要
 「応用分析学」では、「分析化学」、「機器分析学」で学んだ分析化学の基礎知識に基づいて、それらがいかに応用されているのかを理解するために、「日本薬局方」、「衛生試験法」などの公定書の各項目に記載されている定量法を中心に、化学・分析化学の基礎的事項を復習しながら、演習問題を多く取り入れつつ、解説・講述します。
●一般目標(GIO)
 日本薬局方収載医薬品等の定量法を理解する。
授業の方法
「日本薬局方」、「衛生試験法」などの公定書の分析法を適宜抜粋しながら、配付プリントを用いて解説する。毎講義時間の開始直後と終了直前に、基礎的事項やその日の講義の復習を兼ねた演習問題を課し、理解の助けとします。場合によっては、演習問題について何人かを指名し、板書等で解答してもらいます。
●準備学習や授業に対する心構え
化学、分析化学の基礎的知識を復習しておくこと。
●オフィス・アワー 
月曜日〜金曜日のお昼の休み時間、臨床化学研究室。
成績評価法
定期試験の成績の他、平常点、課題、出席などを総合的に評価します。 
教科書
書名 著者名 出版社名
日本薬局方要説 菊川清見・長坂達夫・伊奈郊二・加藤哲太 廣川書店
参考書
書名 著者名 出版社名
『日本薬局方解説書』 廣川書店
『衛生試験法解説書』 廣川書店、南山堂
授業計画
項目 授業内容
1 分析法概論1 化学反応と分析化学
2 分析法概論2 標準物質の意義と容量分析用標準液
3 日本薬局方医薬品分析1 容量分析法概論
4 日本薬局方医薬品分析2 容量分析法各論1 酸塩基滴定
5 日本薬局方医薬品分析3 容量分析法各論2 酸化還元滴定 
6 日本薬局方医薬品分析4 容量分析法各論3 酸化還元滴定
7 日本薬局方医薬品分析5 容量分析法各論4 キレート滴定
8 日本薬局方医薬品分析6 一般試験法1
9 日本薬局方医薬品分析7 一般試験法2
10 日本薬局方医薬品分析8 一般試験法3
11 日本薬局方医薬品分析9 機器分析法1
12 日本薬局方医薬品分析10 機器分析法2 
13 衛生試験法1 水質試験法1
14 衛生試験法2 水質試験法2
▲PAGE TOP

化学  [Chemistry]

開講情報
1年次 前期 1単位 必修
担当教員
准教授 大桃 善朗    
備考
授業の目的と概要
 化学は薬学の基礎の一つです。皆さんが、これから学ぶ薬学の中のさまざまな学問の最も基礎となるものの一つが化学です。化学の基礎知識が十分でなければ、これから学ぶ大学での薬学系諸学問を、完全に理解することはきわめて困難でしょう。
 この科目の目的は、高校の化学と大学における化学系専門科目との橋渡しです。
●一般目標(GIO)
 この科目では、有機化学を除く化学全般について、高校の復習からはじめて、化学の基礎知識をしっかり身につけ、さらに、大学における化学系専門科目を学ぶうえで、必要不可欠なより高度な知識の習得を目指します。
授業の方法
講義を中心に行い、必要に応じて演習を実施する。
●準備学習や授業に対する心構え
講義内容を正しく理解するために、毎回きちんと出席し、ノートをとりながら集中して受講すること。また、予習、復習など不断の努力が必要です。 
●オフィス・アワー
時間:講義、会議などで不在以外の場合は随時
場所:B棟2階生体機能診断学研究室
成績評価法
定期試験、授業への出席状況、レポート、小テスト等をもとに、総合的に判断して評価する。
教科書
書名 著者名 出版社名
『基礎化学12講』 左巻健男(編) 化学同人
参考書
書名 著者名 出版社名
『高校からの化学入門1〜4』 竹内敬人(編) 岩波書店
授業計画
項目 授業内容
1 化学の基礎、原子構造 物質の構成、原子の構造、原子構造理論の変遷について説明できる。
2 原子軌道、電子配置 原子軌道、原子の電子配置について説明できる。
3 原子の性質と周期律 原子の性質と周期律について説明できる。
4 化学結合 化学結合とその種類について説明できる。
5 分子軌道 分子軌道、混成軌道について説明できる。
6 分子の極性、分子間力 分子の極性、分子間に働く力について説明できる。
7 物質量と化学量論 原子量、分子量、式量、物質量と化学反応式について説明できる。
8 酸と塩基 酸と塩基、水素イオン濃度、中和について説明できる。
9 化学平衡 化学平衡と電離平衡について説明できる。
10 溶液のpH 種々の溶液、緩衝液のpHを計算で求めることができる。
11 化学反応速度 化学反応速度について数学的に理解することができる。
12 酸化と還元 酸化と還元、酸化剤と還元剤の強さ、酸化還元反応について説明できる。
13 まとめと計算演習
▲PAGE TOP

化学演習  [Exercises in Chemistry]

開講情報
1年次 前期 1単位 必修
担当教員
教授 土井 光暢    
備考
授業の目的と概要
 化学の学習は講義を聴いただけでは十分でなく、自分自身で問題を繰り返し解き、その過程で知識を再確認し、計算方法を整理することで応用力を身につけることができます。化学演習では高校の化学を含めた化学の基礎知識を再確認し、計算問題を解ける能力を養うことを目的とします。
●一般目標(GIO)
 化学の基本的知識を修得し、化学計算力を習得する。
授業の方法
化学計算を中心に演習形式で行います。基本的事項を解説した後、練習問題を解くことで確実な理解を目指します。
●準備学習や授業に対する心構え
試験直前の勉強だけでは化学計算の力は身につきません。プリントの例題と練習問題は1度は自分の力だけで解答し、さらに何度も繰り返し問題を解くことを心がけて下さい。
●オフィス・アワー 
時間:随時(平日) 場所:B棟4階・分子構造化学研究室
成績評価法
定期試験を基本に、出席点、課題などを含めて総合的に評価します。
教科書
書名 著者名 出版社名
教科書は指定せず、プリントを用いて進めます。
参考書
書名 著者名 出版社名
『ポイント化学計算』 坂本正徳 廣川書店
『《基礎固め》化学』 小島一光 化学同人
授業計画
項目 授業内容
1 原子の構造と化学結合 (1) 化学結合の成り立ちと軌道の混成について説明できる。
2 原子の構造と化学結合 (2) 分子軌道の基本概念を説明できる。
3 化学の基礎 (1) 物質量と化学式を関連づけて説明し、計算できる。
4 化学の基礎 (2) 化学変化に伴う標準エンタルピー変化を説明し、計算できる。国際単位系について説明できる。
5 化学の基礎 (3) 国際単位系を用いた溶液濃度について説明し、計算できる。
6 化学の基礎 (4) 代表的な化学物質の英名と酸化数の関連について説明できる。酸化還元平衡について説明できる。
7 溶液の濃度 (1) 酸・塩基平衡を説明できる。溶液のpHを計算できる。
8 溶液の濃度 (2) 弱電解質の電離平衡について説明し、計算できる。
9 溶液の濃度 (3) 緩衝作用について具体例を挙げて説明できる。
10 溶液の濃度 (4) 溶解度積について説明できる。浸透圧、沸点上昇、凝固点降下などについて説明できる。
11 反応速度 1次反応について説明できる。
12 吸光度測定 ランベルト・ベールの法則を説明できる。
13 まとめ
▲PAGE TOP

化学演習  [Exercises in Chemistry]

開講情報
1年次 前期 1単位 必修
担当教員
教授 三野 芳紀    
備考
授業の目的と概要
 化学は物質に関する科学であり、将来の基礎となる化学の考え方を理解することが大切です。化学の本質の理解を深めるためには、化学の計算力を十分につける必要があります。化学計算は、単に講義を聴いているだけでは決して身につくものではなく、自分自身で問題を繰り返し解き、整理していくことにより初めて本当に自分のものとすることができます。特に、実験科学を柱とする薬学の分野においては、その必要性が更に高くなってきます。それを踏まえて、この「化学演習」では、高校からの橋わたし的な役目も兼ねながら、これから必要になってくる化学計算を演習していきます。また、化学計算だけでなく、化学の基礎知識の習得も視野に入れて、演習していくつもりです。
●一般目標(GIO)
 化学物質(医薬品を含む)をその性質に基づいて分析できるようになるために、物質の定性、定量などに必要な基本的知識と技能を修得する。
授業の方法
その日の関連事項を解説した後、全員で練習問題を解いてもらうと同時に、何人かに指定して、板書あるいは口頭で解答してもらい、授業を進めます。重要なところは、確実に理解してもらうため、繰り返し復習し、ゆっくりと進ませます。毎週、宿題をだすので、自分の力で解き、理解するよう努力して下さい。
●準備学習や授業に対する心構え
演習問題については必ず予習しておくこと。
●オフィス・アワー 
平日の午後4:30以降、ただし、(月)と(木)は会議のため不在の可能性あり。B棟5階薬品分析化学研究室
成績評価法
試験、平常点、課題などを総合的に評価します。
教科書
書名 著者名 出版社名
演習問題、解説のプリントを配付する。
授業計画
項目 授業内容
1 化学の基礎 周期律、価電子、共有電子対、電子配置、電気陰性度などを説明できる。
2 溶液の濃度 濃度表示法および濃度の相互関係を説明できる。
3 酸と塩基1 酸塩基反応について説明できる。
4 酸と塩基2 中和滴定の原理、操作法および応用例を説明できる。
5 酸化と還元1 酸化還元反応について説明できる。
6 酸化と還元2 酸化還元滴定の原理、操作法および応用例を説明できる。
7 化学平衡1 酸・塩基平衡を説明できる。
溶液のpHを計算できる。
8 化学平衡2 緩衝作用について具体例を挙げて説明できる。
化学物質のpHによる分子形、イオン形の変化を説明できる。
9 化学平衡3 錯体・キレート生成平衡について説明できる。
キレート滴定の原理、操作法および応用例を説明できる。
10 含量計算 日本薬局方収載の容量分析法について列挙できる。
分配平衡について説明できる。
11 反応速度 反応次数と速度定数について説明できる。
12 その他 機器分析の基礎1 旋光度を用いる定量分析法を説明できる。
13 その他 機器分析の基礎2 吸光度を用いる定量分析法を説明できる。
▲PAGE TOP

化学演習  [Exercises in Chemistry]

開講情報
1年次 前期 1単位 必修
担当教員
講師 宮本 勝城    
備考
授業の目的と概要
 化学とは、諸物質の構造や性質、およびこれら物質相互間の反応を研究する学問です。生体内における様々な反応や薬の働きなどを化学的に解明する目的をもつ薬学を学ぶ上で、化学の深い理解は非常に重要です。「化学演習」では、化学の基本事項を確認しながら、化学計算演習を通して基礎化学の修得を目的としています。
●一般目標(GIO)
 化学物質の基本的性質を理解するために、原子・分子の構造、熱力学、反応速度論などの基本的知識を修得し、それらを応用する技能を身につける。
授業の方法
基本事項の解説を行うと共に、受講者自ら練習問題に取り組むことで、確実な理解を目指します。
●準備学習や授業に対する心構え
講義時間内で演習を行う機会も多いため、各自が積極的に課題に取り組むことが重要です。演習内容を充分修得するために、予習・復習(30分程度)を欠かさず行ってください。
●オフィス・アワー 
会議等で不在の場合以外は随時受け付けます。事前にメールにて連絡ください。場所:B棟3階微生物学研究室
成績評価法
定期試験(80%)、出席状況や受講態度、課題あるいは小テストなど(20%)を合わせて総合的に評価する。
教科書
書名 著者名 出版社名
特に指定せず、プリントを配付します。
参考書
書名 著者名 出版社名
『医歯薬系学生のための基礎化学』 掛樋一晃(監修)、桑島 博(編集) 京都廣川書店
『《基礎固め》化学』 小島一光 化学同人
授業計画
項目 授業内容
1 化学計算の基礎 (1) 実験値の取り扱い方と有効数字、SI単位を説明できる。
2 化学計算の基礎 (2) 実験値の取り扱い方と有効数字、SI単位を説明できる。
3 化学計算の基礎 (3) 化学計算に必要な指数・対数計算ができる。
4 化学計算の基礎 (4) 溶液の濃度を計算できる。
5 化学計算の基礎 (5) 溶液の濃度を計算できる。
6 化学の基礎 (1) 原子の構造を説明できる。
量子論と量子数について説明できる。
代表的な典型元素を列挙し、その特徴を説明できる。
代表的な遷移元素を列挙し、その特徴を説明できる。
7 化学の基礎 (2) 化学結合の成り立ちについて説明できる。
軌道の混成について説明できる。
分子軌道の基本概念を説明できる。
共役や共鳴の概念を説明できる。
8 化学量論 物質量や化学反応における化学量の計算ができる。
9 酸と塩基・化学平衡 (1) 酸・塩基の定義と中和について説明できる。
10 酸と塩基・化学平衡 (2) 酸・塩基平衡を説明できる。
11 酸と塩基・化学平衡 (3) 溶液のpHを計算できる。
緩衝作用について具体例を挙げて説明できる。
化学物質のpHによる分子形、イオン形の変化を説明できる。
12 溶解度、溶解度積、沈殿平衡 沈殿平衡(溶解度と溶解度積)について説明できる。
13 酸化と還元 化学物質の酸化数を説明できる。
酸化還元電位について説明できる。
酸化還元平衡について説明できる。
▲PAGE TOP

化学演習  [Exercises in Chemistry]

開講情報
1年次 前期 1単位 必修
担当教員
講師 坂口 実    
備考
授業の目的と概要
 化学は薬学の基礎の一つです。化学の様々な考え方や理論を理解するためには、化学の計算力が必要です。「化学演習」では、高校で学んだ化学の基礎的事項を改めて確認しながら、実践的な化学計算力を高めるための講義と演習を行います。
●一般目標(GIO)
 化学物質の基本的性質の理解、さらに化学物質をその性質に基づいて分析できるようになるために、原子・分子の構造、反応速度、物質の定性、定量などに必要な基本的知識と計算力を修得する。
授業の方法
化学計算を中心に演習形式で行います。基本的事項を解説した後、練習問題を解くことで、今後の関連講義や実習に対応できるよう確実な理解を目指します。
●準備学習や授業に対する心構え
高校や受験で化学を選択した人が多いと思いますが、実践的な場面では、持っている知識を応用できない人が案外多いものです.高校で学んだ化学計算を復習してより確実で実践的なものにしましょう。
●オフィス・アワー 
平日随時。ただし、担当授業・実習および会議の時間帯は不在。
B棟5階 生体機能解析学研究室
成績評価法
学期末に行う定期試験の成績と、授業中の中間試験、演習、出席状況から総合的に評価します。定期試験70%,平常点30% [中間試験,出席]
教科書
書名 著者名 出版社名
資料を配付します。
参考書
書名 著者名 出版社名
『《基礎固め》化学』 小島一光 化学同人
『大学への橋渡し「一般化学」』 芝原寛泰、斉藤正治 化学同人
授業計画
項目 授業内容
1 化学計算の基礎 (1)−有効数字、SI単位 実験値の取り扱い方と有効数字、SI単位を説明できる。
2 化学計算の基礎 (2)−指数・対数計算 化学計算に必要な指数・対数計算ができる。
3 化学計算の基礎 (3)−濃度 溶液の濃度を計算できる。
4 化学の基礎 (1)−原子の構造・量子論と量子数 原子の構造を説明できる。
量子論と量子数について説明できる。
代表的な典型元素を列挙し、その特徴を説明できる。
代表的な遷移元素を列挙し、その特徴を説明できる。
5 化学の基礎 (2)−化学結合 化学結合の成り立ちについて説明できる。
軌道の混成について説明できる。
分子軌道の基本概念を説明できる。
共役や共鳴の概念を説明できる。
6 化学量論−物質量、化学量論 物質量や化学反応における化学量の計算ができる。
7 酸と塩基・化学平衡 (1)−酸、塩基、中和 酸・塩基の定義と中和について説明できる。
8 酸と塩基・化学平衡 (2)−電離平衡、溶液のpH、緩衝液 酸・塩基平衡を説明できる。
9 酸と塩基・化学平衡 (3)−溶液のpH、緩衝液 溶液のpHを計算できる。
緩衝作用について具体例を挙げて説明できる。
化学物質のpHによる分子形、イオン形の変化を説明できる。
10 溶解度、溶解度積、沈殿平衡 沈殿平衡(溶解度と溶解度積)について説明できる。
11 酸化と還元 化学物質の酸化数を説明できる。
酸化還元電位について説明できる。
酸化還元平衡について説明できる。
12 反応速度 反応次数と速度定数について説明できる。
微分型速度式を積分型速度式に変換できる。
13 まとめ
▲PAGE TOP

化学演習  [Exercises in Chemistry]

開講情報
1年次 前期 1単位 必修
担当教員
講師 山田 剛司    
備考
授業の目的と概要
 自然界の物質・生命の解明が進むにつれ、薬学で学ぶ化学はより細分化・専門化の一途を辿っています。これら膨大な情報量を本質的に理解するには、まず、化学の基礎知識を充足させる必要があります。また、化学は、物理を利用した測定や数学を利用した解析を基盤に発展してきた学問です。
 「化学演習」では、化学の基礎知識の確認・補填を行いながら、化学計算演習により、数量的にそれらの理解を深め、実践的応用能力を身につけることを目的とします。
●一般目標(GIO)
 薬学を学ぶ上で必要な化学の基礎力を身につけるために、原子の構造から分子の成り立ちなどに関する基本的知識を修得する。
授業の方法
プリントを用い、基本的事項の解説後、それに関連した練習問題を行います。また、必要に応じ宿題を課します。
●準備学習や授業に対する心構え
基本事項の理解が中心となるので、演習に重点をおいた復習をしっかりしてもらいたい。
●オフィス・アワー 
平日午前7:30〜午後18:30 講義(実習)・会議等で不在の場合以外は随時。B棟6階医薬品化学研究室
成績評価法
定期試験、平常点、演習・課題などを総合的に評価します。
教科書
書名 著者名 出版社名
特になし
参考書
書名 著者名 出版社名
『「基礎固め」化学』 小島一光 化学同人
『「大学への橋渡し」一般化学』 芝原寛泰、斉藤正治 化学同人
授業計画
項目 授業内容
1 化学の基礎(1) 物質の基本概念について説明できる。
2 化学の基礎(2) 化学結合について説明できる。
3 化学計算の基礎 溶液の濃度計算ができる。
4 化学量論 代表的な化学変化を化学量論的にとらえ、その量的関係を計算できる。
5 酸と塩基(1) 酸と塩基の基本的な性質および強弱の指標を説明できる。
6 酸と塩基(2) 溶液のpHを計算できる。
7 酸化と還元(1) 酸化と還元について、電子の授受を含め説明できる。
8 酸化と還元(2) 酸化と還元について、電子の授受を含め説明できる。
9 溶液の性質(1) 溶液の束一的性質について説明できる。
10 溶液の性質(2) 沈殿平衡(溶解度と溶解度積)について説明できる。
11 反応速度 反応次数と速度定数について説明できる。
12 物質の分離・精製 官能基の性質を利用した分離精製を説明できる。
13 まとめ 総合演習
▲PAGE TOP

化学演習  [Exercises in Chemistry]

開講情報
1年次 前期 1単位 必修
担当教員
講師 宮崎 誠    
備考
授業の目的と概要
 「化学」は地球上の様々な物質の性質や変化を理解し、その本質を明らかにしようとする学問です。自然科学である薬学はこの化学と密接に関係しており、化学を応用することで発展してきました。高校では時間割表の中の単なる科目であったかもしれない化学も、薬学の中ではその根底になる重要な内容ばかりです。たかだか「化学」と考え曖昧な知識でいると、薬剤師国家試験に合格することはおろか薬学専門科目を理解できずにつまずいてしまうかもしれません。
 「化学演習」の「化学」は基本的には高校までの範囲内とし、高校で化学をある程度履修していることを前提に授業を行います。また「演習」とは、参考書等を見ながらも自力で数多くの問題を解答することであり、自らの知識や考え方を見直すことです。
●一般目標(GIO)
 薬学専門科目を学ぶことに備えて、物質の構造・状態・変化や化学平衡、定量分析などに関係する知識を整理し確実なものとする。
●到達目標
 『最低』到達目標は以下の授業計画に記す通りですが、最終的には薬学専門教育を受ける上で十分な「化学」を修得することを目指します。
授業の方法
授業毎に練習問題を宿題として配付し、授業では宿題について基礎的事項を交えながら解説を行います。
●準備学習や授業に対する心構え
参考書等を使ってもいいので、毎回の宿題を自ら解答し、授業とその後の復習で自分の知識を再確認してください。演習だけでは時間の制約上問題数が限られますので、教材以外の問題集に取り組むことも有効な手段です。しかし、時間ばかり費やしても意味がありません。各自の理解度に合わせて、学習方法を工夫してみて下さい。他人の答えを丸写しするその場しのぎを繰り返していては、単位修得は難しいでしょう。
●オフィス・アワー
場所:B棟2階/薬剤学研究室
時間:平日10:00〜18:00 但し会議等で不在の場合もあります。
E-mail: miyazaki@gap.oups.ac.jp
成績評価法
定期試験成績および宿題正答率、出席状況を主な判断材料としますが、関心・意慾・態度、思考・判断、技能・表現、知識・理解の4つの観点からなるルーブリックによる自己評価成績(24点満点)も加算します。以上について、薬学専門教育を受ける上で十分な「化学」を修得しているか否かの観点に立って、総合的に評価します。
教科書
書名 著者名 出版社名
原則、プリントを配付しますので、特定の教科書は用いません。
参考書
書名 著者名 出版社名
『医歯薬系学生のためのIllustrated基礎化学』 掛樋一晃 (監修) 京都廣川
『検定外 高校化学』 坪村  宏 他 化学同人
『高校の化学が根本からわかる本』 宇野正明 中経出版
高校の授業、大学受験で使用した教科書・問題集
授業計画
項目 授業内容
1 化学総論 ・化学と薬・薬学の関係を知り,化学を学ぶことの意義を理解する
2 有効数字と国際単位系1 ・有効数字を説明できる
・国際単位系の規則を説明できる
3 有効数字と国際単位系2 ・有効数字を考慮した計算ができる
・国際単位系を使った単位間の変換ができる
4 物質の構造 ・化学結合と分子間相互作用を説明できる
・化学反応式を示し、物質量を使って化合物の量的計算ができる
5 溶液の性質1
− 溶解のしくみと固体の溶解度 −
・固体の溶解のしくみを説明できる
・固体の溶解度を計算できる
6 溶液の性質2
− 溶液の濃度 −
・質量パーセント濃度、モル濃度、重量モル濃度などの計算ができる
7 溶液の性質3
− 希薄溶液の性質 −
・溶液濃度と凝固点降下および浸透圧などとの関係式を用いた計算ができる
8 化学平衡と溶解平衡 ・化学平衡や溶解平衡を説明できる
・溶解度と溶解度積の定量的な関係を扱える
9 酸と塩基1
− 酸・塩基の定義とpH −
・定義にしたがって酸と塩基を見分けることができる
・強酸と強塩基のpHを定量的に扱える
10 酸と塩基2
− 中和反応と塩 −
・中和反応を定性的に説明でき、その反応の量的関係を扱える
・塩の分類ができ、塩の加水分解を定性的に説明できる
11 酸と塩基3
− 弱酸・弱塩基と解離定数 −
・弱酸および弱塩基の電離平衡を理解し、pHを定量的に扱える
12 酸と塩基4
− 塩の加水分解とpH −
・塩が加水分解した水溶液のpHを算定できる
13 酸と塩基5
− 緩衝作用と緩衝溶液 −
・緩衝溶液のしくみを理解し、緩衝溶液のpHを算定できる
14 酸化還元反応 ・酸化と還元、酸化剤と還元剤を定義から説明できる
・酸化還元に関する適切な半反応式、化学反応式を書くことができる
・酸化還元反応、酸化還元滴定における定量的な計算ができる
▲PAGE TOP

化学演習  [Exercises in Chemistry]

開講情報
1年次 前期 1単位 必修
担当教員
講師 尹 康子    
備考
授業の目的と概要
 化学とは、原子・分子を物質の構成要素と考え、諸物質の構造や性質、およびこれら物質相互間の反応を研究する自然科学の一分野で、薬学の基礎学問の一つです。そして生体内における様々な反応や薬の働きなどを化学的に解明する目的をもつ薬学を学ぶうえで、化学を深く理解するということは非常に重要です。「化学演習」では、今後大学で化学を学んでいくうえで必要な事項についての理解を深めることを目的に、高校で学習してきた内容を復習しながら化学の基礎的事項を確認しつつ、実践的な化学計算力を高めるための講義と演習を行います。そして化学の基礎知識をしっかり身につけ、薬学における化学系専門科目を学んでいくうえで必要不可欠な基礎化学の習得を目指します。
●一般目標(GIO)
 化学物質の基本的性質の理解、さらに化学物質をその性質に基づいて分析できるようになるために、原子・分子の構造、反応速度、物質の定性、定量などに必要な基本的知識を習得し、それらを応用する技能を身につける。
授業の方法
化学計算を中心に演習形式で行います。基本的事項を解説した後、練習問題を解くことで、今後の関連講義や実習あるいは薬学計算に対応できるよう確実な理解を目指します。
●準備学習や授業に対する心構え
講義時間内では演習を行う機会が多いので、各自が積極的に課題に取り組むことが重要です。毎回きちんと出席し、演習内容を十分理解するために、復習を欠かさず行って下さい。
●オフィス・アワー 
場所:B棟4階 薬品物理化学研究室
時間:平日10:00〜17:00 ただし、講義、実習、会議等で不在の場合もあります。
成績評価法
学期末に行う定期試験の成績,授業中の演習,出席状況などから総合的に評価します。
教科書
書名 著者名 出版社名
特に指定せず、プリントを配布します。
参考書
書名 著者名 出版社名
『よくわかる薬学計算』 (著者)池上 勇 他、(編集)中込和哉 他 東京 廣川書店
『《大学への橋渡し》一般化学』 芝原寛泰、齊藤正治 化学同人
『《基礎固め》』化学 小島一光 化学同人
授業計画
項目 授業内容
1 化学計算の基礎(1)-有効数字、SI単位 実験値の取り扱い方と有効数字、SI単位を説明できる。
2 化学計算の基礎(2)-指数、対数計算 化学計算に必要な指数・対数計算ができる。
3 化学計算の基礎(3)-濃度計算 溶液の濃度を計算できる。
4 化学の基礎(1)-原子の構造、量子論と量子数 原子の構造を説明できる。
量子論と量子数について説明できる。
代表的な典型元素を列挙し、その特徴を説明できる。
代表的な遷移元素を列挙し、その特徴を説明できる。
5 化学の基礎(2)-化学結合 化学結合の成り立ちについて説明できる。
軌道の混成について説明できる。
分子軌道の基本概念を説明できる。
共役や共鳴の概念を説明できる。
6 化学量論-物質量、化学量論 物質量や化学反応における化学量の計算ができる。
7 酸と塩基・化学平衡(1)-酸、塩基、中和 酸・塩基の定義と中和について説明できる。
8 酸と塩基・化学平衡(2)-電離平衡、溶液のpH、緩衝液 酸・塩基平衡を説明できる。
9 酸と塩基・化学平衡(3)-溶液のpH、緩衝液 溶液のpHを計算できる。
緩衝作用について具体例を挙げて説明できる。
化学物質のpHによる分子形、イオン形の変化を説明できる。
10 溶解度、溶解度積、沈殿平衡 沈殿平衡(溶解度と溶解度積)について説明できる。
11 酸化と還元 化学物質の酸化数を説明できる。
酸化還元電位について説明できる。
酸化還元平衡について説明できる。
12 反応速度 反応次数と速度定数について説明できる。
微分型速度式を積分型速度式に変換できる。
13 まとめ
▲PAGE TOP

化学演習  [Exercises in Chemistry]

開講情報
1年次 前期 1単位 必修
担当教員
講師 佐藤 卓史    
備考
授業の目的と概要
 薬学は、医学のように薬を治療のツールとして捉えるだけでなく、薬の化学物質としての物理的・化学的性質の理解に基づいて、その体内での挙動、生理作用を理解する学問である。つまり、薬学は自然科学に基礎を置く応用の学問といえる。そのため、薬学で修得すべき領域は、他の理系学部に比べて幅広い。自然科学は物理や化学、生物などを包括的に含む学問体系であり、今後、生物化学、物理化学など複数の分野にまたがる領域を学んでいくことになる。薬学を学ぶためには、本来の自然科学の一部として化学を捉え、それと他の領域とのつながりを十分に理解する必要がある。ところが、高校では、物理、化学、生物はそれぞれ別の教科として、あたかも全く異なる学問であるかのように教育されていることが多い。また、薬学で求められる化学や生物の知識や技能は、高校レベル程度では不十分である。そこで、本科目においては、薬学を学ぶうえで最低限必要な化学知識や化学計算の基礎を養う。ただ、高校までの履修の程度に個人差があるため、各項目とも高校レベルの内容から始め、より進んだ範囲までを演習を中心として学習していくこととなる。
●一般目標(GIO)
 薬学の専門教育に対応するために、化学の知識とそれを応用できる能力を修得する。
授業の方法
初回以降、適宜資料を配付する。毎回、プレテスト、ポストテストを行う。期間中数回の確認テストを行う。予習のための宿題を中心に、演習形式で進める。適宜、指名して板書等での解答を求めることがある。また、学習の助けとなるような解説を加え、他の分野とのつながりについてもふれる。
●準備学習や授業に対する心構え
それぞれ、最低2時間程度の予習、復習を必ず行うこと。特に宿題は、解けなくても構わないので、必ず自力で解答しておくこと。授業の主体は教授者ではなく学習者であることを認識すること。大学では、学問は与えられるものでなく、自ら獲得するものであることを自覚すること。将来医療人になるという自覚をもつこと。
●オフィス・アワー 
平日随意。ただし、実習(火〜木の午後)や会議(おもに月)で対応できない可能性がある。毎回、その週の予定を伝えるつもりである。B棟4階 生体分析化学研究室
成績評価法
定期試験:85%、平常点(プレテスト・ポストテスト・確認テスト):15%、学習態度が不良の者は前記の平常点の評価を減じることがある。
教科書
書名 著者名 出版社名
指定しない
参考書
書名 著者名 出版社名
特に指定しないが、図書館等において各自で適当な参考書を見つけること。
授業計画
項目 授業内容
1 化学の基本-1 自然科学・化学・薬学

化学の基本-2 化学式・反応式
自然科学、薬学および化学についてそれらの関係を概説する。
物質を化学式で示す。化学反応を反応式で示す。
2 化学の基本-3 単位、モル 適切な単位を選択する。関連する単位を相互に変換する。
3 化学の基本-4 濃度 溶液の濃度を算出する。異なる単位の濃度を相互に変換する。
4 化学の基本-5 原子の構造と化学結合

化学の基本-6 物質とその構造
原子の構造を説明する。簡単な量子論を概説する。代表的な元素を列挙し、分類する。化学結合を列挙し、説明する。
代表的な化合物の性質を説明する。分子の形を説明する。
5 化学の基本-7 無機化学反応 基本的な化学反応を分類する。代表的な無機反応を説明する。
6 酸塩基平衡(1) 酸・塩基およびそれらの強弱の定義を説明する。中和を説明する。
7 酸塩基平衡(2) 酸および塩基溶液の液性を計算する。
8 酸塩基平衡(3) 緩衝液の性質を説明し、その液性を計算する。多塩基性酸のモル分率を説明する。
9 沈殿平衡(1) 難溶性塩の溶解平衡および溶解度積を説明する。
10 沈殿平衡(2) 共通イオン効果を説明する。
11 酸化還元平衡(1) 化合物中の原子の酸化数を示す。酸化還元平衡を説明する。
12 酸化還元平衡(2) 酸化還元電位を説明する。
13 錯生成平衡 錯生成平衡を説明する。
▲PAGE TOP

機器分析学  [Instrumental Analysis in Analytical Chemistry]

開講情報
2年次 前期 1単位 必修
担当教員
講師 齊藤 睦弘    
備考
授業の目的と概要
 薬は化学物質であり、その作用は投与された薬の量や血中濃度に基づいて解析されます。従って、試料中に存在する物質の量や濃度の決定を目的とする分析化学は、薬学においても最も基礎となる学問の一つです。薬学分野では、薬物ばかりでなく、自然界の様々な化学物質が測定対象となりますが、現在、それらの多くが高度に進化した分析機器を用いて測定されています。
「機器分析学」では、薬学領域において、主として定量分析を目的として汎用される機器分析法について概説します。
●一般目標(GIO)
 本授業では、化学物質をその性質に基づいて分析できるようになるために、物質の定性、定量などに必要な基本的知識を修得することを目的とする。
授業の方法
教科書を用いて講義形式で行います。
●準備学習や授業に対する心構え
特に予習は必要としないが、復習は必要である。
授業で配布したプリントの問題は必ず各自で解いておくこと。
●オフィス・アワー 
時間:不在のとき以外は随時
場所:B棟4階第2研究室
成績評価法
定期試験(90%)、(10%)とする。
教科書
書名 著者名 出版社名
『NEW薬学機器分析』 伊藤允好 他 廣川書店
参考書
書名 著者名 出版社名
『入門機器分析化学』 庄野利之、脇田久伸 三共出版
『薬学生の機器分析』 木下俊男、西川 隆 廣川書店
『機器分析入門』 日本分析化学会九州支部 (編) 南江堂
授業計画
項目 授業内容
1 機器分析概論 機器分析法の種類や特徴について説明できる
2 電磁波分析法(1) 電磁波の性質および物質との相互作用について説明できる
3 電磁波分析法(2) 紫外可視吸光度測定法の原理を説明できる
4 電磁波分析法(3) 紫外可視吸光度測定法の応用について説明できる
5 電磁波分析法(4) 蛍光光度法の原理を説明できる
6 電磁波分析法(5) 原子吸光光度法の原理を説明できる
7 電磁波分析法(6) 原子吸光光度法の原理を説明できる
発光分析法の原理を説明できる
8 電気分析法(1) 電気伝導率測定法について説明できる
9 電気分析法(2) 電気滴定の原理、操作法について説明できる
10 分離分析法(1) クロマトグラフィーの種類を列挙し、それぞれの特徴と分離機構を説明できる
11 分離分析法(2) 液体クロマトグラフィーの分離機構について説明できる
液体クロマトグラフィーで用いられる代表的な検出法と装置を説明できる
12 分離分析法(3) ガスクロマトグラフィーの分離機構について説明できる
ガスクロマトグラフィーで用いられる代表的な検出法と装置を説明できる
13 分離分析法(4) 電気泳動法の原理を説明できる
▲PAGE TOP

基礎細胞生物学1  [Fundamentals of Cell Biology 1]

