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学生・教職員の活躍

平成25年度大阪薬科大学研究振興基金の助成対象者が決定

 本年度より創設された大阪薬科大学研究振興基金の平成25年度助成対象者が下記のとおり決定いたしました。
 この助成は、本学専任教員(助手以上で教授を除く50歳未満の者)が行った研究成果の中で、特に優れた研究論文を発表した教員を顕彰し、更なる研究活動の発展を支援することを目的としています。

助成対象者 清水 佐紀(薬品作用解析学研究室 助手)
論題 5-HT1A agonist alleviates serotonergic potentiation of extrapyramidal disorders via postsynaptic mechanisms(5-HT1A作動薬は後シナプス機構を介してセロトニン神経系による錐体外路障害の増強効果を改善する)
掲載雑誌

Progress in Neuro-Psychopharmacology& Biological Psychiatry, 46, 86-91, 2013

著者

清水佐紀、水口裕登、多田羅絢加、木津朋也、安達咲希、祖父江顕、藤原麻衣、森本朋樹、大野行弘

概要

抗うつ薬と抗精神病薬の併用時に認められるセロトニン(5-HT)神経系を介した錐体外路障害の増悪作用に対して、5-HT1A作動薬の影響を検討した。SSRI系抗うつ薬であるfluoxetineにより増強されたマウスのブラジキネジア発現に対して、5-HT1A作動薬の影響と脳内作用部位を評価した結果、5-HT1A作動薬が線条体あるいは大脳皮質に存在する後シナプス性5-HT1A受容体の活性化を介して、5-HT神経系による錐体外路障害増悪作用を改善することが明らかとなった。

助成対象者 田中 早織(薬物治療学研究室 助手)
論題 A PKG inhibitor increases Ca2+-regulated exocytosis in guinea pig antral mucous cells: cAMP accumulation via PDE2A inhibition(PKG阻害剤はモルモット胃幽門腺粘液細胞においてCa2+調節性開口放出を増強する−PDE2A阻害を介したcAMP集積による制御機構の発見−)
掲載雑誌

Am. J. Physiol. Gastrointest. Liver Physiol., 304, G773-G780, 2013.

著者

田中早織、田中里奈、原田沙枝子、幸田祐佳、松村人志、島本史夫、澤辺幸紀、 丸中良典、桑原宏子、高橋優子、伊東重徳、中張隆司

概要

胃幽門腺粘液細胞における主たる粘液分泌機構としてアセチルコリン(ACh)によって活性化されるCa2+調節性開口放出が知られている。このCa2+調節性開口放出は、一過性の増加(初期相)とその後の軽度増加の持続(遅発相)からなる。今回新たにAChによるcGMP集積が、Ca2+調節性開口放出の初期相を増強する一方で、PDE2活性化を介してcAMPを分解することにより、遅発相における過剰な開口放出を抑制することを示した。


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