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人間と文化1a(人間と法)  [Humanities 1a (Human and Law)]

開講情報
1年次 前期 1単位 選択
担当教員
非常勤講師 中村 隆志    
備考
授業の目的と概要
 法は、私たちの生活が円滑に送られるために、また、不当に侵害されないように、様々な社会関係を規律し、紛争を解決する役割が期待されています。つまり、人々の諸権利を保障すべく制定されます。そのように重要で多種多様な法が、私たちの生活に広く深く関わっていますが、その仕組み・働きについては、あまり知られていません。社会科公民分野では、種々の法律がどのように現実の政治・社会問題や日常生活に関わっているのかについては、あまり詳しく学ぶ機会がないように思われます。しかし、私たちが直面する様々な問題に関心をもって考える際に、法について学ぶことには意義があると言えるでしょう。
 本講義では、まず、個々の法律の仕組み・働きについて事例を挙げつつ紹介し、その上で、法が関連する事象をテーマ別に取り上げます。法について一定の知識を身につけることは必要ですが、法律の条文や用語を単に暗記するようなことは求めませんし、それはあまり意味をなしません。法のあり方を知り、あるべき姿を考えること、社会生活における諸問題について法の観点から論じること、これらに対して自分なりに取り組み、他の人と議論するための能力を養うことが目的です。
●一般目標(GIO)
 法と社会の関係、各種法律の役割・機能の基本を理解し、法が関わる問題について自ら考えるための基礎の修得を目標とします。
●到達目標(SBOs)
授業の方法
講義形式で進めます。教科書は特に使用せず、講義内容についてのプリントを配布し、それに沿って講述します。あわせて、必要に応じ板書します。
●準備学習や授業に対する心構え
授業内容について不明な点があれば、随時、積極的に質問し、参考書等で確認するようにして、復習中心で取り組んでください。また、講義に批判的な視点をもって臨むことが大切ですので、疑問に思うことがあれば、そのつど問い尋ねてください。
●オフィス・アワー
授業後、質問を受け付けます。詳細は、初回の授業でお伝えします。
成績評価法
定期試験(論述筆記)8割、平常点(レポートまたは小テスト)2割で評価します。出席点はありません。
教科書
書名 著者名 出版社名
特に指定しません。
参考書
書名 著者名 出版社名
『現代法学入門〔第4版〕』 伊藤正己、加藤 一郎(編) 有斐閣
『法の世界へ〔第4版補訂〕』 池田真朗 他(編) 有斐閣
その他、適宜授業中に紹介します。
授業計画
項目 授業内容
1 導入:法とは何か 社会規範としての法の概念、役割・類型について説明できる。
2 民法(1)総則 民法の全体的な構成・概略、権利の主体や法律行為の種類について説明できる。
3 民法(2)物権、債権 所有権や契約関係の基本的なあり方を説明できる。
4 民法(3)親族、相続 婚姻・親権や財産相続などについて説明できる。
5 刑法(1)総論 犯罪の成立要件および類型、刑罰の目的・種類について説明できる。
6 刑法(2)各論 個別の犯罪の成立要件、犯人の行為・結果・意思などについて説明できる。
7 憲法(1)人権論 憲法の役割、日本国憲法の成立と基本原則、基本的人権の種類・性質・機能を説明できる。
8 憲法(2)機構論 国会・内閣・裁判所の組織と権能、それらの相互関係を説明できる。
9 政治過程における法(1) 法案の成立過程について説明できる。
10 政治過程における法(2) 選挙や行政、地方自治に関する法律について説明できる。
11 生命・環境倫理と法 医療行為や環境保護における倫理問題に関して法の観点から説明できる。
12 裁判制度 裁判の種類や仕組み、裁判員制度について説明できる。
13 まとめ これまでの授業内容の整理・補足、質疑応答。
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人間と文化1b(人間と心理)  [Humanities 1b (Human and Psychology)]

開講情報
1年次 前期 1単位 選択
担当教員
非常勤講師 戸田 有一    
備考
授業の目的と概要
 学びや人間関係にかかわる心理学の基本的な考え方にふれ、大学入学以前の暗黙の心理理論を自覚・検討する機会とする。前半は、「学び」「性格」「恋愛」などの大学生活に関連することがらについて心理学の知見から考える。「俗信」「キレ」「発達」「いじめ」などのことがらも、現代的な問題意識で考える。後半は、カウンセリングやピア・サポートに関する基本的な知識を学び、心理学と薬理学の関連についても考える。
●一般目標(GIO)
1.心理学の基本的な考え方・用語・方法論・理論等について理解する。
2.カウンセリングとピア・サポートについての基礎を理解する。
3.心理学の理論や技法と、学生生活や職業の専門性とのつながりを考える。
●到達目標(SBOs)
授業計画において述べる。
授業の方法
教科書の該当部分を読んであることを前提に講義を行う。主に社会心理学に関するミニ実験も行う。なんらかのかたちで受講生間の議論も行う。
●準備学習や授業に対する心構え
教科書の該当章を読了したうえで講義を聴くことで理解が深まるように構成している。教科書の内容に関するコメントも求めるので必ず読むこと。毎回の講義のコメント用紙には、講義内容のまとめではなく、自身の見解を個性的に述べることを求める。
●オフィス・アワー 
電子掲示板への書き込みで、講義内容などに関する質問を受け付ける。直接質問したい場合には、講義終了後に非常勤講師室へ(月曜4限終了後)。
成績評価法
授業各回のコメント用紙の内容・議論への参加を総合的に評価する。コメントは質と量の両面から評価する。
教科書
書名 著者名 出版社名
『不思議現象−子どもの心と教育』 菊池、木下 (編著) 北大路書房
参考書
書名 著者名 出版社名
『カウンセリングとソーシャルサポート―つながり支えあう心理学』 水野、谷口、福岡、古宮 (編著) ナカニシヤ出版
授業計画
項目 授業内容
1 「人間と心理」受講に際して  講義の概要・評価方法
2 「学び」と心理学 学ぶことや試験などにかかわる心理過程を説明できる
3 心理学で「性格」にせまる 「性格」「相性」に関する心理学の理論を理解する
4 心理学で「恋愛」にせまる  「恋愛」に関する心理学知見を関連分野の知見とあわせて理解する
5 心理学で「俗信」にせまる 「俗信」「勘違い」から認知・思考過程の危うさを理解する
6 心理学で「怒り」にせまる 「怒り」への対処と介入の諸技法を学ぶ
7 心理学で「発達」にせまる 「発達」に関する諸理論を理解する
8 子どもたちにとって死とは? 死についての子どもたちの考えや文化差に関する知見にふれる
9 いじめ問題の本質は? いじめに関する基礎研究から心理学的研究法を知る
10 カウンセリングの基礎  カウンセリングに関する誤解を減らす
11 ピア・サポート実践の機微  ピア・サポート実践の具体例からその機微を知る
12 平和を創る心理学 研究者と社会的問題のかかわりについて考える
13 心理学と薬理学の接点 心理学と薬を扱う専門性とのかかわりについて考える
14 まとめの議論  心理学と学生生活・職業の専門性とのかかわりを考える
15 質問に答えて 講義全体を通しての疑問に回答する
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人間と文化1c(人間と社会)  [Humanities 1c (Human and Society)]