開講情報
1年次 前期 1単位 必修
担当教員
准教授 安田 正秀    
備考
授業の目的と概要
 「生物学」のなかでも、特に薬学を学ぶために不可欠な内容について、平易に講義します。高校で生物を履修しなかった学生でも理解できるように、ゆっくりとていねいに授業を進めます。 
 近年の生命科学の進歩は目覚ましく、今では生命現象も一部は分子のレベルで説明することが可能となり、さらに遺伝子治療やクローン動物の誕生など生命を操作することさえ試みられるようになりました。それと同時に、私たちは人類の未来を左右する多くの問題と責任を課されたことになるのです。薬学が生命科学の重要な一端を担っている学問であることを考えるとき、薬学を学ぶ基本として生命の本質に対する深い理解と洞察が大切であると考えます。本講義を通じて、生物の実に見事な“生命のしくみ”を理解し、“生命とはなにか”を考えてください。そして、現代生物学は、単なる「知識の寄せ集め学」ではなく、理論的考察の可能な学問であることを認識して欲しいと希望しています。 「基礎細胞生物学1」では主に“生体内で行われている化学反応”を中心に講述します。
●一般目標(GIO)
 生命体の成り立ちを個体、器官細胞レベルで理解、生命活動を維持するために行われている生体エネルギーの産生や恒常性や生体防御機構を理解するために、生命体の構造と機能調節・食物成分からのエネルギーの産生過程・生体のダイナミックな調節機構に関する基本的知識を習得することを目的とする。
●到達目標(SBOs)
詳細は授業計画欄に記載します。
授業の方法
主として講義形式で行います。教科書の他に、必要に応じて授業内容に則したプリントを用意します。なお、出来るかぎり新しい知見を身近な話題と関連づけて取り上げ、生命科学、ひいては薬学に対する深い興味を喚起したいと考えています。
●準備学習や授業に対する心構え
生物系専門科目の理解に必須である生命科学の基礎を学びます。これまで大学受験科目として生物を学んでいないものは、中学校あるいは高等学校の生物学のテキストを読んで理解しておくことを進めます。また、下記の参考書等ならびに生命科学に関する記事等に適宜目を通すよう努力して下さい。
予習を心掛け、復習に充分な時間を執り、疑問点を残さないよう質問に行くなどの努力して、生命科学を学ぶ楽しさを体得して下さい。
●オフィス・アワー 
月曜日〜金曜日の午前8時45分〜午後6時、但し講義・実習・会議などで不在の場合以外は随時
B棟地下1階・動物関連研究施設
成績評価法
学期末に行う定期試験の成績ならびに出席状況等を加味して総合的に評価します。試験直前の勉強のみでは充分に対処できないので、不断の努力が必要である。従って、授業に目的意識を持って出席することが望ましい。
教科書
書名 著者名 出版社名
『基礎固め 「生物」』 松村瑛子、安田正秀 化学同人
参考書
書名 著者名 出版社名
『レーニンジャー新生化学 第3版』 川嵜敏祐 (編集) 廣川書店
『細胞の分子生物学』 中村桂子 教育社
『基礎生物学』 中村 運 培風館
『ヴォート基礎生化学』 田宮信雄 他 (訳) 東京化学同人
『キャンベル生化学』 川嵜敏祐 (監訳) 廣川書店
『ダイナミックワイド 図説生物』 石川 統 他 東京書籍
『生体分子の化学』 相本三郎、赤路健一 化学同人
『生物化学序説第2版』 泉屋信夫、野田耕作、下東奉幸 化学同人
『理系総合のための生命科学 分子・細胞・個体から知る“生命”のしくみ』 東京大学生命科学教科書編集委員会 羊土社
授業計画
項目 授業内容
1 細胞および生体の構造と機能(1) 原核細胞と真核細胞の違いを説明できる。
真核細胞について、動物細胞と植物細胞の違いを説明できる。
細胞小器官の機能・役割について説明できる。
2 細胞および生体の構造と機能(2) ヒトの身体を構成する組織・器官・臓器の名称と役割分担について説明できる。
3 生体を構成する成分(1) タンパク質を構成するアミノ酸の名称と構造式およびタンパク質の構造について説明できる。
4 生体を構成する成分(2) 脂質を分類し、構造の特徴と役割について説明できる。
グルコースの構造、性質、役割について説明できる。
グルコース以外の代表的な単糖および二糖類・多糖類の種類、構造、性質、役割について説明できる。
5 生体を構成する成分(3) 核酸の種類、構造、性質役割について説明できる。
6 生体内の化学反応と独立栄養生物の代謝(1) 酵素反応の特性を一般的な化学反応と対比させて説明できる。
酵素の基質特異性、至適温度、至適pHなどについて説明できる。
酵素反応における補酵素などの役割について説明できる。
酵素反応のフィードバック機構について説明できる。
7 生体内の化学反応と独立栄養生物の代謝(2) 酵素反応を反応様式により分類し、代表的なものについて性質と役割を説明できる。
光合成について説明できる。
8 従属栄養生物の代謝−物質代謝、エネルギー代謝(1) 異化反応と同化反応の違いについて説明できる。
栄養素の消化・吸収過程について説明できる。
解糖系・嫌気呼吸について説明できる。
アルコール発酵・乳酸発酵について説明できる。
好気呼吸について説明できる。
クエン酸回路について説明できる。
9 生従属栄養生物の代謝−物質代謝、エネルギー代謝(2) 電子伝達系(酸化的リン酸化)について説明できる。
アセチルCoAのエネルギー代謝における役割を説明できる。
同化反応・窒素代謝について説明できる。
10 恒常性の維持(1) 内部環境を形成する体液(血液・組織液・リンパ液)の分類と循環について説明できる。
自律神経の構成と機能の概要を説明できる。
呼吸運動の調節、血液循環の調節、心拍数の調節の概要が説明できる。
11 恒常性の維持(2) 内分泌系(ホルモン)による内部環境の調節についての概要が説明できる。
主要なホルモンの分泌機構および作用機構について説明できる。
水分の調節、無機塩類の調節、性周期の調節、血糖値の調節および体温の調節について説明できる。
12 生体防御機構ー免疫ー(1) 異物の侵入に対する物理的、生理的、化学的バリアーについて説明できる。
免疫反応の特徴(自己と非自己、特異性、記憶)につて説明できる。
体液性免疫と細胞性免疫を比較して説明できる。
13 生体防御機構ー免疫ー(2) 免疫担当する組織と細胞を列挙家着るできる。
免疫担当細胞の種類と役割および主な細胞間ネットワークについて説明できる。
抗体分子の種類、構造、役割について説明できる。
アレルギー反応について説明できる。
代表的な自己免疫疾患および免疫不全症候群を挙げ、その特徴と成因について説明できる。
臓器移植、拒絶反応、免疫抑制剤などについて説明できる。
▲PAGE TOP

基礎細胞生物学2  [Fundamentals of Cell Biology 2]

開講情報
1年次 後期 1単位 必修
担当教員
講師 坂口 実    
備考
授業の目的と概要
 「基礎細胞生物学1」に引き続き、本講義を行います。人をはじめとして生物はそれぞれ特有の形や形質をもっています。この形質の多くは、遺伝子により親から子へ引き継がれ、その遺伝情報をもとにして、多くの過程を経て、生物個体が構築されます。「基礎細胞生物学2」では、個々の細胞が生きて子孫を残すしくみ、そして生物個体が構築されるまでの過程を詳しく講述します。
 この50年で、遺伝子や細胞が働くしくみの理解はめざましい進歩を遂げました。細胞内の分子(とくにタンパク質、DNA、RNA)が共同して、一つの生きている系(食物を取り入れ、動き、刺激に応答し、成長し分裂する系)をつくりあげている様子が明らかにされています。このような細胞の営みにもふれながら講義を進めます。
●一般目標(GIO)
 多細胞生物の成り立ちを細胞レベルで理解するために、細胞の増殖、分化、死の制御と組織構築および遺伝に関する基本的知識を修得する。
授業の方法
主として講義形式で行います。出来るかぎり新しい知見を身近な話題と関連づけて取り上げ、生命科学、ひいては薬学に対する深い興味を喚起したいと考えています。
●準備学習や授業に対する心構え
高校で生物学を履修していなかった人にも理解できるように解説しますが、毎回の授業内容が基本的知識となりますので、復習が重要です。高校で生物学を履修していた人であっても、より高度な内容が含まれますので油断しないように注意してください。
●オフィス・アワー 
平日随時。ただし、担当授業・実習および会議の時間帯は不在。
B棟5階 生体機能解析学研究室
成績評価法
学期末に行う定期試験の成績に出席状況,受講態度等を加味して総合評価します。
定期試験90%,平常点10% [出席等]
教科書
書名 著者名 出版社名
独自のテキストを準備して配付します。
参考書
書名 著者名 出版社名
『生物学』 第2版 石川 統 (編) 東京化学同人
『Essential 細胞生物学』 原著 第2版 中村桂子 他 (訳) 南江堂
『生命科学』 改訂第3版 東京大学生命科学教科書編集委員会 (編) 羊土社
『基礎から学ぶ生物学・細胞生物学』 和田 勝 羊土社
授業計画
項目 授業内容
1 遺伝(1)− ヌクレオチドと核酸 DNAとRNAの構造について説明できる。
DNA鎖とRNA鎖の類似点と相違点を説明できる。
2 遺伝(2)− 遺伝情報を担う分子 染色体の構造を説明できる。
遺伝子発現に関するセントラルドグマについて概説できる。RNAの種類と働きについて説明できる。
3 遺伝(3)− 遺伝子の複製 DNAの複製の過程について説明できる。
4 遺伝(4)− 遺伝子発現(転写)のメカニズム DNAからRNAへの転写について説明できる。
RNAのプロセシングについて説明できる。
5 遺伝(5)− 遺伝子発現(翻訳)のメカニズム RNAからタンパク質への翻訳の過程について説明できる。
リボソームの構造と機能について説明できる。
転写の調節について,例を挙げて説明できる。
6 遺伝(6)− 遺伝情報の変異・修復 遺伝子の変異(突然変異)について説明できる。
DNAの修復の過程について説明できる。
7 遺伝(7)− 遺伝の決まり メンデルの法則や伴性遺伝について説明できる。
8 発生と分化(1)− 体細胞分裂、細胞周期、細胞死、がん細胞 体細胞分裂の機構について説明できる。
アポトーシスとネクローシスについて説明できる。
正常細胞とがん細胞の違いを対比して説明できる。
9 発生と分化(2)−減数分裂、卵と精子の形成、受精 生殖細胞の分裂機構について説明できる。
受精の過程について説明できる。
10 発生と分化(3)−卵割、胚形成 発生・胚形成について説明できる。
細胞集合による組織構築について説明できる。
11 発生と分化(4)−発生の仕組み 胚の予定運命について説明できる。
形成体と誘導、誘導の連鎖について例を挙げて説明できる。
12 発生と分化(5)−発生の仕組み(ボディプラン) 発生をつかさどる発生遺伝子について説明できる。
13 発生と分化(6)−幹細胞と再生医療 再生医療の原理、方法と手順、現状、および倫理的問題点を概説できる。
▲PAGE TOP

基礎物理学1  [Fundamental Physics 1]

開講情報
1年次 前期 1単位 必修
担当教員
教授 土井 勝    
備考
授業の目的と概要
 物理学は、自然現象を説明する学理として最初に体系化され、あらゆる自然科学の基礎になっています。薬学を修める上で、物理学を学ぶ意義は3つあります。第一に、物理学の知識そのものが薬学に必要なこと、第二に、物理学の方法論があらゆる自然科学の手本になっていること、第三に、理系人間が備えておくべき教養の一つであることです。この授業では、薬学生に必要な物理学の基本事項を習得し、知識だけでなく、ものの見方や考え方も養います。 
●一般目標
 薬学を学ぶ上で必要な物理学の基礎力を身につけるために、物質および物体間の相互作用などに関する基本的知識を修得する。
 自然現象のうち半分は、物質的自然観(自然は物質からなり、物質は単純な法則に従って運動し変化しているという考え方)によって説明できます。物体の運動法則を理解し、様々な運動を法則によって説明し、エネルギーなどの基本概念を修得することが目標です。
授業の方法
教科書に沿って「やさしく、ゆっくり、ていねいに」進めます。物理学を修得するには、自分の頭で考え、納得する努力が必要です。「物理学は難しくて解らない」というのは、この努力を怠るからです。物理の予備知識は必要ありませんが、高校数学の基本事項(式の計算、ベクトル)、大学で学ぶ数学(特に微分)の知識は必要です。
●準備学習や授業に対する心構え
物理学は、身につけるのに骨がおれる科目です。むやみに暗記するのではなく、自分の頭で考え、納得する姿勢が大切です。物理学は論理の体系ですから、復習(最低で授業の2倍時間)を中心とし、授業の進行にあわせて疑問点や理解不足をなくしておくことが大切です。
●オフィス・アワー
在室時(17時30分まで)に個人研究室(B棟1階)で受けつけます。何が判らないかを明確にし(それによって理解が進む)質問することが大切です。
成績評価法
試験成績(80%)と出席状況(20%)によって評価します。試験では、知識と理解度の双方を問います。一夜漬けの勉強では対処できないので、普段から少しずつ積み上げる努力をしてください。
教科書
書名 著者名 出版社名
『物理学入門』 土井 勝 日科技連出版社
参考書
書名 著者名 出版社名
『物理学読本』 朝永振一郎 みすず書房
『ファインマン物理学』 ファインマン 岩波書店
授業計画
項目 授業内容
1 物理量の単位と次元 物理学の目的を理解する。物理量の基本単位と組立単位、次元について説明できる。
2 基礎的事項 スカラーとベクトルの違いを説明でき、ベクトルに関する計算(特に微分と外積)ができる。
3 運動の記述(1) 速度と加速度の概念を理解し、直線運動に適用できる。
4 運動の記述(2) 空間の位置ベクトルを使って速度、加速度の計算ができる。等速円運動の速度と加速度を扱える。
5 運動の法則 力の性質を理解し、基本的な力を説明できる。運動の3法則を理解し、説明できる。
6 簡単な運動 等加速度運動、円運動、単振動を取り扱い、基本事項を説明できる。
7 仕事の概念 仕事の概念を理解し、仕事の一般的定義を説明でき、仕事の計算ができる。
8 エネルギーの概念 エネルギーの種類を挙げ、エネルギーの変換とエネルギー保存則について実例で説明できる。
9 運動エネルギー 運動エネルギーを理解し、時間的変化率について説明できる。
10 保存力とポテンシャル 保存力とポテンシャルの概念を理解し、力学的エネルギー保存の法則を説明できる。
11 運動量と角運動量 運動量と時間的変化率を説明できる。角運動量の定義と意味を理解し、時間的変化率を説明できる。
12 中心力場での運動 重力とクーロン力の共通点を理解し、原子内の電子の運動に適用できる。
13 質点系の運動 重心の定義と運動を理解し、剛体の運動の特徴と慣性モーメントを説明できる。
14 振動現象 振動現象の特徴を把握し、単振動,減衰振動、強制振動について説明できる。
▲PAGE TOP

基礎物理学2  [Fundamental Physics 2]

開講情報
1年次 後期 1単位 必修
担当教員
教授 土井 勝    
備考
授業の目的と概要
 実学の典型である薬学と比べ、数学や物理学のような基礎的な学問は、応用と直接結びつかないために、初学者にはその有用性が見えにくいものです。しかし、現代文明は基礎科学の上に築かれており、薬学を学ぶ上でも基礎科目で足固めしておくことが、後々の発展のために大切なことです。自然の多様性を体系的に把握し、薬学を学ぶための基礎力を蓄えてほしいものです。 
●一般目標
 薬学を学ぶ上で必要な物理学の基礎力を身につけるために、物質および物体間の相互作用などに関する基本的知識を修得する。
 自然現象の半分は物質的自然観によって理解できるのですが、残りの半分は場の概念(空間の各点に何らかの物理量が対応づけられているものをいう)によらねばなりません。場の典型例は波動と電磁場で、量子論も根底に場の考えがあります。最初に波動の一般的性質について学び、光を幾何光学と波動光学の両方から取り扱う方法を学びます。次いで電気と磁気、原子分子の世界を支配している量子論の考え方を身につけ、薬学を学ぶ上の土台を築きます。
授業の方法
授業は「やさしく、ゆっくり、ていねいに」進めます。やみくもに暗記するのではなく、自分の頭で考え、納得しながら、一歩一歩進んでほしいものです。数学を使わず物理を教えろというのは、無理な注文です。物事の内容を正確に表現するのに、数学ほど適した言語はありません。その一方で、言葉による把握も大切です。数式表現と言葉による内容把握を関連づけながら説明します。物理の予備知識は必要ありませんが、大学で学ぶ数学(微分と積分)の知識と理解しようとする努力は必要です。
●準備学習や授業に対する心構え
物理学は、身につけるのに骨がおれる科目です。むやみに暗記するのではなく、自分の頭で考え、納得する姿勢が大切です。物理学は論理の体系ですから、復習(最低で授業の2倍時間)を中心とし、授業の進行にあわせて疑問点や理解不足をなくしておくことが大切です。
●オフィス・アワー
在室時(17時30分まで)に個人研究室(B棟1階)で受けつけます。何が判らないかを明確にし(それによって理解が進む)質問することが大切です。
成績評価法
試験成績(80%)と出席状況(20%)によって評価します。試験では、知識と理解度の双方を問います。一夜漬けの勉強では対処できないので、普段から少しずつ積み上げる努力をしてください。
教科書
書名 著者名 出版社名
『物理学入門』 土井 勝 日科技連出版社
参考書
書名 著者名 出版社名
『物理学読本』 朝永振一郎 みすず書房
『ファインマン物理学』 ファインマン 岩波書店
授業計画
項目 授業内容
1 波動と波動方程式 縦波と横波の違いを例を挙げて説明できる。波動方程式が書け、解の性質を説明できる。
2 波の種類と重ね合わせの原理 正弦波、平面波、球面波の違いを理解し、重ね合わせの原理と干渉を説明できる。
3 回折、反射と屈折、ドプラー効果 回折の特徴、反射と屈折の法則を説明できる。ドプラー効果を説明でき、現象に適用できる。
4 光学とレーザー 波動光学と幾何光学を把握し、スネルの法則と全反射を説明できる。レーザーの原理と特徴を理解し、応用例を挙げられる。
5 電気と電荷の作る場の概念 クーロンの法則を説明でき、近接作用論と場の概念を理解する。
6 電場と静電位 電場と静電位の定義と意味を理解し、簡単な場合に計算ができる。
7 磁気と電流の作る磁場 電流の定義とビオ・サバールの法則を説明でき、簡単な磁場の計算ができる。
8 電流とその作用 電流と磁場の相互作用とローレンツ力を理解し、電場と磁場中での電荷の運動を説明できる。
9 導体 導体の基本性質を説明できる。静電容量、オームの法則、電力について説明できる。
10 電磁誘導と交流 電磁誘導の法則を説明できる。交流と直流の違い、交流発電の原理を理解する。
11 電磁波 電磁波の基本性質を把握し、電磁波の分類と偏光について説明できる。
12 量子論の基礎 光の粒子性と物質の波動性を説明できる。前期量子論の仮定を説明でき、原子に応用できる。
13 量子力学の考え方 不確定性原理を説明できる。波動方程式を書け、水素原子の基底状態に適用できる。
▲PAGE TOP

基礎薬学実習  [Practice in Basic Pharmaceutical Sciences]

開講情報
1年次 前期 0.5単位 必修(☆印は担当代表者)
担当教員
☆ 教授 土井 光暢 准教授 大桃 善朗 助教 平田 雅彦
助教 浅野 晶子    
備考
授業の目的と概要
 実験を行うには正しい実習習慣・基本的な実験操作法等を身につけることが大切です。「基礎薬学実習」においては、実習の心構え、身だしなみ、実験器具の用い方、基本操作、基礎的計算、実験結果の取り扱い方、実験レポートの記載等、今後履修する実習の基礎となる知識と技能を習得することを目的とします。
●一般目標(GIO)
 化学実験を行うために必要な基本的な知識と技能を身につける。
授業の方法
その日の実習内容、実験操作等に関しての説明や諸注意を与えたうえで、数名のグループに分かれて、実習テキストを参考にして実習を行います。
●準備学習や授業に対する心構え
欠席は認められません。その日行った実験についての復習とまとめはその日のうちに行い、実験操作と得られた結果を考察する努力が必要です。
●オフィス・アワー 
講義、実習など不在でないかぎり、平日にB棟2階・生体機能診断学研究室またはB棟4階・分子構造化学研究室で随時質問にお答えします。
成績評価法
実習に取り組む態度、実習レポート、実習試験成績等を総合的に評価します。
教科書
書名 著者名 出版社名
実習テキスト、プリント等を配付
参考書
書名 著者名 出版社名
化学、化学演習のテキスト
授業計画
項目 授業内容
1 基礎知識 実験を安全に行うために必要な心構え、身だしなみなどを概説できる。
2 基本操作 基本的な測容器を用いて、試液を正確な濃度に調製できる。
3 定性・確認反応 代表的な金属イオンを錯生成反応等を用いて確認できる。
4 容量分析  標準液の標定と、それを用いた滴定ができる。
5 緩衝液とpHの測定 溶液のpHを測定でき、緩衝作用について具体例を挙げて説明できる。
▲PAGE TOP

基礎薬剤学  [Basic Pharmaceutics]

開講情報
3年次 前期 1.5単位 必修
担当教員
講師 岩永 一範    
備考
授業の目的と概要
 薬物は通常、原末のままで用いられるのではなく、様々な添加物と共に錠剤、カプセル剤等のような「製剤」としてヒトに投与される。その製剤は主薬がより効果的に薬理作用を発揮し、かつ安全な治療が行われるように設計されている。このような製剤の開発についての領域を取り扱うのが「製剤学」であるが、その背景には様々な物理化学的な理論が存在し、これらの理論が合理的に応用されている。「基礎薬剤学」では、この製剤学を学ぶのに必要不可欠である粉体の性質、薬物の溶解や分散等に関連する物理化学的な知識を修得することを目的とする。
●一般目標(GIO)
 薬物と製剤材料の性質を理解し、応用するために、それらの物性に関する基本的知識を身につける。
授業の方法
教科書及びプリントを使用して講義を行うが、適宜パワーポイントを用いて説明を行う。
●準備学習や授業に対する心構え
授業に臨むにあたり特別な準備は必要ありませんが、疑問点は後日まで残さないように努めて下さい。
●オフィス・アワー
講義、会議で不在の場合以外は随時、平日の午後5時以降、B棟2階薬剤学研究室
成績評価法
出席および試験により評価を行う。
教科書
書名 著者名 出版社名
『わかりやすい物理薬剤学 第4版』 辻 彰、河島 進 (編) 廣川書店
参考書
書名 著者名 出版社名
『新薬剤学』 辻 彰 (編) 南江堂
授業計画
項目 授業内容
1 総論
固形製剤に関連する物理化学的性質1
薬剤学、製剤学及び物理薬剤学の概要及び関連性について述べる。
粉体の性質について説明できる。
2 固形製剤に関連する物理化学的性質2 粉体の性質について説明できる。
3 固形製剤に関連する物理化学的性質3 粉体の性質について説明できる。
4 固形製剤に関連する物理化学的性質4 拡散および溶解速度について説明できる。
溶液の濃度と性質について説明できる。
物質の溶解とその速度について説明できる。
物質の溶解に対して酸・塩基反応が果たす役割を説明できる。
5 固形製剤に関連する物理化学的性質5 溶液の濃度と性質について説明できる。
物質の溶解とその速度について説明できる。
物質の溶解に対して酸・塩基反応が果たす役割を説明できる。
6 固形製剤に関連する物理化学的性質6 溶液の濃度と性質について説明できる。
物質の溶解とその速度について説明できる。
物質の溶解に対して酸・塩基反応が果たす役割を説明できる。
7 固形製剤に関連する物理化学的性質のまとめ 固形製剤に関連する物理化学的性質のまとめ
8 液体製剤に関連する物理化学的性質1
界面の性質について説明できる。
代表的な界面活性剤の種類と性質について説明できる。
9 液体製剤に関連する物理化学的性質2 乳剤の型と性質について説明できる。
代表的な分散系を列挙し、その性質について説明できる。
沈降現象について説明できる。
分散粒子の沈降現象について説明できる。
10 半固形製剤に関連する物理化学的性質1 流動と変形(レオロジー)の概念を理解し、代表的なモデルについて説明できる。
流動現象および粘度について説明できる。
11 半固形製剤に関連する物理化学的性質2
流動と変形(レオロジー)の概念を理解し、代表的なモデルについて説明できる。
製剤分野で汎用される高分子の物性について説明できる。
12 医薬品の安定性に関する理論1 反応次数と速度定数に付いて説明できる。
微分型速度式を積分型速度式に変換できる。
代表的な複合反応の特徴について説明できる。
13 医薬品の安定性に関する理論2
液体製剤,半固形製剤に関する物理化学的性質及び医薬品の安定性に関する理論のまとめ
反応速度と温度との関係を説明できる。
代表的な触媒反応について説明できる。
薬物と製剤材料の安定性に影響する要因、安定化法を列挙し、説明できる。
液体製剤,半固形製剤に関する物理化学的性質及び医薬品の安定性に関する理論のまとめ。
▲PAGE TOP

基礎有機化学  [Fundamental Organic Chemistry]

開講情報
1年次 前期 1単位 必修
担当教員
講師 和田 俊一    
備考
授業の目的と概要
 有機化学は「炭素化合物の化学」と言われるように、炭素原子を含む化合物を対象とした学問であり、我々を取り巻く環境と密接な関わりを持っています。特に人間は有機物質によって構成され、生体内のほとんどの反応は有機物質が関与しています。また、私達が扱う医薬品の多くが有機反応で作られた有機化合物や天然有機化合物です。これらの観点から、薬学生の基礎知識として有機化学を学び、有機化合物の構造や化学的性質を理解することは極めて重要です。
 「基礎有機化学」では高校の有機化学の復習を交え、大学で必要不可欠な有機化学の基礎知識をしっかり身につけ、新入学生の実力から大学専門科目に進むための必要不可欠な知識の習得を目指します。
●一般目標(GIO)
 本授業では、基本的な有機化合物の性質を理解するために、その基本構造、物理的性質、反応性に関する基本的知識を修得することを目的としています。
授業の方法
主として講義形式で行います。教科書の他に必要に応じて授業内容に則したプリントを用意します。
●準備学習や授業に対する心構え
授業を受けるのみだけではなく、普段の予習・復習が重要です。随時、高校の化学の教科書や参考書を読んだり、分かりにくいところがあれば必ず質問しに来て下さい。 
●オフィス・アワー
講義・会議等で不在の場合以外は随時、B棟6階機能分子創製化学研究室に来て下さい。
e-mail: kisoyuki@gaps.oups.ac.jp
成績評価法
定期試験の成績(80%)、レポート(20%)で評価します。
教科書
書名 著者名 出版社名
『理系のためのはじめて学ぶ化学「有機化学」』 斎藤勝裕 ナツメ社
HGS分子構造模型A型セット 丸善(株)
参考書
書名 著者名 出版社名
『高校の化学をイチからおさらいする本(有機化学編)』 宇野正明 中経出版
『絶対わかる有機化学』 斎藤勝裕 講談社サイエンティフィク
『有機化学入門』 池田正澄 他 廣川書店
授業計画
項目 授業内容
1 原子と結合1 原子の構造について説明できる
2 原子と結合2 化学結合の成り立ちについて説明できる
3 有機分子の構造と命名法 炭化水素を列挙し、命名することができる
4 有機分子の種類と性質 種々の官能基を有する化合物を列挙し、その物性を説明できる
5 異性体1 構造異性体と立体異性体について説明できる
6 異性体2 絶対配置の表示法を説明できる
7 置換反応と脱離反応1 置換反応と脱離反応の特徴を説明できる
8 置換反応と脱離反応2 置換反応と脱離反応の特徴を説明できる
9 C=C二重結合の反応 アルケンの代表的な反応を列挙し、説明できる
10 C=O二重結合の反応 アルデヒド類、ケトン類およびカルボン酸誘導体の代表的な反応を列挙し、説明できる
11 ベンゼン環の反応 ベンゼンの物性と反応性を説明できる
12 生体成分1 糖類および多糖類、アミノ酸の基本構造を概説できる
13 生体成分2 ペプチド、タンパク質、核酸の基本構造を概説できる
▲PAGE TOP

基礎有機化学実習  [Practice in Fundamental Organic Chemistry]

開講情報
1年次 後期 1単位 必修(☆印は担当代表者)
担当教員
☆ 教授 田中 麗子 講師 宇佐美 吉英 講師 山田 剛司
備考
授業の目的と概要
 有機化学実習の基本操作を習得し、かつ、有機反応の理解を深めるための基本的な医薬品の合成を行う。本実験を通じて、再結晶、蒸留、融点測定、薄層クロマト等の操作により、混合物から如何にして純粋な化合物を単離するか、また、どのようにして確認を行うかを学び、基本的な技術を習得する。
●一般目標(GIO)
 脂肪族および芳香族炭化水素の性質を理解するために、それぞれの基本構造、物理的性質、反応性に関する基本的知識を修得する。
授業の方法
実習テキストを用いて実習全体の内容に関して講義を行い、概略を理解させた後、3〜4名のグループに分かれて実習を行う。
●準備学習や授業に対する心構え
実験を理解して進めることができるようにあらかじめ、予習をすること。実験結果は細かい点まで記録すること。遅刻、欠席は認めない。
●オフィス・アワー 
(月)〜(金)の随時、B棟6階の医薬品化学研究室、有機分子機能化学研究室に来て下さい。
成績評価法
出席、レポート、筆記試験により評価する。
参考書
書名 著者名 出版社名
『実験を安全に行うために』 化学同人編集部 化学同人
『続 実験を安全に行うために』 化学同人編集部 化学同人
授業計画
項目 授業内容
1 実習講義、ガラス細工
基本的な有機反応の特徴を概説できる
2 茶葉からの抽出によるカフェインの単離・融点測定 官能基の性質を利用した分離精製を実施できる              
3 アスピリンの合成と再結晶による精製 課題として与えられた医薬品を合成できる
4 鎮痛薬からの薬効成分の分離精製とTLCによる同定 官能基の性質を利用した分離精製を実施でき、反応廃液を適切に処理する
5 Cannizzaro反応を行い、生成物の抽出分離(1) 代表的な官能基を他の官能基に変換できる
6 カラムクロマトグラフィーによる分離精製(2) クロマトグラフィーを用いて代表的な化学物質を分離できる     
7 蒸留による物質の精製(1)
確認試験
代表的な官能基を他の官能基に変換でき、また代表的な官能基の定性試験を実施できる
8 蒸留による物質の精製(2) 官能基の性質を利用した分離精製を実施できる
▲PAGE TOP

機能形態学1  [Physiological Anatomy 1]

開講情報
1年次 後期 1単位 必修
担当教員
教授 高岡 昌徳    
備考
授業の目的と概要
 ヒトの体は多くの器官によって構成されており、それぞれの器官は固有の機能を発現する細胞とその集合体である組織から成り立っている。さらに、ヒトの体には、それぞれの器官や組織が互いに協調して生体の恒常性を維持する仕組み(ホメオスタシス)が備わっている。このような人体の構造と機能を学ぶことは、ヒトの健康を守り,疾病の予防や治療にかかわる分野の基礎学習の中でも重要な位置を占める。さらに、人体の病的状態を理解するためにも、正常な人体の仕組みを学ぶ意義は大きい。人体の構造とホメオスタシスを個体レベルで理解するためには、各器官系の構造と機能および生体のダイナミックな調節機構に関する基本的知識が必要不可欠である。
●一般目標(GIO)
 本授業では、生命体の成り立ちを個体、器官、細胞レベルで理解するために、生命体の構造と機能調節などに関する基本的知識を修得することを目的とする。
授業の方法
主に、教科書を用いて講義形式で授業を行う。必要に応じて、プリントやスライド等の補助教材を用いて解説を加える。●準備学習や授業に対する心構え
教科書だけで生理学や解剖学の用語を理解できない場合には、他の図説書や用語集等を積極的に利用して、予習(30分)および復習(60分)することが望ましい。
●オフィス・アワー 
不在の場合を除いて、質問等はB棟5階 生体機能解析学研究室で随時受け付ける。
成績評価法
定期試験および授業への出席状況を総合して評価する(定期試験90%,出席点10%)。
教科書
書名 著者名 出版社名
『機能形態学』 櫻田 忍、櫻田 司 南江堂
参考書
書名 著者名 出版社名
『スタンダード薬学シリーズ・生物系薬学I生命体の成り立ち』 日本薬学会(編) 東京化学同人
『ベーシック薬学教科書シリーズ・機能形態学』 玄番宗一 他 化学同人
『語源から覚える解剖学英単語集(脳単、臓単、骨単、肉単)』 河合良訓(監修) NTS
授業計画
項目 授業内容
1 生体機能概論 ヒトの身体を構成する各臓器の役割分担について概説できる
2 神経系概論 1. 中枢神経系の構成と機能の概要を説明できる
2. 体性神経系の構成と機能の概要を説明できる
3. 自律神経系の構成と機能の概要を説明できる
3 神経の基本的機能 神経系の興奮と伝導の調節機構を説明できる
4 神経の基本的機能 1. 神経系の興奮と伝導の調節機構を説明できる
2. シナプス伝達の調節機構を説明できる
5 神経の基本的機能 神経系、感覚器を介するホメオスタシスの調節機構の代表例を列挙し、概説できる
6 自律神経系 自律神経系の構成と機能の概要を説明できる
7 自律神経系 自律神経系の構成と機能の概要を説明できる
8 自律神経系 自律神経系の構成と機能の概要を説明できる
9 体性神経系 体性神経系の構成と機能の概要を説明できる
10 脊髄 中枢神経系の構成と機能の概要を説明できる
11 体性神経系と脊髄 1. 体性神経系の構成と機能の概要を説明できる
2. 中枢神経系の構成と機能の概要を説明できる
3. 筋収縮の調節機構を説明できる
12 中枢神経系の構成と機能の概要を説明できる
13 中枢神経系の構成と機能の概要を説明できる
▲PAGE TOP

機能形態学2  [Physiological Anatomy 2]

開講情報
2年次 前期 1単位 必修
担当教員
教授 高岡 昌徳    
備考
授業の目的と概要
 ヒトの体は多くの器官によって構成されており、それぞれの器官は固有の機能を発現する細胞とその集合体である組織から成り立っている。さらに、ヒトの体には、それぞれの器官や組織が互いに協調して生体の恒常性を維持する仕組み(ホメオスタシス)が備わっている。このような人体の構造と機能を学ぶことは、ヒトの健康を守り,疾病の予防や治療にかかわる分野の基礎学習の中でも重要な位置を占める。さらに、人体の病的状態を理解するためにも、正常な人体の仕組みを学ぶ意義は大きい。人体の構造とホメオスタシスを個体レベルで理解するためには、各器官系の構造と機能および生体のダイナミックな調節機構に関する基本的知識が必要不可欠である。
●一般目標(GIO)
 本授業では、生命体の成り立ちを個体、器官、細胞レベルで理解するために、生命体の構造と機能調節などに関する基本的知識を修得することを目的とする。
授業の方法
主に、教科書を用いて講義形式で授業を行う。必要に応じて、プリントやスライド等の補助教材を用いて解説を加える。
●準備学習や授業に対する心構え
教科書だけで生理学や解剖学の用語を理解できない場合には、他の図説書や用語集等を積極的に利用して、予習(30分)および復習(60分)することが望ましい。
●オフィス・アワー 
不在の場合を除いて、質問等はB棟5階 生体機能解析学研究室で随時受け付ける。
成績評価法
定期試験および授業への出席状況を総合的に判断して評価する(定期試験90%,出席点10%)。
教科書
書名 著者名 出版社名
『機能形態学(改訂第2版)』 櫻田 忍、櫻田 司 南江堂
参考書
書名 著者名 出版社名
『スタンダード薬学シリーズ・生物系薬学I生命体の成り立ち』 日本薬学会 (編) 東京化学同人
『ベーシック薬学教科書シリーズ・機能形態学』 玄番宗一 他 化学同人
『語源から覚える解剖学英単語集(脳単、臓単、骨単、肉単)』 河合良訓 (監修) NTS
授業計画
項目 授業内容
1 感覚器系 1. 体性神経系の構成と機能の概要を説明できる
2. 皮膚について機能と構造を関連づけて説明できる
2 感覚器系 眼、耳、鼻などの感覚器について機能と構造を関連づけて説明できる
3 感覚器系 眼、耳、鼻などの感覚器について機能と構造を関連づけて説明できる
4 消化器系 胃、小腸、大腸などの消化管について機能と構造を関連づけて説明できる
5 消化器系 肝臓、膵臓、胆嚢について機能と構造を関連づけて説明できる
6 消化器系 1. 消化、吸収における神経の役割について説明できる
2. 消化、吸収におけるホルモンの役割について説明できる
7 呼吸器系 肺、気管支について機能と構造を関連づけて説明できる
8 呼吸器系 肺、気管支について機能と構造を関連づけて説明できる
9 呼吸器系 1. 肺、気管支について機能と構造を関連づけて説明できる
2. 肺および組織におけるガス交換を説明できる。
10 循環器系 心臓について機能と構造を関連づけて説明できる
11 循環器系 心臓について機能と構造を関連づけて説明できる
12 循環器系 血管系について機能と構造を関連づけて説明できる
13 循環器系 血圧の調節機構を説明できる
▲PAGE TOP

健康科学  [Theory of Health and Physical Education]

