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自己点検・評価

FD委員会

 FD(ファカルティ・ディベロップメント)は、主に個々の教員の授業内容・方法を改善するために、各大学、学部、学科等が組織的に行う研究・研修等の取り組みの総称であり、平成19年度の大学設置基準の改正を受けてすべての大学において義務化されているものです。本学もこれを受けて、平成19年度からFD委員会を設置し、教育活動の充実、および学習環境の整備のために努力を続けております。

FD活動の現状と課題

大阪薬科大学FD委員会委員長 辻坊 裕

 FD委員会は、「授業に対する学生アンケート」、「公開授業(ピア・レビュー)」、「公開授業研究会」、および「FD講演会」などの活動を行っております。
 まず、「授業に対する学生アンケート」は、原則すべての講義、実習、演習で実施されています。講義を評価するための質問内容は、次の7つに分かれています。

  1. この授業はあなたの学習への取り組みを高めるものでしたか?
  2. この授業の教え方・進め方は、あなたが内容に興味を持ったり、
    内容を理解したりするのに役立つものでしたか?
  3. この授業は興味が持てるものでしたか?
  4. この授業の内容は理解できましたか?
  5. この授業についてあなたは予習・復習をしましたか?
  6. この授業はシラバスに沿って行われましたか?
  7. この授業を総合的にどのように感じましたか?

以上について、前・後期1回ずつ年2回のアンケートを実施し、その結果は集計後グラフ化し、各担当教員に配付されます。教員は結果や学生の意見に基づいて、次年度の授業の改善に繋げます。実習についても同様の手順でアンケートを実施しています。このような授業評価アンケートの全体的な結果は、本学のホームページに公表されています。また、学生は科目ごとのアンケート結果とそれに対する授業担当教員の所見を教務課カウンターで閲覧することもできます。なお、授業担当教員の所見については、平成13年度分から「学生へのメッセージ」として図書館に保管されています。
 「公開授業(ピア・レビュー)」については、教員を有機・生薬系、物理・分析系、生物科学・衛生系、薬理・薬剤系+臨床系、および総合科学系に分け、前・後期にそれぞれの系で割り振られた教員の講義をFD委員も含む教員が参観し、評価するとともに、学生にも講義に関するアンケート調査をします。その後、授業参観教員による評価および学生アンケートに基づいて、講義担当教員、授業参観教員、およびFD委員によって「授業研究会」が開かれ、講義方法、講義内容などについて活発な意見交換が行われます。「授業研究会」は、講義担当者のみならず、講義を参観した教員についても講義の改善に大いに役立っています。
 教員による「授業研究会」の後、さらに学生も参加可能な「公開授業研究会」が開催されます。本年度は9月20日(金)午後2時50分からD棟302教室で学生参加のもと、実施されました
 「FD講演会」は、これまでに一度しか開催されておりませんが、平成26年1月14日(火)午後1時30分から「6年制薬学教育の在り方 −現状と課題−」をテーマに、大阪大学薬学部教授の平田收正先生にご講演をして頂きました。
以上、本学におけるFD活動の現状について、簡単に述べさせて頂きました。
 これまでは、教員が中心となって授業内容・方法を改善し、向上させる目的でFD活動を行ってきましたが、今後は大学を構成する教員、職員、および学生が協力して、組織的に教育の改善を行うことが必要であると思います。教育の主役が学生であれば、FD活動に学生が参画し、学生・職員・教員が協同して、学生目線からの授業改善を行っていくべきであると考えます。是非とも「学生FD委員会」が本学に組織され、FD活動に積極的に参画してくれることを切に望んでいます。そうすることにより、授業は学生と教員との協同作業のうえに成り立つことを教員はもちろんのこと、学生にも実感してもらえば、授業の大いなる改善に繋がるものと思われます。
 FDとは、個々の教員の授業内容・方法を改善するための活動と考えられ、実際に多くの大学のFD活動は、この観点を中心に行われているように思われます。一方、教育と研究の両面を求める大学では、教員を取り巻く教育と研究全体を改善するかなり広い活動をFDと定義する大学が多くみられます。本学のような教育と研究の両面を求める大学では、教育のみならず研究全体の改善および質の向上に向けての議論を始めてもよいのではないかと思います。
 今後とも教員、職員、学生の皆様方のご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。

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