開講情報
1年次 後期 1単位 選択
担当教員
教授 加藤 義春    
備考
授業の目的と概要
 社会学とは、端的には、さまざまな社会現象について知的好奇心をもって探求し、「常識的な見方」を超えて現実の背後にあるものを解明する学問、といえよう。本講では、社会学の幾つかの基本タームの持つ「分析のための道具」としてのパワーを紹介する。
●一般目標(GIO)
 「社会学的キーターム」の有効性を、それぞれ「行為の分析」「秩序の解読」「社会の構想」に位置づけ、自己了解と社会認識との関係性において理解することを、目的とする。
●到達目標(SBOs)
 社会学的キータームが日常の行為や社会現象を分析するために「有効な道具」であることを、具体的(身近な)事例を挙げて説明することができ、また、社会秩序や社会的構想力についても、キータームを援用しながら自らの言葉で説明できることを、目的とする。
授業の方法
テクストを基に説明を加えながら、講義形式で授業を行う(なお、授業の終わりに或いは宿題として、3〜4回のブリーフリポートを課す)。
●準備学習や授業に対する心構え
毎回、テクストの該当箇所をしっかり予習して、授業に臨んでもらいたい。
●オフィス・アワー 
(金)12:10〜13:10、不在の場合は(木)12:10〜13:10、加藤研究室にて
成績評価法
平常点(出席状況とブリーフリポートの評価=25点)と期末の授業内試験の点数(75点)を合計して、評価する。
教科書
書名 著者名 出版社名
『社会学のエッセンス(新版)』 友枝、竹沢、正村、坂本 有斐閣
参考書
書名 著者名 出版社名
『現代社会の理論』 見田宗介 岩波新書
授業計画
項目 授業内容
1 I-1.意味と相互主観性 私からあなたへ、あなたから私へ
2      〃     〃
3   2.アイデンティティ 私が私であること
4   3.スティグマ 他者への烙印
5   4.正常と異常 選別と排除のメカニズム
6   5.予言の自己成就 現実と虚構のはざま
7 II-1.規範と制度 私たちをとりまくルール
8   2.社会のなかの権力 姿を見せる権力/姿を見せない権力
9 III-1.共同体(共同存在態) 人はなぜ共同態を求めるのか
10      〃     〃
11   2.ユートピアと想像力 「ポストモダン社会」はユートピアか?
12      〃     〃
13   (まとめ)   (授業内試験)
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人間と文化1d(人間とコミュニケーション)  [Humanities 1d (Human and Communication)]

開講情報
1年次 後期 1単位 選択
担当教員
教授 松島 哲久    
備考
授業の目的と概要
 人間心理の理解を内に含む形で、人間と人間の関係の学をコミュニケーション論として講義を行う。まず、言語を媒介とするコミュニケーションから非言語的コミュニケーションにいたるまでの多様な形式について考察し、その人間関係に占める重要な役割について論じる。
 次に、家族コミュニケーションからコミュニティ・コミュニケーション、マスコミュニケーション、異文化コミュニケーションなど、コミュニケーションの具体的展開の諸相の検討を通して、コミュニケーションによって開かれてくる世界の哲学的・人間学的意味を明らかにする。最後に、医療者対患者関係におけるコミュニケーションの要点について講義を行う。
●一般目標(GIO)
 人の心の中のコミュニケーションからインターネットまでその全体像を理解し、人間独自のコミュニケーションの特質、双方向のコミュニケーションなどコミュニケーションの本質的理解に基づいて、医療者ー患者関係に応用できるコミュニケーションスキルを身につける。
●到達目標(SBOs)
 授業計画の授業内容に明記する。
授業の方法
主としてテキストに即して講義を行う。原則として講義の前には既存知識を確認するためにプレテストを行い、次回の授業で講義の理解の確認を行う。また、医療場面を設定してロールプレイを行ってもらうことがあるので、コミュニケーションの知識だけでなく、各学生が実際のコミュニケーション能力も高めることができるようになることを授業の達成目標とする。
●準備学習や授業に対する心構え
特に準備は必要としないが、講義内容をもとに自分自身で自主的研究を推進することが重要である。
●オフィス・アワー 
月曜日:12:10〜13:00;16:30〜18:00
火曜日:12:10〜13:00;16:00〜18:00(後期)
場所:B棟1階松島研究室(できるだけ予約してください。研究室前連絡袋/
メール)メール・アドレス:matusima@gly.oups.ac.jp
成績評価法
プレテスト、レポートと定期試験を総合して評価する。
教科書
書名 著者名 出版社名
『コミュニケーション・入門』 船津 衛 有斐閣
授業計画
項目 授業内容
1 コミュニケーションとは何か コミュニケーションによって目指されるもの、実現されるものについて感情・知覚世界・精神世界にわたって概略できる。
2 人間のコミュニケーション(1) 動物のコミュニケーションと人間のコミュニケーションの違いについて説明できる。
3 人間のコミュニケーション(2) 人間固有のコミュニケーションの構造、共有する意味について概略できる。
4 自我とコミュニケーション 自我と他者、自我の社会性、役割葛藤について概略でき、その問題点を指摘できる。
5 自己表現のコミュニケーション 言語、非言語コミュニケーション、自己表現様式について概略できる。
6 電話コミュニケーション 電話コミュニケーションの特質とその問題点を説明でき、今後の展望を提示できる。
7 高度情報化社会のコミュニケーション 新しいコミュニケーションの世界とその可能性を提示でき、また情報の倫理の重要性を理解できる。
8 集団、共同体のコミュニケーション 家族、企業、官僚におけるコミュニケーションのあり方を概略できる。
9 コミュニティ・コミュニケーション 地域共同体から新しい共同性の形成について概略できる。
10 集合行動・社会運動のコミュニケーション 群集、公衆、うわさ行動についてコミュニケーションとの関連で説明できる。
11 マス・コミュニケーション 現代のマスコミと受け手の主体性形成について説明できる。
12 国際コミュニケーション 異文化コミュニケーションとグローバルな視点形成について概略できる。
13 医療におけるコミュニケーション ターミナルケアの言語を理解し、またコミュニケーションにおけるリスニングスキルを身につける。
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情報科学  [Information Science]