開講情報
1年次 後期 1単位 必修
担当教員
講師 当麻 成人    
備考
授業の目的と概要
 医学、薬学など医療の進歩は、人生80年の高齢社会を実現した。つい最近まで日本の健康観は長生き=善として受け止められてきた。高齢社会が実現してみると単なる長生きは善ではなく、人生の質=Quality of lifeの価値観が求められるようになってきた。人生80年、身体機能を全うする生き方が問われているのである。人間の身体は適度に使えば丈夫で長持ちするが、使いすぎると障害を起こしやすくなり、使わなければ退化する。科学技術の発達によって労働・作業に費やす身体活動は少なくなり(省力化)、乗り物の発達は身体を動かさずに移動できるようになった。
 若年性成人病、寝たきり老人、骨粗鬆症など運動不足による弊害の症状が多く論議されるようになっているが、健康な時から予防を心掛ける認識までには至っていないのが現状である。「治療より予防」といった先進の医学認識から見れば、日本の医療認識は後進国である。義務教育100%に近い世界一の就学率と、知識が生活に生かされていない日本の教育をも考える。
授業の方法
講義による。
●オフィス・アワー 
(月)(木)12時30分〜13時30分 他随時
成績評価法
出席、試験及び課題レポートなどにより評価する。
参考書
書名 著者名 出版社名
『これからの健康とスポーツの科学』 安部 孝、琉子友男 (編) 講談社サイエンティフィク
『スポーツ動作学入門』 石井喜八、西山哲成 (編) 市村出版
授業計画
項目 授業内容
1 運動と健康
運動不足と生活習慣病の関連性について説明できる。日本人の健康問題について説明できる。
2 成長・加齢と運動 疾病や身体機能への加齢の影響について説明できる。
3 運動と骨格筋
速筋と遅筋、筋肉の活動様式について説明できる。運動と骨の関係について説明できる。
4 体力と体力測定
身体組成及び体力測定について説明できる。整形外科的運動障害について説明できる。
5 運動と安全
心肺蘇生法、スポーツ傷害と救急処置法について説明できる。
6 トレーニング方法
トレーニングの原理原則について説明できる。ストレッチング、ウォーキングとジョギングの有用性について説明できる。
7 運動と栄養 栄養バランス、減量指針について説明できる。
8 高齢社会と健康 国民の健康づくり対策について説明できる。
9 エイズ 日本と世界のエイズ状況、エイズの蔓延防止、患者、感染者に対する差別、偏見の解消に関心を持ちこれらを説明できる。
10 健康維持・増進のための身体運動(1) 年齢に応じた運動のあり方について説明できる。
11 健康維持・増進のための身体運動(2) 運動を始めさせ、続けさせ、逆戻りさせないための説明ができる。
12 健康維持・増進のための身体運動(3) 各種運動の紹介及びその特徴を説明できる。
13 WHOについて、まとめ WHOについて説明できる。
▲PAGE TOP

健康科学演習  [Sports Exercise]

開講情報
1年次 前期 1単位 必修(☆印は担当代表者)
担当教員
☆ 講師 当麻 成人 非常勤講師 橋口 雅美 非常勤助手 宮田 真希
非常勤助手 鎌野 知裕 非常勤助手 門川 裕美  
備考
授業の目的と概要
 人の一生の中で、体力のピークは運動神経の有無に関わらず17〜20歳頃といわれている。そして体力は、その後下降傾向になるという。身体運動は、その体力の下降を緩やかなものにすることができる。 
 この授業では、これまで身体運動があまり行われなかった事を踏まえて、運動経験を増やしその経験が、生涯スポーツの基礎づくりとなることを目的としている。また、他者と協力しながら楽しく体を動かして汗を流し、心身の充足感が得られるように行われる。
授業の方法
様々な種目を行いつつ体力、技術力の向上をはかる。室内、屋外の種目を数回づつ交互に行う。各グループにより場所をローテーションする。
ある程度基礎技術を身につけた後、ゲームを中心に行う。野外の種目において雨天時には、施設を変更して基礎体力の向上を計るトレーニングを行う。
・けが防止のための説明と実践 
・基礎技術の習得のための説明と実践 
・ルールの理解 
・団体種目では、チーム内で相互に協力し、自発的、計画的、安全に練習やゲームを行い、規則を守り、全力でプレーできるようにする。 
・個人種目では、自己の能力向上に努めるとともに、互いに協力し目標達成に努力する態度を育てる。
成績評価法
実技における技術向上の度合い、積極性、チームワークおよび出席状況により評価する。
授業計画
項目 授業内容
1 室内種目(1) バドミントンの基本技術(ドロップ、ヘアピン、リターン)を身につける。
2 室内種目(1) バスケットボールの基本技術を身につける。(パス、シュート、ドリブル)
3 室内種目(1) バレーボールの基本技術を身につける。(サーブ、レシーブ、トス、スパイク)
4 屋外種目(グランド) サッカーの基本技術を身につける。(トラップ、パス、シュート)
5 屋外種目(グランド) ソフトボールの基本技術を身につける。(投げる、打つ、走る、捕球)
6 屋外種目(グランド) サッカーの基本技術を身につける。(トラップ、パス、シュート)
7 屋外種目(テニスコート) テニスの基本技術を身につける。(サーブ、ストローク、ボレー)
8 屋外種目(テニスコート) テニスの基本技術を身につける。(サーブ、ストローク、ボレー)
9 屋外種目(テニスコート) テニスの基本技術を身につける。(サーブ、ストローク、ボレー)
10 室内種目(2) エアロビクスを行い心肺機能の向上を計る。
11 室内種目(2) エアロビクスを行い心肺機能の向上を計る。
12 室内種目(2) エアロビクスを行い心肺機能に向上を計る。
▲PAGE TOP

剤形設計学  [Development of Dosage Forms]

開講情報
3年次 後期 1.5単位 必修(☆印は担当代表者)
担当教員
☆ 教授 掛見 正郎 講師 岩永 一範  
備考
授業の目的と概要
 薬物療法を行うとき、患者に使用されるのは「薬物」そのものではなく薬物に「剤形」を施した「薬剤(製剤)」である。薬物に剤形を施すことを「製剤化」と呼んでいるが、この製剤化によって医薬品の使用を確実、安全にすることができるが、これ以外に薬物自体の安定性の向上、均質性の保持、吸収、分布、代謝、排泄の改善、ひいては薬効の最適化まで企図されている。近年製剤技術の高度化に伴い精密な製剤機能を付与された製剤の開発が進んでいる。中でも放出速度を制御した経口投与製剤、外用剤、筋肉内投与剤などが実用化されており、さらに特定の組織、臓器、細胞への効率的な到達を狙ったターゲティング製剤、難吸収性薬物の吸収促進剤、プロドラッグなども続々開発されつつある。これらの技術を総称して Drug Delivery System (DDS) と呼んでいる。「剤形設計学」ではまず従来型製剤である固形製剤(錠剤、散剤、顆粒剤、丸剤、カプセル剤など)、半固形製剤(軟膏剤など)、液状製剤(注射剤、点眼剤、液剤など)、その他製剤の、製法、性状、製造機械並びにそれらに含まれる添加剤について講述し、あわせて日本薬局方一般試験法(製剤試験法)についても言及する。次にDDSの概念について述べ、プロドラッグ、コントロールドリリース製剤、ターゲティング、吸収促進剤等について、最新の具体例を示しながら解説を行う。この科目は、「薬物動態学1」、「薬物動態学2」、「「薬物動態学3」、「臨床薬物動態学」、「薬局方総論」と密接に関連しているので、これらを総合的に学習することが望ましい。
●一般目標(GIO) 
(1)製剤化の方法と意義を理解するために、薬物と製剤材料の物性、医薬品への加工、および薬物送達システムに関する基本的知識と技能を修得する。
(2)医薬品の用途に応じた適切な剤形を調製するために、製剤の種類、有効性、安全性、品質などに関する基本的知識と、調製を行う際の基本的技能を修得する。
(3)薬物治療の有効性、安全性、信頼性を高めるために、薬物の投与形態や薬物体内動態の制御法などを工夫したDDS に関する基本的知識を修得する。
(4)将来、医薬品開発と生産に参画できるようになるために、医薬品開発の各プロセスについての基本的知識を修得し、併せてそれらを実施する上で求められる適切な態度を身につける。
●到達目標(SBOs) 
【代表的な製剤】
1)代表的な剤形の種類と特徴を説明できる。
2)代表的な固形製剤の種類と性質について説明できる。
3)代表的な半固形製剤の種類と性質について説明できる。
4)代表的な液状製剤の種類と性質について説明できる。
5)代表的な無菌製剤の種類と性質について説明できる。
6)エアゾール剤とその類似製剤について説明できる。
7)代表的な製剤添加物の種類と性質について説明できる。
8)代表的な製剤の有効性と安全性評価法について説明できる。
【製剤化】
1)製剤化の単位操作および汎用される製剤機械について説明できる。
2)単位操作を組み合わせて代表的製剤を調製できる。(技能)
3)汎用される容器、包装の種類や特徴について説明できる。
【製剤試験法】
1)日本薬局方の製剤に関連する試験法を列挙できる。
2)日本薬局方の製剤に関連する代表的な試験法を実施し、品質管理に適用できる。(技能)
【DDS の必要性】
1)従来の医薬品製剤の有効性、安全性、信頼性における主な問題点を列挙できる。
2)DDS の概念と有用性について説明できる。
【放出制御型製剤】
1)放出制御型製剤(徐放性製剤を含む)の利点について説明できる。
2)代表的な放出制御型製剤を列挙できる。
3)代表的な徐放性製剤における徐放化の手段について説明できる。
4)徐放性製剤に用いられる製剤材料の種類と性質について説明できる。
5)経皮投与製剤の特徴と利点について説明できる
6)腸溶製剤の特徴と利点について説明できる。
【ターゲティング】
1)ターゲティングの概要と意義について説明できる。
2)代表的なドラッグキャリアーを列挙し、そのメカニズムを説明できる。
【プロドラッグ】
1)代表的なプロドラッグを列挙し、そのメカニズムと有用性について説明できる。
【その他のDDS】
1)代表的な生体膜透過促進法について説明できる。
【医薬品開発のコンセプト】
1)医薬品開発を計画する際に考慮すべき因子を列挙できる。
【医薬品の製造と品質管理】
1)GLP(Good Laboratory Practice)、GMP (Good Manufacturing Practice)、GCP (Good Clinical Practice)、GPMSP (Good Post-Marketing Surveillance Practice)の概略と意義について説明できる。
授業の方法
基本的には板書を中心として、教科書に『わかりやすい物理薬剤学第4版』を使用する。必要に応じてプリントやパワーポイントを用いて講義する場合がある。
●準備学習や授業に対する心構え
●オフィス・アワー 
随時。
成績評価法
試験により評価する。
教科書
書名 著者名 出版社名
『わかりやすい物理薬剤学第4版』 辻 彰 (編) 廣川書店
参考書
書名 著者名 出版社名
『第15改正日本薬局方解説書』 日本公定書協会 (編) 廣川書店
『第16改正日本薬局方(改正原案)』 独立行政法人医薬品医療機器総合機構
授業計画
項目 授業内容
1 総論 代表的な剤形の種類と特徴を説明できる。
医薬品開発を計画する際に考慮すべき因子を列挙できる。
GLP(Good Laboratory Practice)、GMP (Good Manufacturing Practice)、GCP (Good Clinical Practice)、GPMSP (Good Post-Marketing Surveillance Practice)の概略と意義について説明できる。
2 固形製剤(1) 代表的な固形製剤の種類と性質について説明できる。
製剤化の単位操作および汎用される製剤機械について説明できる。
単位操作を組み合わせて代表的製剤を調製できる。(技能)
代表的な製剤添加物の種類と性質について説明できる。
製剤の有効性と安全性評価法について説明できる。
汎用される容器、包装の種類や特徴について説明できる。
日本薬局方の固形製剤に関連する試験法を列挙できる。
日本薬局方の固形製剤に関連する代表的な試験法を実施し、品質管理に適用できる。(技能)
具体的には、散剤、顆粒剤とその製法。用いられる製剤機械。添加剤の種類、目的、性状。日本薬局方に規定される散剤、顆粒剤の製剤試験
3 固形製剤(2) 代表的な固形製剤の種類と性質について説明できる。
製剤化の単位操作および汎用される製剤機械について説明できる。
単位操作を組み合わせて代表的製剤を調製できる。(技能)
代表的な製剤添加物の種類と性質について説明できる。
製剤の有効性と安全性評価法について説明できる。
汎用される容器、包装の種類や特徴について説明できる。
日本薬局方の固形製剤に関連する試験法を列挙できる。
日本薬局方の固形製剤に関連する代表的な試験法を実施し、品質管理に適用できる。(技能)
具体的には、錠剤とその製法。用いられる製剤機械。添加剤の種類、目的、性状。日本薬局方に規定される錠剤の製剤試験
4 固形製剤(3) 代表的な固形製剤の種類と性質について説明できる。
製剤化の単位操作および汎用される製剤機械について説明できる。
単位操作を組み合わせて代表的製剤を調製できる。(技能)
代表的な製剤添加物の種類と性質について説明できる。
製剤の有効性と安全性評価法について説明できる。
汎用される容器、包装の種類や特徴について説明できる。
日本薬局方の固形製剤に関連する試験法を列挙できる。
日本薬局方の固形製剤に関連する代表的な試験法を実施し、品質管理に適用できる。(技能)
具体的には、カプセル剤とその製法。用いられる製剤機械。添加剤の種類、目的、性状。日本薬局方に規定されるカプセル剤の製剤試験。
その他の固形製剤とその製法。用いられる製剤機械。添加剤の種類、目的、性状。日本薬局方に規定される製剤試験
5 半固形製剤(1) 代表的な半固形製剤の種類と性質について説明できる。
製剤化の単位操作および汎用される製剤機械について説明できる。
単位操作を組み合わせて代表的製剤を調製できる。(技能)
代表的な製剤添加物の種類と性質について説明できる。
製剤の有効性と安全性評価法について説明できる。
汎用される容器、包装の種類や特徴について説明できる。
日本薬局方の半固形製剤に関連する試験法を列挙できる。日本薬局方の半固形製剤に関連する代表的な試験法を実施し、品質管理に適用できる。(技能)
具体的には、軟膏剤とその製法。軟膏基剤の種類とその性状。添加剤の種類、目的、性状。日本薬局方に規定される軟膏剤の製剤試験
6 半固形製剤(2) 代表的な半固形製剤の種類と性質について説明できる。
製剤化の単位操作および汎用される製剤機械について説明できる。
単位操作を組み合わせて代表的製剤を調製できる。(技能)
代表的な製剤添加物の種類と性質について説明できる。
製剤の有効性と安全性評価法について説明できる。
汎用される容器、包装の種類や特徴について説明できる。
日本薬局方の半固形製剤に関連する試験法を列挙できる。日本薬局方の半固形製剤に関連する代表的な試験法を実施し、品質管理に適用できる。(技能)
具体的には、坐剤とその製法。坐剤に用いられる基剤の種類とその性状。添加剤の種類、目的、性状。日本薬局方に規定される坐剤の製剤試験
7 無菌製剤(1) 代表的な無菌製剤の種類と性質について説明できる。
製剤化の単位操作および汎用される製剤機械について説明できる。
単位操作を組み合わせて代表的製剤を調製できる。(技能)
代表的な製剤添加物の種類と性質について説明できる。
製剤の有効性と安全性評価法について説明できる。
汎用される容器、包装の種類や特徴について説明できる。
日本薬局方の無菌製剤に関連する試験法を列挙できる。
日本薬局方の無菌製剤に関連する代表的な試験法を実施し、品質管理に適用できる。(技能)
具体的には、注射剤の種類、その製法。製造条件、用いられる製剤機械。添加剤の種類、目的、性状。日本薬局方に規定される注射剤の製剤試験、無菌試験その他。
8 無菌製剤(2) 代表的な無菌製剤の種類と性質について説明できる。
製剤化の単位操作および汎用される製剤機械について説明できる。
単位操作を組み合わせて代表的製剤を調製できる。(技能)
代表的な製剤添加物の種類と性質について説明できる。
製剤の有効性と安全性評価法について説明できる。
汎用される容器、包装の種類や特徴について説明できる。
日本薬局方の無菌製剤に関連する試験法を列挙できる。
日本薬局方の無菌製剤に関連する代表的な試験法を実施し、品質管理に適用できる。(技能)
具体的には、点眼剤の種類、その製法。製造条件、用いられる製剤機械。添加剤の種類、目的、性状。日本薬局方に規定される点眼剤の製剤試験、無菌試験その他。眼軟膏とその製法。製造条件、用いられる軟膏基剤。添加剤の種類、目的、性状。日本薬局方に規定される眼軟膏の製剤試験、無菌試験その他。
9 その他の製剤 代表的な液状製剤の種類と性質について説明できる。
エアゾール剤とその類似製剤について説明できる。
製剤化の単位操作および汎用される製剤機械について説明できる。
単位操作を組み合わせて代表的製剤を調製できる。(技能)
代表的な製剤添加物の種類と性質について説明できる。
製剤の有効性と安全性評価法について説明できる。
汎用される容器、包装の種類や特徴について説明できる。
日本薬局方の製剤に関連する試験法を列挙できる。
日本薬局方の製剤に関連する代表的な試験法を実施し、品質管理に適用できる。(技能)
具体的には、日本薬局方製剤総則に収載されている各種製剤とその製法。用いられる製剤機械。添加剤の種類、目的、性状。日本薬局方に規定される製剤試験。
10 DDS(1) 従来の医薬品製剤の有効性、安全性、信頼性における主な問題点を列挙できる。
DDS の概念と有用性について説明できる。
11 DDS(2) 代表的なプロドラッグを列挙し、そのメカニズムと有用性について説明できる。具体的には、プロドラッグの概念。プロドラッグ化の目的、プロドラッグのメカニズム。
12 DDS(3) 放出制御型製剤(徐放性製剤を含む)の利点について説明できる。
代表的な放出制御型製剤を列挙できる。
代表的な徐放性製剤における徐放化の手段について説明できる。
徐放性製剤に用いられる製剤材料の種類と性質について説明できる。
経皮投与製剤の特徴と利点について説明できる
腸溶製剤の特徴と利点について説明できる。
具体的には、コントロールドリリースの概念。コントロールドリリース化の目的、コントロールドリリースのメカニズム(膜透過制御、マトリックス制御、浸透圧制御)。
13 DDS(4) ターゲティングの概要と意義について説明できる。
代表的なドラッグキャリアーを列挙し、そのメカニズムを説明できる。
具体的には、ターゲティングの概念、ターゲティングの目的、ターゲティングのメカニズム(臓器、組織、細胞ターゲティング)。
14 DDS(5) 代表的な生体膜透過促進法について説明できる。
具体的には、吸収促進剤の概念。吸収促進の目的、吸収促進のメカニズム。
▲PAGE TOP

社会薬学1  [Social Pharmacy 1]

開講情報
3年次 後期 1.5単位 必修
担当教員
教授 松島 哲久    
備考
授業の目的と概要
 現代の医療の課題として、その科学的側面と同時に、人間の立場からの医療ということが不可欠の課題として挙げられます。その両面とも、歴史的、哲学的視点からの考察を必要としますが、とりわけ、生命倫理的諸問題についての根本的理解が現代医療に携わるものにとって必要不可欠です。その観点から次の諸問題について講義を行います。 
 まず医療の目的とは何かということを考察し、現代医療において何が求められているのかを、生命倫理学的観点からテキストに沿って講義をします。その際に問われなければならないのは病(illness)を通しての人間理解です。このことと関連して医学の方法論が生物機械論的方法論だけでは不十分で、全人医療的・解釈学的方法の導入が必要とされていることに言及します。次にこのような医学的人間学的理解のもとに医療者―患者関係がどのようなものであるべきかを講義します。ここで問われるのが医療倫理の根本からの見直しの作業です。従来の医師中心の医療システム(DOC)から患者中心の医療システム(POS)への転換のなかで、患者の自律性を重んじ、その個人としての人格の尊厳に医療の根拠を置いて、患者の多様な人生目標、人生計画、価値観に基づくさまざまなニーズに応えていくことが、現在薬剤師にとって要請されているということを中心に講義を行います。 
 最後に、環境薬学的側面における倫理の問題に触れます。さまざまな化学剤による環境汚染の問題、熱帯雨林の消滅による貴重な医療資源の喪失、そして南北問題による第3世界における医療の貧困化の問題など、現代における医療倫理の問題は広く地球規模の視野から考察されなければならないこと、また現代社会におけるさまざまな差別の問題が医療の中で先鋭的に現れていることにも注意が払われなければならないことを講義します。 
●一般目標(GIO)
(1)生命・健康に関わる職業人となることを自覚し、それにふさわしい行動・態度をとることができるようになるために、人との共感的態度を身につけ、信頼関係を醸成し、さらに生涯にわたってそれらを向上させようと努力することができる態勢を確立する。
(1)−1 人間の生命の尊厳を認識し、生の始まりから終わりにいたるまでの医療における生命倫理問題を理解し、その重要生を自覚し、自ら研究する態度を身につける。 
(1)−2 常に社会に目を向け、生涯にわたって医療を通して社会に貢献できるようになるために必要な知識を身につけ、さらにそのような目的に向かって努力できる心の態勢を確立する。 
(2) 医療の担い手の一員である薬学専門家として、患者、同僚、地域社会との信頼関係を確立できるようになるために、相手の心理、立場、環境を理解するための基本的知識、技能、態度を修得する。 
(3)薬の専門家として必要な基本姿勢を身につけるために、医療、社会における薬学の役割、薬剤師の使命を知り、どのように薬学が発展してきたかを理解する。 
●到達目標(SBOs)
 授業計画の授業内容に各一般目標に対応する到達目標を明記する。
授業の方法
その都度、関連プリントを配付しながら教科書を中心に講義を行う。講義の前には生命倫理に関連したプレテストを行い、講義前の学生諸君の既得知識を確認する。
●準備学習や授業に対する心構え
特に準備は必要はないが、講義の後に、毎回ではないが授業に関する小レポートを提出してもらうことがあるので、そのつもりで出席すること。また、講義に関連した事項について各自の関心にしたがって研究を進めることが重要である。
●オフィス・アワー 
月曜日12:10〜13:10;16:30〜18:00(会議がないとき) 
火曜日12:10〜13:10;15:00〜16:00(できるだけ予約をしてください。研究室前の連絡袋/メールで。) 
メールアドレス:matusima@gly.oups.ac.jp
成績評価法
筆記試験および出席状況、レポートを総合して評価を行う。 
教科書
書名 著者名 出版社名
『薬学のための医療倫理入門』 盛永審一郎・松島哲久(編) 丸善
参考書
書名 著者名 出版社名
『資料集 生命倫理と法』 内山雄一 (編集監事) 太陽出版
授業計画
項目 授業内容
1 薬学の現在・未来と医療倫理 現代社会における薬学・薬剤師のあり方と倫理の必要性を概説できる(ハーモナイズド会議、医薬分業、薬販売の自由化のなかでの薬学・薬剤師の課題と倫理など)
2 生命倫理の方法と医療倫理 医療倫理の原則と医師の倫理規範(ベルモントレポート、ジュネーヴ宣言、医の倫理の国際綱領など)を概説できる。
3 患者の権利と生命倫理  患者の基本的権利に関する宣言(リスボン宣言、患者の権利章典、WHO検証、世界人権宣言、アルマ・アタ宣言、マドリード宣言、オタワ憲章)を列挙し、その概略を説明できる
4 患者中心の医療とチーム医療 医療の目的とシステム、病気の定義、科学的医療と全人医療、チーム医療などについて説明できる。
5 薬剤師のコミュニケーションスキル コミュニケーションの種類、構成要素について概説でき、患者の心理状態を把握・配慮し、適切に対応できる(言語的?非言語的コミュニケーション、異文化コミュニケーション、患者ケアとリスニングスキル、アサーションなど)。
6 臨床研究の倫理と被験者の保護 臨床研究の倫理、医療の担い手が遵守すべき倫理規範、法 (ニュールンベルク綱領、ヘルシンキ宣言、CIOMS倫理綱領など)を概説できる。
7 新薬開発の倫理 創薬の立場から新薬開発の方法と倫理を概説できる(動物実験と非臨床試験の倫理、GLP、臨床試験とGCP、医薬品の製造と製造販売後調査の基準と倫理、PL法など)。
8 薬剤師の倫理 薬剤師として遵守すべき法と倫理、薬学教育の歴史と現在・未来、ファーマシューティカルケアについて説明できる。
9 薬害の歴史と薬害被害者の生の声を聴く 薬害被害者の生の声を聴き、薬害の歴史とその背景を説明でき、薬害の防止、患者保護の視点を提案できる。
10 生殖医学と生命倫理 (1)-1-3人の誕生に関わる生命倫理問題(生殖医療、クローン技術、出生前診断など)の概略と問題点を説明できる。
11 脳死・臓器移植と生命倫理 死の定義、現代医療における死の意味、臓器移植の問題点などを説明できる。
12 終末期医療と生命倫理 人の死に関わる生命倫理問題(終末期医療、安楽死・尊厳死、緩和医療、輸血拒否など)の概略と問題点を説明できる。
13 先進医療と生命倫理、環境の倫理 医療の進歩(遺伝子診断・治療、再生医療、難病治療など)に伴う生命観の変遷を説明でき、その倫理を理解することができる。環境汚染における薬学専門家の責任の重さを自覚し、生命と環境と医療の新しい考え方を提示できる。
▲PAGE TOP

生薬学1  [Pharmacognosy 1]

開講情報
2年次 前期 1.5単位 必修
担当教員
講師 芝野 真喜雄    
備考
授業の目的と概要
 生薬は人類が自然の恵みを利用して作りあげてきた薬物であり、各国の伝統医療や民間療法に使用されている。また近年、医療先進国である欧米においても、伝統医学などを積極的にとりいれた「統合医療」というものが提案されている。我が国においても、漢方医学が見直され、漢方薬で用いられる生薬の知識がより一層必要になってきている。「生薬学1」では、各生薬の実物や、スライドを用いて、出来るだけ親しめるよう工夫し、現在日本で使用されている代表的な生薬について解説する。
●一般目標(GIO)
 薬として用いられる動物、植物、鉱物由来の生薬の基本的性質を理解するために、それらの基原、性状、含有成分、品質評価、生産と流通、歴史的背景などについての基本的知識、およびそれらを活用するための基本的技能を修得することを目的とする。
授業の方法
基本的には、教科書を指定し、これに準じた講義を行う。
●準備学習や授業に対する心構え
教科書に準じて、講義をすすめるので、その日に学習する項目については、教科書を熟読し、あらかじめ生薬の名前や薬効などを覚えておくこと。また、講義中に、本学の薬用植物園で植栽されている基原植物については、その植栽されている場所を指示するので、次の授業までには、観察し確認しておくこと。さらに、学習した生薬については、参考図書などを利用し、理解を深めること。疑問点などが出てきた場合は、オフィス・アワーを積極的に利用し、解決するように心がけること。
●オフィス・アワー 
月、金以外の午後4時以降、B棟5階 生薬科学研究室
成績評価法
定期試験のほか、小試験などにより、学力の向上をはかる。また、授業中の態度、出席率なども加味して総合的に評価する。
教科書
書名 著者名 出版社名
『薬学生のための薬用植物学生薬学テキスト』 本多義昭、馬場きみ江、高石喜久 (編) 廣川書店
参考書
書名 著者名 出版社名
『医療における漢方・生薬学』 久保道徳 廣川書店
授業計画
項目 授業内容
1 総論1:世界の伝統医学と生薬 生薬の歴史について概説できる。
世界の伝統医学について概説できる。
2 総論2:生薬の生産、流通と環境問題 生薬の生産と流通について概説できる。
生薬生産に取り巻く環境問題を概説できる。
3 総論3:生薬の基原と修治 生薬の修治について説明できる。
4 各論1:真菌類、裸子植物由来の生薬 代表的な生薬を列挙し、その特徴を説明できる。
5 各論2:タデ科、モクレン科、マツブサ科、クスノキ科、キンポウゲ科由来の生薬 代表的な生薬を列挙し、その特徴を説明できる。
代表的な生薬の産地と基原植物の関係について、具体例を挙げて説明できる。
6 各論3:アケビ科、ツヅラフジ科、ドクダミ科、ウマノスズクサ科、ボタン科由来の生薬 代表的な生薬を列挙し、その特徴を説明できる。
7 各論4:ケシ科由来の生薬 代表的な生薬を列挙し、その特徴を説明できる。
8 各論5:バラ科、マメ科由来の生薬 代表的な生薬を列挙し、その特徴を説明できる。
代表的な生薬の産地と基原植物の関係について、具体例を挙げて説明できる。
9 各論6:フウロソウ科、トウダイグサ科、ミカン科由来の生薬 代表的な生薬を列挙し、その特徴を説明できる。
10 各論7:ニガキ科、ヒメハギ科、クロウメモドキ科由来の生薬 代表的な生薬を列挙し、その特徴を説明できる。
代表的な生薬の産地と基原植物の関係について、具体例を挙げて説明できる。
11 各論8:フトモモ科、ミズキ科、ウコギ科由来の生薬 代表的な生薬を列挙し、その特徴を説明できる。
代表的な生薬の産地と基原植物の関係について、具体例を挙げて説明できる。
12 各論9:セリ科由来の生薬 代表的な生薬を列挙し、その特徴を説明できる。
代表的な生薬の産地と基原植物の関係について、具体例を挙げて説明できる。
13 まとめ 代表的な生薬を薬効や薬用部位、成分などにより分類できる。
▲PAGE TOP

生薬学2  [Pharmacognosy 2]

開講情報
2年次 後期 1.5単位 必修
担当教員
講師 芝野 真喜雄    
備考
授業の目的と概要
 生薬は人類が自然の恵みを利用して作りあげてきた薬物であり、各国の伝統医療や民間療法に使用されている。また近年、医療先進国である欧米においても、伝統医学などを積極的にとりいれた「統合医療」というものが提案されている。我が国においても、漢方医学が見直され、漢方薬で用いられる生薬の知識がより一層必要になってきている。「生薬学2」では、「生薬学1」に引き続いて、各生薬の実物や、スライドを用いて、出来るだけ親しめるよう工夫し、現在日本で使用されている代表的な生薬について解説する。さらに、漢方医学の基本的な考え方についても解説する。
●一般目標(GIO)
 薬として用いられる動物、植物、鉱物由来の生薬の基本的性質を理解するために、それらの基原、性状、含有成分、品質評価、生産と流通、歴史的背景などについての基本的知識、およびそれらを活用するための基本的技能を修得することを目的とする。また、現代医療で使用される生薬・漢方薬について理解するために、漢方医学の考え方、代表的な漢方処方の適用についての基本的知識を修得する。
授業の方法
基本的には、教科書を指定し、これに準じた講義を行う。
●準備学習や授業に対する心構え
教科書に準じて、講義をすすめるので、その日に学習する項目については、教科書を熟読し、あらかじめ生薬の名前や薬効などを覚えておくこと。また、講義中に、本学の薬用植物園で植栽されている基原植物については、その植栽されている場所を指示するので、次の授業までには、観察し確認しておくこと。さらに、学習した生薬については、参考図書などを利用し、理解を深めること。疑問点などが出てきた場合は、オフィス・アワーを積極的に利用し、解決するように心がけること。
●オフィス・アワー 
月、金以外の午後4時以降、B棟5階 生薬科学研究室
成績評価法
定期試験のほか、小試験などにより、学力の向上をはかる。また、授業中の態度、出席率なども加味して総合的に評価する。
教科書
書名 著者名 出版社名
『薬学生のための薬用植物学生薬学テキスト』 本多義昭、馬場きみ江、高石喜久 (編) 廣川書店
参考書
書名 著者名 出版社名
『医療における漢方・生薬学』 久保道徳 廣川書店
授業計画
項目 授業内容
1 各論10:ツツジ科、モクセイ科、マチン科、リンドウ科由来の生薬 代表的な生薬を列挙し、その特徴を説明できる。
代表的な生薬の産地と基原植物の関係について、具体例を挙げて説明できる。
2 各論11:アカネ科、ヒルガオ科、ムラサキ科由来の生薬 代表的な生薬を列挙し、その特徴を説明できる。
3 各論12:シソ科、ゴマノハグサ科由来の生薬 代表的な生薬を列挙し、その特徴を説明できる。
4 各論13:ナス科由来の生薬 代表的な生薬を列挙し、その特徴を説明できる。
代表的な生薬の産地と基原植物の関係について、具体例を挙げて説明できる。
5 各論14:ノウゼンカズラ科、オオバコ科、キキョウ科由来の生薬 代表的な生薬を列挙し、その特徴を説明できる。
6 各論15:キク科、オモダカ科、ユリ科由来の生薬 代表的な生薬を列挙し、その特徴を説明できる。
7 各論16:ヤマノイモ科、アヤメ科、イネ科。サトイモ科由来の生薬 代表的な生薬を列挙し、その特徴を説明できる。
8 各論17:カヤツリグサ科、ショウガ科由来の生薬
代表的な生薬を列挙し、その特徴を説明できる。
9 各論18:動物および鉱物由来の生薬 動物、鉱物由来の医薬品について具体例を挙げて説明できる。
代表的な生薬を列挙し、その特徴を説明できる。
10 漢方医学の基礎1 漢方医学の特徴について概説できる。
11 漢方医学の基礎2 漢方処方と証との関係について概説できる。
12 漢方医学の基礎3 代表的な漢方処方の適応症と配合生薬を説明できる。
13 まとめ1 漢方処方に配合されている代表的な生薬を例示し、その有効成分を説明できる。
14 まとめ2 漢方処方に配合されている代表的な生薬を例示し、その有効成分を説明できる。
▲PAGE TOP

生薬学実習  [Practice in Pharmacognogy]

開講情報
2年次 後期 0.5単位 必修(☆印は担当代表者)
担当教員
☆ 教授 馬場 きみ江 准教授 谷口 雅彦 講師 芝野 真喜雄
備考
授業の目的と概要
●一般目標(GIO)
 自然界に存在する物質を医薬品として利用するために、代表的な天然物質の起原、特色、臨床応用および天然物質の含有成分の単離、構造、物性、生合成系などについての基礎知識と、それらを活用するための基本的技術を習得することを目的とする
●到達目標(SBOs)
代表的な生薬を鑑別できる。
代表的な生薬の確認試験を実施できる。
代表的な生薬の純度試験を実施できる。
授業の方法
毎回、当日行う実習の内容を講義し、その後、内容を理解させた上で2〜3名を1グループとして実習する。
生薬の鑑別試験は一人ずつ個別に筆記形式で行う。
●オフィス・アワー 
実習終了後、随時、場所はC401実習室又はB棟5階の生薬科学研究室
成績評価法
実習態度と鑑定試験および実習試験の成績を総合して評価する。
教科書
書名 著者名 出版社名
実習テキスト
参考書
書名 著者名 出版社名
『日本薬局方解説書』 廣川書店
授業計画
項目 授業内容
1 生薬の同定と品質評価1 代表的な生薬の確認試験、純度試験などを実施できる
(アルカロイド生薬)
2 生薬の同定と品質評価2 代表的な生薬の確認試験、純度試験などを実施できる
(フェノール生薬、サポニン生薬)
3 漢方製剤の作製 漢方製剤(紫雲膏)の作製ができる
4 生薬の鑑別 代表的な生薬(70種)の鑑別ができる 
5 生薬の鑑別(補講) 代表的な生薬(70種)の鑑別ができる
▲PAGE TOP

情報科学演習  [Exercises in Information Sciences]

開講情報
1年次 前期 1単位 必修
担当教員
教授 石田 寿昌    
備考
授業の目的と概要
 近年、医療業界においても、IT化の伸展により、コンピュータの利用は必須になっており、情報処理能力が多くの場面で求められています。本演習では、基礎となる情報処理技術を修得することにより、今後ますます高度化していくITスキルに柔軟に対応していける技能と、それに関する基礎知識を学びます。
●一般目標(GIO)
 情報処理に必要な基礎となるコンピュータの知識及び使用方法を修得する。
授業の方法
一人に一台のパソコンを利用してコンピュータの基礎教育を行う。Windowsのパソコン、ワープロ、表計算、グラフ作成などを行う。
●準備学習や授業に対する心構え
ITに慣れ親しむ事が重要ですので、普段からコンピュータを操作することを心がけてください。
●オフィス・アワー
授業中に別途指示します。
成績評価法
授業への出席状況と課題レポートなどにより評価する。
教科書
書名 著者名 出版社名
『情報リテラシー Office2007』 FOM出版
参考書
書名 著者名 出版社名
『WindowsVista SP1(FPT0806)』 FOM出版
『Word2007(FPT0628)』 FOM出版
『Excel2007(FPT0626)』 FOM出版
『PowerPoint 2007(FPT0630)』 FOM出版
授業計画
項目 授業内容
1 Windowsの概要
コンピュータリテラシー
パソコンの基本操作を行うことができ、パソコンを安全に利用できる知識を修得する。
2 ワープロソフト ワープロソフトの基本操作を行うことができる。
3 ワープロソフト ワープロソフトの書式の設定を行うことができる。
4 ワープロソフト ワープロソフトを用いて文書を作成できる。
5 表計算ソフト 表計算ソフトの基本操作を行うことができる。
6 表計算ソフト 表計算ソフトの基本操作を行うことができる。
7 表計算ソフト 表計算ソフトで関数を使用することができる。
8 表計算ソフト 表計算ソフトでグラフ作成を行うことができる。
9 プレゼンテーションソフト プレゼンテーションソフトの基本操作を行うことができる。
10 プレゼンテーションソフト プレゼンテーションソフトの基本操作を行うことができる。
11 化学構造式ソフト 化学構造式ソフトの基本操作を行うことができる。
12 ソフトウェアの活用 インターネット、ワープロソフト、表計算ソフトなど使用してレポートを作成することができる。
▲PAGE TOP

