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浦田秀仁教授の研究論文がAngewandte Chemieのback coverに採用されました

 機能分子創製化学研究室・浦田秀仁教授の論文が、化学系学術雑誌では最高峰であるAngewandte Chemie誌のエディターから極めて高い評価を受け、論文内容のイメージ図が掲載号のback coverに採用されました。


タイトル: Regulated incorporation of two different metal ions into programmed sites in a duplex by DNA polymerase catalyzed primer extension.
DNAポリメラーゼによる二重鎖DNAのプログラムされた位置への2種類の金属イオンの導入制御
著  者: 舩井達也,中村淳子,宮崎有紀,桐生里紗,中川 治,和田俊一,小野 晶,浦田秀仁
Journal : Angew. Chem. Int. Ed., Vol.53, page 6624-6627 (2014).
論文概要: DNAは核酸塩基間の水素結合による対合によりA-T,G-Cといった塩基対を形成し、二重鎖構造を形成する。最近、水銀イオン存在下ではT-Tミスマッチ塩基対に水銀イオンが配位しT-HgII -T塩基対が形成され、これをDNAポリメラーゼが認識しDNAの複製反応を行うことを発見した。本論文では、銀イオン存在下ではC-AgI -T塩基対がDNAポリメラーゼに認識され複製反応が進行することを新たに見出し、この両反応を組み合わせることで異なる2種の金属イオン(水銀イオンと銀イオン)をDNA二重鎖の任意の箇所に取り込ませることに初めて成功した。この成果は、水銀イオンや銀イオンの変異原性や抗菌性の発現機構との関連や、DNA二重鎖に様々な金属イオンを取り込ませたDNAナノワイヤーの調製の方法論として期待される。


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