開講情報
1年次 後期 1単位 選択(☆印は担当代表者)
担当教員
☆ 非常勤講師 林 武文 非常勤講師 下川 敏雄 非常勤講師 辻 光宏
備考
授業の目的と概要
 近年の情報処理技術の進歩は目覚ましく、コンピュータはさまざまな分野に幅広く浸透している。その結果、薬学分野で活躍する人材においても、コンピュータリテラシーの修得が不可欠なものとなっている。しかも、単にコンピュータの利用方法を覚えるだけでなく、取り扱うことのできる情報についてデータベース技術などを背景にして、どのように整理し活用し表現するかという幅広い知識を修得し、コンピュータを使った情報リテラシーとしての問題解決のセンスを養うことが真に求められているのである。
 本講義では、情報科学において、薬学系の学生が関係する分野からテーマを選び、その技術内容の解説と事例紹介を行う。受講者が情報科学の全体像を把握するとともに、個別の技術の概要について興味をもって学べるよう、具体例を示しながら授業を行う予定である。
●一般目標(GIO)
 情報の授受に効果的なコンピュータの利用方法を理解し、必要なデータや情報を有効活用できるようになるために、インターネットを利用した情報の収集、開示、データベースの使用法、応用などに関する基本的知識、技能、態度を修得する。
授業の方法
スライドやビデオを用いて講義を行う。
●準備学習や授業に対する心構え
時間的な制約によりコンピュータ教室で実習を行うことが不可能であるため、各自でコンピュータ利用時に授業で学んだ事を確認するよう心掛けること。
●オフィス・アワー
担当者は非常勤であるため、質問等がある場合には、授業終了後に教室で声を掛けて頂きたい。また、電子メールでの質問も歓迎する(hayashi@res.kutc.kansai-u.ac.jp)。
成績評価法
レポート、試験、平常点を総合して評価を行う
教科書
書名 著者名 出版社名
毎回プリントを配付する
参考書
書名 著者名 出版社名
『情報の文明学』 梅棹忠夫 中公文庫
『新・電子立国<1>ソフトウェア帝国の誕生』 相田 洋 他 NHKライブラリー
『医学への統計学』 丹後俊郎 朝倉書店
『統計学のセンス―デザインする視点・データを見る目』 丹後俊郎 朝倉書店
『ビジュアル情報処理 -CG・画像処理入門-』 CG-ARTS協会 編 CG-ARTS協会
『ヒューマンインタフェースの心理と生理』 吉川栄和 編著 コロナ社
授業計画
項目 授業内容
1 情報科学概論(1) 情報処理技術の発展の経緯について説明できる
2 情報科学概論(2) パソコンの基本とデータ操作技術について理解し、表計算の方法について説明できる
3 情報科学概論(3) ネットワークの利用技術について概説できる
4 情報科学概論(4) ソフトウェアとその情報表現技術について概説できる
5 情報科学概論(5) 情報処理技術を用いた情報活用の可能性について説明できる
6 統計的データ解析概論(1) 統計学の概要を説明できる
7 統計的データ解析概論(2) 統計学での比較の基本的な考え方について説明できる
8 統計的データ解析概論(3) 要因探索手法の基本的な考え方について説明できる
9 統計的データ解析概論(4) 医薬品の臨床評価過程を統計学の観点で概説できる
10 情報の視覚表現(1) デジタル画像の仕組みについて説明できる
11 情報の視覚表現(2) 3次元CGによる可視化技術について説明できる
12 情報の視覚表現(3) 色の知覚とカラーユニバーサルデザインについて説明できる
13 情報の視覚表現(4) ヒューマンインタフェースとその応用分野について説明できる
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人間と文化4a(人間と宗教)  [Humanities 4a (Human and Religion)]

開講情報
2年次 前期 1単位 選択
担当教員
非常勤講師 鶴 真一    
備考 4bと同時開講
授業の目的と概要
 宗教はさまざまなかたちで「生・老・病・死」を説明し、人々を時に慰め、時に励ましてきました。科学が発達した現代にあっても、非科学的とされる宗教の「物語」が、生老病死に関しては依然として説得力をもつものとして機能しています。その意味で、医療に携わる者にとって、宗教的思考や心性を理解することは、一つの「素養」であると言えるでしょう。不合理なものと片づけるのではなく、人々が宗教に意味を見出し、生きる糧を得ているという現実に対する理解を深めることがこの授業の目的です。
●一般目標(GIO)
 薬学領域の学習と併行して、人文科学、社会科学および自然科学などを広く学び、知識を獲得し、さまざまな考え方、感じ方に触れ、物事を多角的にみる能力を養う。そして見識ある人間としての基礎を築くために、自分自身についての洞察を深め、生涯にわたって自己研鑽に努める習慣を身につける。 
●到達目標(SBOs)
 日本人の宗教意識がどのように形成され現在に至っているのかを理解すると同時に、さまざまな宗教の考え方を知ることで、みずからの宗教観を問い直なおすことを目標とする。
授業の方法
毎回プリントを配布し、それに基づいて講義形式で授業を進めていきます。
●準備学習や授業に対する心構え
予習・復習などの準備学習は必要ありませんが、授業中の「私語」は慎んでください。
●オフィス・アワー 
講師室(A棟1階)
成績評価法
「出席」、「課題提出状況」、「レポート」の三つを総合的に考慮して評価します。第一回目の授業で詳しく説明しますので、必ず出席してください。
教科書
書名 著者名 出版社名
なし
参考書
書名 著者名 出版社名
授業中に適宜指示します。
授業計画
項目 授業内容
1 宗教とは何か 宗教について学ぶことの意義を理解する
2 日本人の宗教意識 日本人の無宗教意識の内実を理解する
3 日本人の死生観 さまざまな系統をもつ日本人の死生観と霊魂観を理解する
4 原始仏教 インド発祥の諸宗教の世界観と仏陀の教えを理解する
5 日本の仏教 日本における仏教の変遷を理解する
6 仏の系譜 如来や菩薩の種類とその信仰について理解する
7 神道 古代神話を概観し、日本の民俗信仰を理解する
8 祭りと呪い 祭りの役割と呪いの意味を理解する
9 キリスト教 キリスト教の世界観を理解する
10 イスラーム イスラームの世界観を理解する
11 新宗教 日本の主な新宗教を取り上げ、社会変動と宗教のかかわりを理解する
12 宗教と社会 社会における宗教の役割を理解する
13 まとめ これまでの授業内容を総括し、人々にとって宗教がもつ意味を改めて考える
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人間と文化4b(女性学)  [Humanities 4b (Women's Studies)]

開講情報
2年次 前期 1単位 選択
担当教員
非常勤講師 伊藤 信也    
備考 4aと同時開講
授業の目的と概要
 生命や医療に関わる大学生として、そして未来の社会人として、「性」と「生」について集中的に考える機会を持つことは大変重要である。「女性学」は、女性も男性も一緒になって、「性と人権」の諸問題を考える学問である。女性に対する問題に限らず、「性」を理由にした社会の不合理を学び、友好的な人間関係を築くための道筋を考えていきたい。
●一般目標(GIO)
 性を理由とした差別や暴力などの社会問題の実像を認識し、性別にかかわらず互いを尊重しあえる価値観を養う。そして、「医薬品対個人」から視野を広げて「社会の中の人間」を考慮できる視点を身につける。 
授業の方法
パワーポイントによる解説(予定)と、プリントを配布して授業を進めていく。ドキュメンタリーなどのビデオ教材も使用する。テーマの内容についての異論・反論は大歓迎。賛同にせよ批判にせよ、関心の高い受講生を希望する。
●準備学習や授業に対する心構え
授業時間は集中して学ぶこと。携帯メール・居眠り・他科目学習厳禁。予習と復習は特別に行う必要はないが、問題意識を深めるために参考文献を参照してほしい。
●オフィス・アワー 
月曜4限(授業)終了後、講師控室へ。なるべく事前に連絡用メールアドレス(授業中に告知)宛へメールを送り、アポイントメントを取っておくこと。
成績評価法
平常点による評価と期末試験を総合して判定する。平常点評価には、授業中に行う「ミニ・レポート(意見感想文)」や「積極的な授業への参加姿勢」などを含む。
教科書
書名 著者名 出版社名
なし(毎週プリントを配付)
参考書
書名 著者名 出版社名
『女性学キーワード』 岩男寿美子、加藤千恵(編) 有斐閣双書
『女性学キーナンバー』 犬伏、椋野、村木(編) 有斐閣選書
『知らないと恥ずかしい ジェンダー入門』 加藤秀一 朝日新聞社
『男らしさの社会学』 多賀 太 世界思想社
他にも、適宜参考文献は提示します。
授業計画
項目 授業内容
1 なぜ私たちは「性別」を意識するのか 私たちの生活の多くが「性別」によって区別されていることを理解する
2 なぜ女性は理系学部への進学者が少ないのか 女子教育と進学傾向の関連、女性研究者の現状などを理解する
3 なぜ女性は理系学部への進学者が少ないのか 女子教育と進学傾向の関連、女性研究者の現状などを理解する
4 なぜ会社には女性の上司や社長が少ないのか 働くことは様々な不合理や差別が現存していること、その解決のために必要なことを理解する
5 なぜ会社には女性の上司や社長が少ないのか 働くことは様々な不合理や差別が現存していること、その解決のために必要なことを理解する
6 なぜ性犯罪は後を絶たないのか 性暴力、セクハラや「デートDV」などの実態と、その解決策について理解する
7 なぜ性犯罪は後を絶たないのか 性暴力、セクハラや「デートDV」などの実態と、その解決策について理解する
8 なぜ性犯罪は後を絶たないのか 性暴力、セクハラや「デートDV」などの実態と、その解決策について理解する
9 なぜ若者の恋愛はパターン化するのか 現代の「恋愛」観が若者の生き方から自由を奪っていることを理解する
10 なぜ性的マイノリティは生きづらいのか 性的マイノリティ(LGBT)の実像と、「女らしい」「男らしい」性愛と同性愛者への差別が関連していることを理解する
11 なぜ性的マイノリティは生きづらいのか 性的マイノリティ(LGBT)の実像と、「女らしい」「男らしい」性愛と同性愛者への差別が関連していることを理解する
12 【番外編:男性学】なぜ男性も生きづらいのか 女性が直面する生きづらさの原因は、男性も生きづらくしていることを理解する
13 すべての性が生きられる未来をめざして これまでの討論をまとめて、生き方に活かしていくことの必要性を理解する
14 (いずれも予定。変更については授業中に指示します)
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人間と文化4c(人間と文学)  [Humanities 4c (Human and Literature)]