数学1  [Mathematics 1]

開講情報
1年次 前期 1単位 必修
担当教員
教授 土井 勝    
備考
授業の目的と概要
 数学は本来、論理性と厳密性の学問体系です。しかし薬学を学ぶ上で、数学は道具であって、数学の持つ厳密性などはあまり重要ではありません。薬学生にとって大切なことは、1)数学上の演算がどのような意味を持っているかを正しく把握しておくこと、2)現象の内容を数学の言葉で表現できること、3)応用上の計算ができることです。薬学のための実用的な能力を養うことを目的に、目先の安易に流れることなく、実力をつけることを目指してほしいものです。
●一般目標(GIO)
 薬学を学ぶ上で基礎となる数学に関する基本的知識を修得し、それらを薬学領域で応用するための基本的技能を身につける。
 何かの変化を扱おうとするとき、関数の微分と積分の概念が必要です。薬学でも微分積分の理解が必須で、「数学1」のテーマは「さまざまな関数」と「微分学」です。到達目標は、@初等関数の性質を把握し、応用できること、A微分の概念を理解し、さまざまな関数の微分ができること、B薬学を中心に実際的な問題に応用できることです。
授業の方法
数学が得意でない人にも分かるよう、「ゆっくり丁寧に」進めます。教科書に沿って基本事項を説明し、次いで問題の解法を解説します。実力を養うために、毎回、演習問題をレポートで提出してもらい、また小テストを2回程度実施します。●準備学習や授業に対する心構え
予備学力としては、高校の数学I、II、A、Bの教科書の内容です。数学の力をつけるには、復習を中心(最低で授業の2倍時間)に、教科書の解説をしっかり理解し、例題を繰り返し練習した後に、演習問題を解くことです(基礎をなおざりにして、演習問題に取りかかるのは間違いです)。
●オフィス・アワー
在室時(17時30分まで)に個人研究室(B棟1階)で受けつけます。何が判らないかを明確にし(それによって理解が進む)質問することが大切です。
成績評価法
定期試験(80%)と小テスト(20%)を基礎に、欠席とレポート未提出をそれぞれ1回につき1点減点で評価します。
教科書
書名 著者名 出版社名
『薬学のための微分と積分』 土井 勝 日科技連出版社
参考書
書名 著者名 出版社名
『科学技術者のための基礎数学』 矢野健太郎、石原 繁 (共著) 裳華房
授業計画
項目 授業内容
1 実数、数列と級数 実数および数列と級数の基礎的事項を理解し、計算ができる。
2 関数の概念と基本関数 関数の概念を説明できる。有理、無理、指数,対数、三角の諸関数について計算ができる。
3 関数の極限と連続性 関数の極限と連続性を説明でき、実際の関数について調べることができる。
4 さまざまな関数 合成関数、逆関数、逆三角関数について説明でき、計算ができる。
5 導関数と諸公式 導関数の定義と意味を説明でき、簡単な関数の導関数を計算できる。
6 初等関数の導関数(1) 合成関数と逆関数の微分法、有理、無理関数の微分法を理解し、計算ができる。
7 初等関数の導関数(2) 指数、対数、三角、逆三角関数の導関数を理解し、計算ができる。
8 高階の微分 高階の導関数を理解し、ライプニッツの公式を用いた計算ができる。
9 平均値の定理とその応用 平均値の定理を説明できる。ロピタルの定理を用いて極限値の計算ができる。
10 テイラーの定理 テイラーの定理とテイラー展開を説明でき、関数の多項式近似に適用できる。
11 微分法の応用と極座標 微分を用いて関数の変化を調べることができる。極座標について説明できる。
12 多変数関数 多変数関数と曲面の概念を説明できる。極限値と連続性を調べることができる。
13 偏導関数 偏導関数の定義と意味について説明でき、偏導関数の計算ができる。
▲PAGE TOP

数学1  [Mathematics 1]

開講情報
1年次 前期 1単位 必修
担当教員
講師 永田 誠    
備考
授業の目的と概要
 自然科学は数学を用いて理解、考察、表現されています。すなわち自然科学における言語の役割を担っているのは数学であり、薬学を学ぶ上でもリテラシーとして不可欠なものです。「数学1」は微分学を中心に、数学を得意としない学生にも下記目標が達成されるよう、丁寧な解説で授業を進めていきます。数学は言語である以上「慣れ」が必要です。積極的に手を動かして、つまり演習問題を数多く解くことによって、数学を身につけて下さい。
●一般目標(GIO)
 薬学を学ぶ上で基礎となる数学に関する基本的知識を習得し、それらを薬学領域で応用するための基本的技能を身につける。
●到達目標(SBOs)
 下記授業計画の授業内容を参照のこと。
授業の方法
教科書に沿って主に講義形式で授業を行います。レポート、小テストも適宜行います。
●準備学習や授業に対する心構え
本科目の準備学習(前提となる知識)は「高等学校教科の数学I,II,A,B」です。各回の授業時間1に対し予習復習で2以上の時間が不可欠です。抽象的理解だけではなく、具体的な問題が解けるよう、各授業後には復習(教科書の演習問題等すべてを解く)と予習を十分に行って下さい。
●オフィス・アワー 
在室時(9時から5時迄)、B棟1階個人研究室。
成績評価法
出席とレポート等(20%)、小テストと定期試験等(80%)を用いて総合的に評価します。
教科書
書名 著者名 出版社名
『薬学のための微分と積分』 土井 勝 日科技連出版社
参考書
書名 著者名 出版社名
『科学技術者のための基礎数学』 矢野健太郎、石原 繁 裳華房
授業計画
項目 授業内容
1 基礎的な概念の復習、初等関数
関数の概念を理解し、説明できる。初等関数を用いた計算ができる。
2 関数の極限、連続関数、中間値の定理 関数の極限と連続性の基本概念を理解し、説明できる。
3 合成関数、逆関数、媒介変数表示 様々な関数の基本概念を理解し、説明できる。
4 微分の諸定義、基本性質
微分法の概念を理解し、説明できる。
5 合成関数、逆関数、媒介変数表示の微分法 微分法の様々な公式を用いた計算ができる。
6 初等関数の微分、対数微分法 初等関数の微分、対数微分法を理解し、それを用いた計算ができる。
7 高階微分の定義、ライプニッツの公式 高階微分の概念を理解し、計算ができる。
8 平均値の定理、ロピタルの定理 平均値の定理、ロピタルの定理を理解し、それを用いた計算ができる。
9 テーラーの定理 テーラーの定理を理解し、それを用いた計算ができる。
10 テーラー展開とその応用 テーラー展開を理解し、それを用いた計算ができる。
11 関数の増減と極値 関数の増減と極値の概念を理解し、計算ができる。
12 多変数関数の定義、極限、連続性 多変数関数の概念を理解し、説明できる。
13 偏微分の諸定義、偏微分の計算
偏微分法の概念を理解し、それを用いた計算ができる。
▲PAGE TOP

数学2  [Mathematics 2]

開講情報
1年次 後期 1単位 必修
担当教員
教授 土井 勝    
備考
授業の目的と概要
 授業についての基本的な考え方は「数学1」と同じです。「数学2」のテーマは「偏微分法」、「積分学」、「微分方程式」です。変化するものがあるとき、それを記述するのに2つの立場があります。一つは、変化の始めと終わりだけに注目する立場、もう一つは、変化の過程を逐一追跡する立場です。明らかに、後者の方が根元的な取り扱いで、この立場から変化の過程を記述しようとすると、必然的に微分方程式が得られます。微分方程式を解く実力は、薬学を学ぶ上でもっとも重要な数学の素養といって過言ではありません。この最終目標に向かって、薬学から具体例を引きながら進めます。
●一般目標(GIO)
 薬学を学ぶ上で基礎となる数学に関する基本的知識を修得し、それらを薬学領域で応用するための基本的技能を身につける。
 「数学1」で学んだ事項を基礎に授業を進めます。到達目標は、@多変数関数と偏微分の概念を理解し、計算できること、A不定積分を計算できること、B定積分の概念を理解し、計算できること、C微分方程式が解けること、D薬学に応用できることです。
授業の方法
数学が得意でない人にも分かるよう、「ゆっくり丁寧に」進めます。教科書に沿って基本事項を説明し、次いで例題を通して実用的な計算法を解説します。実力を養うために、毎回、演習問題をレポートで提出してもらい、また小テストを2回程度実施します。
●準備学習や授業に対する心構え
数学の力をつけるには、復習(最低で授業の2倍時間)を中心に、教科書の解説をしっかり理解し、例題を繰り返し練習した後に、演習問題を解くことです。
●オフィス・アワー  
在室時(17時30分まで)に個人研究室(B棟1階)で受けつけます。何が判らないかを明確にし(それによって理解が進む)質問することが大切です。
成績評価法
定期試験(80%)と小テスト(20%)を基礎に、欠席とレポート未提出をそれぞれ1回につき1点減点で評価します。
教科書
書名 著者名 出版社名
『薬学のための微分と積分』 土井 勝 日科技連出版社
参考書
書名 著者名 出版社名
『科学技術者のための基礎数学』 矢野健太郎、石原 繁 (共著) 裳華房
授業計画
項目 授業内容
1 全微分と接平面 全微分と接平面を理解し、接平面と全微分の計算ができる。
2 偏導関数の計算法 合成関数と陰関数の偏導関数の計算ができる。
3 高階偏導関数とテイラーの定理 偏微分演算子の概念を理解し、関数に適用できる。テイラーの定理を説明でき計算できる。
4 多変数関数の応用 極値をとる条件を説明でき、計算ができる。条件付き極値の計算ができる。
5 不定積分の定義と諸公式 不定積分の定義を説明でき、諸公式を運用して初等関数の不定積分を求めることができる。
6 不定積分の計算(1) 置換積分法と部分積分法を説明でき、実際に計算できる。
7 不定積分の計算(2) 有理関数、無理関数、三角関数の不定積分の求め方を理解し、計算ができる。
8 定積分の定義と計算法 定積分の定義を説明でき、置換積分法と部分積分法による計算ができる。
9 定積分の応用 広義の積分を理解し、計算できる。実用的な問題に区分求積法を適用できる。
10 微分方程式の一般論 変数分離形を解くことができ、薬学の例題に適用できる。
11 1階微分方程式(1) 1階線形微分方程式を理解し、解を求めることができる。薬学の例題に応用できる。
12 1階微分方程式(2) 完全微分形を理解し、解を求めることができる。
13 2階線形微分方程式 2階線形微分方程式(同次と非同次)を理解し、解を求めることができる。振動現象に適用できる。
▲PAGE TOP

数学2  [Mathematics 2]

開講情報
1年次 後期 1単位 必修
担当教員
講師 永田 誠    
備考
授業の目的と概要
 本科目の目的は「数学1」と同じです。「数学2」では、偏微分及び積分と微分方程式を中心に学習します。積分は数学の基本的手段で応用上重要なものであり、さらに微分方程式は薬学を学ぶ上で必須なものの一つです。「数学1」、「数学2」のゴールはこの微分方程式にあるともいえるでしょう。積分や微分方程式にはいわゆる解法がいくつもあります。それらを使いこなせるよう演習問題を数多く解くことによって理解を深めて下さい。
●一般目標(GIO)
 薬学を学ぶ上で基礎となる数学に関する基本的知識を習得し、それらを薬学領域で応用するための基本的技能を身につける。
●到達目標(SBOs)
 下記授業計画の授業内容を参照のこと。
授業の方法
教科書に沿って主に講義形式で授業を行います。レポート、小テストも適宜行います。
●準備学習や授業に対する心構え
本科目の準備学習(前提となる知識)は「数学1」です。「数学1」と同様に、各回の授業時間1に対し予習復習で2以上の時間が不可欠です。抽象的理解だけではなく、具体的な問題が解けるよう、各授業後には復習(教科書の演習問題等すべてを解く)と予習を十分に行って下さい。
●オフィス・アワー 
在室時(9時から5時迄)、B棟1階個人研究室。
成績評価法
出席とレポート等(20%)、小テストと定期試験等(80%)を用いて総合的に評価します。
教科書
書名 著者名 出版社名
『薬学のための微分と積分』 土井 勝 日科技連出版社
参考書
書名 著者名 出版社名
『科学技術者のための基礎数学』 矢野健太郎、石原 繁 裳華房
授業計画
項目 授業内容
1 接平面と全微分可能、全微分の定義
接平面、全微分の概念を理解し、説明できる。
2 合成関数の偏微分、陰関数
陰関数の概念を理解し、説明できる。
3 多変数のテーラーの定理とその応用 多変数のテーラーの定理を理解し,説明できる。
4 極大と極小、多変数関数の応用 多変数関数を応用した計算ができる。
5 原始関数、基本性質
不定積分の概念を理解し、それを用いた計算ができる。
6 置換積分法、部分積分法
不定積分の公式を用いた計算ができる。
7 有理関数、無理関数の積分 様々な関数の積分の計算ができる。
8 定積分の定義、基本定理
定積分の概念を理解し、それを用いた計算ができる。
9 定積分の応用 いくつかの定積分の応用を説明できる。
10 微分方程式の諸定義
微分方程式の基本概念を理解し、説明できる。
11 変数分離形とその薬学への応用、一階線形微分方程式 微分方程式の基本的なものを解くことができる。
12 一階線形方程式の薬学への応用 微分方程式の簡単な応用について説明できる。
13 二階線形微分方程式 二階線型微分方程式の基本概念を理解し、基本的な計算ができる。
▲PAGE TOP

数理統計学  [Mathematical Statistics]

開講情報
2年次 前期 1単位 必修
担当教員
講師 永田 誠    
備考
授業の目的と概要
 実験や調査のデータから何かしらの推測が必要となる場合、その多くに統計的推測が用いられています。特に薬学の研究、医療の実践等は統計的推測を必要とする代表的なものでしょう。
 統計的推測は多くの基礎事項の上に成立しており、仕組みを理解するためにはそれら一つ一つを根気よく習得する必要があります。これらを数学的側面から理解できるようになるための基礎を学習します。将来必ず必要となる統計学を正しく理解するよう努力して下さい。
●一般目標(GIO)
 薬学を学ぶ上で基礎となる統計学に関する基本的知識を習得し、それらを薬学領域で応用するための基本的技能を身につける。
●到達目標(SBOs)
 下記授業計画の授業内容を参照のこと。
授業の方法
教科書や配布資料(プリント)を利用しながら主に講義形式で授業を行います。
●準備学習や授業に対する心構え
本科目の準備学習(前提となる知識)は「数学1」及び「数学2」です。各回の授業時間1に対し予習復習で2以上の時間が不可欠です。予習は教科書を中心に、復習はノートと配布資料(プリント)で「用語」と「考え方」を、また実際に演習問題(授業中に指定する例題や練習問題等)が解けるよう十分に行って下さい。
●オフィス・アワー 
在室時(9時から5時迄)、B棟1階個人研究室。
成績評価法
出席とレポート等(20%)、定期試験等(80%)を用いて総合的に評価します。
教科書
書名 著者名 出版社名
『やさしく学べる統計学』 石村園子 共立出版
参考書
書名 著者名 出版社名
『統計学入門』 東京大学教養学部統計学教室 編 東京大学出版会
『統計学の基礎と演習』 濱田 昇、田澤新成 共立出版
『データ科学の数理 統計学講義』 稲垣宣生、吉田光雄、山根芳知、地道正行 裳華房
授業計画
項目 授業内容
1 統計とは、確率とは 確率の定義と性質を理解し、計算できる。
2 ベイズの定理、確率変数 事後確率を理解し、計算できる。確率変数の基本概念が説明できる。
3 離散型確率変数の期待値、二項分布 離散型確率変数の期待値の基本概念が説明できる。二項分布の基本概念が説明できる。
4 連続型確率変数の期待値 連続型確率変数の期待値の基本概念が説明できる。
5 正規分布、指数分布 正規分布、指数分布の基本概念が説明できる。
6 二変量の確率分布 共分散、相関係数、独立の基本概念が説明できる。
7 標本調査とは、標本分布 標本調査の基本概念が説明できる。母集団と標本の関係について説明できる。正規母集団からの標本平均の分布について説明できる。代表的な標本分布が説明できる。
8 推定量とは 推定量の基本概念が説明できる。最尤原理が説明できる。
9 区間推定とは、母平均の区間推定 区間推定の意義を説明できる。信頼区間の意味を説明できる。正規母集団の区間推定の基本的な計算ができる。
10 母比率の区間推定 母比率の区間推定、母平均差の区間推定の基本的な計算ができる。
11 仮説検定とは 仮説検定の基本概念を理解し、説明できる。
12 t検定、母比率の仮説検定 t検定、母比率の仮説検定の基本的な計算ができる。
13 2標本問題の仮説検定 2標本問題の仮説検定の基本的な計算ができる。
▲PAGE TOP

生化学1  [Biochemistry 1]

開講情報
2年次 前期 1単位 必修
担当教員
講師 藤井 忍    
備考
授業の目的と概要
 生化学とは、生命現象を化学的側面から研究する学問である。生命現象は、単純な構造を持ついくつかの化合物や、これらが結合することで形成された高分子が相互作用することによって営まれている。すなわち、分子レベルで生体構成分子の構造、性状、および機能の知識を修得することは、生命現象の根幹を理解することにつながる。本授業では、生化学の分野の中で特に、生体の構成分子であるアミノ酸、タンパク質、糖質、および脂質の構造、性状、および機能に関する基本的な内容を取り扱う。なお、この科目は、今後学ぶ生物系専門科目を理解するための基礎になることから、十分な知識の修得を求める。
●一般目標(GIO)
 本授業は、生命活動単位としての細胞の成り立ちを分子レベルで理解するために、その構成分子の構造、性状、機能に関する基本的知識を修得することを目標とする。また、生命活動の担い手であるタンパク質、酵素について理解するために、その構造と性状についての基本的知識を修得することを目標とする。
授業の方法
授業は、教科書に準じ、必要に応じて補助教材(プリント、CG、DVD)を用いて講義形式で行う。なお、各章の終了後に簡単な確認テストを行い、各自の理解度を自己診断してもらう。
●準備学習や授業に対する心構え
授業内容が豊富であるため、試験直前の勉強だけでは単位を修得することが困難であると思われる。授業に出席し、日々努力することが望まれる。
●オフィス・アワー 
月曜日と金曜日の午後4:30〜午後6:00(会議等で不在の場合がある)、その他随時(講義、実習、および会議等で不在の場合がある)、B棟5階 生化学研究室
成績評価法
基本的には定期試験によって評価し、60点以上で単位修得とみなす。
教科書
書名 著者名 出版社名
『レーニンジャーの新生化学(上)第4版』 D.L.Nelson 他 (著)、 山科郁夫 (監修)、川嵜敏祐 (編集) 廣川書店
参考書
書名 著者名 出版社名
『ヴォート基礎生化学第2版』 D. Voet 他 (著)、田宮信雄 他 (訳) 東京化学同人
『スタンダード薬学シリーズ4 生物系薬学 II生命をミクロに理解する』 日本薬学会編 東京化学同人
『ホートン生化学第4版』 H.R.Horton 他 (著)、鈴木紘一 他 (監訳) 東京化学同人
『マッキー生化学第4版』 T.McKee 他 (著)、市川厚 (監訳) 化学同人
授業計画
項目 授業内容
1 導入、水I 水の構造と性質、および両親媒性物質について説明できる。
2 水II 水のイオン化、pH、および酸塩基とpKaの関係を説明できる。
3 アミノ酸とペプチド アミノ酸を列挙し、その構造に基づいた性質とペプチド結合について説明できる
4 タンパク質 タンパク質の分離、精製、分子量測定、およびアミノ酸配列決定法を説明できる。
5 タンパク質の構造I タンパク質の構造の特徴を説明でき、高次構造の決定法の特徴を概説できる。
6 タンパク質の構造II タンパク質のドメイン構造、変性、再生、およびフォールディングについて概説できる。
7 タンパク質の機能 ヘモグロビン、免疫グロブリン、およびアクチンミオシンの構造と機能を概説できる。
8 酵素I 酵素反応の特性と様式、酵素反応速度論について説明できる。
9 酵素II 酵素の阻害様式と酵素活性の調節機構について説明できる。
10 糖質I 単糖と二糖の種類、構造、性質、および役割を説明できる。
11 糖質II 代表的な多糖(複合多糖)の構造と役割を説明できる。
12 脂質 脂質を分類し、構造の特徴、性質、および役割を説明できる。
13 生体膜 生体膜の構造の特徴、性質、および役割を説明できる。
▲PAGE TOP

生化学2  [Biochemistry 2]

開講情報
2年次 後期 1単位 必修
担当教員
准教授 井上 晴嗣    
備考
授業の目的と概要
 生体系が、生命の維持のために栄養物や細胞成分由来の化合物を再利用し、またはエネルギーを取り出すために、それらを分解する過程のことを異化という。また、簡単な化合物から生体分子を合成する過程のことを同化または生合成という。そして、それらの過程の全体を代謝という。一般に、栄養分子などが異化反応で発エルゴン的に酸化されるときに遊離する自由エネルギーは、ATPなどの高エネルギー化合物を中間体として組合わされ、吸エルゴン的な同化反応のほか、機械的仕事、分子の能動輸送などが効果的に進行するために使われる。
 「生化学2」では、「基礎細胞生物学1」、「基礎細胞生物学2」、および「生化学1」などで学んだことを基礎として、代謝と生体エネルギー論の基礎を学ぶ。なお、生化学2のホームページ(http://www.geocities.jp/seika2oups/)で、随時最新情報を発信しているので、講義の予習や復習に役立てていただきたい。
●一般目標(GIO)
 生命活動が生体エネルギーにより支えられていることを理解するために、食物成分からのエネルギーの産生、および糖質、脂質、タンパク質の代謝に関する基本的知識を習得する。
授業の方法
教科書および配布プリントを用いて講義形式で行う。
●準備学習や授業に対する心構え
特に講義の復習に力を入れていただきたい。ホームページのオンラインテストなどを有効活用して効率的に復習されたい。
●オフィス・アワー 
講義・会議等で不在の場合以外は随時、B棟5階 生化学研究室にて。
質問等はメール(seika2oups@yahoo.co.jp)あるいはホームページの掲示板でも可能。
成績評価法
最終成績(y)は、定期試験の成績(x)に中間テストの点数(a)や出席点(b)を試験の点数に応じて一定の比率で加算した合計とする。y=x+(100-x)(a+b)/100
教科書
書名 著者名 出版社名
『レーニンジャーの新生化学(上・下)(第4版)』 川嵜敏祐、中山和久 (監訳) 廣川書店
参考書
書名 著者名 出版社名
『キャンベル・ファーレル生化学(第4版)』 川嵜敏祐 (監訳) 廣川書店
『ヴォート基礎生化学(第2版)』 田宮信雄 他 (訳) 東京化学同人
『ヴォート生化学(上・下)(第3版)』 田宮信雄 他 (訳) 東京化学同人
『生物系薬学II生命をミクロに理解する』 日本薬学会 (編) 東京化学同人
授業計画
項目 授業内容
1 生体エネルギー学の原理(1) 酵素を反応様式により分類し、代表的なものについて性質と役割を説明できる。
自由エネルギーについて説明できる。
熱力学関数の計算結果から、自発的な変化の方向と程度を予測できる。
2 生体エネルギー学の原理(2) 共役反応について例を挙げて説明できる。
ATPが高エネルギー化合物であることを、化学構造をもとに説明できる。
3 生体エネルギー学の原理(3) 標準電極電位について説明できる。
起電力と自由エネルギー変化の関係を説明できる。
4 解糖、糖新生およびペントースリン酸経路(1) 解糖系について説明できる。
アルコール発酵、乳酸発酵の生理的役割を説明できる。
5 解糖、糖新生およびペントースリン酸経路(2) 糖新生について説明できる。
ペントースリン酸回路の生理的役割を説明できる。
6 代謝調節の原理:グルコースとグリコーゲン(1) グリコーゲンの役割について説明できる。
7 代謝調節の原理:グルコースとグリコーゲン(2) 食餌性の血糖変動について説明できる。
インスリンとグルカゴンの役割を説明できる。
8 クエン酸回路 クエン酸回路について説明できる。
9 酸化的リン酸化 エネルギー産生におけるミトコンドリアの役割を説明できる。
電子伝達系(酸化的リン酸化)について説明できる。
ATP産生阻害物質を列挙し、その阻害機構を説明できる。
10 脂肪酸の異化 脂肪酸のβ酸化反応について説明できる。
飢餓状態のエネルギー代謝(ケトン体の利用など)について説明できる。
11 アミノ酸の酸化と尿素の生成 アミノ酸分子中の炭素および窒素の代謝について説明できる。
ケト原性アミノ酸と糖原性アミノ酸について説明できる。
12 脂質の生合成 脂肪酸の生合成経路を説明できる。
代表的なエイコサノイドをあげ、その生合成経路を説明できる。
コレステロールの生合成経路と代謝を説明できる。
血漿リポタンパク質の種類と役割について説明できる。
13 アミノ酸、ヌクレオチドおよび関連分子の生合成 主な生理活性アミン(セロトニン、ヒスタミンなど)の生合成について説明できる。
アミノ酸系神経伝達物質を列挙し、その生合成経路を説明できる。
核酸塩基の代謝(生合成と分解)を説明できる。
▲PAGE TOP

生化学3  [Biochemistry 3]

開講情報
3年次 前期 1単位 必修
担当教員
教授 辻坊 裕    
備考
授業の目的と概要
 現代生物学の中に、遺伝現象を中心に生物を分子レベルで理解しようという学問が生まれた。それが分子生物学である。今日、分子生物学から派生した遺伝子工学は遺伝子診断、遺伝子治療およびクローン生物の創製を可能にした。このような状況の中で、分子生物学は、もはや一部の学生や研究者の独占物ではなく、現代生活になくてはならない教養の一つになろうとしている。したがって、医療の一端を担う薬学生にとって、分子生物学に関する基礎的知識の修得は、今後益々必要不可欠になることは明白である。
●一般目標(GIO)
 生命のプログラムである遺伝子を理解するために、核酸の構造、機能および代謝に関する基本的知識を修得する。
授業の方法
教科書を用いて、主に講義形式で授業を行う。
●準備学習や授業に対する心構え
講義の前後に予習・復習し、主体的に内容の理解に努めること。
●オフィス・アワー 
随時、B棟3階 微生物学研究室
成績評価法
1.定期試験(80点)、2.平常点(20点)配点内訳:出席および受講態度
教科書
書名 著者名 出版社名
『スタンダード薬学シリーズ・生物系薬学II』 市川 厚 他 東京化学同人
参考書
書名 著者名 出版社名
『レーニンジャーの新生化学 第3版』 山科邦男 (監修)、川嵜敏祐 (監訳) 廣川書店
授業計画
項目 授業内容
1 ヌクレオチドと核酸 核酸塩基の代謝(生合成と分解)を説明できる。
2 ヌクレオチドと核酸 DNAとRNAの構造について説明できる。
3 遺伝情報を担う分子 遺伝子発現に関するセントラルドグマについて説明できる。
4 遺伝情報を担う分子 DNA鎖とRNA鎖の類似点と相違点を説明できる。
5 遺伝情報を担う分子 ゲノムと遺伝子に関係および染色体の構造を説明できる。
6 遺伝情報を担う分子 遺伝子の構造に関する基本的用語を説明できる。
7 遺伝情報を担う分子 RNAの種類と働きについて説明できる。
8 転写と翻訳のメカニズム DNAからRNAへの転写について説明できる。
9 転写と翻訳のメカニズム 転写の調節について、例をあげて説明できる。
10 転写と翻訳のメカニズム RNAのプロセシングについて説明できる。
11 転写と翻訳のメカニズム RNAからタンパク質への翻訳の過程およびリボソームの構造と機能について説明できる。
12 遺伝子の複製・変異・修復 DNAの複製の過程について説明できる。
13 遺伝子の複製・変異・修復 遺伝子の変異および修復の過程について説明できる。
14 遺伝子多型 一塩基多型(SNP)が機能に及ぼす影響について説明できる。
▲PAGE TOP

生体分子機能学  [Biomolecular Functions]

開講情報
4年次 後期 薬科学科:1.5単位 必修
担当教員
准教授 井上 晴嗣    
備考
授業の目的と概要
  ヒトの遺伝子が解読されて以来、膨大なデータを解析するため、バイオインフォマティクス(生物情報学)の重要性が注目されている。生体分子機能学では、生体分子の機能や構造に関する情報を活用するための手段として、バイオインフォマティクスの基本的な知識を学ぶ。また、遺伝子の配列・機能解析、タンパク質解析、プロテオミクス、文献検索など、医薬品の開発や研究に活用するためのツールの使い方を学ぶ。
●一般目標(GIO)
 医薬品の開発や研究に必要な生体分子の構造や機能に関して、それらの情報や解析などに関する基本的知識を修得し、それらを活用するための基本的技能と態度を身につける。
授業の方法
コンピューターとインターネット上のデータベースを利用した演習形式で行います。
●準備学習や授業に対する心構え
予習や復習のため、インターネットに接続できるコンピューターが必要です。課題を達成するための方法は一つだけではないことに注意して下さい。
●オフィス・アワー 
講義や会議等で不在の場合以外は随時、B棟5階 生化学研究室にて。
成績評価法
課題レポートと出席を考慮して評価します。
参考書
書名 著者名 出版社名
『バイオデータベースとウェブツールの手とり足とり活用法』 中村保一、石川 淳、磯合 敦、平川美夏、坊農秀雅 (編集) 羊土社
授業計画
項目 授業内容
1 バイオインフォマティクス概要 バイオインフォマティクスとはどのような学問か説明できる。
2 文献データベースの検索 医学・薬学文献データベースを検索し、必要な文献を調べることができる。
3 ゲノム・核酸配列解析(1) BLASTによる配列の比較とその意味について説明できる。
4 ゲノム・核酸配列解析(2) 真核生物のゲノムに含まれる遺伝子を検索、閲覧できる。
5 タンパク質配列解析(1) タンパク質のアミノ酸配列から、ファミリー、ドメイン、モチーフが検索できる。
6 タンパク質配列解析(2) タンパク質のアミノ酸配列から、局在部位、膜貫通部位、二次構造が予測できる。
7 タンパク質配列解析(3) タンパク質の高次構造データベースから立体構造データを取得し、表示することができる。
8 発現プロファイル 任意の遺伝子について、その組織や培養細胞での発現プロファイルを調べられる。
9 パスウェイ解析 発現プロファイルなどの網羅的なデータから関連するパスウェイを抽出できる。
10 プロテオミクス ペプチドマスフィンガープリント(PMF)の原理を理解し、PMFを用いたタンパク質の同定ができる。
11 試薬・化合物データベース 化合物を名前や、構造式、分子量、生物活性などで検索できる。
12 バイオリソースデータベース 研究に用いる生物材料や培養細胞についての情報やその入手方法について検索できる。
13 まとめ これまで学んだ技能を用いて、与えられた課題を達成することができる。
▲PAGE TOP

生体分析化学  [Biophysics and Analytical Chemistry]

開講情報
4年次 後期 薬科学科:1.5単位 必修
担当教員
講師 齊藤 睦弘    
備考
授業の目的と概要
 生体は多くの化合物で構成され、それらの体内濃度は健常者では一定範囲内に維持されている。生体を構成する化合物の中で、疾病の指標として有用な化合物は臨床化学検査の対象となっている。生体成分の化学分析は、X線やMRIなどの物理的診断法とともに、疾病の診断や治療方針の決定を行う上で重要な意味を持っている。
 「生体分析化学」では、臨床検査の対象となっている主な生体成分をとりあげ、主としてそれらの化学的分析法について紹介する。
●一般目標(GIO)
 本授業では、薬学研究や臨床現場で分析技術を適切に応用するために、代表的な分析法の基本的知識と技能を修得することを目的とする。
授業の方法
教科書を用いて、主に講義形式で行う。
●準備学習や授業に対する心構え
予習は必要ないが、復習は必要である。
●オフィス・アワー 
時間:不在のとき以外は随時
場所:B棟4階 生体分析化学第2研究室
成績評価法
定期試験(90%)、平常点(10%)とする。
教科書
書名 著者名 出版社名
『新版 臨床化学(第2版)』 伊藤 啓、片山善章、長村陽一 (編) 講談社
参考書
書名 著者名 出版社名
『ガイドライン対応 臨床検査知識の整理 臨床化学』 新臨床検査技師教育研究会 (編) 医歯薬出版
『薬学生のための臨床化学』 後藤順一、片山善章 (編) 南江堂
『臨床化学−要点−(第3版)』 荻 三男 近代出版
授業計画
項目 授業内容
1 臨床化学分析概論 臨床化学分析で用いられる主な分析法を挙げることができる
2 正常値と精度管理 臨床分析における精度管理および標準物質の意義を説明できる
3 生体試料の取り扱い 生体試料の保存、前処理について説明できる
4 酵素を用いる分析法 酵素を用いた代表的な分析法の原理を説明できる
5 免疫測定法(1) 免疫測定法の種類と原理について説明できる
6 免疫測定法(2) 免疫測定法の種類と原理について説明できる
7 無機物質の分析法 無機物質の分析法について説明できる
8 タンパク質の分析法 タンパク質の分析法について説明できる
9 非タンパク性含窒素化合物の分析法 非タンパク性含窒素化合物の分析法について説明できる
10 糖質の分析法 糖質の分析法について説明できる
11 脂質の分析法(1) 脂質の分析法について説明できる
12 脂質の分析法(2)
酵素の分析法(1)
脂質の分析法について説明できる
主な酵素の分析法について説明できる
13 酵素の分析法(2) 主な酵素の分析法について説明できる
▲PAGE TOP

生物科学実習  [Practice in Biological Sciences]

開講情報
3年次 前期 1単位 必修(☆印は担当代表者)
担当教員
☆ 教授 辻坊 裕 准教授 井上 晴嗣 講師 宮本 勝城
講師 藤井 忍 講師 藤森 功  
備考
授業の目的と概要
 生物科学の基本的内容について、実験を通じて理解を深めることを目的とする。「生物学実習」では生体および細胞の構造と機能に関する実習を行ったが、「生物科学実習」では生体および細胞を構成する基本的分子(糖・脂質・タンパク質・核酸)の構造と機能を理解し、生命現象を分子レベルで理解するための基本概念を修得する。 
●一般目標(GIO)
 生命体の成り立ちを分子レベルで理解するために、細胞の生命活動を担う分子(糖・脂質・タンパク質・核酸)の構造と機能に関する知識を修得し、それらを取り扱う基本的技能を身につける。
授業の方法
講義および実験
●準備学習や授業に対する心構え
実習の前後に予習・復習し、主体的に内容の理解に努めること。
●オフィス・アワー 
随時
成績評価法
1.実習試験(40点)、2.レポート(30点)、3.平常点(30点)配点内訳:出席および実習態度
教科書
書名 著者名 出版社名
実習テキストを使用する(実習初日に配付する)。
参考書
書名 著者名 出版社名
『レーニンジャーの新生化学(上)第4版』 D.L.Nelson 他 (著) 、山科郁夫 (監修)、川嵜敏祐 (編集) 廣川書店
『生物系薬学II 生命をミクロに理解する』 市川 厚 他 東京化学同人
授業計画
項目 授業内容
1 実習講義 実習内容の概要について説明できる。
2 生体成分の定量 血清中のタンパク質、グルコース、およびコレステロール含量を定量することができる。
3 タンパク質の精製とSDS電気泳動 卵白タンパク質をイオン交換クロマトグラフィーにより分離し、分離した試料、血清、唾液のSDS電気泳動を実施できる。
4 酵素反応速度論 酸性フォスファターゼの酵素反応速度を測定し、ミカエリス定数と最大速度を求めることができる。
5 目的遺伝子のクローニング プラスミドベクターを用いて目的遺伝子のクローニングを実施できる。
6 形質転換株の選択および培養 形質転換株を選択し、培養することができる。
7 プラスミドの精製 形質転換株からプラスミドを精製し、制限酵素地図を作製することができる。
8 目的遺伝子の塩基配列の決定および解析 目的遺伝子の塩基配列を決定し、データベース(BLAST)を用いて解析することができる。
▲PAGE TOP

