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大阪薬科大学紀要

創刊号(2007年3月19日発行)

「大阪薬科大学紀要」創刊を祝して

紀要創刊号
紀要創刊号
(全文  PDF/5.7MB)

本学の教養論叢「ぱいでぃあ」が1977年2月に発刊されて以来,1987年に「創刊十年を祝す」と題 して藤田榮一元学長,1997年に「創刊二十年を祝して」と題して岡  源郎元学長がそれぞれ寄稿しておられます.その後,様々な事情で2003年2月,その「ぱいでぃあ」が27号をもって最終号となりましたが,新たな「紀要」に向けていま準備に取り掛かっている−-と当時の編集後記に記されています.それから数年,奇しくも本学教養論叢発刊三十年の節目の2007年に,「大阪薬科大学紀要」として生まれ変わり,発刊される運びとなりましたことは誠に喜ばしい限りでございます.その間に構想を練られた関係各位の並々ならぬご苦労に衷心から敬意を表する次第です.

本紀要の特徴は,旧「ぱいでぃあ」が教養論叢であったのに対し,第1部,第2部の二部構成からなり,第1部に総合科学系分野,第2部に医療・薬学系分野の論文等が収められている点にあります.内容もますます多岐にわたり,論文,書評,資料,翻訳,総説,ノート等の発表を通じて,本学の学的水準の向上を図ることを目的にしています.

想いおこしますと,「ぱいでぃあ」が創刊されたころから考えれば予想も出来ないほど薬学の世界は大きく変貌しました.昨年4月から6年制がスタートしました.本学は入学生の9割を薬学科に配しており,医療薬学教育に力点を置くことにより,高度な専門性を持った医療人を社会に送り出す義務があります.薬の専門家として身につけるべき学問的知識に加えて,医療人としての人間性と自覚を持たせる教育が求められています.薬学教育2年間の延長の意味するものを,目に見える形でのレベルアップを体感させることが必要であることは言うまでもありません.「モノとしての薬がわかる薬剤師」だけでなく,患者のこころ,痛みを理解し,問題を解決していく能力のある薬の専門家を育てなければなりません.そこには,教養教育,総合科学系教育の果たす役割は大きく,「ぱいでいあ」が,そして今後は「本紀要」がその使命を担っていくことだと確信しています.

本紀要は,創刊記念号に相応しく,本学存続第一の功労者と目されている秋山卓爾先生の歴史的業績に纏わる森下利明元教授のご講演録で巻頭を飾っています.さらに,第1部に総合科学系(非常勤教員を含む)の先生方による論文と翻訳,計5本,第2部には3月末でご退職になられる玄番教授並びに中元助教授の退職記念に纏わる論文を合わせて,薬学系教員による10本の論攷が掲載されてあり,質,量ともに充実した記念号となり,喜ばしい限りです.本紀要のこれからの新たな十年に向けた力強い,着実な歩みとなることを約束するものと確信し,ここに本紀要創刊のお祝いの言葉とさせていただきます.

学長  栗原 拓史

特別企画:秋山卓爾先生の業績

第1部(総合科学系)

論文

翻訳

第2部(薬学系)

総説

一般論文

ノート

短編総説

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