開講情報
2年次 後期 1単位 選択
担当教員
非常勤講師 中村 惠    
備考 4dと同時開講
授業の目的と概要
 人間は社会的な生き物であるから、文学作品もまたその成立のきっかけとなる様々な社会的要因と切り離して考えることはできない。そしてそれらは単なるきっかけに留まらず、作品の内容にも大きく関わってくる。そのような視点を保持しつつ、作家たちが時代の重圧のもとにどのような作品を生み出してきたかを、19世紀以降の何人かを取り上げ、考察する。
●一般目標(GIO)
 それぞれの作品を深く読み込むことにより、未知の世界に対して心を開き、数々の問題を孕む現代社会における人間存在のあり様を考える土台作りをする。 
授業の方法
講義とディスカッション、ないしは意見交換を主軸として進めていく。翻訳も用いるので、ドイツ語を履修していなくても受講可。
●準備学習や授業に対する心構え
文庫本あるいは図書館などで比較的入手しやすい作品については、あらかじめ読んでおくこと。
●オフィス・アワー 
基本的に、月曜・金曜の昼休み(12:10〜13:10)に、講師室にて。
成績評価法
概ね、定期試験70%、平常点(予習・授業への積極性など)20%、出席状況10%で評価する。
教科書
書名 著者名 出版社名
入手しにくい作品についてはこちらでプリントを用意する。
参考書
書名 著者名 出版社名
授業中に随時紹介する。
授業計画
項目 授業内容
1 グリム兄弟とグリム童話(1) グリム兄弟の略歴とグリム童話が成立した経緯について学んだのち、グリム童話から何編かを読む。
2 グリム兄弟とグリム童話(2) 同上
3 グリム兄弟とグリム童話(3) 同上
4 エーリヒ・ケストナー(1) ケストナーが児童文学を書くようになった経緯、また戦中、戦後どのような思いで創作活動に取り組んだかを学んだのち、『エーミールと探偵たち』、『点子ちゃんとアントン』、『飛ぶ教室』からの抜粋を読む。
5 エーリヒ・ケストナー(2) 同上
6 エーリヒ・ケストナー(3) 同上
7 ミヒャエル・エンデ(1) エンデが現代文明にどのように立ち向かおうとしていたかを学んだのち、『モモ』からの抜粋を読む。
8 ミヒャエル・エンデ(2) 同上
9 ハンセン病文学(1) 感染症の一種であるハンセン病について、その差別と偏見の歴史について、日本政府の政策が強制隔離から開放へと向かっていった事情について学んだのち、北條民雄氏の『いのちの初夜』からの抜粋、島比呂志氏の『海の砂』からの抜粋、そして千島染太郎氏の詩から何編かを読む。
10 ハンセン病文学(2) 同上
11 ハンセン病文学(3) 同上
12 ハンセン病文学(4) 同上
13 まとめ これまでのまとめと補足を行う。
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人間と文化4d(人間と都市)  [Humanities 4d (Urbanities)]

開講情報
2年次 後期 1単位 選択
担当教員
教授 加藤 義春    
備考 4cと同時開講
授業の目的と概要
 都市は、文明の中核であり、文明化の駆動力であり、文明の盛衰とその運命をともにする。また現代の都市は、喧騒と孤独・豊饒と貧困・機能美と非効率・等々、その光と影を併せ持つ。本講は、都市についての文明論(比較社会史)の一試論である。
●一般目標(GIO)
 都市の歴史、近代都市の成立、現代都市の諸相を概観することを通じて、都市とは何か、市民(「市民社会」「公共性」)とは何かを、再認識することを目的とする。
●到達目標(SBOs)
 1)ギリシア(ローマ)の都市国家・西洋中世の自治都市・東洋の「都市」ーそれぞれの相違と、近代都市の成立の意味について、説明できる。
 2)グローバル化が進むなかでの現代都市が抱える諸問題を、統一的視点から把握し、如何にして「市民」概念の再構築が可能かを、自らの言葉で提言できる。  
授業の方法
講義を基調とし、適宜プリント(資料)を配布する。
●準備学習や授業に対する心構え
授業に集中し、参考文献を併せ読むとともにイマジネーションを持って授業に臨んでもらいたい。
●オフィスアワー
(月)12:10〜13:10、不在の場合は(木)12:10〜13:10、加藤研究室にて
成績評価法
平常点(出席状況=20点)と期末のリポート試験の点数(80点)を合計して、評価する。
参考書
書名 著者名 出版社名
『都市』 増田四郎 ちくま学芸文庫
『環境と開発』 宮本憲一 岩波書店
『都市のドラマトゥルギー』 吉見俊哉 河出文庫
授業計画
項目 授業内容
1  序論 都市とは何か、市民とは何か
2 I.都市の歴史 (1) ギリシア・ローマの都市国家
3     〃   (2) 西洋中世の自治都市
4     〃   (3) 東洋の「都市」
5 II.近代都市 (1) 工業化(近代化)と近代都市の成立
6     〃   (2) 都市化と農村の変貌
7     〃   (3) 都市と市民社会/国民国家
8 III.現代都市の諸相 (1) 環境問題 1(廃棄物と公害問題)
9         〃     (2)     〃   2(環境汚染とアメニティ問題)   
10     〃     (3) 都市計画と交通・住宅問題
11     〃     (4) サブカルチャー・カウンターカルチャー
12     〃     (5) グローバル化のなかの都市と地域社会
13  補論 ヨーロッパ都市の伝統
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人間と文化4e(ドイツ語・フランス語)  [Humanities 4e (German / French)]