生物学実習  [Practice in Biology]

開講情報
1年次 後期 1単位 必修(☆印は担当代表者)
担当教員
☆ 教授 高岡 昌徳 准教授 安田 正秀 講師 坂口 実
助教 土屋 孝弘    
備考
授業の目的と概要
 単細胞生物と多細胞生物の違い、また多細胞生物の成り立ちを個体、器官、組織、細胞レベルで理解するために、観察を中心とした基礎的な実習を行う。さらに細胞増殖、分化に関する実習を通じて、細胞の基本的な機能に関して学習する。
●一般目標(GIO)
 生命体の成り立ちを個体、器官、細胞レベルで理解するために、生命体の構造と機能調節などに関する基本的知識、技能、態度を修得する。
授業の方法
個人あるいはグループで実験を行う。
●準備学習や授業に対する心構え
本実習は生物材料を用いるため、不注意な取扱いや実験操作は事故につながることを認識しておく。理解しながら効率よく実験を実施できるよう、常に予習しておくことが重要である。
●オフィス・アワー 
高岡:平日随時。ただし、担当授業・実習および会議の時間帯は不在。
   B棟5階 生体機能解析学研究室
安田:平日随時。ただし、担当授業・実習および会議の時間帯は不在。
   B棟地下1階 動物関連研究施設
坂口:平日随時。ただし、担当授業・実習および会議の時間帯は不在。
   B棟5階 生体機能解析学研究室
土屋:平日随時。ただし、担当授業・実習および会議の時間帯は不在。
   B棟3階 微生物学研究室
成績評価法
学習内容の理解度、実習に対する積極性、実習後に提出するレポートの内容および実習終了後に行う実習試験の成績などによって総合的に評価する。
筆記試験 50%、レポート 25%、出席・態度 25%
教科書
書名 著者名 出版社名
実習テキストを使用する(実習初日に配付する)。
授業計画
項目 授業内容
1 実習講義−動物実験のイントロダクション 動物実験における倫理について配慮する。
2 微生物の取扱いと観察−細菌の培養とグラム染色 主な消毒薬を適切に使用できる。
主な滅菌法を実施できる。
グラム染色を実施できる。
無菌操作を実施できる。
代表的な細菌の純培養を実施できる。
3 生体構造の観察−実験動物の器官観察 代表的な実験動物を適正に取り扱うことができる。
身体を構成する臓器の名称、形態および体内での位置を説明できる。
4 組織および細胞の観察−実験動物の組織標本の観察 代表的な組織を顕微鏡を用いて観察できる。
5 血液細胞の観察−血液塗抹標本の作製と観察 代表的な細胞を顕微鏡を用いて観察できる。
6 血液成分の検出−免疫沈降法による血漿タンパク質の検出 沈降、凝集反応を利用して抗原を検出できる
7 組織培養による細胞機能の観察(1)−脾臓細胞の培養 動物細胞の組織培養を実施できる。
8 組織培養による細胞機能の観察(2)−細胞増殖の測定、染色体標本の作製と観察 培養細胞の増殖を測定できる。
細胞分裂の観察ができる。
▲PAGE TOP

生物統計学演習  [Biostatistics]

開講情報
3年次 後期 1単位 必修
担当教員
非常勤講師 林 恭平    
備考
授業の目的と概要
 生物統計学は統計学の生物学に対する応用分野として位置づけられ、医学・薬学でのデータの処理・分析・考察に対して必要かつ重要な学問である。
 内容としては、対象の状況を把握する記述統計と、そこから対象に対する結論を導きだす推測統計を行うための、「適切な統計手法を選択し、データの収集、データの処理・加工、さらに結果の意味を分析し、推論・結論に至る一連の過程」を修得することを目的とする。
●一般目標(GIO)
 記述統計としてのデータの処理・加工の方法を理解し、その方法が実施できる。
 推測統計の基礎となる基本的な理論の知識を習得し、推定と検定の基本的な考え方が理解でき、推測統計の基本的な手法(平均値の有意差検定や分割表の検定等)を理解・実施できる。
 さらに分散分析、ノンパラメトリック検定、多変量解析等の医学・薬学の分野で日常実用的に行われている統計的手法の考え方が理解できる。
授業の方法
主に、黒板板書・スライド(PCによるプレゼンテーション)とその印刷物による講義と関連問題提出とその解答の解説を行うことにより進める。
●準備学習や授業に対する心構え
この授業以前に講義が行われている数理統計学の数学的な論理・理論の整理する。
統計の問題を解くにあたって有効な計算機のプログラムであるExcel等の表計算ソフトに対する知識と技術を身につけていることが望ましい。
●オフィス・アワー 
講義出講時。E−メールでは随時
成績評価法
定期試験と適時授業中に行う小テストの結果で評価するが、定期試験の結果のウエイトが大きい。出欠調査は毎回行わないが、何回か行う小テストが出欠調査になる。
教科書
書名 著者名 出版社名
特に指定しないが『パソコンと統計処理の基礎知識』をベースに講義を進行する 浅野弘明、林 恭平 日本看護協会出版会
参考書
書名 著者名 出版社名
講義の中で紹介したい
授業計画
項目 授業内容
1 統計手法の分類 統計手法の実施の流れが理解できる
2 記述統計:状況を把握する 記述統計量の理解、説明、算出ができる
3 相関関係 相関関係・相関係数の理解と算出法が説明できる
4 推測統計:推定と検定 推定・検定の考え方が理解、説明できる
5 区間推定:平均値と比率 区間推定が理解でき、推定式から推定が実施できる
6 平均値の差の検定 幾つかの平均値の差の検定法の区別、実施ができる
7 比率・分割表の検定 比率(分割表)表示されたデータの検定法を理解し、実施ができる
8 ノンパラメトリック検定 ノンパラメトリック検定の考え方、その方法を説明できる
9 分散分析 分散分析の考え方、方法を理解・説明できる
10 多変量解析 種々の多変量解析法の種類別の違いや特徴を理解・説明できる
11 医療統計学 医療固有の統計学の問題、疫学の考え方が理解できる
12 コンピュータの利用 コンピュータによる統計処理方法を理解・実施できる
13 統計手法の整理 問題に応じた適切な統計手法を選択し、実施できる
14 例題演習 問題を解答することができる
▲PAGE TOP

生物物理化学  [Biophysical Chemistry]

開講情報
4年次 前期 薬学科:1.5単位 選択・薬科学科:1.5単位 必修
担当教員
准教授 友尾 幸司    
備考
授業の目的と概要
 生物物理化学とは、生物学の対象となる物質について、その物理的、化学的性質について探求する学問である。生体に関する研究は目覚ましい進歩を遂げ、生物学研究の対象は分子・原子を対象とするまでに至った。それらの生物学的に重要な分子は、様々な構造や物性を有し、その機能もまた非常に複雑である。本講義は、生体高分子の構造と機能についての理解を深めるために、生体高分子の物理化学的性質と機能解析法について解説を行う。
●一般目標(GIO)
 生体分子の機能および医薬品の働きを立体的、動的にとらえるために、タンパク質、核酸および脂質などの立体構造やそれらの相互作用に関する基本的知識を修得する。
授業の方法
教科書を用いて、講義形式で行う。
●準備学習や授業に対する心構え
講義内容を充分修得するために、復習を欠かさず行うこと。
●オフィス・アワー 
講義、実習、会議以外は随時。B棟4階 薬品物理化学研究室
成績評価法
定期試験、出席状況や受講態度などの平常点、課題などを総合的に評価します。
教科書
書名 著者名 出版社名
『薬学生のための生物物理化学入門』 加茂直樹、嶋林三郎 (編) 廣川書店
参考書
書名 著者名 出版社名
『スタンダード薬学シリーズ・物理系薬学III』 市川 厚 他 東京化学同人
『生物物理化学』 相澤益男 他 講談社サイエンティフィク
授業計画
項目 授業内容
1 生体高分子の基礎と構造(1) アミノ酸やタンパク質などの立体構造について概説できる
2 生体高分子の基礎と構造(2) 核酸や糖の立体構造について概説できる
3 生体高分子の基礎と構造(3) 生体高分子の分子量測定について説明できる
4 生体高分子の電気化学的性質 酸塩基平衡などの生体高分子の電気化学的性質と電気泳動による分離法を説明できる
5 生体高分子の物理化学的性質(1) 紫外可視吸光度測定法の原理を説明し、生体分子の解析への応用例について説明できる
6 生体高分子の物理化学的性質(2) 蛍光光度法、赤外・ラマン分光スペクトルの原理と、生体分子の解析への応用例について説明できる
7 生体高分子の構造解析(1) 生体分子の解析への核磁気共鳴スペクトル測定法の原理を説明できる
8 生体高分子の構造解析(2) 生体分子の解析へのX線結晶解析の原理を概説できる
9 生体高分子の機能(1) 生体高分子の熱力学的性質について説明できる
10 生体高分子の機能(2) 酵素の働きについて説明できる
11 生体高分子の機能(3) 酵素反応とその機構について説明できる
12 生体高分子の分子間相互作用 静電相互作用、水素結合、疎水結合などの分子間相互作用について説明できる
13 生体界面の性質 生体膜の構造や膜輸送について説明できる
▲PAGE TOP

生物無機化学  [Bioinorganic Chemistry]

開講情報
2年次 前期 1単位 必修
担当教員
教授 三野 芳紀    
備考
授業の目的と概要
 約40億年前、太古の海で生命が誕生した。その生命体は生物進化の過程において周りにある無機元素を大いに利用して巧妙に進化を遂げた。有機物では難しい反応も、金属の特徴を利用することで、多彩な生命反応を可能にしたに違いない。このような金属は生体にとって必須であり、不足すると異常な症状が現れる。これら必須金属(元素)は、生体内でどのような「かたち(構造)」で存在し、また如何なる役割を果たしているのだろうか。本講義では、生命と金属の関わりについて解説するとともに、「生物学」と「無機化学」の接点の学問領域である「生物無機化学」を薬学の観点からとらえ、やさしく講述する。 
 なお、本講義に関連する既習科目としては、1年次における「化学」、「分析化学」、「基礎細胞生物学1」、「基礎細胞生物学2」などがあるので、復習しておい頂きたい。
●一般目標(GIO)
 基本的な無機および有機化合物の構造、物性、反応性ならびに生命と金属の関わりを理解するために、電子配置、電子密度、化学結合の性質などに関する基本的知識を習得する。
授業の方法
主に教科書、プリント、スライドなど用いて講述する。
●準備学習や授業に対する心構え
予習、復習を怠らないこと。
●オフィス・アワー 
平日の午後4:30以降、ただし、(月)と(木)は会議のため不在の可能性あり。B棟5階 薬品分析化学研究室
成績評価法
定期試験、授業への出席状況などを総合的に判断して評価する。
教科書
書名 著者名 出版社名
『薬学のための無機化学』 桜井 弘 (編) 化学同人
参考書
書名 著者名 出版社名
『生物無機化学』 リパード、バーグ 東京化学同人
『生命科学のための無機化学・錯体化学』 佐治英郎 (編) 廣川書店
『生物無機化学(第2版)』 桜井 弘、田中 久 (編) 廣川書店
『生命と金属』 落合栄一郎 共立出版
高校の化学の教科書
授業計画
項目 授業内容
1 生命と金属 いくつかの金属が生体にとって必須になった理由を説明できる。
2 鉄といのち 鉄含有生体分子の構造と機能について説明できる。
3 銅といのち 銅含有生体分子の構造と機能について説明できる。
4 無機化学の基礎1 代表的な典型元素を列挙し、その特徴を説明できる。
代表的な遷移元素を列挙し、その特徴を説明できる。
5 無機化学の基礎2 窒素酸化物の名称、構造、性質を列挙できる。
硫黄、リン、ハロゲンの酸化物、オキソ化合物の名称、構造、性質を列挙できる。
6 亜鉛といのち 亜鉛含有生体分子の構造と機能について説明できる。
7 錯体化学の基礎1 代表的な錯体の名称、立体構造、基本的性質を説明できる。
配位結合を説明できる。
代表的な配位原子、配位子、キレート試薬を列挙できる。
8 錯体化学の基礎2 錯体の安定度定数について説明できる。
錯体の安定性に与える配位子の構造的要素(キレート効果)について説明できる。
錯体の反応性について説明できる。
9 その他の生体必須元素 生体必須元素の働きと欠乏症について説明できる。
10 薬学領域の生物無機化学1 抗がん剤シスプラチンおよびブレオマイシンの作用機序を説明できる。
11 薬学領域の生物無機化学2 有害金属に対する生体防御機構について説明できる。
12 薬学領域の生物無機化学3 医薬品として用いられる代表的な錯体を列挙できる。
13 まとめ 本講義に関する過去の薬剤師国家試験の内容を説明できる。
▲PAGE TOP

早期体験学習1  [Early Exposure 1]

開講情報
1年次 前期 0.5単位 必修
担当教員
責任者 教授 藤本 陽子    
備考
授業の目的と概要
 薬剤師、薬学研究者、創薬研究者、保健衛生や健康に関わる行政職の者などの薬学出身者が修得すべき学問的知識や技能は年々増大し、そして進歩し続けています。このことは、薬学出身者が将来、医療分野を中心としてより幅広く、専門的かつ積極的に貢献するべきであるという社会的要求(ニーズ)からきています。薬学の世界に飛び込んできた皆さんは、家族、地域、社会から今まで与えられた有形、無形の恩恵に対する対価として、卒業後はこの社会的ニーズに応えていく使命があります。使命を果たす手段、開かれた職種は多種ありますが、この早期体験学習は薬学卒業者の主な職種と具体的内容を実体験することを目的にしています。皆さんはこれから、薬学専門領域の多くの学問分野を勉学し、知識を深め、技能を磨き、自分のものとしていかなくてはなりません。この早期体験学習が、皆さんの近未来に訪れる進路をできるだけ早期に明確化する手助けとなり、学習目的を鮮明にし、学習意欲を高めることに役立つことを確信しています。
 実際には、4月初旬に行なう「早期体験学習1」の導入講義から、順次、小グループ単位で病院見学を実施します。見学前には施設体験の動機付けと目標設定を、見学後には病院における薬剤師の役割、位置付け、あるいは問題点などをグループ単位で担当教員の指導のもとに行なうスモールグループディスカッションで整理ならびに討論をします。
●一般目標(GIO)
 薬学生として学習に対するモチベーションを高めるために、卒業生の活躍する現場などを体験する。
●行動目標
1.病院における薬剤師の活動分野について概説できる。
2.病院施設見学に対する心構えや動機付けを討論する。
3.病院施設見学時における社会的マナーを厳守できる。
4.病院施設内の薬剤師の業務を見聞し、薬剤師の果たす役割を理解する。
5.病院施設見学後、薬剤師が果たす役割の問題点と解決法を討議する。
6.病院施設見学内容を発表できる。
授業の方法
講義ならびにグループごとの体験学習(グループディスカッション、発表および報告書作成を含む)
●準備学習や講義と体験学習に対する心構え
体験学習をするため、礼儀作法はもちろんのこと、体験させていただく施設の予習を十分にしておくこと。スモールグループディスカッションは施設体験前後に不定期に、複数回実施される。火〜木の午後の空時間、月、金曜日の放課後、月〜金曜日の昼休み時間、補講時間などを利用する場合があることをわかっておくこと。
●オフィス・アワー 
各自の担当教員(引率教員)に確かめておくこと。
成績評価法
講義と体験学習への出席は必須である。講義に対する感想文及び体験学習(グループディスカッション及び発表を含む)への取り組み方や報告書などを考慮して総合的に評価します。
▲PAGE TOP

早期体験学習2  [Early Exposure 2]

開講情報
1年次 後期 1単位 必修
担当教員
責任者 教授 藤本 陽子    
備考
授業の目的と概要
 薬剤師、薬学研究者、創薬研究者、保健衛生や健康に関わる行政職の者などの薬学出身者が修得すべき学問的知識や技能は年々増大し、そして進歩し続けています。このことは、薬学出身者が将来、医療分野を中心としてより幅広く、専門的かつ積極的に貢献するべきであるという社会的要求(ニーズ)からきています。薬学の世界に飛び込んできた皆さんは、家族、地域、社会から今まで与えられた有形、無形の恩恵に対する対価として、卒業後はこの社会的ニーズに応えていく使命があります。使命を果たす手段、開かれた職種は多種ありますが、この早期体験学習は薬学卒業者の主な職種と具体的内容を実体験することを目的にしています。皆さんはこれから、薬学専門領域の多くの学問分野を勉学し、知識を深め、技能を磨き、自分のものとしていかなくてはなりません。この早期体験学習が、皆さんの近未来に訪れる進路をできるだけ早期に明確化する手助けとなり、学習目的を鮮明にし、学習意欲を高めることに役立つことを確信しています。
 実際には、薬局と製薬企業(あるいは大学研究室)への早期体験学習の導入講義から、順次、小グループ単位で薬局と製薬企業(あるいは大学研究室)見学を実施します。見学前には施設体験の動機付けと目標設定を、見学後には体験施設における薬剤師の役割、位置付け、あるいは問題点などをグループ単位で担当教員の指導のもとに行なうスモールグループディスカッションで整理ならびに討論をします。
●一般目標(GIO)
 薬学生として学習に対するモチベーションを高めるために、卒業生の活躍する現場などを体験する。
●行動目標
1.薬局における薬剤師の活動分野について概説できる。
2.薬局見学に対する心構えや動機付けを討論する。
3.薬局見学時における社会的マナーを厳守できる。
4.薬局薬剤師の業務を見聞し、薬剤師の果たす役割を理解する。
5.薬局見学後、薬剤師が果たす役割の問題点と解決法を討議する。
6.薬局見学内容を発表できる。
7.製薬企業における薬学出身者の活動分野について概説できる。
8.製薬企業(あるいは大学研究室)見学に対する心構えや動機付けを討論する。
9.製薬企業(あるいは大学研究室)見学時における社会的マナーを厳守できる。
10.製薬企業(あるいは大学研究室)における薬学出身者の業務を見聞し、薬学出身者の果たす役割を理解する。
11.製薬企業(あるいは大学研究室)見学後、薬学出身者が果たす役割の問題点と解決法を討議する。
12.製薬企業(あるいは大学研究室)見学内容を発表できる。
授業の方法
講義ならびにグループごとの体験学習(グループディスカッション、発表及び報告書作成を含む)
●準備学習や講義と体験学習に対する心構え
体験学習をするため、礼儀作法はもちろんのこと、体験させていただく施設の予習を十分にしておくこと。スモールグループディスカッションは施設体験前後に不定期に、複数回実施される。火〜木の午後の空時間、月、金曜日の放課後、月〜金曜日の昼休み時間、補講時間などを利用する場合があることをわかっておくこと。
●オフィス・アワー 
各自の担当教員(引率教員)に確かめておくこと。
成績評価法
講義と体験学習への出席は必須である。講義に対する感想文及び体験学習(グループディスカッション及び発表を含む)への取り組み方や報告書などを考慮して総合的に評価します。
授業計画
項目 授業内容
1 <この欄には該当する「到達目標」(SBOs)を記入してください。>
▲PAGE TOP

特別研究(後期)  [Special Laboratory Works, Practice in Applied Pharmaceutical Sciences]

開講情報
4年次 後期 薬科学科:6単位 必修
担当教員
備考
授業の目的と概要
 未知の自然科学に挑戦する手法を修得するため、その一手段として配属先の教員の指導のもとで薬学関連のテーマで基礎研究および応用研究を実施する。 
●概要
 4年次後期では、4年次前期で修得した研究活動に参画するために必要な基本的知識、技能、態度に基づいて得られた研究成果を更に発展させ、新しい知見を見出す能力を涵養する。また、その過程において、創造の喜びと研究の醍醐味を体験することができる。
●一般目標(GIO) 
 研究を自ら実施できるようになるために、研究課題の達成までのプロセスを体験し、研究活動に必要な知識、技能、態度を修得する。
●到達目標(SBOs) 
 1.研究課題に関連するこれまでの研究成果の問題点を抽出できる。
 2.研究課題に関連する論文を読み、理解できる。
 3.実験計画を立て、実験を実施できる。
 4.研究の結果をまとめることができる。
 5.研究の結果を考察し、評価できる。
 6.研究の結果を発表し、質疑応答ができる。
 7.研究の成果を報告書や論文としてまとめることができる。
授業の方法
文献調査、演習並びに実験
成績評価法
特別研究成果のプレゼンテーションおよび報告書に基づき、総合的に評価する。

教育研究グループ
担当教員
研究テーマ
薬品物理化学
教授 石田 寿昌
准教授 友尾 幸司
講師 尹 康子
(1) 遺伝情報翻訳開始反応機構の解明 
遺伝情報を読みとり、タンパク質の生合成を開始させるのに必要な蛋白質や、その反応を制御する翻訳調節因子等の一連の蛋白質の立体構造をX線結晶構造解析法等により解析し、その生理機能の仕組みを分子レベルで明らかにして翻訳開始反応機構を解明する。 
(2) 認知症に関与するタウ蛋白質の構造と機能の解明ならびに認知症治療薬の開発
アルツハイマー痴呆の原因物質はタウ蛋白質の脳中での不溶性沈着形成がある。本来可溶性のタウ蛋白質が不溶性になるメカニズムを、種々の分光学的方法による構造解析を駆使して解明する。
(3) 生体高分子の構造機能解析
Na-Ca交換系タンパク質、糖輸送系タンパク質、ユビキチンープロテアソーム系タンパク質などの非常に重要な機能を有する各タンパク質の立体構造をX線結晶構造解析法等により解明し、分光学的手法も併せて構造と機能の相関を解析する。
(4) 生理活性物質、特にC−末端アミド化ペプチドの構造と機能に関する研究
生体内に存在しているペプチド、特にC−末端部分がアミド化されたペプチドには極めて特異な生理活性をしめる化合物が多く存在している。なぜ生理活性の発現にC−末端アミド化が必要かを解明するために、それらの立体構造をNMRやX線などを用いて解析し、その機能との相関について調べる。そして、より高活性な分子を設計する。 
(5) 酵素阻害剤の分子設計
生体反応の維持に不可欠な酵素は、その機能の異常亢進によって重篤な疾病を引き起こす。それゆえ、標的酵素に選択特異的な低分子阻害剤を開発することは、その疾病治療に重要です。研究室ではトリプシンを始めとするセリンプロテーアーゼ、パパインやカテプシンなどのセリンプロテアーゼに対する阻害剤を分子設計している。これまでにカテプシンBの立体構造の解析から、その基質結合ポケットの特異性を明らかにして、それにジャストフィットする阻害分子を設計し、その結果として、選択特異的な阻害剤としてCA074(IC50=2nM)の開発に成功している。このように、種々の構造生物学的、構造化学的手法を駆使して、生体内で重要な役割を果たしている酵素構造を明らかにし、それに特異的な阻害分子の開発に取り組んでいる。
生化学
准教授 井上 晴嗣
講師 藤井 忍
(1) リン脂質加水分解酵素の触媒機能の解明
リン脂質加水分解酵素を生体から精製、もしくは、大腸菌を用いた発現系を構築して精製し、酵素反応速度論に基づいて種々の実験を行うことにより、どのような反応機構で酵素が基質に作用するのかを明らかにする。
(2) ホスホリパーゼA2阻害タンパク質の構造と阻害機構の解明
本研究室で発見した3種類のホスホリパーゼA2阻害タンパク質について、大腸菌による組換えタンパク質の大量発現とX線結晶解析、部位特異的変異体を用いたホスホリパーゼA2との相互作用の解析などについて検討する。
(3) ロイシンリッチα2グリコプロテイン(LRG)の機能解明
ほ乳類の血液中に存在するLRGは毒ヘビ血液中に存在するホスホリパーゼA2阻害タンパク質と相同性を示す。最近LRGの内在性リガンドがシトクロムcであることを見いだしたが、その生理的な意味についてはわかっていない。そこで、組換えLRGタンパク質の発現系を構築するとともに、LRGノックアウトマウスを作製して、LRGの生理的機能を解明する。
微生物学
教授 辻坊 裕
講師 宮本 勝城
助教 土屋 孝弘
(1) 環境微生物:バイオマスの有効利用を目的とするキチンおよびキシラン分解機構に関する分子生物学的研究 
(1) 海洋細菌のキチン分解機構に関する分子生物学的研究 
(2) 好熱性放線菌のキチン・キシラン分解機構に関する分子生物学的研究
(3) 海洋細菌および好熱性放線菌のドラフトゲノム解析
(2) 病原微生物:感染症治療薬の開発を目的とする病原微生物による疾病発症機構に関する分子生物学的研究 
(1) 病原細菌の宿主生体中における生存および増殖機構の解明
(2) 病原細菌の病原性発現に関与するシグナル伝達機構  
(3) 病原細菌に対する免疫応答の解析
薬品分析化学
教授 三野 芳紀
講師 齊藤 睦弘
講師 佐藤 卓史
(1) 環境汚染物質の分解・無毒化に関する研究
・キノコ菌や化学反応(鉄―過酸化水素試薬など)を用いて、ダイオキシン・PCBの分解法を開発する。
・植物を利用した環境修復法を開発する。制がん剤シスプラチンの作用機序に関する研究
(2) 身近にある有害物質に関する研究
・環境、食品中の有害物質(有機スズ類、重金属)の分析などを行う。
・有害物質を体外に排泄させる化合物を探索する。
(3) 生体の鉄取り込み機構に関する研究
・蛍光菌及び水質汚濁を引き起こす藻類の鉄取り込み機構を解明する。
・食物中に含まれるミネラルの化学形態分析を行う。
・鉄の毒作用を調べるとともに、その毒作用を抑制するキレート剤を探索する。
(4) 植物タンパク質の構造に関する研究
・フェレドキシンの一次構造解析により、植物の類縁関係を調べる。
・ペルオキシダーゼの構造と有害物質分解活性の関係を調べる。
(5) シスプラチンおよび関連白金錯体と核酸との相互作用を種々の方法で解析すること、並びに培養がん細胞の状態や機能の変化を生物化学的に解析することにより、アポトーシス誘導を含む作用機序を明らかにするとともに、より優れた制がん剤を開発する。
(6) セレン含有化合物に関する生物無機化学的研究
セレンを含む化合物の合成、分析および抗がん活性、抗酸化活性等の生物活性の検索を行うことにより、有用なセレン化合物を開発するとともに、セレンが必須元素として生体内で多彩な機能を発現する機構を解明する。
(7) 生理活性を有する金属錯体を認識するモノクローナル抗体の調製と応用
Gly-His-Lys-Cu2+のように生理活性を示す金属錯体について、錯体と配位子とをそれぞれ個別に認識するモノクローナル抗体の作成を試み、それらの抗体を対象錯体の生体内での挙動や活性発現機構等の解析に応用する。
(8) 環境中の超微量元素の分析法の開発
生物試料や環境試料中に存在する超微量元素を分離・濃縮し、分析する新しい方法を開発する。
分子構造化学
教授 土井 光暢
助教 浅野 晶子
(1) 両親媒性ペプチドの立体構造と機能
天然に見出されるペプチドで細胞膜に作用点をもつ一群は、疎水性・親水性という単純な物性を組み合わせることで活性を発現する。これらの構造と機能の関係を調べる。
(2) コンホーメーションコントロールについて
生理活性を有するペプチドの中には、その立体構造がレセプターとの結合に大きな影響を与えることがある。これらのペプチドに化学修飾を行うことで、立体構造を自由に変化させ、さらには活性をもコントロールすることで、アゴニスト、アンタゴニストの開発を行う。
(3) 自己会合能をもつペプチドのβシート構造とゲル化能について
2〜20の炭素鎖で架橋したアミノ酸またはペプチドは、溶媒をゲル化させる機能を有する。この機能と自己会合したβシート構造の関連についてナノスケールでの解析を行う。
有機薬化学
教授 春沢 信哉
講師 宇佐美 吉英
(1) ヒスタミンH3及びH4-レセプターアンタゴニストの創製  
脳内に広く存在するヒスタミンH3-レセプターをブロックする化合物は、アルツハイマー病などの認知症治療薬として期待される。一方、ヒスタミンH4-レセプターは、2000年に発見されたばかりで、特異的なアゴニスト、アンタゴニストはほとんどなくその創製による薬理学的機能の解明が期待されている。当研究室では、2003年に最初のヒスタミンH4アゴニスOUP-16を発表し、さらに有効なH3,H4アゴニスト、アンタゴニストの創製に取り組んでいる。
(2) エストラジオール(E2)とイミダゾールを含む化合物の合成とその薬理的評価
乳癌はE2依存性であり、イミダゾールは、医薬品や生理活性物質に多く見られる。それらを組み合わせることで新規の抗腫瘍化合物を目指す。
(3) イソチオウレアの新規合成法の開発と医薬品への応用
イソチオウレアを含む化合物は、NOS阻害剤、抗癌剤、抗HIV阻害剤、H3アンタゴニストなど多彩な生理活性を示す。最近当研究室では、イソチオウレアの効率的新規合成法を独自の手法で開発することに成功し、現在それを生かした医薬品への応用について研究している。
(4) RNA合成ユニット、アミダイト化合物の合成研究とリボザイムの反応機構解明への応用
リボザイムの発見以来、RNAは多彩な機能を持つことが明らかとされた。当研究室では、イミダゾールC-ヌクレオシドを含むRNA合成ユニットであるアミダイト化合物を合成し、他のグループとして共同してリボザイムの自己切断活性の反応機構を解明するプローブ開発を行っている。
(5) 制がん剤の開発を目指した海洋由来天然有機化合物の合成
海洋由来抗腫瘍天然物の全合成ならびにその関連化合物の合成を行い、制がん剤の創製を目指すとともにその他生理活性についても検討する。また、その際必要となる新規な有機合成反応の開発についても検討する。
(6) 美白作用を有する薬物の開発
海洋由来真菌代謝物であるシクロペンテノン型チロシナーゼ阻害剤の全合成とその誘導体合成ならびに活性の最適化について研究する。
(7) 有機金属化合物を活用した官能基変換反応の開発
医薬品を社会に安定供給するために、プロセス化学を指向した新たな反応剤の創製を機軸とする、高効率的な官能基変換反応の開発を目指す。
機能分子創製化学
教授 浦田 秀仁
講師 和田 俊一
(1) 1.鏡像体核酸の合成とその機能性分子素子としての応用
DNAやRNAは構成成分として光学活性なD型リボースを有する。その鏡像体であるL型リボースは天然には存在せず、L型リボースから成る核酸は生体内の核酸分解酵素に認識されないことから優れたな安定性を有する。このような鏡像体核酸の生体内安定性を利用して抗HIV剤や各種バイオセンサーなどへの応用を検討している。
(2) 2.金属イオンが二本鎖DNAの安定性および複製反応に及ぼす影響
DNAは、核酸塩基間の水素結合を介して二重らせん構造を形成する。一方で、核酸塩基は様々な金属イオンと結合するという性質を持ち、近年、金属イオンを介した塩基対を形成することも報告されている。当研究室では、様々な金属イオンと核酸塩基の組み合わせで形成され得る塩基対の安定性やDNAポリメラーゼによる複製反応に及ぼす影響を調べている。
(3) 3.糖部修飾核酸の合成法の開発とRNA干渉など生体反応制御分子としての応用
アンチセンス法やRNA干渉法は特定の遺伝子発現を抑制する方法で、疾病の治療や遺伝子のノックダウンに応用されている。しかし、効果的に作用を発揮するには生体内の各種分解酵素に対する安定性が重要となる。そこで、糖部修飾核酸の合成法を開発し、生体内で安定性向上を目指した核酸アナログの合成とそのin vitroでの遺伝子発現抑制効果の検討を行っている。
(4) 4.二重鎖DNAを不斉源とする不斉合成法の開発
DNAの二重らせん構造は不斉場を形成しており、不斉(立体選択的)合成を行う際の不斉源となり得る可能性がある。そこで、不斉リガンドとして種々の短鎖DNA断片を化学合成し、二重鎖DNA上での不斉合成反応について検討を行っている。
(5) 5.RNAの化学進化とホモキラリティーの確立過程のモデル構築
地球上生物の核酸を構成するリボースは例外なくD型であるが、原始地球上で非生物的に合成されたヌクレオチドはラセミ体であったと考えられている。このラセミ体からのL型ヌクレオチドの淘汰が生命誕生に必須であったと考えられているが、その過程は生物学に残された大きな謎とされている。当研究室ではL型ヌクレオチドを化学合成し、その化学的性質の観点から、この「大きな謎」を解明する糸口をつかむべく取り組んでいる。
(6) 6.細胞内移送能を有するキャリアペプチドの開発
タンパク質、核酸、多糖類などの極性高分子化合物は、疎水性である細胞膜を容易に通過し、細胞内に入ることができない。これらの分子を細胞内に移送する機能を有するペプチドを設計・合成し、そのin vitro細胞評価を行っている。
(7) 7.キャリアペプチドの核酸医薬品細胞内デリバリーツールとしての応用
アンチセンスやsiRNAなどの遺伝子治療に用いられる核酸分子とキャリヤペプチドとの複合体の効率的合成法を検討している。さらに、その複合体の細胞膜透過性や遺伝子のノックダウン効果などのin vitro細胞評価を行っている。
(8) 8.ポリフェノール類の合成
ポリフェノール類は、生活習慣病の予防、抗がん、抗菌、抗ウィルス作用などの多様な生理活性が報告されている。酸化的フェノールカップリングを用いてポリフェノール類の効率的合成法を確立し、合成した種々のポリフェノール類の生理活性評価を行っている。
医薬品化学
教授 田中 麗子
講師 山田 剛司
(1) ブラジル産植物アンデローバ (Carapa guianensis)、マラクジャデポ (Passiflora quadrangularis)の新規活性物質の絶対構造
(2) 白樺を侵食する腐朽菌カバナアナタケの産生するトリテルペンの化学構造
(3) 創薬を目的としたmolecular hybridizationに関する研究
本研究室で発見したリード化合物と異なる構造を持つ化合物を組み合わせ、優れた活性物質を見出す。
(4) 上記化合物の生理活性
in vitro, in vivo発がんプロモ−ション抑制活性、P388, HL-60に対する増殖阻害活性、細胞接着阻害活性
(5) 海洋生物由来菌類の産生する新規細胞毒性物質に関する探索研究
生薬科学
教授 馬場 きみ江
准教授 谷口 雅彦
講師 芝野 真喜雄
(1) セリ科、ジンチョウゲ科植物の抗腫瘍活性成分の探索および構造解析に関する研究
(2) 植物中のグルコシダーゼ阻害活性成分の検索と特異的阻害剤の開発研究
(3) 抗HIV活性を指標としたガガイモ科由来のステロイド誘導体に関する研究
(4) ミカン科植物果実の抗アレルギー作用に関する研究
(5) 生薬・漢方製剤中の循環器系作用成分の探索に関する研究
生体機能診断学
准教授 大桃 善朗
助教 平田 雅彦
(1) 新規画像診断薬剤の開発研究
脳梗塞、アルツハイマー病などの脳神経疾患や、心筋梗塞などの心疾患の早期発見、治療効果の判定などを可能にする、新しい放射性画像診断剤の開発を主な目標に研究を行う。
(2) 脳神経疾患におけるレセプター、酵素の機能変化の画像解析に関する研究
これまでに当研究室で開発した画像診断剤と、脳神経疾患病態モデル動物などを用いて、これら疾患におけるレセプターや酵素機能変化の画像解析の可能性と、診断への応用について検討する。
(3) 癌の核医学的研究
培養癌細胞、担癌動物などを用いて、癌の形態のみならず質的診断を可能にする新規放射性画像診断剤の開発と、癌の内用放射線治療薬剤の開発研究を行う。
生体防御学
教授 天野 富美夫
講師 藤森 功
(1) マクロファージ活性化機構の研究
グラム陰性菌リポ多糖(LPS)およびDNAを用いたマクロファージの活性化機構を分子レベルで生化学的に明らかにする。
1)LPSによるマクロファージのアポトーシスの誘導とその調節機構の研究
2)マクロファージ活性化におけるプロスタグランジンE2(PGE2)のレセプターを介した調節機構の研究
3)マクロファージ活性化を指標にした抗炎症作用物質、免疫調節物質の探索研究
4)マクロファージの破骨細胞への分化誘導調節機構の研究
(2) 食中毒原因菌(サルモネラ、リステリアなど)の病原性発現機構の研究
マクロファージ細胞内で増殖するこれらの食中毒原因菌の病原性発現機構を細菌側の因子とマクロファージの応答性に焦点を当てて分子レベルで明らかにする。
5)サルモネラの新規病原性関連タンパク質、SEp22の発現調節機構に関する研究
6)サルモネラの新規病原性関連タンパク質、SEp22の構造と機能に関する研究
7)マクロファージの活性酸素、一酸化窒素による殺菌機構の研究
(3) 細菌のストレス応答機構に関する研究
大腸菌のATP依存性プロテアーゼの活性発現調節機構と基質タンパク質の相互作用を細菌のストレス応答と関連させて明らかにする。また、環境中の微生物の環境ストレス応答と宿主への感染による病原性の発現機構の関係を明らかにする。
8)遺伝子組換えSulAタンパク質を用いた、ATP依存性プロテアーゼLonの基質SulA分解調節機構の研究
9)ATP依存性プロテアーゼLonの活性発現調節機構の研究
10)好気的条件下における細菌の増殖と酸素ストレス応答の調節機構の研究
11)サルモネラの新規病原因子の研究
12)サルモネラのワクチンの開発に関する研究
(4) 内分泌撹乱化学物質(環境ホルモン)による免疫系の障害機構の研究
トリブチルスズ(TBT)などの内分泌撹乱化学物質が免疫系に及ぼす障害作用を細胞レベルで生化学的に研究し、感染症予防機構に対する影響を評価する。
13)マウスマクロファージの脂質代謝機能に及ぼすTBTの影響の研究
14)ヒト単球系細胞株U937の分化及び機能発現に対するTBTの影響とヒト乳中成分による調節機構の研究
15)TBTによる単球/マクロファージのカルシウムシグナリングとアポトーシスの誘導機構の研究
(5) 腎メサンギウム細胞の炎症応答機構の研究
ラット腎臓由来メサンギウム細胞のLPSや細菌由来DNAに対する応答性とその調節機構を明らかにする。
16)正常時および病態時の腎臓におけるメサンギウム細胞のToll-like receptor 9 (TLR9)の機能と発現調節機構の解析
17)糸球体腎炎の発症におけるメサンギウム細胞の機能に関する研究
(6) アラキドン酸とプロスタグランジンの代謝による細胞機能の調節に関する研究
マクロファージやメサンギウム細胞、上皮細胞等における炎症刺激や感染に対するアラキドン酸ならびにプロスタグランジンの代謝を解析し、その調節機構を研究する。
18)アラキドン酸代謝産物によるシグナル伝達機構のクロストークに関する研究
19)プロスタグランジンE2受容体分子の発現と機能に関する研究
(7) 発がんの制御に関する研究
がん遺伝子の発現調節、がん細胞に対する特異的な抗体の開発、及び免疫賦活化による発がんの制御を行う。
20)がん遺伝子の発現抑制とアポトーシスの誘導による発がん抑制
21)ヒトスキルス胃がん細胞に対する特異抗体の開発と診断・治療への応用
22)マクロファージ活性化・NK細胞活性化を介した免疫系の賦活化と発がん抑制
(8) プロスタグランジンの産生制御機構に関する研究
プロスタグランジンの産生を制御する分子メカニズムを明らかにする。
23)プロスタグランジン合成酵素の活性化と分解に関する研究 
24)プロスタグランジンE合成酵素の遺伝子発現調節機構の解明
(9) 脂肪細胞の成熟化制御機構に関する研究 
脂肪細胞の成熟化(脂肪滴蓄積)を制御するメカニズムを明らかにし、肥満を防止する薬剤を開発する。
25)プロスタグランジン類による脂肪細胞分化調節機構の解明
26)脂肪細胞の分化を調節する新規タンパク質の同定と解析
27)脂肪細胞で発現する新規プロスタグランジンF合成酵素の生化学的・分子生物学的解析
(10) 機能性RNAに関する研究 
タンパク質をコードしていないにもかかわらず転写されるnon-coding RNA(ncRNA)を同定し、機能を解明する。 
28)タンパク質の発現レベルを調節する新規ncRNAの同定と機能解析 
29)新規micro RNA (miR-648)の機能解明 
環境分子生理学
教授 藤本 陽子
准教授 佐久間 覚
(1) 活性酸素・過酸化脂質の生成と消去に関する研究
肝臓キサンチンデヒドロゲナーゼを精製し、本酵素の活性酸素産生型(キサンチンオキシダーゼ)への変換因子、ならびにその変換の抑制因子を追求することにより、生体内での活性酸素産生調節機構の解明を試みる。
(2) アラキドン酸由来生理活性物質の産生調節機構に関する研究
シクロオキシゲナーゼ1および2、リポキシゲナーゼの活性ならびに遺伝子レベルに対する各種生体内物質および薬物の影響を検討することにより、動脈硬化症や炎症性疾患の発症と進展の機構の解明ならびにその発症を防御する薬物の開発を試みる。
(3) 生活習慣病を誘発する肥満の分子機構に関する研究
培養細胞系およびin-vivoの系を用いて、脂肪細胞の増殖・分化における生体内調節機構を解明し、それを防御する薬物の開発を試みる。
(4) 糖尿病における酸化ストレスの発生と防御に関する研究
糖尿病における血中や尿中の8−ヒドロキシデオキシグアノシンを測定し、その病態下での酸化状態の把握と、さまざまな薬物を投与することにより酸化傷害の防御策や改善策を検討する。
(5) 肝臓および大腸における新規制がん剤の開発
肝臓癌あるいは大腸癌細胞の増殖に対する脂質関連物質の影響を細胞ならびに分子レベルで明らかにし、新規制がん剤の創製を試みる。
(6) 環境汚染物質の生体影響に関する研究
内分泌かく乱化学物質、多環芳香族炭化水素、重金属などの毒性発現機構の解明ならびにそれらの毒性に対する防御策や改善策を検討する。
病態分子薬理学
教授 松村 靖夫
講師 大喜多 守
(1) 内皮由来血管収縮ペプチド、エンドセリンの産生調節機構
ブタおよびヒトの培養血管内皮細胞を用い、エンドセリン産生調節機構について、遺伝子発現および転写調節機構の観点から検討している。
(2) 種々循環器疾患の発症と進展機構におけるエンドセリンの病態学的役割
おもにラットを用いて、高血圧、急性および慢性腎不全、虚血性心臓疾患および脳血管障害などの実験的モデル動物を用いて、病態の発症と進展における様々な生体因子の役割をエンドセリンを中心に、検討している。
(3) 腎交感神経活動とその調節機構
麻酔動物を用いて、腎交感神経活動・腎交感神経からのノルエピネフリン放出と腎機能変化におよぼす種々の生理活性物質、たとえばNO、さらには各種薬物の影響について検討している。
(4) 循環器疾患と性差
虚血性腎障害、血管肥厚並びに動脈硬化モデルなどを用いて、病態の発症・進展における性差メカニズムについて検討している。
(5) 虚血性腎障害におけるプロテオーム解析
腎虚血再灌流モデルにおけるプロテオーム解析から腎障害の発症・進展に関わるタンパク分子の同定を目指している。
(6) 抗酸化性機能性食品素材の新規生理活性に関する研究
セサミンの抗高血圧作用やフラバンジェノールの血流改善効果などのメカニズム解明を目指している。
薬品作用解析学
准教授 大野 行弘
講師 河合 悦子
(1) 薬品作用解析研究
中枢神経作用薬、腎臓作用薬などについて、その薬効薬理作用および副作用を評価し、作用メカニズムを解明する。
(2) 精神神経疾患の病態研究
統合失調症、抑うつ・不安障害、パーキンソン病、てんかん等の精神神経疾患を対象に、各種の疾患モデルを用いた病態研究を進め、臨床治療上の問題点を克服できる創薬コンセプトを提案する。
(3) 中枢ドパミンおよびセロトニン神経系の機能解析研究
精神・運動機能の調節における脳内ドパミンおよびセロトニン受容体の役割とその制御メカニズムを、行動薬理学、電気生理学、神経化学的手法を用いて解析する。
(4) 腎不全の病態・薬物治療研究
慢性腎不全モデル動物を用いて、腎間質線維化発症メカニズムを解析し、その病態の成り立ちや薬物療法のあり方を検討する。
生体機能解析学
教授 高岡 昌徳
講師 坂口 実
(1) 癌細胞の増殖に対する薬物の効果とそのメカニズム
乳腺癌あるいは胃癌細胞の増殖を抑制する新規な化合物を検索し、作用メカニズムを解明してその有用性を検討する。
(2) プロリルオリゴペプチダーゼの細胞生物学的役割
培養細胞の細胞周期制御におけるプロリルオリゴペプチダーゼの機能を解析し、細胞の増殖における本酵素の役割を解明する。
(3) 細胞の生存や傷害の保護および分化促進活性を有する化合物の探索
生薬や日常摂取する食品、機能性食品、サプリメントなどに含有されている化合物について、培養細胞の増殖・生存・分化・死に及ぼす影響を検討して、制癌作用や細胞死抑制作用または細胞機能を維持する効果を示すものを探索し、その有用性を検討する。
臨床薬剤学
教授 田中 一彦
准教授 井尻 好雄
助教 加藤 隆児
(1) 「医薬品適正使用のための研究」(ヒトにやさしい薬のための研究)
@ 炎症制御に関する研究
  ・敗血症ショックモデルに対するcapsaicinの抗ショック作用の検討
  ・Capsaicinの四塩化炭素誘発性肝障害に対する効果の検討
  ・Capsaicinの虚血再灌流後不整脈に対する効果の検討
(2) A 薬物相互作用に関する研究
  ・肝灌流モデルを用いたイリノテカン(抗癌薬)の代謝排泄ルートの研究
  ・シクロスポリン(免疫抑制薬)とプラバスタチン(抗高脂血症薬)の相互作用に関する研究
(3) B 重篤な副作用の発症機序の解明
  ・イリノテカン(抗癌薬)の致死的下痢の新たなる発症機序の解明
  ・薬物肝障害・劇症肝炎発症機序の解明
  ・テレメトリー心電図・MAP電極法・パッチクランプ法を駆使した
   torsades de pointes発生機序に関する研究
  ・NASIDsによる心筋梗塞発症機序の解明
臨床化学
教授 藤田 芳一
助教 山口 敬子
(1) 新規有機試薬の合成とその構造解析並びに分析化学への応用に関する研究
キサンテン系色素をはじめとする新規有機試薬の合成と精製について検討し、その特性、化学構造の解析並びに分析化学への応用などについて探索します。
(2) 金属錯体のキャラクタリゼーションに関する研究
生体関連化合物あるいは有機試薬と金属イオンとの金属錯体の性状及び構造などのキャラクタリゼーションについて解明します。
(3) 生体機能関連物質の高感度分析法の開発に関する研究
有機試薬、金属イオンとの錯体生成反応系を利用する無機(アルミニウムイオン、亜鉛イオン、過酸化水素など)あるいは有機(医薬品、タンパク質、核酸、糖など)生体機能物質の新規高感度分析法の開発とその応用などについて検討します。
臨床実践薬学
教授 荒川 行生
准教授 恩田 光子
(1) 生体成分の微量定量法の確立とその応用
(例)食欲関連ホルモンの微量定量と変動要因研究
(2) 薬物の微量定量法の確立とその応用
(例)抗菌薬・ステロイドホルモンの微量定量と薬物動態研究
(3) 眼薬理および薬物動態研究
(例)眼部薬物送達システムについての基礎的研究
(4) 社会薬学研究
(例)経済学的研究、疫学研究、リスク管理研究
薬剤学
教授 掛見 正郎
講師 岩永 一範
講師 宮崎 誠
(1) 薬物のPK-PD解析に基づいた最適投与計画の設計
薬物投与後の薬理効果の時間的変化は、薬物の生体内動態とは必ずしも一致しない。そこで薬物の生体内動態と薬理効果の時間的変化を数学的モデルを用いて関連づけ(PK-PD解析)、薬効の時間的推移の予測を行うことで、薬物のより安全で有効な(最適)投与計画の設計を行う。
(2) 日内変動を考慮した薬物の最適投与計画の設計
薬物に対する生体の反応(薬理作用)は、各種生体恒常系によって著しく影響を受けるが、これまでこれらを考慮した薬物投与計画の設定や、製剤設計はほとんど行われてこなかった。本研究はPK-PD解析の手法を用いて、これら生体恒常系の日内変動をも考慮に入れた、薬物の新しい最適投与計画の設定を行う。
(3) 難水溶性薬物の消化管吸収機構に基づいた新規脂質分散系DDS製剤の開発
近年、顕著に増加している難水溶性医薬品候補化合物は、脂質分散系製剤を用いれば消化管から吸収されることが知られているが、この吸収機構の詳細はまだ明らかにされていない。本研究は、これら機構を明らかにすることにより、より合理的な製剤化の方法を追究し新規脂質分散系DDS製剤の開発を行う。
(4) Pegylation技術を応用した難水溶性薬物の消化管吸収改善に関する研究
近年、タンパクやペプチド性薬物分子に水溶性高分子ポリエチレングリコールを結合させることにより生体内半減期の延長を可能とするPegylation技術が向上している。本研究では、Peglylationによる溶解性改善効果に着目し、水溶性薬物にPeglyationを行うことにより溶解性を改善し、消化管吸収性の改善をはかる新規DDS医薬品の開発を試みる。
(5) 小腸CYP3AとP-gp(P糖タンパク質)のinterplayによる薬物排出機構に関する研究
小腸上皮細胞にはP-gp及びCYP3Aが発現しており、両者は協調して薬物を小腸上皮から管腔内へと排出してしまう。本研究では、両者による協調的薬物排出機構を明らかにすることにより薬物経口投与後のバイオアベイラビリティ改善の方法を探索する。
(6) セリ科生薬含有フラノクマリンが小腸及び血液脳関門発現P-glycoprotein活性に及ぼす影響
キョウカツやビャクシに代表されるセリ科植物には、P-glycoprotein(P-gp)阻害活性を示すことが知られているフラノクマリン類が含有されている。そのため、これらを原料とする漢方医薬品とP-gp基質となる西洋薬を併用するとP-gp阻害により西洋薬の体内動態が変化する可能性がある。本研究はこれら両者を併用した際の小腸及び血液−脳関門(BBB)発現P-gpにおける相互作用を明らかにする。
(7) 小腸及び肝発現CYP3Aレベルに及ぼす体内脂質レベルの影響
小腸や肝に発現しているCYP3Aは種々の核内レセプターを介してそのレベルが制御されている。一方、胆汁中に含有される胆汁酸の中にはこの核内レセプターに結合しCYP3Aレベルを制御するものが存在することが知られている。本研究では高脂血症等、体内脂質レベルの上昇時における胆汁酸レベルの変動と小腸及び肝発現CYP3Aレベルの関係について検討することにより、高脂血症時におけるCYP3A基質薬物経口投与後のバイオアベイラビリティに及ぼす影響を明らかにする。
▲PAGE TOP

特別研究(前期)  [Special Laboratory Works]

開講情報
4年次 前期 薬科学科:5単位 必修
担当教員
備考
授業の目的と概要
●概要
 薬科学科の学生は、4年次前期・後期の1年間、所属研究室の教員からマンツーマンの直接指導を受けることにより、 研究活動に必要な知識、技能、態度ならびに探求心、論理的思考力、語学力、プレゼンテーション力などを身につけることができる。
●一般目標(GIO) 
 研究活動に参画できるようになるために、必要な基本的知識、技能、態度を修得する。
●到達目標(SBOs) 
1. 研究課題を理解し、その達成に向けて積極的に取り組む。
2. 研究課題を達成するために、論理的思考を行い、問題点を解決しようと努力する。
3. 研究課題を達成するために、他者の意見を理解し、討論する能力を身につける。
4. 研究活動に関わる規則を守り、倫理に配慮して研究に取り組む。
5. 環境に配慮して、研究に取り組む。
成績評価法
研究態度、研究課題発表と質疑応答などから総合的に評価する。
▲PAGE TOP

人間と文化2  [Humanities 2 (Clinical Anthropology)]

開講情報
1年次 後期 1単位 必修
担当教員
非常勤講師 桝矢 桂一    
備考
授業の目的と概要
 人間学とは、文字通り、「人間」を問う学問である。では、臨床人間学とはどのような学問であるのか。単に「人間」を問うのではなく、個々の顔を持った「人間」を問うのである。個々の人間は日常を生き、生活の現実の場に根差し生きている。身体的に病を患っているとしても、その人は依然として「生きており」、生活している。「臨床」という観点は、そのような人間の生活の現場に立ち合い、そこでの人間(存在)を問うのでなければならない。
 例えば、身体的な病とは何らかの症状を持つものであり、医学的・生物学的にその症状は人間に害をもたらす。これを人間から取り除く事が医療であるとしても、その医療が対象となる病を患う人の日常的個別的存在の多様性を顧みないならば、それは単に唯物論的な仕方で病にのみ向き合っているに過ぎず、「臨床的」であるとは言えない。「臨床的」であるとは、個別の人間存在に向き合うのでなければならない。人間とは、過去を生きた存在であり、未来に向かっている存在であり、今を生きる者である。単なる事物の存在とは異なる人間存在についての視点が、臨床という観点の核にあると考えられる。事物が有るという事態とは決定的に異なる、今を生きる人間の存在について考察し、「臨床」という観点に立脚した人間存在というものを明らかにしたい。
●一般目標(GIO)
 いかなる学問にかかわる人も、その人はその学問の立場に立つ以前に、その人自身である。個々の学問それ自体は、学者の主観的なあり方を越えて、客観的でなければならない。しかし、だからといって、学問の探究者自身が客観的な何かに変わるのではない。学問の探究に携わるその人はあくまでも「その人」である。このような「その人である」ことは、我々人間のあらゆる行為の元にある。この、人間の基本的なあり方とは、どのようなことか、理解することを目標とする。 
授業の方法
上記の目的のために、従来の哲学思想の中から、ハイデッガーらの思想に着目する。ハイデッガーに依拠し、人間存在を「死への存在」として捉えつつ、物の有り様とは異なる人間存在について論じる。又、中村雄二郎は「臨床の知」を支えるものの一つとして「身体性をそなえた行為」をあげる(中村雄二郎著、『臨床の知とは何か』、1992年、岩波書店)が、その「身体性」とはどのようなものであるのか吟味したい。 
●準備学習や授業に対する心構え
「臨床」という観点は、単なる客観性や法則性によっては捉えられず、むしろ、主観性・多義性・個別性などと共にある。平易な言葉で纏めようとすればするほど、語られる事態は、一般化され、簡素化され、主観性・多義性・個別性といったものを失っていくであろう。平易な言葉で安易に纏めてしまうことは、「臨床」という観点から遠い態度である。
例えば、「私である」ことを理解するとは、「私でない」ことがどのようなことか言えることである。しかし、我々は、「私でなく」ある事はできない。だから、「私でない」ことは、我々には、あまりにも遠く、難しく、複雑である。このような、「私でないこと」に、しかも我々は、「私であること」からしか、触れることが出来ない。ここに、この「私でないこと」は、「私であること」なのだろうかという、難題が出現する。「臨床」という観点とは、まさに、この難題そのものである。この観点は、我々には遠く、複雑な観点である。このような観点に迫るためには、平易な言葉で安易に纏めてしまう態度が求められるのではなく、答えが見つからなくとも考える態度、常に考え抜こうとする態度が求められる。答えが見つからない問いに、あきらめずに、いつまでも挑戦する態度が肝要である。
受講者には上記の態度で以って出席されたい。
●オフィス・アワー
成績評価法
学期末に試験を実施する。但し、成績評価の際にはレポートなども勘案し総合的に評価する。
授業計画
項目 授業内容
1 はじめに 「臨床的」であることとはどのようなことか、講義する。「臨床的」という概念を理解することを目標とする。
2 人間学とは何か 西洋思想史における人間学の位置付けについて講義する。「人間学」とはどのような学問であるのか理解することを目標とする。
3 人間の在り様 ハイデッガーの「現存在」・人間の死の問題などについて講義する。人間にとって死とはどのようなことか、考える手掛かりを得ることを目標とする。
4 人間の在り様 ハイデッガーの「現存在」・人間の死の問題などについて講義する。人間にとって死とはどのようなことか、考える手掛かりを得ることを目標とする。
5 人間の在り様 ハイデッガーの「現存在」・人間の死の問題などについて講義する。人間にとって死とはどのようなことか、考える手掛かりを得ることを目標とする。
6 人間の在り様 ハイデッガーの「現存在」・人間の死の問題などについて講義する。人間にとって死とはどのようなことか、考える手掛かりを得ることを目標とする。
7 人間の在り様 ハイデッガーの「現存在」・人間の死の問題などについて講義する。人間にとって死とはどのようなことか、考える手掛かりを得ることを目標とする。
8 人間の在り様 ハイデッガーの「現存在」・人間の死の問題などについて講義する。人間にとって死とはどのようなことか、考える手掛かりを得ることを目標とする。
9 人間の在り様 ハイデッガーの「現存在」・人間の死の問題などについて講義する。人間にとって死とはどのようなことか、考える手掛かりを得ることを目標とする。
10 身体性の問題 我々の行為は単なる行為ではない。それは常に「身体性」を伴っている。「身体性」とは何か、理解することを目標とする。
11 身体性の問題 我々の行為は単なる行為ではない。それは常に「身体性」を伴っている。「身体性」とは何か、理解することを目標とする。
12 身体性の問題 我々の行為は単なる行為ではない。それは常に「身体性」を伴っている。「身体性」とは何か、理解することを目標とする。
13 まとめ 「臨床的」態度について、より深い思索力を培うことを目指す。
▲PAGE TOP

人間と文化3  [Humanities 3 (Histrical Sociology)]

開講情報
1年次 後期 1単位 必修
担当教員
教授 加藤 義春    
備考
授業の目的と概要
テーマ:「国民国家」の遺産と「福祉国家」の将来像
●一般目標(GIO)
 世界は今、グローバリゼーションとIT革命が進行する過程で「1世紀に一度の金融危機」に直面して大不況に喘いでおり、一方で地球温暖化の危機を回避するためにも「環境産業革命」の遂行を迫られつつある。
 そうした世界史的現況にあって、日本もまた産業構造の大胆な変革が必須であろうが、その重要な柱としての社会保障(医療・年金・介護)制度改革の問題点を真に理解するためには、複雑な制度の個々の問題点を論じる前に、両次大戦後に一般化し、今世紀を迎えて岐路に立っている現代「福祉国家」が孕む問題を把握しておかなければならないだろう。
 そして、そのためには、現代「福祉国家」を「国民国家」の晩期形態と位置づけ、より広い歴史的視座に立って、近代「国民国家」の形成と構造・その変容と再編過程が持つ社会・経済・政治史的意味から、根底的に捉え返す必要があるだろう。
 本講は、「社会薬学(医療経済・制度論)」教育の基底=歴史的素養教育を目的とする。
●到達目標(SBOs)
 1)西欧における「国民国家」の形成と団体意識の育成の歴史的意義(ヨーロッパの「歴史的民主主義」の世界史的意義)について、説明できる。
 2)「国民国家」の孕む問題的性格(「外枠Sと内実Nの相互規定性」・その「擬制性」)と諸国民国家の確立と相克の態様について、説明できる。
 3)両大戦間期(ファシズムの時代)における「国民国家」の危機とその変容=「国民国家」の再編形態としての現代「福祉国家」の成立の過程を概括し、現在における問題点について略述できる。
授業の方法
講義を基調とし、適宜プリント(資料)を配付する。
●準備学習や授業に対する心構え
毎回、講義の復習をし理解したうえで、次の授業に臨んでもらいたい。
●オフィス・アワー
原則として、(火)・(水)・(金)の 12:10〜13:10、加藤研究室にて
成績評価法
定期試験の成績(80点)に平常点(出席状況など20点)を加えて、総合評価する。
参考書
書名 著者名 出版社名
指定文献リストを配付し、他にも参考文献を講義のつど指示する。諸君にとって興味深い文献を選択し(リスト以外でもよい)、一冊でも二冊でも読考することを期待する。
授業計画
項目 授業内容
1 序.問題の設定
(本講の構成について)
2 I.国民国家の形成と構造
1)国家理念の三つの類型
「くに」「世界帝国」「国民国家」
3 2)国民国家の歴史的意義 「世界帝国」の否定と克服/「国民国家」と団体意識の育成/ヨーロッパの「歴史的民主主義」
4 3)国民国家形成の社会経済史的基盤 「市場圏」の漸次的拡大と中世「自治都市」の叢生/ヨーロッパ社会形成の中核地帯
5 4)「国民国家」概念 外枠Sと内実N(その相互規定性と擬制性)/「国民」統合のイデオロギー装置
6 5)19世紀のヨーロッパ 国民国家の確立と相克の時代
7 6)両大戦間期の世界 国民国家の危機とファシズムの時代
1)イタリア・ファシズム/ドイツ・ナチズム/日本「超国家主義」
8 7)   〃 2)ファシズム把握の鍵とは何か?
9 (インテルメツォ)
近代日本国家の「独特な型」
「世界帝国」と「国民国家」の安易な二重写し
10 II.国民国家の変容と再編
1)「福祉国家」の成立
(ビスマルクの社会政策)/イギリスの社会保障制度/北欧の社会福祉制度
11 2)「福祉国家」の構造 有効需要創出政策/社会民主主義政策
12 3)日本の高度経済成長と社会保障制度 その連関と構造の特徴的性格
13 4)高度福祉国家の憂鬱−新しい「豊かさ」の構想に向けて 低成長と少子高齢社会の到来/地球環境問題/持続可能な福祉社会=環境親和型社会に向けて
▲PAGE TOP

微生物学  [Microbiology]

開講情報
2年次 前期 1単位 必修
担当教員
教授 辻坊 裕    
備考
授業の目的と概要
 微生物は、人類の生存に計り知れないほどの大きな役割を果たす一方、ヒトをはじめとする宿主に対して種々の感染症を引き起こす。これらの有益な面と有害な面に関する微生物学の基礎研究は、生化学、分子生物学、免疫学、感染症学、および遺伝子工学を始めとするバイオテクノロジーの進展に大きく貢献している。しかし、生命科学の進展が著しい21世紀においても、感染症は終焉することなく、蔓延・衰退を繰り返している。したがって、微生物学の発展と臨床的応用は、社会的に強く期待されている分野である。本授業では、微生物の基本的性状を理解するために、微生物の分類、構造、生活史などに関する基本的知識を修得することを目的とする。
●一般目標(GIO)
 微生物の基本的性状を理解するために、微生物の分類、構造、生活史などに関する基本的知識を修得する。
授業の方法
教科書を用いて、主に講義形式で授業を行う。
●準備学習や授業に対する心構え
講義の前後に予習・復習し、主体的に内容の理解に努めること。
●オフィス・アワー 
随時、B棟3階 微生物学研究室
成績評価法
1.定期試験(80点)、2.平常点(20点) 配点内訳:出席および受講態度
教科書
書名 著者名 出版社名
『スタンダード薬学シリーズ・生物系薬学I』 市川 厚 他 東京化学同人
参考書
書名 著者名 出版社名
『考える薬学微生物学』 池澤宏郎 他 廣川書店
『病原微生物学』 矢野郁也 他 東京化学同人
授業計画
項目 授業内容
1 総論1 生態系の中での微生物の役割について説明できる。
2 総論2 原核生物と真核生物の違いを説明できる。
3 細菌1 細菌の構造と増殖機構および系統的分類について説明できる。
4 細菌2 グラム陽性菌と陰性菌、好気性菌と嫌気性菌の違いを説明できる。
5 細菌3 マイコプラズマ、リケッチャ、クラミジア、スピロヘーター、放線菌についてその特性を説明できる。
6 細菌4 腸内細菌の役割について説明できる。
7 細菌5 細菌の遺伝子伝達(接合、形質導入、形質転換)について説明できる。
8 細菌毒素 代表的な細菌毒素の作用を説明できる。
9 ウイルス1 代表的なウイルスの構造と増殖過程を説明できる。
10 ウイルス2 ウイルスの分類法、培養法、定量法について説明できる。
11 真菌 主な真菌の性状について説明できる。
12 原虫、寄生虫 主な原虫、寄生虫の生活史について説明できる。
13 消毒と滅菌 滅菌、消毒、防腐および殺菌、静菌の概念を説明できる。
▲PAGE TOP

病原微生物学  [Pathogenic Microbiology]

開講情報
2年次 後期 1.5単位 必修
担当教員
非常勤講師 中野 隆史    
備考
授業の目的と概要
●授業の目的と概要●一般目標(GIO)
 病原微生物には原虫、真菌、細菌、ウイルスがあり、これら病原微生物が人体に感染して起こる病気が感染症です。病原微生物は増殖して細胞・個体・集団・環境へと伝染するため、感染症は他の疾患とはとくに区別されます。医療従事者は感染症患者を診断し治療するとともに感染症の伝播を予防しなければなりません。そのため本科目では、病原微生物が病気を起こすメカニズムを理解し、感染症の予防・診断・治療に関する基本的な考え方を習得し、代表的な感染症について学習することにより、既知の感染症はもとより未知の病原微生物による新興感染症にまで対応できる、薬学専門家として必要な基本的知識と考え方を習得することを目標とします。
 
授業の方法
教科書とともに必要に応じて資料を提示・配付し、講義形式で授業を行います。
●準備学習や授業に対する心構え
基本的な知識とともに病原微生物・感染症に対応する考え方を習得することが目標なのですから、授業中は単なる用語の暗記だけではなく「考え方」を理解するように努めてください。具体的には教員の話を理解し、さらに話の「先を読む」必要があります。集中力を切らさないようにしてください。
●オフィス・アワー 
講義時間の前後に質問の時間を設けます。緊急の場合は教務課を通じて連絡してください。質問は電子メールでも受け付けます。また追加資料等は必要に応じてホームページに公開します。電子メールアドレス、ホームページURLは初回講義時にお知らせします。
成績評価法
出席状況、講義中の態度、毎回行う小テストの成績、定期試験の成績等を総合的に勘案して評価します。試験直前の学習だけでは到底不十分です。毎回の講義には十分の予習・復習をもって臨み、無断欠席のないようにし、集中力をもって聴講してください。
教科書
書名 著者名 出版社名
『医療福祉系学生のための専門基礎科目』 河野 公一 他 金芳堂
授業計画
項目 授業内容
1 導入 微生物の性質、微生物と宿主との関係、常在微生物、微生物と感染症、感染症と薬学
2 感染症総論 微生物と病原性、感染症の定義、感染の三要素、感染経路・侵入門戸と感染症
3 感染症と薬学 感染症の予防と薬学(ワクチン等)、感染症の診断と薬学(診断薬等)、感染症の治療と薬学(化学療法薬等)、薬剤の副作用としての感染症
4 感染症各論1 全身性ウイルス感染症(麻疹・風疹・水痘・おたふくかぜなど)
5 感染症各論2 STDと母子感染
6 感染症各論3 食中毒と下痢性疾患、消化器感染症
7 感染症各論4 呼吸器感染症、その他臓器・器官の感染症
8 感染症各論5 多剤耐性菌による感染症、菌交代症、日和見感染症
9 感染症トピックス (新興感染症などアップデートな内容でトピックス的な講義を行います。)
10 感染制御学1 院内感染総論:標準予防策と感染経路別予防策・院内感染対策のための組織と薬剤師の役割
11 感染制御学2 院内感染各論:多剤耐性菌による感染症、カテーテル感染症・周術期感染症・院内肺炎等
12 感染制御学3 感染制御学各論
13 まとめ まとめと演習
▲PAGE TOP

病態生化学  [Pathobiochemistry]

開講情報
3年次 後期 1.5単位 必修
担当教員
講師 藤森 功    
備考
授業の目的と概要
●一般目標(GIO) 
 代謝反応や情報伝達経路の異常と疾病の発症との関連について理解する。
●到達目標(SBOs)
 生体内の代謝反応や情報伝達経路の異常による疾病の発症メカニズムについて説明できる。
授業の方法
教科書、プリント、スライド等を用いて行う。
●準備学習や授業に対する心構え
予習・復習をし、内容に理解に努めること
●オフィス・アワー 
金曜日12:10〜13:10(メールは随時;fujimori@gly.oups.ac.jp)
成績評価法
定期試験、授業態度、出席状況などにより総合的に評価する。
教科書
書名 著者名 出版社名
『薬学で学ぶ病態生化学』 林 秀徳、堀江修一、渡辺隆史 編著 朝倉書店
参考書
書名 著者名 出版社名
『病態生理・生化学I, II』 井上圭三、富田基郎 共立出版
『ホートン 生化学 第3版』 鈴木紘一、笠井献一、宗川吉汪 (監訳) 東京化学同人
授業計画
項目 授業内容
1 細胞内小器官とその異常 オルガネラの異常とその疾患について説明できる。
2 アミノ酸・タンパク質代謝疾患 アミノ酸・タンパク質代謝異常とその疾患について説明できる。
3 ビタミンとその異常 ビタミンの異常とその疾患について説明できる。
4 骨・関節疾患 骨・関節疾患の病態とその発症機構について説明できる。
5 血液疾患 血液・造血器系の異常とその疾患について説明できる。
6 免疫系疾患 免疫系の異常とその疾患について説明できる。
7 腎・泌尿器系疾患 腎臓・泌尿器系の異常とその疾患について説明できる。
8 肝・胆・膵疾患 消化器系疾患の病態とその発症機構について説明できる。
9 内分泌系疾患 ホルモンの分泌異常とその疾患について説明できる。
10 糖尿病・高尿酸血症 糖尿病・高尿酸血症の病態とその発症機構について説明できる。
11 動脈硬化症・高脂血症 動脈硬化症・高脂血症の病態とその発症機構について説明できる。
12 先天性代謝異常症 先天性代謝異常症や遺伝子異常の病態とその発症機構について説明できる。
13 臓器移植と再生医療 臓器移植と再生医療の現状について説明できる。
▲PAGE TOP

病態生理学1  [Pathophysiology 1]

開講情報
2年次 後期 1.5単位 必修
担当教員
教授 藤田 芳一    
備考
授業の目的と概要
 医療の担い手としての薬剤師にとって、疾患の病態を知ることは大変重要です。本講では疾患の原因、疾患の経過およびその結果生じた形態学的・機能的異常を明らかにし、それぞれの疾患の特徴を理解することを目的にしています。生物学、機能形態学、生化学などの他、微生物学、免疫学、薬理学、栄養学、衛生化学などとも有機的に関連させながら、各種病態・疾患について、時には話題になっている疾患を随時取り上げながら、平易に講述する予定です。
●一般目標(GIO)
病態生理学のおもしろさを経験する。
授業の方法
教科書と配布プリントを中心に講述します。必要な場合にはビデオ等も使用する予定です。また、毎講義時間の開始直後や終了直前に、基礎的事項やその日の講義の復習を兼ねた演習問題をし、理解の助けとします。
●準備学習や授業に対する心構え
普段から疾患や病態に興味を持ち、あらゆるところから情報を得ておくこと。
●オフィス・アワー 
月曜日〜金曜日のお昼の休み時間、臨床化学研究室
成績評価法
定期試験の他、平常点、課題レポートなどを総合的に評価します。
教科書
書名 著者名 出版社名
『系統看護学講座 専門基礎[4] 病理学』 坂本穆彦 (編) 医学書院
参考書
書名 著者名 出版社名
『よくわかる病気のしくみ』 北岡建機 南山堂
『カラーで学べる病理学』 渡辺照男 廣川出版
授業計画
項目 授業内容
1 病態生理学概説1 1)日本の主要死因、疾患と概説   
        
2 病態生理学概説2 2)健康と疾病
3)症候と症候群
3 生活習慣病とメタボリックシンドローム関連疾患1 1)生活習慣病の定義と主な疾患
2)健康増進法
3)メタボリックシンドローム診断基準

4 生活習慣病とメタボリックシンドローム関連疾患2 4)動脈硬化症

5 生活習慣病とメタボリックシンドローム関連疾患3 5)肥満症
6)脳血管疾患
6 生活習慣病とメタボリックシンドローム関連疾患4
7)虚血性心疾患、ショック
7 生活習慣病とメタボリックシンドローム関連疾患5
8)脂質異常症
9)高尿酸血症
8 生活習慣病とメタボリックシンドローム関連疾患6
10)糖尿病その1
9 生活習慣病とメタボリックシンドローム関連疾患7
11)糖尿病その2
10 生活習慣病とメタボリックシンドローム関連疾患8
12)高血圧症
11 生活習慣病とメタボリックシンドローム関連疾患9
13)その他の関連疾患その1
12 生活習慣病とメタボリックシンドローム関連疾患10
13)その他の関連疾患その2
13 病因1 1)外因と内因
2)栄養障害と関連疾患
14 病因2 3)医原病と公害病
4)その他の関連疾患
15   
▲PAGE TOP