開講情報
2年次 後期 1単位 選択
担当教員
備考
授業の目的と概要
 この講義は2年次前期までに第二外国語(ドイツ語・フランス語)の修得を終えた学生たちに、更なる研鑽を積む機会を提供するために設けられたものである。その目的は、これまでは英語圏、特にアメリカの文献にのみ親しんできた学生たちに、ドイツ語あるいはフランス語の種々の文献に触れ、これまでとは異なる視点から世界を観察し、自らの国を見直すための一つの契機を提供することである。
 西洋文明と一口にいわれているけれども、実際にはそれぞれの国と言語にこれまでの歴史や文化が深く関わりあい、距離的には近くても、場合によっては、大きく異なる考え方をもっていることを知ってもらいたい。そして、現代において各国が当面している問題もまた、長い歴史の中から生まれたものであることを理解し、日本の現状を考えていく契機となることを願う。
●一般目標(GIO)
 医療・薬学関連の世界にすすもうとする学生たちに、世界の人々や文化の多様性を紹介・認識してもらう。さまざまな考え方に接することによって、人間的な成長の糧となる広い視野を持ってもらう。差異によって人を差別しない寛容な心を養ってもらう。
●到達目標(SBOs)
 言語の学習を通して日本とは異質な文化、歴史や社会生活に触れ、自分たちとは異なる世界に興味を持ってもらう。日本とは異なる政治や社会の実情に触れることによって、広い視点で、多様なものの見方を養ってもらう。日本の文化、歴史、社会の実情と比較し、将来の日本のあり方を考えてもらう糧となることを望む。
クラス分けの決定
・学生はシラバスと第1回目の講義を参考に、希望する講義を選択する。
・授業の概要・方法・成績評価法・教科書・参考書等については第1回目の講義で説明する。
担当者一覧
Aクラス Bクラス
松島哲久 
中村 惠
松島哲久 
中村 惠
人間と文化4e(ドイツ語・フランス語) 開講クラス一覧(クラス)
担当者 テキスト・内容紹介
教授 松島 哲久 ●授業の目的と概要
 フランス語をさらに勉強したい学生諸君を対象として、フランス語の素晴らしさ、明晰な論理、思想の豊かさを伝えたい。
 一般目標としては、フランス語を聴き、話し、書くことができ、異文化間コミュニケーションを可能とする能力を身につけることである。
 到達目標としては、フランス語を正確に発音でき、フランス文を辞典を引きながらでも読解できることを目指す。
●授業の方法
 こちらが準備したプリントをテキストとして使用して、現代フランス思想のいくつかの文献、時事的な新聞記事を読んで行く。授業は半ば解説、半ば演習形式で行う。
●準備学習や授業に対する心構え
 予め日本語の訳をしてもらう学生を指名しておくので、前日までにその訳文を提出してもらう。
●成績評価法
 出席、発表、質問への応答、授業最後の時間での筆記試験を総合評価する。
●教科書
 プリント
非常勤講師 中村 惠 ●授業の目的と概要
 最初の三回は、映画『ベルリン・天使の詩』の脚本からの抜粋を丁寧に読む。読解力を養うとともに、”壁”がまだ存在していたベルリンを舞台にした作品を味わうことで、作品中に描かれている壁のもつ様々な意味合いについて考察する。四回目以降のテキストについては受講生との相談で決める。
●授業の方法
 どちらかと言えば演習に比重を置きつつ、講義も織り交ぜながら進める。
●準備学習や授業に対する心構え
 必ず予習をしてから授業に臨むこと。
●成績評価法
 概ね、定期試験70%、平常点(授業に対する積極性・発表など)20%、出席状況10%で評価する。
●教科書
 こちらでプリントを用意する。
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実験動物科学  [Laboratory Animal Sciences]

開講情報
3年次 後期 1単位 選択
担当教員
准教授 安田 正秀    
備考
授業の目的と概要
 実験動物科学とは、実験動物ならびに動物実験法に関する科学である。ヒトの健康を扱う医学・薬学・生物学等において、動物実験とは、動物からヒトに関する情報を集める手続きで、通常は動物になんらかの拘束ないし処置が加えられて、動物が示す反応を観察することである。科学的な立場から言えば、動物実験を企画する最大の理由は、再現性の高い、正確な実験結果を手に入れることである。たとえば、新しく開発された化学物質のヒトに対する薬理効果・安全性は最終的には臨床試験で確認しなくてはならないとしても、研究過程(前臨床試験)においては、遺伝ならびに環境要因が明確にされている実験動物を利用することは当然である。前臨床試験における動物実験規範では適正な実験施設で、整備された機器・器材および遺伝ならびに環境要因が明確な良質の動物を用いて、経験豊かな有能な職員により適正な実験手順に従って実験を行わなければ質の良い、再現性の高い実験結果は得られない。「実験動物科学」では医薬品開発創製に関わる実験動物および動物実験法の極めて基本的な事項に加え、最近の話題を平易に解説する。また、動物の愛護及び管理に関する法律(動物愛護法)が平成17年6月22日に改正され、平成18年7月より施行された。その改正法の中で第41条に「動物を科学上の利用に供する場合の配慮」について明示され、Russell & Burchが提唱した動物実験に於ける3Rsの概念が織り込まれた。これを受け、平成18年4月28日付けで環境省より告示第88号「実験動物の飼養及び保管並びに軽減に関する基準」が出させるなど、法的規制も変わりつつある。
●一般目標(GIO)
 動物実験の歴史的背景と医学・薬学を始とする生命科学の発展における意義を理解するとともに、実験動物を利用するために必要な飼育管理に関する基礎的な知識を習得する。また、動物実験は単に科学的であるだけでなく、実験動物の福祉に十分配慮したものでなければならいことを鑑み、動物実験を取り巻く社会情勢、適正な実験動物の在り方と、『科学的かつ倫理的な動物実験』を行うための知識を習得する。
●到達目標(SBOs)
 授業計画欄に記載します。
授業の方法
授業では教科書を使用せず、事前にプリントを配付し、主に講義形式で行います。
●準備学習や授業に対する心構え
プリントは事前に配付するので、前もって目を通し、目的意識をもって授業に出席するよう努力して下さい。また、復習や、新聞等に記載の生命科学に関する記事等にも、関心を持っよう心掛けて下さい。
●オフィス・アワー 
月曜日〜金曜日の午前8時45分〜午後6時、講義・実習・会議等で不在の場合以外は随時
B棟地下1階 動物関連研究施設
成績評価法
定期試験ならびに出席状況等を統合的に判断し評価する。試験直前の勉強のみでは十分に対処できないので、不断の努力を必要とします。
参考書
書名 著者名 出版社名
『実験動物学「総論」』 田嶋嘉雄 (編集) 朝倉書店
『実験動物学「各論」』 田嶋嘉雄 (編集) 朝倉書店
『実験動物学』 田嶋嘉雄 (監修) 朝倉書店
『実験動物の基礎I総論』 日本実験動物協会 丸善
『新実験動物学』 前島一淑 他 朝倉書店
『実験動物入門』 中野健司 他 川島書店
授業計画
項目 授業内容
1 総論 動物実験・実験動物の概念
    動物実験を行う目的と理由
動物実験の歴史的背景を説明できる。
動物実験および実験動物の概念を説明できる。
動物実験を行う目的と理由を説明できる。
2 総論 動物実験の現状と展望