病態生理学2  [Pathophysiology 2]

開講情報
3年次 前期 1.5単位 必修
担当教員
教授 藤田 芳一    
備考
授業の目的と概要
 「病態生理学1」に引き続き行う講義ですので、両者の目的、方針に関して基本的に異なる点はありません。6大病変のうち、先天異常、炎症、腫瘍を中心にそれらと関連する個々の疾患の発症メカニズム・経過について、機能形態学、生化学、免疫学、薬理学などと関連させながら具体的に解説していきます。
●一般目標(GIO)
 疾患・病態の発症メカニズム、経過を理解する。
授業の方法
教科書と配布プリントを中心に講述します。必要な場合にはビデオ等も使用します。また、毎講義時間の終了直前に、その日の講義の復習を兼ねた演習問題をし、理解の助けとします。
●準備学習や授業に対する心構え
疾患・病態に興味を持つこと。
●オフィス・アワー 
月曜日〜金曜日のお昼の休み時間、臨床化学研究室。
成績評価法
定期試験の他、平常点、課題レポートなどを総合的に評価します。 
教科書
書名 著者名 出版社名
『系統看護学講座 専門基礎[4] 病理学』 坂本穆彦 (編) 医学書院
参考書
書名 著者名 出版社名
『よくわかる病気のしくみ』 北岡建樹 南山堂
『カラーで学べる病理学』 渡辺輝男 廣川書店
授業計画
項目 授業内容
1 先天異常1 1)遺伝子病
2)配偶子病
3)胎芽病
4)胎児病
2 先天異常2 5)先天異常に伴う症候とそのメカニズムその1 
先天性代謝異症、貧血
3 先天異常3 5)先天異常に伴う症候とそのメカニズムその2
黄疸、出血傾向、先天性心疾患
4 炎症1 1)TORCH症候群と感染症
2)性感染症 
3)ズーノーシス
5 炎症2 4)炎症の徴候
5)炎症の原因
6)炎症の経過
7)炎症と化学伝達物質
6 炎症3 8)炎症の分類と関連疾患 その2
7 炎症4 9)炎症の分類と関連疾患 その3
8 炎症5 10)アレルギーの分類と関連疾患
11)免疫と自己免疫疾患
12)膠原病
9 腫瘍1 1)腫瘍の定義
2)悪性腫瘍と良性腫瘍
10 腫瘍2 3)悪性腫瘍の転移様式
4)宿主に及ぼす腫瘍の影響
11 腫瘍3 5)悪性腫瘍の原因
6)発癌のメカニズム
7)癌遺伝子と癌抑制遺伝子
12 腫瘍4 8)癌の診断と腫瘍マーカー
9)悪性腫瘍各論
13 感覚器疾患1 1)白内障と緑内障
2)その他の眼疾患
14 感覚器疾患2 3)難聴
4)中耳炎
5)メニエール症候群
▲PAGE TOP

物性化学  [Chemical and Physical Properties]

開講情報
3年次 前期 1単位 必修
担当教員
教授 土井 光暢    
備考
授業の目的と概要
 物性化学は、すでに履修した物理分析系科目を復習しながら、具体的な物質の物性や状態変化を算出できる技能の修得を目的とします。これによって、修得した知識のより深い理解と、高い計算能力の養成をめざします。
●一般目標(GIO)
 物質の状態および相互変換過程を物理化学的に理解するために必要な基本的知識と計算能力を修得する。
授業の方法
テキストやプリントを用いた講義形式で授業を行います。
●準備学習や授業に対する心構え
範囲が広く、計算も多いので、試験直前の勉強だけでは単位履修は不可能です。講義ごとの例題を一つずつ解きながら、理解度を深める努力を継続して下さい。
●オフィス・アワー 
時間:随時(平日) 場所:B棟4階・分子構造化学研究室
成績評価法
主に定期試験の結果で評価します。 
教科書
書名 著者名 出版社名
冊子・プリント配付
参考書
書名 著者名 出版社名
『物性物理化学-製剤学へのアプローチ-』 大島広行、半田哲朗 (編集) 南江堂
『現代薬学シリーズ9・物理化学』 宮崎利夫 (総編集) 朝倉書店
『わかりやすい化学計算』 島原健三、水林久雄 (共著) 三共出版
授業計画
項目 授業内容
1 熱力学計算(1) 仕事の単位をSI基本単位から誘導することができる。
2 熱力学計算(2) 代表的な過程(変化)における熱と仕事を計算できる。
3 熱力学計算(3) 代表的な物理変化、化学変化に伴うエントロピー変化を計算できる。
4 熱力学計算(4) 自由エネルギーの圧力と温度による変化を計算できる。
5 状態変化(1) Clausius-Clapeyronの式と相平衡について説明できる。
6 状態変化(2) 代表的な状態図(一成分系、二成分系)について説明できる。
7 固体の性質 固体の回折現象と熱分析について説明できる。
8 束一性 溶液の束一的性質について説明できる。
9 弱電解質 電離平衡と溶解平衡について説明できる。
10 反応速度(1) 0〜2次反応の反応速度について説明できる。
11 反応速度(2) Arrhenius式と代表的な複合反応の特徴について説明できる。
12 界面 界面における平衡と吸着平衡について説明できる。
13 まとめ
▲PAGE TOP

物理化学1  [Physical Chemistry 1]

開講情報
2年次 前期 1単位 必修
担当教員
教授 石田 寿昌    
備考
授業の目的と概要
 物理化学は物質の構造・性質・反応を体系的に解明しようとする学問で、生命科学を学ぶ上で極めて重要な科目である。とりわけ、医薬品の適正使用に責任ある立場の薬剤師を目指す学生にとって習得せねばならない物理化学の重要項目としては、(1)分子自身が示す化学的性質を理解する上で必要不可欠な原子・分子の化学構造とその性質に関する事項(電子状態論・構造論を扱う量子力学)、(2)分子の集合体(錠剤や液剤などの剤形)に見られる性質や反応(それらは分子単独では見られない)を理解する上で必要不可欠な知識に関する事項(物性論・反応論を扱う熱力学)、(3)その中間的な性質を示す気体現象に関する事項(気体分子運動論を扱う統計力学)がある。(1)に関しては本学では基礎化学・有機化学関連で講義される。従って、「物理化学1」と「物理化学2」では残り重要項目、即ち、(2)および(3)が講義対象となる。即ち統計力学と熱力学を中心に学ぶことになる。
●一般目標(GIO)
 物質の状態および相互変換過程を解析できるようになるために、熱力学の基本的知識と技能を修得する。
授業の方法
講義
教科書を用いて、主に講義形式で授業を行う。
●準備学習や授業に対する心構え
物理化学を修得するには「予習が絶対に必要」である。何の予備知識も持たずただ漫然と講義を聴いてわかる科目でないことを肝に銘じてほしい。ある程度の予備知識があれば、無い場合に比べて、格段に講義内容が理解できることは既に多くの学生によって証明されている。私の講義が理解できるか否かは復習よりも予習に大きく依存しているといっても過言ではない。話している内容が理解できなければ、興味が持てなく、退屈な講義になってしまう。これが物理化学の不人気な最大要因である。予習をすることで、私の話している内容が少しでも理解できれば、聞く意欲もわいてくるというものである。一方、講義において数式表現が多く用いられるが、簡単な数式表現を理解することは多くの言葉で説明するよりももっと的確にその本質を理解することができる。従って、最低限必要な式は理解せねばならないことを納得し、数式に慣れてもらいたい。本講義では、理解しにくい事項や誤解しやすい箇所はできるだけゆっくりと説明すると共に、演習等を積極的に取り入れ、出来る限り平易に講義したい。
●オフィス・アワー 
月〜土の任意の時間帯(月と木の午後4時以降は会議、ishida@gly.ousp.ac.jp)
成績評価法
定期試験及び受講状況を総合的に評価する。
定期試験80%、平常点20%
教科書
書名 著者名 出版社名
『物理化学』 石田寿昌 京都廣川書店
参考書
書名 著者名 出版社名
『薬学のための物理化学』 西庄重次郎 (編) 化学同人
『ムーア新物理化学』 W.J.Moore (藤代亮一 訳) 東京化学同人
『バーロー物理化学』 G.M.Barrow (藤代亮一 訳) 東京化学同人
『基礎化学熱力学』 E.B.Smith (小林 宏、岩崎槇夫 訳) 化学同人
『物理化学』 石田寿昌 (編) 化学同人
授業計画
項目 授業内容
1 基本式と単位 物理化学における物理量、単位及び基本的数学表現について理解できる。
基本的な数式表現、指数関数、対数関数、微分、積分、微分方程式、積分方程式、式の変換、国際単位、有効数字
2 気体(1) 理想気体の状態方程式について説明できる。
3 気体(2) 3種類の気体定数の値とその単位変換について理解できる。
4 気体(3) ファンデルワールスの状態方程式について説明できる。
5 気体(4) 気体の分子運動とエネルギーの関係について説明できる。
6 気体(5) エネルギーの量子化とボルツマン分布について説明できる。
7 化学反応に伴うエネルギー(1) 系、外界、境界について説明できる。仕事および熱の概念を説明できる。
8 化学反応に伴うエネルギー(2) 熱力学第一法則について式を用いて説明できる。状態関数の種類と特徴について説明できる。
9 化学反応に伴うエネルギー(3) エンタルピーについて説明できる。
10 化学反応に伴うエネルギー(4) 定圧熱容量および定容熱容量について説明できる。
11 化学反応に伴うエネルギー(5) 標準生成エンタルピーについて説明できる。
12 化学反応に伴うエネルギー(6) 代表的な物理変化、化学変化に伴う標準エンタルピー変化を説明し、計算できる。
13 まとめ
▲PAGE TOP

物理化学2  [Physical Chemistry 2]

開講情報
2年次 後期 1単位 必修
担当教員
教授 石田 寿昌    
備考
授業の目的と概要
 物理化学は物質の構造・性質・反応を体系的に解明しようとする学問で、生命科学を学ぶ上で極めて重要な科目である。とりわけ、医薬品の適正使用に責任ある立場の薬剤師を目指す学生にとって習得せねばならない物理化学の重要項目としては、(1)分子自身が示す化学的性質を理解する上で必要不可欠な原子・分子の化学構造とその性質に関する事項(電子状態論・構造論を扱う量子力学)、(2)分子の集合体(錠剤や液剤などの剤形)に見られる性質や反応(それらは分子単独では見られない)を理解する上で必要不可欠な知識に関する事項(物性論・反応論を扱う熱力学)、(3)その中間的な性質を示す気体現象に関する事項(気体分子運動論を扱う統計力学)がある。(1)に関しては本学では基礎化学・有機化学関連で講義される。従って、「物理化学1」と「物理化学2」では残り重要項目、即ち、(2)および(3)が講義対象となる。即ち統計力学と熱力学を中心に学ぶことになる。
●一般目標(GIO)
 物質の状態および相互変換過程を解析できるようになるために、熱力学の基本的知識と技能を修得する。さらに、複雑な系における物質の状態および相互変換過程を熱力学に基づき解析できるようになるために、特に重要な溶液に関する基本的知識と技能を修得する。
授業の方法
講義
教科書を用いて、主に講義形式で授業を行う。
●準備学習や授業に対する心構え
物理化学を修得するには「予習が絶対に必要」である。何の予備知識も持たずただ漫然と講義を聴いてわかる科目でないことを肝に銘じてほしい。ある程度の予備知識があれば、無い場合に比べて、格段に講義内容が理解できることは既に多くの学生によって証明されている。私の講義が理解できるか否かは復習よりも予習に大きく依存しているといっても過言ではない。話している内容が理解できなければ、興味が持てなく、退屈な講義になってしまう。これが物理化学の不人気な最大要因である。予習をすることで、私の話している内容が少しでも理解できれば、聞く意欲もわいてくるというものである。一方、講義において数式表現が多く用いられるが、簡単な数式表現を理解することは多くの言葉で説明するよりももっと的確にその本質を理解することができる。従って、最低限必要な式は理解せねばならないことを納得し、数式に慣れてもらいたい。本講義では、理解しにくい事項や誤解しやすい箇所はできるだけゆっくりと説明すると共に、演習等を積極的に取り入れ、出来る限り平易に講義したい。
●オフィス・アワー 
月〜土の任意の時間帯(月と木の午後4時以降は会議、ishida@gly.ousp.ac.jp)
成績評価法
中間試験、定期試験及び受講状況を総合的に評価する。
中間試験20%、定期試験60%、平常点20%
教科書
書名 著者名 出版社名
『物理化学』 石田寿昌 京都廣川書店
参考書
書名 著者名 出版社名
『薬学のための物理化学』 西庄重次郎 (編) 化学同人
『ムーア新物理化学』 W.J.Moore (藤代亮一 訳) 東京化学同人
『バーロー物理化学』 G.M.Barrow (藤代亮一 訳) 東京化学同人
『基礎化学熱力学』 E.B.Smith (小林 宏、岩崎槇夫 訳) 化学同人
『物理化学』 石田寿昌 (編) 化学同人
授業計画
項目 授業内容
1 化学反応を支配するエネルギー(1) 熱力学第二法則について説明できる。
2 化学反応を支配するエネルギー(2) エントロピーについて説明できる。
3 化学反応を支配するエネルギー(3) 代表的な物理変化、化学変化に伴うエントロピー変化を計算できる(可逆変化)。
4 化学反応を支配するエネルギー(4) 代表的な物理変化、化学変化に伴うエントロピー変化を計算できる(不可逆変化)。
5 化学反応を支配するエネルギー(5) 熱力学第三法則について説明できる。自由エネルギーについて説明できる。
6 化学反応を支配するエネルギー(6) 熱力学関数の計算結果から自発的な変化の方向と程度を予測できる。
自由エネルギーの圧力と温度による変化を、式を用いて説明できる。
7 化学反応を支配するエネルギー(7) 化学ポテンシャルについて説明できる。理想溶液での化学ポテンシャルについて説明できる。
8 熱力学の応用(1) 自由エネルギーと平衡定数の温度依存性(van't Hoffの式)について説明できる。
9 熱力学の応用(2) 相変化に伴う熱の移動(Clausius-Clapeyronの式)について説明できる。
平衡と化学ポテンシャルの関係を説明できる。
10 熱力学の応用(3) 物質の溶解平衡について説明できる。
溶解度の温度依存性について説明できる。
11 熱力学の応用(4) 溶液の束一的性質(蒸気圧降下、沸点上昇)について説明できる。
12 熱力学の応用(5) 希溶液の束一的性質(凝固点降下、浸透圧)について説明できる。
13 まとめ
▲PAGE TOP

物理・放射化学実習  [Practice in Physical Chemistry and Radiochemistry]

開講情報
2年次 後期 1単位 必修(☆印は担当代表者)
担当教員
☆ 教授 石田 寿昌 准教授 大桃 善朗 准教授 友尾 幸司
講師 尹 康子 助教 平田 雅彦 助教 山沖 留美
備考
授業の目的と概要
●一般目標(GIO)
 医薬品の物性や生体における作用機序を理解するために、安定性や溶解度など医薬品の代表的な性質や変化を定量的に取り扱う知識、技能を修得する。
授業の方法
実習項目、操作法等に関しての説明や諸注意を与えたうえで、数名のグループに分かれて実験を行う。
●準備学習や授業に対する心構え
実習操作が円滑に進み、実習内容を深く理解するために予習を心がける。
●オフィス・アワー 
講義、会議以外は随時。B棟4階 薬品物理化学研究室 
成績評価法
学習内容の理解度、実習に対する積極性、実習後に提出するレポートの内容および実習終了後に行う実習試験の成績などによって総合的に評価する。
教科書
書名 著者名 出版社名
実習テキスト
参考書
書名 著者名 出版社名
『実験の手引き』 大阪薬科大学
『薬学のための物理化学』 西庄重次郎 (編) 化学同人
『物理化学』 石田寿昌 (編) 化学同人
授業計画
項目 授業内容
1 緩衝液の調整と緩衝の原理 ・代表的な緩衝液の特徴とその調製法を説明できる
・緩衝作用について具体例を挙げて説明できる
・溶液のpHを計算できる
・溶液の水素イオン濃度(pH)を測定できる
2 反応速度論 ・反応次数と速度定数について説明できる
・微分型速度式を積分型速度式に変換できる
・代表的な反応次数の決定法を列挙し、説明できる
・代表的な(擬)一次反応の反応速度を測定し、速度定数を求めることができる
・反応速度と温度との関係(Arrheniusの式)を説明できる
・紫外可視吸光度測定法の原理を説明し、生体分子の解析への応用例について説明できる
3 弱電解質の溶解度 ・物質の溶解平衡について説明できる
・化学物質のpHによる分子形、イオン形の変化を説明できる
・紫外可視吸光度測定法の原理を説明し、生体分子の解析への応用例について説明できる
4 二相分配とpHの関係 ・分配平衡について説明できる
・化学物質のpHによる分子形、イオン形の変化を説明できる
・紫外可視吸光度測定法の原理を説明し、生体分子の解析への応用例について説明できる
5 希薄溶液の束一性 ・溶液の束一的性質(浸透圧、沸点上昇、凝固点降下など)について説明できる
6 溶液の物性 ・界面における平衡について説明できる
・エントロピーについて説明できる
・脂質の水中における分子集合構造(膜、ミセル、膜タンパク質など)について説明できる
7 物質の粘性 ・流動現象および粘度について説明できる
8 放射線の測定
放射線の性質とX線診断
・放射線の測定原理を理解し、身近な放射線を測定できる
・放射線の性質及びX線診断の原理について説明できる
9 放射性医薬品 ・代表的な放射性医薬品について、その調製法、品質管理、特徴等について説明できる
▲PAGE TOP

分子細胞生物学  [Molecular Cell Biology]

開講情報
3年次 後期 1.5単位 必修
担当教員
准教授 井上 晴嗣    
備考
授業の目的と概要
 「基礎細胞生物学1〜2」および「生化学1〜3」で学んだ細胞生物学と生化学の基礎知識をもとにして、生命現象を分子レベルで理解することを目的とする。ホルモンやオータコイド、細胞増殖因子、サイトカインなどの化学シグナルの細胞内情報伝達機構を分子レベルで解説する。
●一般目標(GIO)
 生体のダイナミックな情報ネットワーク機構を物質や細胞レベルで理解するために、代表的な情報伝達物質の種類、作用発現機構などに関する基本的事項を修得する。
授業の方法
講義形式で行う。アニメーションなどの視覚教材をなるべく多用して、わかりやすい授業を目指したい。なお、「分子細胞生物学」のホームページ(http://www.geocities.jp/biochem4/)を用意したので活用していただきたい。
●準備学習や授業に対する心構え
講義で学んだことだけにとどまらず、最新の研究成果にも興味を持ち、原著論文等で調べる積極性をもっていただきたい。
●オフィス・アワー 
講義・会議等で不在の場合以外は随時、B棟5階生化学研究室にて。質問等はメール(biochem4@yahoo.co.jp)あるいはホームページの掲示板でも可能。
成績評価法
最終成績(y)は試験の点数(x)にレポート点(a)と出席点(b)を試験の点数に応じて一定の比率で加算した合計とする。y=x+(100-x)(a+b)/100
教科書
書名 著者名 出版社名
『生物系薬学II生命をミクロに理解する』 日本薬学会 (編) 東京化学同人
参考書
書名 著者名 出版社名
『レーニンジャーの新生化学(上・下)(第4版)』 川嵜敏祐、中山和久 (監訳) 廣川書店
『ヴォート基礎生化学(第2版)』 田宮信雄 他 (訳) 東京化学同人
『キャンベル・ファーレル生化学(第4版)』 川嵜敏祐 (監訳) 廣川書店
『ヴォート生化学(上・下)(第3版)』 田宮信雄 他 (訳) 東京化学同人
『細胞の分子生物学(第4版)』 B. Alberts 他、中村桂子 (監訳) ニュートンプレス
『分子生物学講義中継Part2』 井出利憲 羊土社
『分子細胞生物学(第5版)』 H. Lodish 他、石浦章一 他 (訳) 東京化学同人
授業計画
項目 授業内容
1 ホルモンの構造と働き(1) 代表的なペプチド性ホルモンをあげ、その産生臓器、生理作用および分泌調節機構を説明できる。
2 ホルモンの構造と働き(2) タンパク質への翻訳と細胞内での局在性、分泌タンパク質のプロセシングについて説明できる。
3 ホルモンの構造と働き(3) 代表的なアミノ酸誘導体ホルモンをあげ、その構造、産生臓器、生理作用および分泌調節機構を説明できる。
代表的なステロイドホルモンをあげ、その構造、産生臓器、生理作用および分泌調節機構を説明できる。
4 オータコイドの構造と機能(1) エイコサノイドとはどのようなものか説明できる。
代表的なエイコサノイドをあげ、その生合成経路を説明できる。
代表的なエイコサノイドをあげ、その生理的意義(生理活性)を説明できる。
5 オータコイドの構造と機能(2)
神経伝達物質の構造と機能(1)
主な生理活性アミン(セロトニン、ヒスタミンなど)の生合成と役割について説明できる。
おもな生理活性ペプチド(アンギオテンシン、ブラジキニンなど)の役割について説明できる。
一酸化窒素の生合成経路と生体内での役割を説明できる。モノアミン系神経伝達物質を列挙し、その生合成経路、分解経路、生理活性を説明できる。
アミノ酸系神経伝達物質を列挙し、その生合成経路、分解経路、生理活性を説明できる。
ペプチド系神経伝達物質を列挙し、その生合成経路、分解経路、生理活性を説明できる。
6 神経伝達物質の構造と機能(2)
サイトカイン・増殖因子・ケモカインの構造と機能
アセチルコリンの生合成経路、分解経路、生理活性を説明できる。
代表的なサイトカインをあげ、それらの役割を概説できる。
代表的な増殖因子をあげ、それらの役割を概説できる。
代表的なケモカインをあげ、それらの役割を概説できる。
7 真核細胞の遺伝子発現調節(1) 遺伝子の構造に関する基本的用語(プロモーター、エンハンサー、エキソン、イントロンなど)を説明できる。
転写の調節について、例をあげて説明できる。
RNAのプロセシングについて説明できる。
8 真核細胞の遺伝子発現調節(2) 染色体の構造を説明できる。
エピジェネティック制御について説明できる。
9 核内受容体の構造と機能
細胞表面受容体−イオンチャネル型受容体の構造と機能
代表的な核内(細胞内)受容体の具体例をあげて説明できる。
10 細胞表面受容体−Gタンパク質共役型受容体の構造と機能(1) 細胞膜受容体からGタンパク質系を介して細胞内へ情報を伝達するおもな経路について概説できる。
11 細胞表面受容体−Gタンパク質共役型受容体の構造と機能(2) 細胞内情報伝達に関与するセカンドメッセンジャーおよびカルシウムイオンなどを、具体例をあげて説明できる。
12 細胞表面受容体−プロテインキナーゼ関連受容体の構造と機能(1) 細胞膜受容体タンパク質などのリン酸化を介して情報を伝達するおもな経路について概説できる。
細胞内で情報を伝達する主要なタンパク質を列挙し、その機能を概説できる。
13 細胞表面受容体−プロテインキナーゼ関連受容体の構造と機能(2) 免疫系に関わる主なサイトカイン、ケモカインを挙げ、その作用を説明できる。
代表的ながん遺伝子とがん抑制遺伝子を挙げ、それらの異常とがん化との関連を説明できる。
▲PAGE TOP

分子設計学  [Molecular Design]

開講情報
4年次 後期 薬科学科:1.5単位 必修
担当教員
准教授 友尾 幸司    
備考
授業の目的と概要
 DNAの遺伝情報を基にしてつくられるタンパク質は、生体内では数万種類に及ぶ。これらの中で多くのものは、代謝反応や免疫反応、エネルギー変換やシグナル伝達など様々な生命機能を担い、機能性タンパク質と呼ばれている。機能性タンパク質の働きは、人が創り出すものよりも遙かに特異的で高い活性を有する。本講義では、機能性タンパク質の構造と機能を理解すると共に、生体機能の解明や疾病の治療薬の開発を目指したタンパク質の分子設計を学ぶ。
●一般目標(GIO)
 分子設計の科学的な考え方を理解するために、標的生体分子との相互作用および基盤となるサイエンスと技術に関する基本的知識と技能を修得する。
授業の方法
プリントおよびプロジェクターを用いて、講義形式で行う
●準備学習や授業に対する心構え
講義内容を充分修得するために、復習を欠かさず行うこと。
●オフィス・アワー 
講義、実習、会議以外は随時。B棟4階 薬品物理化学研究室
成績評価法
定期試験、出席状況や受講態度などの平常点、課題などを総合的に評価します。
参考書
書名 著者名 出版社名
『タンパク質の分子設計』 後藤祐児、谷澤克行 (編) 共立出版
授業計画
項目 授業内容
1 タンパク質の構造と機能(1) タンパク質の立体構造を規定する因子(疎水性相互作用、静電相互作用、水素結合など)について、具体例を用いて説明できる
2 タンパク質の構造と機能(2) タンパク質の折りたたみ過程について概説できる
3 タンパク質の構造と機能(3) 酵素や抗体などの構造と機能について説明できる
4 タンパク質の構造と機能(4) 機能解析のための立体構造データベースの利用法について概説できる
5 酵素の立体構造と触媒機構(1) 酵素触媒反応の原理について説明できる
6 酵素の立体構造と触媒機構(2) 酵素触媒反応と立体構造の関係について説明できる
7 酵素の立体構造と触媒機構(3) 酵素的ラジカル触媒反応について説明できる
8 酵素の立体構造と触媒機構(4) 極限環境生物の酵素の働きについて説明できる
9 プロテインスプライシング タンパク質の自己触媒的な切断・再結合反応について説明できる
10 タンパク質の分子設計(1) タンパク質のデノボデザインについて説明できる
11 タンパク質の分子設計(2) タンパク質の分子進化と遺伝子変異について説明できる
12 タンパク質の分子設計(3) 酵素の基質特異性の改変について説明できる
13 タンパク質の分子設計(4) 抗体を用いた分子設計について説明できる
▲PAGE TOP

分析化学  [Analytical Chemistry]

開講情報
1年次 後期 1単位 必修
担当教員
教授 三野 芳紀    
備考
授業の目的と概要
 分析化学は、試料中に何が、どれだけ含まれているのかを決定するための学問であり、薬学に限らず、実験科学全体の基礎となるものです。分析化学の進歩に伴い、測定可能な試料や濃度の範囲は広がり、分析操作は効率化され、分析値の信頼性も向上してきました。分析化学は、実験科学の基盤としてその発展に貢献してきたのです。
 「分析化学」では、種々の化学的分析法を理解するために必要な基礎的事項、特に、水溶液内における各種の化学平衡について講述します。
●一般目標(GIO)
 本授業では、化学物質をその性質に基づいて分析できるようになるために、物質の定性、定量などに必要な基本的知識を修得することを目的とする。特に、水溶液中での物質の性質を理解するために、各種の化学平衡に関する基礎的知識の修得を目的とする。
授業の方法
教科書を用いて、主に講義形式で行う。
●準備学習や授業に対する心構え
予習、復習を怠らないこと。
●オフィス・アワー 
時間:平日の午後4:30以降、ただし、(月)と(木)は会議のため不在の可能性あり。
場所:B棟5階 薬品分析化学研究室
成績評価法
定期試験、授業への出席状況、小テストなどを総合的に判断して評価する。
教科書
書名 著者名 出版社名
『パートナー分析化学 I 』 齊藤 寛 他 南江堂
参考書
書名 著者名 出版社名
『NEW薬学分析化学』 萩中 淳、田邊信三(編) 廣川書店
授業計画
項目 授業内容
1 分析化学概論(1) 分析化学の用語について説明できる
国際単位、濃度の表記について説明できる
2 分析化学概論(2) 有効数字、誤差、分析法のバリデーションについて説明できる
3 分析化学概論(3) 溶媒の種類について説明できる
イオン強度と活量の関係を説明できる
4 酸塩基平衡(1) 酸と塩基の定義について説明できる
酸の強さ、塩基の強さについて説明できる
5 酸塩基平衡(2) 強酸、強塩基の水溶液のpHを計算できる
6 酸塩基平衡(3) 弱酸、弱塩基の水溶液のpHを計算できる
7 酸塩基平衡(4) 塩の水溶液のpHが計算できる
緩衝液について説明できる
8 沈殿生成平衡(1) 沈殿生成平衡と溶解度積について説明できる
9 沈殿生成平衡(2) 溶解度積を用いた計算ができる
10 酸化還元平衡(1) 標準電極電位、電池の起電力について説明できる
電極反応のネルンスト式を書くことができる
11 酸化還元平衡(2) ネルンスト式を用いて電極電位を計算することができる
12 錯生成平衡(1) 錯生成平衡と安定度定数について説明できる
13 錯生成平衡(2) 錯生成に影響する要因について説明できる
▲PAGE TOP

分析化学実習  [Practice in Analytical Chemistry]

開講情報
2年次 前期 1単位 必修(☆印は担当代表者)
担当教員
☆ 教授 三野 芳紀 講師 齊藤 睦弘 講師 佐藤 卓史
備考
授業の目的と概要
 「分析化学実習」では、容量分析法や機器分析法により医薬品の定量分析を行う。定量分析で用いる器具や機器の使用法を体得するとともに、定量原理についての理解を深めることも目指して実習する。
●一般目標(GIO)
 本実習では、化学物質をその性質に基づいて分析できるようになるために、物質の定性、定量などに必要な知識と技能を修得することを目的とする。
授業の方法
各実習項目の内容と操作上の注意点について説明した後、数名ずつのグループに分かれて実習を行う。
●準備学習や授業に対する心構え
実習テキストを予め読んで予習してくること。
実習のはじめに行う実習講義は集中して聴くこと。
レポートは早めに書き、必ず期限内に提出すること。
●オフィス・アワー 
時間:不在のとき以外は随時
場所:B棟4階 生体分析化学第2研究室
成績評価法
レポート(40%)、筆記試験(40%)、および平常点(20%)とする。
教科書
書名 著者名 出版社名
実習テキスト
参考書
書名 著者名 出版社名
『実験の手引き』 (大阪薬科大学)
授業計画
項目 授業内容
1 実習講義 実習内容の概略を説明できる
2 器具点検と試液調製 実験に用いる器具の名称とその正しい使い方を説明できる実験に用いる試液を調製できる
3 酸塩基滴定 中和滴定の原理、操作法および応用例を説明できる
日本薬局方収載の代表的な医薬品の容量分析を実施できる
4 酸化還元滴定 酸化還元滴定の原理、操作法および応用例を説明できる
日本薬局方収載の代表的な医薬品の容量分析を実施できる
5 紫外可視吸光分析(1) 紫外可視吸光度測定法の原理を説明し、測定を実施できる
6 紫外可視吸光分析(2)、蛍光分析 紫外可視吸光度測定法の原理を説明し、測定を実施できる蛍光光度法の原理を説明し、測定を実施できる
7 高速液体クロマトグラフィー(1) クロマトグラフィーの種類を列挙し、それぞれの分離機構を説明できる
液体クロマトグラフィーを用いて代表的な化学物質を分析できる
8 高速液体クロマトグラフィー(2) 液体クロマトグラフィーを用いて代表的な化学物質を分析できる
代表的な生体試料について、目的に即した前処理と適切な取り扱いができる
▲PAGE TOP

放射化学  [Radiochemistry]

開講情報
2年次 後期 1単位 必修
担当教員
准教授 大桃 善朗    
備考
授業の目的と概要
 放射性同位元素(ラジオアイソトープ)および放射線は、現代医療において繁用されており、病気の的確かつ早期の診断や、治療効果の判定、癌の治療等に不可欠である。また、薬学をはじめ様々な分野の研究においても、利用されている。そこで、ラジオアイソトープおよび放射線について正しく理解することが重要である。
●一般目標(GIO)
 「放射化学」では、医療分野において必要なラジオアイソトープおよび放射線に関する基礎知識の習得を目標とする。
授業の方法
教科書、資料等を用いて講述し、さらに、薬剤師国家試験問題演習および解説を行う。
●準備学習や授業に対する心構え
講義内容を正しく理解するために、毎回きちんと出席し、ノートをとりながら集中して受講すること。また、予習、復習など不断の努力が肝要である。
●オフィス・アワー
時間:講義、会議などで不在以外の場合は随時
場所:B棟2階 生体機能診断学研究室。
成績評価法
定期試験、授業への出席状況、レポート、および小テスト等をもとに総合的に判断して評価する。
教科書
書名 著者名 出版社名
『NEW放射化学・放射薬品学』 佐治英郎、関 興一 (編) 廣川書店
授業計画
項目 授業内容
1 放射能と放射線 放射能と放射線の発見・利用の歴史、原子・原子核と放射能、放射線の種類について説明できる。
2 放射性壊変 アルファ壊変、ベータ壊変、ガンマ線放出について説明できる。
3 放射平衡 永続平衡、過渡平衡、ミルキングについて説明できる。
4 放射線と物質との相互作用 α線の作用、β−線の作用、β+線の作用について説明できる。
5 放射線と物質との相互作用 γ線の作用、光電効果、コンプトン散乱、電子対生成について説明できる。
6 単位 放射能・放射線に関する単位について説明できる。
7 放射線の測定 電離作用を利用した放射線の測定法について説明できる。
8 放射線の測定 励起作用を利用した放射線の測定法について説明できる。
9 放射線の測定 その他の放射線測定法について説明できる。
10 測定値の取扱い方 自然計数、計数効率、計数値の統計的取扱いについて説明できる。
11 原子核反応 天然放射性同位元素、人工放射性同位元素、放射性同位元素の製造について説明できる。
12 薬学領域における放射性同位元素の利用 トレーサ法、同位体希釈法、放射化分析について説明できる。
13 薬学領域における放射性同位元素の利用 ラジオアッセイ、オートラジオグラフィー、その他の利用法について説明できる。
▲PAGE TOP

免疫学  [Immunology]

開講情報
3年次 前期 1単位 必修
担当教員
非常勤講師 武内 徹    
備考
授業の目的と概要
 免疫反応は自己成分と非自己成分とを認識して働く生体防御機構である。免疫反応にかかわる組織・細胞・分子、自己と非自己の認識機構、免疫応答の機構を学ぶことは、免疫反応を理解するだけでなく感染症、アレルギー、自己免疫疾患、腫瘍、臓器移植、妊娠・出産など生体に起こりうる生理的あるいは病的状態を理解する上で重要であり、さらにこれら制御する薬剤の開発において重要な基礎知識の一つである。
●一般目標(GIO)
 ヒト免疫反応を組織、細胞、分子レベルで理解し、これに基づく生体の異常を理解するために、免疫系および代表的な免疫関連疾患とその治療について基礎的知識を修得する。
授業の方法
スライドを用い講義を行い、授業の最後に講義内容が修得できたかを小テストで確認する。
●準備学習や授業に対する心構え
試験直前の勉強のみでは対処できないので、普段より目的意識を持って授業に積極的に参加することが望ましい。理解が足らない点は随時質問することが望ましい。
●オフィス・アワー 
授業終了後に講師室;メールによる質問
成績評価法
小テスト、定期試験等の筆記試験
教科書
書名 著者名 出版社名
『薬系 免疫学』 植田 正、前仲勝実  (編集) 南江堂
参考書
書名 著者名 出版社名
『基礎免疫学』 松島綱治、山田幸宏  (訳) エルゼビア・ジャパン
『免疫学最新イラストレイテッド』 小安重夫 (編集) 羊土社
『免疫学イラストマップ』 烏山 一  (編集) 羊土社
授業計画
項目 授業内容
1 免疫学概論 免疫に関与する組織・細胞を列挙し、その役割を説明できる。
2 抗原と抗体 抗原および抗体分子の種類・構造・役割を説明できる。
3 補体 補体の活性化経路と機能について説明できる。
4 自然免疫 自然免疫の特徴を理解し、食細胞が自然免疫で果たす役割を説明できる。
5 抗原提示 主要組織適合抗原複合体の構造と機能および抗原提示経路での役割について説明できる。
6 細胞性免疫 T細胞による抗原の認識および細胞性免疫について説明し、T細胞受容体の多様性を生み出す機構(遺伝子再構成)を概説できる。
7 液性免疫 液性免疫と免疫反応における細胞間ネットワークについて説明し、抗体分子の遺伝子再構成を概説できる。
8 サイトカイン 免疫にかかわる主なサイトカインとケモカインを挙げ、その作用を説明できる。
9 リンパ球の分化と成熟 免疫反応の特徴とクローン選択説を説明できる。
10 過敏症 アレルギーについて分類し、関与する細胞および反応機構を説明できる。
11 腫瘍と移植 腫瘍排除・臓器移植に関与する免疫反応について説明できる。
12 自己免疫疾患 代表的な自己免疫疾患を挙げ、その特徴・治療について説明できる。
13 免疫不全症 代表的な免疫不全症候群を挙げ、その特徴と成因について説明できる。
14 免疫と医薬品 免疫応答を調節する主な薬剤を挙げ、その特徴について説明できる。
▲PAGE TOP