各論 動物実験の基本的な考え方
動物実験に関わる世論、法的規制等を踏まえ、実験者のとるべき姿勢について説明できる。
動物実験における3R(Replacement、Reduction、Refinement)について説明できる。
動物実験の基本的な考え方について説明できる。
動物実験は、動物、環境およびヒトの三要素より構成されていることを説明できる。
3 各論 個体統御 I 動物の反応に影響を与える各要素について説明できる。
使用動物の選択基準について説明できる。
Russell & Burchが提唱している実験動物の演出型説について説明できる。
実験動物の遺伝統御について説明できる。
4 各論 個体統御 II 種・品種・系統について説明できる。
系統の選択およびその基準について説明できる。
遺伝統御による実験動物の分類について説明できる。
5 各論 個体統御 III 近郊系、ミュータント系、クローズドコロニーおよび交雑群の系統維持と生産方式について説明できる。
ミュータント系の維持およびミュータント遺伝子の導入およびミュータント遺伝子の維持方法について説明できる。
6 各論 個体統御 IV
    環境統御 I 
遺伝モニタリングの必要性とその方法について説明できる。バイオテクノロジーの手法を用いた人工動物(遺伝子改変動物:例えば核移植動物、遺伝子移植動物、キメラ等)の作出方法について説明できる。
人工動物(遺伝子改変動物)の特徴および有用性について説明できる。
実験動物の飼育の場および動物実験の場の環境統御について説明ができる。
7 各論 環境統御 II 人工配合飼料の備える条件および材料について説明できる。
飼料中の異物の混入や飼料の保管について説明できる。
空気調和および供給・排気空気の浄化法および維持について説明できる。
8 各論 環境統御 III 物理・化学的因子(光・音・臭い・物理的要因・化学物質)等が動物に及ぼす影響について説明できる。
実験動物の居住環境(ケージ・床敷・給餌器・給水器・飼育室)について説明できる。
9 各論 環境統御 IV 社会的順位、縄張り制、飼育密度、群居の規模等が動物に及ぼす影響について説明できる。
異種生物の影響および統御について説明できる。
10 各論 実験動物の微生物統御 微生物統御による実験動物の分類およびその定義・特徴などについて説明できる。
無菌動物・ノトバイオート・SPF動物の特徴および作出方法、維持方法などについて説明できる。
11 各論 バイオハザード・感染動物実験 人畜(獣)共通感染症の例を挙げ、それぞれについて説明できる。
感染動物実験における病因微生物の取扱基準、実験施設・設備について説明できる。
バイオセーフティレベル(BSL)の分類基準について説明できる。
適正な実験動物および動物実験について説明できる。
12 各論 医薬品GLP 過去に認められた代表的な薬害・公害について具体例を挙げ、その背景を説明できる。
医薬品GLP(医薬品の安全性に関する非臨床試験の基準に関する省令)が制定されるに至った過程とその内容を説明できる。
13 各論 医薬品GLP・ヒトへの外挿 医薬品開発の全体的な過程を説明できる。
動物実験(非臨床試験)の成績をヒトに外挿してヒトにおける反応を類推する過程であることを説明できる。
治験に関してヘルシンキ宣言が意図するところを説明できる。
医薬品創製における治験の役割を説明できる。
治験(第I、II、III相)および医薬品の市販後調査の内容について説明できる。
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応用放射化学  [Applied Radiochemistry]

開講情報
3年次 前期 1単位 選択
担当教員
准教授 大桃 善朗    
備考
授業の目的と概要
 医療の高度化は着実に進んでいるが、中でもX線CT、MRI、PET、SPECT、内視鏡などの画像診断法の進歩には著しいものがある。放射線や放射性医薬品は、これらの画像診断法において不可欠であり、高精度で的確かつ早期に病気の診断を下すために決定的な役割をはたしている。また、各種放射線が癌の治療に用いられており、外科的療法、化学療法と並んで重要な地位を占めている。
 一方で放射線は、被曝による放射線障害をもたらす危険性を併せ持っている。したがって、ラジオアイソトープおよび放射線の利用にあたっては、放射線障害というリスクを最小限に抑え、利用によって得られるメリットを最大限に活かすことが肝要である。
●一般目標(GIO)
 「応用放射化学」では、2年次後期科目「放射化学」で学んだラジオアイソトープおよび放射線に関する基礎知識をベースに、放射線の現代医療における重要性とリスク、そして、画像診断法の基礎を正しく理解することを目標とする。
授業の方法
教科書、資料を用いて講述し、さらに、薬剤師国家試験問題演習および解説を行う。
●準備学習や授業に対する心構え
講義内容を正しく理解するために、毎回きちんと出席し、ノートをとりながら集中して受講すること。また、予習、復習など不断の努力が必要である。
●オフィス・アワー
時間:講義、会議などで不在以外の場合は随時 
場所:研究棟2階生体機能診断学研究室
成績評価法
定期試験、授業への出席状況、レポート、および小テスト等をもとに総合的に判断して評価する。
教科書
書名 著者名 出版社名
『NEW放射化学・放射薬品学』 佐治英郎、関 興一 編 廣川書店
授業計画
項目 授業内容
1 放射線と生体 放射線の生体へおよぼす作用について説明できる。
2 放射線と生体 放射線障害発生のメカニズムについて説明できる。
3 放射線と生体 放射線の遺伝的影響について説明できる。
4 放射線と生体 放射線障害の防止方法について説明できる。
5 画像診断法概論 おもな臨床画像診断法について説明できる。
6 画像診断法各論 単純X線検査、X線CT、MRI、超音波検査、内視鏡検査について説明できる。
7 画像診断法各論 核医学(PET、SPECT)画像診断法について説明できる。
8 造影剤 一般造影剤と画像診断について説明できる。
9 放射性医薬品 放射性医薬品とPET診断について説明できる。
10 放射性医薬品 放射性医薬品とSPECT診断について説明できる。
11 放射性医薬品 放射性医薬品とその管理、取り扱いに関する基準、制度について説明できる。
12 放射性医薬品 放射性医薬品の製造について説明できる。
13 放射線療法 癌の放射線療法について説明できる。
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臨床化学  [Clinical Chemistry]

開講情報
3年次 後期 1単位 選択(☆印は担当代表者)
担当教員
☆ 教授 藤田 芳一 助教 山口 敬子  
備考
授業の目的と概要
 現代医療における薬剤師の役割は多岐に亘ってきており、本来の業務に加え、各種検査に携わる必要性が増加しています。しかしながら、このような業務を行うには臨床検査技師の資格が必要になる場合も多く、正規課程に加えて臨床検査に関連する一定の科目を習得しなければこの受験資格を得ることはできません。本科目は、薬剤師の資格だけではなく、臨床検査技師国家試験の受験資格を得ようとする人のために設けられたもので、臨床検査項目等を分析化学的観点から理解してもらうことを目的とします。
●一般目標(GIO)
 臨床検査項目の分析法とその測定値を理解する。
授業の方法
教科書、プリントを中心に、場合によってはスライドを使用します。
●準備学習や授業に対する心構え
臨床検査技師受験資格のための科目であるのでその心積もりをしておくこと
●オフィス・アワー 
月曜日〜金曜日のお昼の休み時間、臨床化学研究室。
成績評価法
筆記試験、平常点等により総合的に評価します。
教科書
書名 著者名 出版社名
『薬学生のための臨床化学』 後藤順一、片山善章 編 南江堂
参考書
書名 著者名 出版社名
『新版 臨床化学 第2版』 伊藤 啓、長村洋一 編 講談社サイ
『臨床検査技術学 10 臨床化学 第3版』 菅野剛史、仁科甫啓、安部 彰 著 医学書院
授業計画
項目 授業内容
1 総論1 1)臨床化学とは?
2)検査試料
2 総論2 3)臨床検査分析法の基礎
4)臨床化学検査の種類
3 総論3 5)検査値の解釈
6)精度管理
4 臨床検査分析法の原理と方法1
5 臨床検査分析法の原理と方法2
6 臨床検査分析法の原理と方法3
7 生体成分と臨床化学1 1)タンパク質
8 生体成分と臨床化学2 2)糖質
9 生体成分と臨床化学3 3)脂質
10 生体成分と臨床化学4 4)非タンパク質性窒素
5)ビリルビン
11 生体成分と臨床化学5 6)酵素
7)ホルモン
12 生体成分と臨床化学6 8)その他の成分
13 薬物と臨床検査1 1)薬物モニタリング(TDM)
2)TDMの測定法
14 薬物と臨床検査2 3)臨床検査値への薬物干渉
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生物物理化学  [Biophysical Chemistry]

開講情報
4年次 前期 薬学科:1.5単位 選択・薬科学科:1.5単位 必修
担当教員
准教授 友尾 幸司    
備考
授業の目的と概要
 生物物理化学とは、生物学の対象となる物質について、その物理的、化学的性質について探求する学問である。生体に関する研究は目覚ましい進歩を遂げ、生物学研究の対象は分子・原子を対象とするまでに至った。それらの生物学的に重要な分子は、様々な構造や物性を有し、その機能もまた非常に複雑である。本講義は、生体高分子の構造と機能についての理解を深めるために、生体高分子の物理化学的性質と機能解析法について解説を行う。
●一般目標(GIO)
 生体分子の機能および医薬品の働きを立体的、動的にとらえるために、タンパク質、核酸および脂質などの立体構造やそれらの相互作用に関する基本的知識を修得する。
授業の方法
教科書を用いて、講義形式で行う。
●準備学習や授業に対する心構え
講義内容を充分修得するために、復習を欠かさず行うこと。
●オフィス・アワー 
講義、実習、会議以外は随時。B棟4階 薬品物理化学研究室
成績評価法
定期試験、出席状況や受講態度などの平常点、課題などを総合的に評価します。
教科書
書名 著者名 出版社名
『薬学生のための生物物理化学入門』 加茂直樹、嶋林三郎 (編) 廣川書店
参考書
書名 著者名 出版社名
『スタンダード薬学シリーズ・物理系薬学III』 市川 厚 他 東京化学同人
『生物物理化学』 相澤益男 他 講談社サイエンティフィク
授業計画
項目 授業内容
1 生体高分子の基礎と構造(1) アミノ酸やタンパク質などの立体構造について概説できる
2 生体高分子の基礎と構造(2) 核酸や糖の立体構造について概説できる
3 生体高分子の基礎と構造(3) 生体高分子の分子量測定について説明できる
4 生体高分子の電気化学的性質 酸塩基平衡などの生体高分子の電気化学的性質と電気泳動による分離法を説明できる
5 生体高分子の物理化学的性質(1) 紫外可視吸光度測定法の原理を説明し、生体分子の解析への応用例について説明できる
6 生体高分子の物理化学的性質(2) 蛍光光度法、赤外・ラマン分光スペクトルの原理と、生体分子の解析への応用例について説明できる
7 生体高分子の構造解析(1) 生体分子の解析への核磁気共鳴スペクトル測定法の原理を説明できる
8 生体高分子の構造解析(2) 生体分子の解析へのX線結晶解析の原理を概説できる
9 生体高分子の機能(1) 生体高分子の熱力学的性質について説明できる
10 生体高分子の機能(2) 酵素の働きについて説明できる
11 生体高分子の機能(3) 酵素反応とその機構について説明できる
12 生体高分子の分子間相互作用 静電相互作用、水素結合、疎水結合などの分子間相互作用について説明できる
13 生体界面の性質 生体膜の構造や膜輸送について説明できる
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薬品合成化学2  [Synthetic Organic Chemistry 2]

開講情報
4年次 前期 薬学科:1.5単位 選択・薬科学科:1.5単位 必修
担当教員
教授 春沢 信哉    
備考
授業の目的と概要
●授業の目的と概要
 3年次後期の「薬品合成化学1」では、酸化、還元反応を中心に官能基変換反応を授業したが、 「薬品合成化学2」では有機医薬品の骨格を形成する炭素‐炭素結合反応を主な授業の対象とし、代表的な縮合反応、付加反応、C-アルキル化、C-アシル化について講義する。
●一般目標(GIO)
 医薬品を含む目的化合物を合成するために、代表的な炭素骨格の構築法などに関する基本的知識を習得する。
授業の方法
●準備学習や授業に対する心構え
内容が1・2年生の有機化学の基礎から医薬品への応用となるので、基礎有機化学及び授業の復習し、普段から勉強すること。
●オフィス・アワー 
B棟6階 有機薬化学研究室に会議、実習等以外では随時来て下さい。
成績評価法
原則的には、定期試験の得点で評価するが、そこへ出席を加味する。
教科書
書名 著者名 出版社名
『有機薬品製造化学第4版』 栗原拓史、内藤猛章(編集) 廣川書店
参考書
書名 著者名 出版社名
『化学系薬学 II. ターゲット分子の合成と生体分子・医薬品の化学』 日本薬学会編 東京化学同人
授業計画
項目 授業内容
1 アルドール縮合および関連反応 代表的な炭素酸のpKaと反応性の関係を説明できる。
2 アルドール縮合および関連反応 代表的な炭素-炭素結合生成反応について概説できる(選択的アルドール縮合)。
3 アルドール縮合および関連反応 代表的な炭素-炭素結合生成反応について概説できる(Knoevenagel, Mannich, Darzen等の反応)。
4 エステル縮合と関連反応 代表的な炭素-炭素結合生成反応について概説できる(Claisen縮合)。
5 エステル縮合と関連反応 代表的な炭素-炭素結合生成反応について概説できる(Dieckmann縮合)。
6 エステル縮合と関連反応 代表的な炭素-炭素結合生成反応について概説できる(Thorpe-Ziegler, Acylion縮合)。
7 付加的縮合 代表的な炭素-炭素結合生成反応について概説できる(Michael反応)。
8 付加的縮合 代表的な炭素-炭素結合生成反応について概説できる(Robinson反応)。
9 C-アルキル化、C-アシル化
代表的な炭素-炭素結合生成反応について概説できる(活性メチレンのアルキル化、アシル化)。
10 C-アルキル化、C-アシル化 代表的な位置選択的反応を列挙し、その応用例について説明できる。
11 O-アルキル化 エーテルの代表的な合成法について説明できる。
12 N-アルキル化 窒素を含む代表的な合成法について説明できる。
13 ラジカルアルキル化反応 代表的な位置選択的反応を列挙し、その応用例について説明できる(ラジカルアルキル化反応)。
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医薬品化学2  [Medicinal Chemistry 2]

開講情報
4年次 後期 薬学科:1.5単位 選択・薬科学科:1.5単位 必修
担当教員
教授 田中 麗子    
備考
授業の目的と概要
 「医薬品化学」は「創薬化学」、「メディシナルケミストリー (Medicinal Chemistry)」とも呼ばれ医薬品の創製に関する学問であります。「医薬品化学2」では「医薬品化学1」で習得した医薬品化学の知識をふまえた上で、医薬品の開発と生産、臨床試験と承認、医薬品に含まれる代表的な構造と性質を習得します。
●一般目標(GIO)
 医薬品の作用を化学構造と関連づけて理解するために、医薬品に含まれる代表的な構造と性質に関する基本的知識を修得する。医薬品開発と生産の実際を理解するために、医薬品創製と製造の各プロセスに関する基本的知識を修得し、社会的重要性に目を向ける態度を身につける。
授業の方法
教科書および配布プリントを用いて、講義形式で授業を行います。
●準備学習や授業に対する心構え
教科書、プリント、黒板を使って授業を行うので、整理する必要があります。主に復習を重点的に行って下さい。
●オフィス・アワー 
(月)〜(金)の随時、B棟6階 医薬品化学研究室に来て下さい。
成績評価法
定期試験の成績ならびに出席状況を総合して評価します。
教科書
書名 著者名 出版社名
『NEW医薬品化学』 日比野俐、夏苅英昭、廣田耕作 (編集) 廣川書店
参考書
書名 著者名 出版社名
『メディシナルケミストリー』 北川 勳、柴崎正勝、富岡 清 (監訳) 丸善
『創薬科学・医薬化学』 橘高敦史 (編集) 化学同人
『創薬科学』 石橋弘行 (編集) 廣川書店
授業計画
項目 授業内容
1 医薬品の開発と生産 医薬品開発を計画する際に考慮すべき因子、日本の疾病の特徴、売上高上位の医薬品、ジェネリック医薬品の役割、オーファンドラッグの重要性について説明できる
2 医薬品の開発と生産 医薬品の創製における特許(知的財産権)、薬害について概説できる
3 医薬品の開発と生産 医薬品の工業的規模での製造工程の特色、品質管理の意義と環境保全を概説できる    
4 臨床試験と承認 治験の役割、内容、制度、および臨床試験の目的と実施概要、販売承認申請から申請までのプロセス、市販後調査の制度と意義を説明できる
5 全身麻酔薬・催眠鎮静薬・抗不安薬 スクリーニングの対象となる化合物の起源、薬物動態を考慮したドラッグデザインについて説明できる
6 統合失調症治療薬・抗うつ薬 古典的な医薬品開発から理想的な創薬への歴史について説明できる
7 モルヒネと受容体 医薬品と標的生体分子の相互作用を立体化学的観点から説明できる
8 オータコイド 代表的な芳香族複素環化合物の性質を芳香族性と関連づけて説明できる
9 ヒスタミン・セロトニン関連薬 医薬品開発の標的となる生体分子を列挙できる
10 ステロイド系ホルモン ステロイドアナログの医薬品を列挙し、化学構造を比較できる
11 アルキル化剤・代謝拮抗薬 アルキル化剤とDNA塩基の反応を説明できる
12 抗がん性抗生物質 インターカレーターの作用機序を図示し、説明できる
13 βーラクタム系抗生物質 βーラクタムを持つ医薬品の作用機序を化学的に説明できる
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臨床生理学  [Clinical Physiology]