薬科学卒業演習  [Exercises of Pharmaceutical Sciences]

開講情報
4年次 後期 薬科学科:0.5単位 必修
担当教員
教授 石田 寿昌    
備考
授業の目的と概要
 大学院薬科学研究科修士課程進学を前提とした卒業演習を行う。修士課程での研究テーマについて、その予備段階として本演習を位置づけ、まず、研究テーマの学術的意義・重要性、世界での研究進展状況について学ぶ。ついで、本演習を有意義なものとするため、教員・修士課程学生の指導のもと、具体的な研究課題について実験を行い、その結果をまとめ、効果的なプレゼンテーションの作成と質疑応答のためのテクニックを演習形式を通して養う。
●一般目標(GIO)
 研究成果を整理して発表できるようになるために、プレゼンテーションおよび質疑応答の基本的知識、技能、態度を習得する。
●到達目標(SBOs)
1.研究課題に関する内容を時間内で発表できる。
2.研究室のセミナーなどで得られた意見を、統合して発表できる。
3.質問に対して適切に応答できる。
4.他者のプレゼンテーションに対して、優れた点および改良点を指摘できる。
授業の方法
関連論文の読解、実験を含む演習形式で行う。
成績評価法
実験態度、研究発表、質疑応答などから総合的に評価する。
授業計画
項目 授業内容
1 研究課題の理解 関連論文の読解
2 実験予備 課題研究を行うための基礎技術の習得
(遺伝子組み換え技術)
3 実験予備 課題研究を行うための基礎技術の習得
(分子間相互作用の測定技術)
4 実験・演習 具体的な研究課題について実験する
5 実験・演習 具体的な研究課題について実験する
6 実験・演習 具体的な研究課題について実験する
7 実験・演習 具体的な研究課題について実験する
8 結果および考察 研究成果についての学術的意義を考察する
9 結果のまとめ 研究成果をまとめる
10 プレゼンテーション 研究成果を発表する
11 報告 研究結果を論文形式でまとめる
▲PAGE TOP

薬学/医学概論  [Introduction to pharmaceutical sciences and general clinical medicine]

開講情報
1年次 前期 0.5単位 必修(☆印は担当代表者)
担当教員
☆ 学長 千熊 正彦 教授 田中 一彦 教授 松村 人志
准教授 恩田 光子    
備考
授業の目的と概要
  本講義は、「薬学教育モデル・コアカリキュラム」における「A 全学年を通して:ヒューマニズムについて学ぶ」および「B イントロダクション」に対応する。授業の目的は、講義全般を通じて、国民の健康を守るうえでの医学・薬学の役割を理解することである。
【薬学概論】:日本薬学会から発行されている冊子を用いて、これからの薬学を学ぼうとする学生へ、21世紀の“薬学”について概説する。併せて、薬学の歴史と共に歩んできた大阪薬科大学の歴史と教育目標を紹介する。また、代表的制癌剤を取り上げ、「薬」とは何かを多角的な切り口から考える。(担当:千熊)。
さらに、薬剤師として社会で活躍する諸君の将来像を展望するために、それぞれの立場で豊富な経験のある専門家からの講義を聞く。
「医療人としての薬剤師の現状と使命」(担当:外来講師)。
「化合物が薬になるまでの開発の流れ」(担当:外来講師)。
「薬と社会のかかわり:薬を管理する」(担当:恩田)。
【医学概論】: 薬学教育において、病棟活動における服薬指導などを遂行できうる高度な職能を付加するために、医療現場に即した知識の“広がり”と“充実”を図らなければならない。その一環として、早期における医療薬学導入教育として位置づける講義を行う。(担当:田中一彦、松村人志)
●一般目標(GIO)
  医療人あるいは薬の専門家として必要な基本姿勢を身につけるために、医療、社会における薬学の役割、薬剤師の使命を知り、どのように薬学が発展してきたかを理解する。
●到達目標(SBOs)
1.薬学の歴史的流れと医療において薬学が果たしてきた役割を概説できる。
2.本学の歴史および教育目標を概説できる。
3.薬剤師の活動分野(医療機関、製薬企業、衛生行政など)について概説できる。
4. 医療の担い手としてのこころ構えを説明できる。
5.薬剤師と共に働く医療チームの職種を挙げ、その仕事を概説できる。
6.医薬品の適正使用における薬剤師の役割について概説できる。
7.医薬品の創製における薬剤師の役割について概説できる。
8.疾病の予防および健康管理における薬剤師の役割について概説できる。
9.薬の発見の歴史を具体例を挙げて概説できる。
10.化学物質が医薬品として治療に使用されるまでの流れを概説できる。
11.「薬とは何か」を概説できる。
12.麻薬、大麻、覚せい剤などを乱用することによる健康への影響を概説できる。
13.一般用医薬品と医療用医薬品の違いを概説できる。
14.種々の剤形とその使いかたについて概説できる。
15.薬剤師に関わる法令について概説できる。
16.医療と薬剤師のかかわりについて考えを述べることができる。
授業の方法
複数の講師により、教科書にとらわれることなく、ビデオ、スライドや資料などを用いて、講義をすすめる。
●準備学習や授業に対する心構え
常に授業中に理解し、考えるよう心掛ける。
●オフィス・アワー 
16:30-17:30各担当研究室に来て下さい(会議などで留守をしていることがあります)。
成績評価法
講義への出席と課題レポート(薬学概論)
小テストの結果に、講義への出席を加味する。(医学概論)
教科書
書名 著者名 出版社名
『薬学としごと』 日本薬学会
『これから薬学をはじめるあなたに』 日本薬学会
参考書
書名 著者名 出版社名
『新・薬学概論』 廣部雅昭・山崎幹夫 廣川書店
『くすりの発明・発見史』 岡部 進 南山堂
授業計画
項目 授業内容
1 薬学とは何か 薬学の歴史的流れと医療において薬学が果たしてきた役割を概説できる。
本学の歴史および教育目標を概説できる。
薬剤師の活動分野(医療機関、製薬企業、衛生行政など)について概説できる。
2 くすりを創る 医薬品の創製における薬剤師の役割について概説できる。化学物質が医薬品として治療に使用されるまでの流れを概説できる。
「薬とは何か」を概説できる。
薬、医療、社会の関わりについて概説できる。
3 薬を管理する 「薬を管理する」とはどういうことか、法体系に沿って概説できる。
医薬品の開発から流通までの流れを理解する。
地域住民の健康の保持・増進への薬剤師の関わりを考える。
4 薬を使う 患者さんに薬が渡るまでを概説できる。
医薬品の適正使用における薬剤師の役割について概説できる。
一般用医薬品と医療用医薬品の違いを概説できる。
種々の剤形とその使い方について概説できる。
疾病の予防及び健康管理における薬剤師の役割について概説できる。
5 身体を知る(その1) 基準値の重要性;基準値を覚え、その病態を推測することができる。
基準値・病態と医薬品との関わりを理解する。
6 身体を知る(その2) 症候の重要性;バイタルサインと症候の重要性とその生じる原因を考えることができる。
症候・原因と医薬品との関わりを理解する。
7 身体を知る(その3) 診断の重要性;どの様にして診断され、医薬品が使われ、医療における薬剤師の関わりについて考えることができる。診断と医薬品との関わりを理解する。
▲PAGE TOP

薬学英語1  [Technical English 1]

開講情報
4年次 前期 薬科学科:1.5単位 必修
担当教員
備考 薬学科名称:「薬学英語」
授業の目的と概要
・授業は5クラスを開講する。
・第1回目は授業内容を紹介(登録)する機会とする。
・第2回目から、本格的に授業を開始する。
●一般目標(GIO)
 薬学研究や薬剤師業務などにおいて、英語を言語とした各種専門的媒体からの情報収集、成果の公表、およびオーラルコミュニケーションなどで必要とされる専門的な英語力を身につけるために、薬学英語の基本知識と技能を修得する。 
●到達目標(SBOs)
・ 薬学関連分野でよく用いられる英単語を正確に記述できる。
・ 薬学関連分野の英語論文の内容を理解し説明できる
・ 英語で論文を書くために必要な基本構文を使用できる。
・ 薬の合成法や化学的性質などの基礎的情報を英文で収集し、内容を日本語で記述することが出来る。
・ 平易な英語を用いて研究成果の公表や、医療の現場での基本的な会話を英語で行うことが出来る。
クラス分けの決定
・本講義は、専門薬学系と総合薬学系の教員6名で行う。
・授業の概要、方法、成績評価法、教科書、参考書等については第1回目の講義で説明する。
・学生はシラバスと第1回目の講義を参考に、希望する講義を選択する。ただし、選択人数に偏りが生じた場合には、教務部が調整を行う。
担当者一覧
Aクラス Bクラス
友尾 幸司   佐久間 覚   
藤井  忍  和田 俊一    
大喜多 守
友尾 幸司   佐久間 覚   
藤井  忍  和田 俊一   
大喜多 守
薬学英語1 開講クラス一覧(クラス)
担当者 テキスト・内容紹介
准教授 友尾 幸司 ●授業の目的と概要
 化学・薬学英語の基本的な事柄から専門学術論文の講読まで、様々な観点から取り組むことにより、薬学英語に慣れ親しむことを目的とする。 
●授業の方法
 受講者自ら練習問題に取り組み解答をしてもらうとともに、解説を行う。
●準備学習や授業に対する心構え
 講義内容を充分修得するために、復習を欠かさず行うこと。 
●成績評価法
 出席、授業中の態度、レポート、試験などにより総合的に評価する。
●教科書
 教科書は指定せず、プリントを配布します。
准教授 佐久間 覚 ●授業の目的と概要
 薬学の専門領域を学習する上で必要となる専門英語の読解力(英文の内容を読み取る力)を身に付けることを主な目標としています。
●授業の方法
 健康や環境問題をテーマとした英文著書、英語論文や英文記事から薬学生が知っておくべき内容や、社会的に話題となっているトピックスを抜粋し、輪読形式で和訳します。そのなかで専門英語特有の文法や表現を学ぶとともに、それぞれの内容を理解していきます。他に、薬学英語に特有の語句、専門用語を纏めた教材を用いて広範囲の科学記事を読み、科学論文を書く基礎を養います。
●準備学習や授業に対する心構え
 毎回の授業ごとに紹介する薬学英語に特有の語句、専門用語は次回の授業までに記憶しておくこと。さらに、事前に配布するプリントは必ず日本語訳し、発表できるように備えておくこと。これらを継続していくためには、一週間に3時間程度の自習時間を要する。また、課題レポートとして、学習者自らが学術論文を検索し、その内容を要約するために、講義期間中に6時間程度の学習時間を要する。
●成績評価法
 定期的に行う単語テスト(30%)、最終授業で行うまとめテスト(10%)、出席回数(30%)、積極性(発表回数と内容で評価し、10%)および課題レポート(20%)で評価する。
●教科書
 教科書は指定しない。授業は配布するプリントを用いて行う。参考書は適宜紹介する。
講師 藤井 忍 ●授業の目的と概要
 薬学を中心とした自然科学に関する考えや解釈などを英語で的確に表現できるようになるために、基本的な科学英語の知識と技能の修得を目的とする。具体的には、前半は単位、数式、化学反応などの英語表現が理解出来るようにテキストやCDを用いて練習する。後半は生物科学に関連した論文や記事を読み、専門英語に慣れると共に、自分の興味のある論文を見つけて読む練習を行う。
●授業の方法
 演習形式で行う。センテンス毎に英文を読み、日本語訳を発表してもらう。また同時に、CDを聞いて発音の確認をしてもらう。
●準備学習や授業に対する心構え
 予習していることを前提として授業を行う。従って、授業範囲内の不明な単語を事前に調べ、CDを聞いて来ることで授業に備える。
●成績評価法
 出席、授業中の態度、レポート、試験などにより総合的に評価する。
●教科書
 『総合科学英語[A]』 (A.F.W. Foong 著) イメックスジャパン
●参考書
 『実務文章で学ぶ薬学英語』 (野口ジュディー著) アルク
 『薬学英語1』(日本薬学英語研究会著) 成美堂
講師 和田 俊一 ●授業の目的と概要
 これまで学習してきた薬学の知識をもとに、薬学関連の英文を題材として、単に英語を和訳するのではなく内容を論理的に理解することに重点を置き、薬学英語に馴染むことを目的としています。
 導入として、薬学を中心とした自然科学に必須な単語や語彙を紹介し、それを踏まえ、英語で書かれた有機化学、生物化学等の教科書、ホームページから抜粋した医薬品関連の記事等を題材に授業を行う予定です。
●授業の方法
 演習形式で行います。英文を読んだり、英語の聞き取りなどを行い、毎回の授業で1人1回発表してもらいます。故に、授業への参加をきわめて重視します。
●準備学習や授業に対する心構え
 この授業は「薬学英語」の導入であり、さらに上達するには常日頃の努力が必要です。授業の内容だけではなく、広く英語に接することを希望します。
●成績評価法
 発表態度(20%)、小テスト2回(40%×2)の結果により評価します。
●教科書
 特に指定しません。教材は授業時に配布します。
講師 大喜多 守 ●授業の目的と概要
 学術論文は研究成果を公にする最大・最速の情報発信手段であり、全世界共通の言語として英語が用いられている。本講座では、自然科学分野、特に、基礎医学・薬学領域における専門英語の基本的知識と技能を修得することを目的とする。すなわち、日常会話で使用される英単語の語意が科学論文ではどのような表現に変化するのかなど、まずは基礎的な英語表現についての理解を深め、最終的には科学論文の読解力向上を目指す。 
●授業の方法
 主として講義中に配布するプリントに沿って授業を進める。また、より優れた医療技術・新薬に関する研究論文など、最先端な話題についても提供する。
●準備学習や授業に対する心構え
 基礎医学・薬学領域で用いられる英単語は、非常に覚えにくい面もあるが、常日頃の努力によって習得できるものである。したがって、講義だけでなく、様々な機会を通じて能動的に学習していくことが大切であると思われる。
●成績評価法
 出席、小テスト、授業参加態度などを複合して評価する。
●教科書
 プリントを使用する。
▲PAGE TOP

薬学英語2  [Technical English 2]

開講情報
4年次 後期 薬科学科:1.5単位 必修
担当教員
非常勤講師 東井 孝之    
備考
授業の目的と概要
 薬学専門分野における研究・開発活動に必須となる情報収集力を身につける上で、関連領域における実用的な英語力の養成は必要不可欠と考えられることから、本講義を通してその体得に向けたサポートを行う。
⇒ 有機化学系、物理化学系、生物系、臨床薬学系にわたる演習問題および種々病態・臨床症例等に関する英文読解を通して、科学研究論文を迅速かつ的確に把握できる読解力養成と共に、医療現場における基本用語の習熟度アップを目指す。
●一般目標(GIO)
 医学・薬学関連文献の内容を的確に把握し、そのポイントを概括説明できる。
●到達目標(SBOs)
1)医学・薬学関連分野の欧文研究論文のポイントを的確に把握できる読解力の向上。 
2)医療現場における簡単な英会話表現力を文例を通して習熟。
3)薬学英語における基本用語、用例および略語(医療関連)の習得。
授業の方法
1) テキスト中の薬学関連分野における種々英文演習問題に対する読解力をチエックすると共に、それらの英文構成はじめ内容把握に必須と考えられる各専門英語の概念等々について解説する。
2) 予め準備する配布プリントを用い、種々病態・臨床症例に対する英文読解力をチエックすると共に、その読解ポイントについて解説する。
3) 毎回、授業の始めに短時間、前回講義で勉強した基本用語、用例および略語についての習得度確認のため英会話形式での質疑応答を励行する。
●準備学習や授業に対する心構え
学習事項の復習および予め知らせる授業範囲や配布プリントについて、十分予習した上での受講を習慣づけること。
成績評価法
出席度、積極的受講態度、最終試験の結果等を総合的に判断の上、評価する。
教科書
書名 著者名 出版社名
『わかりやすい薬学英語』 伊藤智夫 他 廣川書店
『薬学英語基本用語用例集』 瀬谷幸男 他 南雲堂フェニックス
参考書
書名 著者名 出版社名
『ステッドマン略語辞典』
授業計画
項目 授業内容
1 ・[オリエンテーション] 
・[演習問題に対する読解力とポイント把握力のチエックおよび内容解説] 
生物系 & 臨床薬学系
SBOs = 1, 2, 3
2 ・[演習問題に対する読解力とポイント把握力のチエックおよび内容解説]     
・[基本用語・用例・略語の習得チエックおよび解説]
生物系 & 臨床薬学系
SBOs = 1, 2, 3
3 ・[演習問題に対する読解力とポイント把握力のチエックおよび内容解説]     
・[基本用語・用例・略語の習得チエックおよび解説]
生物系 & 臨床薬学系
SBOs = 1, 2, 3
4 ・[演習問題に対する読解力とポイント把握力のチエックおよび内容解説]     
・[基本用語・用例・略語の習得チエックおよび解説]
生物系 & 臨床薬学系
SBOs = 1, 2, 3
5 ・[配布プリントを用いて各種病態・症例の英文読解力チエックおよび内容解説] 
・[基本用語・用例・略語の習得チエックおよび解説]
臨床薬学
SBOs = 1, 2, 3
6 ・[配布プリントを用いて各種病態・症例の英文読解力チエックおよび内容解説] 
・[基本用語・用例・略語の習得チエックおよび解説]
臨床薬学
SBOs = 1, 2, 3
7 ・[配布プリントを用いて各種病態・症例の英文読解力チエックおよび内容解説] 
・[基本用語・用例・略語の習得チエックおよび解説]
臨床薬学
SBOs = 1, 2, 3
8 ・[配布プリントを用いて各種病態・症例の英文読解力チエックおよび内容解説] 
・[基本用語・用例・略語の習得チエックおよび解説]
臨床薬学
SBOs = 1, 2, 3
9 ・[演習問題に対する読解力とポイント把握力のチエックおよび内容解説] 
・[基本用語・用例・略語の習得チエックおよび解説]
有機化学系 & 物理化学系
SBOs = 1, 2, 3
10 ・[演習問題に対する読解力とポイント把握力のチエックおよび内容解説] 
・[基本用語・用例・略語の習得チエックおよび解説]
有機化学系 & 物理化学系
SBOs = 1, 2, 3
11 ・[演習問題に対する読解力とポイント把握力のチエックおよび内容解説] 
・[基本用語・用例・略語の習得チエックおよび解説]
有機化学系 & 物理化学系
SBOs = 1, 2, 3
12 ・[著明Journal誌掲載の欧文研究論文に対する読解力とポイント把握力のチエックおよび内容解説]
・[基本用語・用例・略語の習得チエックおよび解説]
科学研究論文
SBOs = 1, 2, 3
13 ・[著明Journal誌掲載の欧文研究論文に対する読解力とポイント把握力のチエックおよび内容解説]
・[基本用語・用例・略語の習得チエックおよび解説]
科学研究論文
SBOs = 1, 2, 3
▲PAGE TOP

薬剤学実習  [Practice in Pharmaceutics]

開講情報
4年次 前期 薬学科:1単位 必修・薬科学科:1単位 必修(☆印は担当代表者)
担当教員
☆ 教授 掛見 正郎 講師 岩永 一範 講師 宮崎 誠
備考
授業の目的と概要
 化学合成技術を駆使し、あるいは様々な医薬資源から医薬品候補化合物は探索されるが、疾病に対して有効な薬理作用を有し、安全性の高い化合物が探索されたとしても、これだけでは「新しい医薬品」にはならない。すなわち次のステップとして、(1)薬物自体の生体内動態を解析し、(2)最適な投与計画を設定すると同時に、(3)最適な製剤設計、(4)効率的な製剤製造法の開発、(5)保存時における有効性及び安全性の確認(品質管理)が必要である。この全体の流れには生物薬剤学、臨床薬剤学、薬品工学、製剤学、そして製剤の品質管理として日本薬局方(日局15)が含まれる。「薬剤学実習」では、最も基礎的な実験を通して、これら全体の流れを理解させる。
●一般目標(GIO)
(1)医薬品の作用する過程を理解するために、代表的な薬物の作用、作用機序、および体内での運命に関する基本的知識と態度を修得し、それらを応用する基本的技能を身につける。
(2)作用部位に達した薬物の量と作用により薬効が決まることを理解するために、薬物の生体内における動きと作用に関する基本的知識、技能、態度を修得する。
(3)薬物の生体内運命を理解するために、吸収、分布、代謝、排泄の過程に関する基本的知識とそれらを解析するための基本的技能を修得する。
(4)薬効や副作用を体内の薬物動態から定量的に理解できるようになるために、薬物動態の理論的解析に関する基本的知識と技能を修得する。
(5)個々の患者に応じた投与計画を立案できるようになるために、薬物治療の個別化に関する基本的知識と技能を修得する。
(6)薬物と製剤材料の性質を理解し、応用するために、それらの物性に関する基本的知識、および取扱いに関する基本的技能を修得する。
(7)医薬品の用途に応じた適切な剤形を調製するために、製剤の種類、有効性、安全性、品質などに関する基本的知識と、調製を行う際の基本的技能を修得する。
(8)医薬品開発、薬剤疫学、薬剤経済学などの領域において、データ解析、および評価に必要な統計学の基本的知識と技能を修得する。
●到達目標(SBOs)
【薬の運命】
1)薬物の体内動態と薬効発現の関わりについて説明できる。
2)薬物の代表的な投与方法(剤形、投与経路)を列挙し、その意義を説明できる。
3)薬物の生体内分布における循環系の重要性を説明できる。
4)生体内の薬物の主要な排泄経路を、例を挙げて説明できる。
【動物実験】
1)動物実験における倫理について配慮する。(態度)
2)代表的な実験動物を適正に取り扱うことができる。(技能)
3)実験動物での代表的な薬物投与法を実施できる。(技能)
【分布】
1)薬物の体液中での存在状態(血漿タンパク結合など)を組織への移行と関連づけて説明できる。
2)薬物分布の変動要因(血流量、タンパク結合性、分布容積など)について説明
3)代表的な薬物のタンパク結合能を測定できる。(技能)
【排泄】
1)腎における排泄機構について説明できる。
2)腎クリアランスについて説明できる。
【相互作用】
1)薬物動態に起因する相互作用の代表的な例を挙げ、回避のための方法を説明できる。
【薬動学】
1)薬物動態に関わる代表的なパラメーターを列挙し、概説できる。
2)薬物の生物学的利用能の意味とその計算法を説明できる。
3)線形2-コンパートメントモデルを説明し、これに基づいた計算ができる。(知識・技能)
4)生物学的半減期を説明し、計算できる。(知識・技能)
5)全身クリアランスについて説明し、計算できる。(知識・技能)
6)モデルによらない薬物動態の解析法を列挙し説明できる。
7)薬物の肝および腎クリアランスの計算ができる。(技能)
【TDM (Therapeutic Drug Monitoring)】
1)治療的薬物モニタリング(TDM)の意義を説明できる。
2)TDMが必要とされる代表的な薬物を列挙できる。
3)薬物血中濃度の代表的な測定法を実施できる。(技能)
4)至適血中濃度を維持するための投与計画について、薬動学的パラメーターを用いて説明できる。
5)代表的な薬物についてモデルデータから投与計画をシミュレートできる。(技能)
【投与計画】
1)患者固有の薬動学的パラメーターを用いて投与設計ができる。(知識・技能)
2)ポピュレーションファーマコキネティクスの概念と応用について概説できる。
3)薬動力学的パラメーターを用いて投与設計ができる。(知識・技能)
【製剤化】
1)製剤化の単位操作および汎用される製剤機械について説明できる。
2)単位操作を組み合わせて代表的製剤を調製できる。(技能)
【製剤試験法】
1)日本薬局方の製剤に関連する試験法を列挙できる。
2)日本薬局方の製剤に関連する代表的な試験法を実施し、品質管理に適用できる。(技能)
【生物統計の基礎】
1)主な二群間の平均値の差の検定法(t-検定、Mann-Whitney U 検定)について、適用できるデータの特性を説明し、実施できる。(知識・技能)
2)χ2 検定の適用できるデータの特性を説明し、実施できる。(知識・技能)
3)最小二乗法による直線回帰を説明でき、回帰係数の有意性を検定できる。(知識・技能)
4)主な多重比較検定法(分散分析、Dunnett 検定、Tukey 検定など)の概要を説明できる。
授業の方法
12班構成、項目2〜4と5〜7の順番は班によって入れ替わる。レポート提出は個人単位とする。
●準備学習や授業に対する心構え

●オフィス・アワー 
随時
成績評価法
実習への出席状態、レポートの提出状況を総合的に評価する。また実習試験を行うことがある。
教科書
書名 著者名 出版社名
実習テキスト
参考書
書名 著者名 出版社名
『第15改正日本薬局方解説書』 日本公定書協会 廣川書店
『広義薬物動態学』 掛見正郎 京都廣川書店
『わかりやすいい物理薬剤学』(第4版) 辻 彰 (編) 廣川書店
授業計画
項目 授業内容
1 実習講義
2 薬物の血漿中濃度とその解析1 フェノールレッドの血中濃度の測定 項目2〜3は、薬物動態学的概念と解析方法に関する理解を助けることを目的とする。従来の血中PR濃度測定1日目の内容(PR単独、プロベネシド併用)とほぼ同等の予定。ただし、投与・採血はスタッフがラット2匹について実施し、定量(プレートリーダー使用)のみを各班で実施。各班は検量線作成と血中濃度の算出までを行う。
3 薬物の血漿中濃度とその解析2 グラフ法とコンピュータによるコンパートメントモデル解析 前日の血中PR濃度についてグラフ法による解析と、その結果を初期値として非線形最小二乗法によるあてはめ解析を行う。得られた薬物動態学的パラメータ値について、統計学的な検定を行うことで、プロベネシド併用がPRの体内動態に与える影響を統計学的および生物学的視点から考察する。
4 母集団薬物動態解析とベイズ推定による投与計画の設計 母集団薬物動態解析の概念と薬物速度論を根拠にした投与計画立案の手法について理解を助けることを目的とする。75例の糖尿病患者における血中薬物濃度データについて、NONMEMを使って患者体重、性別、人種を考慮したポピュレーションPK解析を行い、母集団パラメータの算出を行う。また、ベイズ推定による投与計画を立案する。
5 薬物のタンパク結合測定 数種の薬物について、限外ろ過法によるタンパク結合率の測定を行い、その測定結果をスキャッチャードプロット法等により解析し、タンパク結合に関する種々のパラメータを算出し考察を行う。これらを通して、タンパク結合測定の意義やその原理、測定方法、病態時(タンパク濃度の低下等)における薬物のタンパク結合率の変動やタンパク結合における薬物間相互作用に関しての知識、技能を身につける。
6 製剤学試験 顆粒剤および錠剤を製造する。顆粒剤は湿式押出造粒法を用いる。錠剤の製造には「セミ直打法」および「顆粒圧縮法」を用い、ともに打錠機で製造する。製造した顆粒剤および錠剤は、次の「局方試験」に供する。
これらを通して顆粒剤、錠剤の製法に関する知識と技能を身につける。
7 薬局方試験 日本薬局方一般試験法 (1)粉体物性試験法:「かさ密度」、「タップ密度」、[安息角」、 (2)製剤に関連する試験法:「製剤均一性試験」、顆粒剤の「粒度」、[含水率」、錠剤、カプセル剤の「溶出試験」、「崩壊試験」、錠剤の「摩損度」、「硬度」に関する試験を行う。
これらを通して、薬局方一般試験法の実施、結果に対する判定方法についての知識、技能を身につける。
8 実習試験・演習
▲PAGE TOP

薬事関連法・制度  [Pharmaceutical Affairs Law and Enforcement Regulations]

開講情報
4年次 前期 薬学科:1.5単位 必修・薬科学科:1.5単位 必修
担当教員
准教授 恩田 光子    
備考
授業の目的と概要
薬剤師の倫理や責任について法的な側面から理解する。
薬剤師法や薬事法をはじめとする各種薬事関係法規の体系及び内容を理解する。
薬剤師の業務遂行に必要な関連法規の内容を修得する。
医療の基本法である医療法、その他医事関係法規について理解する。
●一般目標(GIO)
患者の権利を考慮し、責任をもって医療に参画できるようになるために、薬事法、薬剤師法などの医療および薬事関係法規、制度の精神とその施行に関する基本的知識を修得し、それらを遵守する態度を身につける。
授業の方法
テキストと適時配付するプリントに沿った講義を中心とし、国家試験対策を視野に入れた問題演習を行うことによって知識の整理を行う。
●準備学習や授業に対する心構え
網羅すべき範囲に比べ、講義時間が限られているため、講義中に十分説明できなかった部分や確認しておくよう指示した事項については、教科書や資料を用いて自習に努めること。
●オフィス・アワー 
随時(B棟3階 臨床実践薬学第二研究室)
成績評価法
定期試験80%、平常点20%(出席状況および毎回の講義終了時に行う確認テスト)に基づいて評価する。
教科書
書名 著者名 出版社名
『薬事法規・制度マニュアル(最新版)』 恩田光子 他 南山堂
『薬事衛生六法(学生版:最新版)』 薬事日報社
参考書
書名 著者名 出版社名
『わかりやすい薬事関係法規・制度』 恩田光子 他 廣川書店
授業計画
項目 授業内容
1 法・倫理・責任 @薬剤師の医療の担い手としての倫理的責任
A薬剤師に関連する法令の構成
B製造物責任法
C個人情報の保護に関する法律
2 薬剤師法
任務、免許、調剤業務に関する諸規定、罰則
3 薬事法(1)
法の目的、規制体系、規制対象物の定義等
4 薬事法(2) 薬局、医薬品販売業、医療機器販売業等に関する規定等
5 薬事法(3) 製造業・製造販売業等に関する規定
6 薬事法(4) 承認・再審査・再評価等に関する規定
7 薬事法(5) 品質基準、毒薬劇薬・表示、添付文書、広告等に関する規定
8 薬事法(6) 監督、雑則、刑罰等に関する規定
9 麻薬等の取締法(1) 麻薬及び向精神薬取締法の概説
10 麻薬等の取締法(2) @覚せい剤取締法の概説
A大麻取締法およびあへん法の概説
11 医療法 薬剤師に関わる医療法、その他医事関係法規の概説
12 毒物劇物取締法 @毒物、劇物、特定毒物の定義
A登録
B取扱責任者
C特定毒物に関する諸規定
D毒劇物の取扱いに関する規定(譲渡、交付、表示、廃棄、回収、運搬、他)
13 医薬品医療機器総合機構法 @副作用被害救済業務
A承認審査・安全対策・立入検査等の業務
▲PAGE TOP

薬品合成化学1  [Synthetic Organic Chemistry 1]

開講情報
3年次 後期 1.5単位 必修
担当教員
教授 春沢 信哉    
備考
授業の目的と概要
 「薬品合成化学1」では、1・3年次で学んだ「有機化学1」〜「有機化学4」を基礎とし、それを発展させることで有機化学が、多くの医薬品合成の場でにいかに応用されているかを解説する。 一方、ここ数年の国家試験問題における有機化学分野の出題傾向を見ると、1・2年次の基礎分野のみならず応用薬学分野に重点が移って来ているのがうかがえる。したがって医薬品の合成を目的とした本授業は国家試験対策科目としても重要である。
●一般目標(GIO)
 入手容易な化合物を出発物質として、医薬品を含む目的化合物へ変換するために、有機合成法の基本的知識を習得する。「薬品合成化学1」では、個々の官能基を導入、変換するために、それらに関する基本的知識を習得する。
授業の方法
別項の授業内容に明記してあるように、各単位反応について解説し、それらがいかに医薬品合成に役立っているかを具体例を示しながら説明し、併せて医薬品の性質を有機化学の立場から解説する。
●準備学習や授業に対する心構え
教科書の中で、薬学生として必要な項目に絞り、授業を行うので復習に重点を置いて勉強する必要がある。試験直前の勉強のみでは対応できないので普段からの努力が必要である。
●オフィス・アワー 
B棟6階有機薬化学研究室で、実習、会議以外は随時来て下さい。
成績評価法
原則的には定期試験の得点で評価するが、そこへ出席および小テスト(時間があれば実施することもある)を加味する。
教科書
書名 著者名 出版社名
『有機薬品製造化学第4版』 栗原拓史、内藤猛章 (編集) 廣川書店
参考書
書名 著者名 出版社名
『エッセンシャル有機合成化学』 井口定男、兼松 兼 (編集) 医歯薬出版
『ヘテロ環化合物の化学』 山中 宏、中川昌子、日野 亨、坂本尚夫 講談社
授業計画
項目 授業内容
1 第1章 酸化 アルデヒドおよびケトンの代表的な合成法について説明できる。
2 第1章 酸化 アルデヒドおよびケトンの代表的な合成法について説明できる。
3 第1章 酸化 カルボン酸誘導体の代表的な合成法について説明できる。
4 第2章 還元 アルコールの代表的な合成法について説明できる。
5 第2章 還元 アルコールの代表的な合成法について説明できる。
6 第2章 還元 代表的な官能基選択的反応を列挙し、その機構と応用例について説明できる。
7 第3章 芳香族化合物の置換反応 芳香族化合物の求電子置換反応の機構を説明できる。
8 第3章 芳香族化合物の置換反応 芳香族化合物の求電子置換反応の反応性および配向性に及ぼす置換基の効果を説明できる。
9 第3章 芳香族化合物の置換反応 芳香族化合物の代表的な求核置換反応について説明できる。
10 第4章 ハロゲン化 有機ハロゲン化合物の代表的な合成法について説明できる。
11 第5章 脱離反応 アルケン,アルキンの代表的な合成法について説明できる。
12 医薬品合成の実際 1 2,3の代表的な医薬品合成について説明できる。
13 医薬品合成の実際 2 2,3の最近の医薬品合成について説明できる。
▲PAGE TOP

薬品合成化学2  [Synthetic Organic Chemistry 2]

開講情報
4年次 前期 薬学科:1.5単位 選択・薬科学科:1.5単位 必修
担当教員
教授 春沢 信哉    
備考
授業の目的と概要
●授業の目的と概要
 3年次後期の「薬品合成化学1」では、酸化、還元反応を中心に官能基変換反応を授業したが、 「薬品合成化学2」では有機医薬品の骨格を形成する炭素‐炭素結合反応を主な授業の対象とし、代表的な縮合反応、付加反応、C-アルキル化、C-アシル化について講義する。
●一般目標(GIO)
 医薬品を含む目的化合物を合成するために、代表的な炭素骨格の構築法などに関する基本的知識を習得する。
授業の方法
●準備学習や授業に対する心構え
内容が1・2年生の有機化学の基礎から医薬品への応用となるので、基礎有機化学及び授業の復習し、普段から勉強すること。
●オフィス・アワー 
B棟6階 有機薬化学研究室に会議、実習等以外では随時来て下さい。
成績評価法
原則的には、定期試験の得点で評価するが、そこへ出席を加味する。
教科書
書名 著者名 出版社名
『有機薬品製造化学第4版』 栗原拓史、内藤猛章(編集) 廣川書店
参考書
書名 著者名 出版社名
『化学系薬学 II. ターゲット分子の合成と生体分子・医薬品の化学』 日本薬学会編 東京化学同人
授業計画
項目 授業内容
1 アルドール縮合および関連反応 代表的な炭素酸のpKaと反応性の関係を説明できる。
2 アルドール縮合および関連反応 代表的な炭素-炭素結合生成反応について概説できる(選択的アルドール縮合)。
3 アルドール縮合および関連反応 代表的な炭素-炭素結合生成反応について概説できる(Knoevenagel, Mannich, Darzen等の反応)。
4 エステル縮合と関連反応 代表的な炭素-炭素結合生成反応について概説できる(Claisen縮合)。
5 エステル縮合と関連反応 代表的な炭素-炭素結合生成反応について概説できる(Dieckmann縮合)。
6 エステル縮合と関連反応 代表的な炭素-炭素結合生成反応について概説できる(Thorpe-Ziegler, Acylion縮合)。
7 付加的縮合 代表的な炭素-炭素結合生成反応について概説できる(Michael反応)。
8 付加的縮合