開講情報
4年次 前期 薬学科:1単位 選択・薬科学科:1単位 選択(☆印は担当代表者)
担当教員
☆ 非常勤講師 藤岡 重和 非常勤講師 和田 晋一  
備考
授業の目的と概要
 生体からの生理機能情報を収集するための理論と実際について解説します。また、計測技術演習や症例提示を行い、検査結果の解析と評価について学習します。
●一般目標(GIO)
 各検査領域において、その臨床的意義、生体情報を収集する技術、結果の解析、評価法を習得することを目標とします。
授業の方法
教科書と配付資料を中心に授業を行います。適宜、ビデオ・DVD・CDなどの教材による解説とパワーポイントを用いた症例提示を行います。
●準備学習や授業に対する心構え
生理機能検査学を習得するには、主要器官の構造と機能を理解しておく必要があります。授業の前に復習しておいて下さい。
●オフィスアワー
時間:講義終了後の1時間、場所:講義室
成績評価法
定期試験90%、平常点10%(レポートなど)
教科書
書名 著者名 出版社名
『臨床検査学講座 生理機能検査学(第2版)』 大久保善朗 他 医歯薬出版
参考書
書名 著者名 出版社名
『臨床検査技術学 生理検査学・画像検査学(第3版)』 清水加代子 他 医学書院
授業計画
項目 授業内容
1 臨床生理学の総論 生理検査の目的と業務範囲を説明できる。検査の注意事項を説明できる。
2 循環器系の検査
(1)心電図
心電図検査の臨床的意義、原理・装置、検査方法、検査結果を説明できる。
3 循環器系の検査
(2)ホルター心電図
  負荷心電図
ホルター心電図検査、負荷心電図検査の臨床的意義、原理・装置、検査方法、検査結果を説明できる。
4 循環器系の検査
(3)心音図
心音図検査の臨床的意義、原理・装置、検査方法、検査結果を説明できる。
5 循環器系の検査
(4)脈波、自動連続血圧計
脈波検査、自動連続血圧計の臨床的意義、原理・装置、検査方法、検査結果を説明できる。
6 神経・筋系の検査
(1)脳波
脳波検査の臨床的意義、原理・装置、検査方法、検査結果を説明できる。
7 神経・筋系の検査
(2)筋電図
筋電図検査の臨床的意義、原理・装置、検査方法、検査結果を説明できる。
8 呼吸器系の検査
(1)呼吸機能検査
呼吸機能検査の臨床的意義、原理・装置、検査方法、検査結果を説明できる。
9 呼吸器系の検査
(2)血液ガスと酸塩基平衡
血液ガス検査の臨床的意義、原理・装置、検査方法、検査結果を説明できる。
10 超音波検査
(1)超音波検査法の基礎
超音波の性質と超音波装置の構造と操作法を説明できる。
11 超音波検査
(2)心臓の超音波検査
心臓の正常像と代表的な異常像を説明し、結果を解釈できる。
12 超音波検査
(3)腹部臓器の超音波検査
腹部臓器の正常像と代表的な異常像を説明し、結果を解釈できる。
13 まとめと演習 臨床検査技師国家試験問題を用いて演習と解説を行います
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医用工学概論  [Introduction to Medical Engineering]

開講情報
4年次 前期 薬学科:1単位 選択・薬科学科:1単位 選択
担当教員
非常勤講師 藤原 英明    
備考
授業の目的と概要
 臨床検査技師国家試験受験資格科目を兼ねた選択科目であり、臨床検査領域における理工学的計測技術を中心に講義します。生体分析・生体計測・機器分析の基本は共通なので、薬学で利用される機器を幅広く理解するためにも役立つことを目的とします。
●一般目標(GIO)
 臨床検査領域における理工学的計測技術の基本を習得する。
授業の方法
基本的には、教科書を指定し、それに準じて講義を行う。
●準備学習や授業に対する心構え
予習・復習は必要としないが、講義の間に感じた疑問は、その場か講義終了後に質問して解決しておく。
●オフィス・アワー
毎回、講義終了後の1時間 
成績評価法
出席状況と試験により評価する。
教科書
書名 著者名 出版社名
『臨床検査学講座 医用工学概論』 嶋津秀明 他 医歯薬出版
参考書
書名 著者名 出版社名
『臨床検査技術学』 田頭 功 他 医学書院
授業計画
項目 授業内容
1 医用工学概論 臨床検査における医用理工学の役割、および臨床検査支援技術の背景・概要が説明できる。
2 医用電子技術(1)
電気・電子素子の基礎
電荷と電場、電流と磁場、直流・交流回路、能動素子などについて説明できる。
3 医用電子技術(2)
電子回路(増幅、電源)
増幅器、電源回路その他について説明できる。
4 医用電子技術(3)
電子回路(記録・表示)
データの記録・表示装置について説明できる。
5 生体からの情報収集(1)
生体の生理的・物理的性質
生体の電気・機械的性質や、超音波・熱・光・磁気・電磁波に対する性質が説明できる。
6 生体からの情報収集(2)
電極を用いる検査機器
種々の電極およびそれを用いる検査機器について説明できる。
7 生体からの情報収集(3)
変換器を用いる検査機器
種々の変換器(トランスデューサ)およびそれを用いる検査機器について説明できる。
8 生体からの情報収集(4)
画像診断装置(MRI、超音波)
画像診断装置として、MRIと超音波装置の基本原理と応用特性について説明できる。
9 生体からの情報収集(5)
画像診断装置(CT、核医学)
画像診断装置として、X線CT装置や核医学装置について、基本原理と応用特性を説明できる。
10 基本的な電子計測機器の取扱い 種々の基本的な電子計測機器について、実験方法や実験上の特性などを説明できる。
11 安全対策(1)
安全対策の基本
種々の医療機器の安全についての基本的考えが説明できる。
12 安全対策(2)
安全性の測定とシステム安全
種々の医療機器の安全性の試験方法やシステム的な安全性を説明できる。
13 まとめ 各項目の説明ができることを、試験などで確認する。
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