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自己点検・評価

FD委員会

 平成19年度の大学設置基準改正におけるFD義務化にともない、本学でもFD委員会が設置され、歴代のFD委員長を中心に教育活動の改善や学習環境の整備にむけた取り組みが続けられてきた。この様な活動をさらに発展すべく、私は平成29年度より大阪薬科大学FD委員長を拝命した。そこで、これまでのFD活動の中で踏襲すべきものは踏襲しつつ、現状をさらに改革し発展させるためにいくつかの新しいプランを企画した。
 FDは教員の授業内容・方法の改善を促す取り組みとされているが、広くは研究も含めて教員の資質(職能)の改善・開発を目指すべきものであり、教員の研究能力と教育能力がともに開発されてこそ「大学の教育力向上」が実現されるものである。そこで、私は教員の業務を主として「教育業務」と「研究業務」の二つに分けて考え、それぞれの業務発展のためのFD研修会を企画した。また、教育の主役である学生にも我々との協力体制でFD活動に参画してもらいたいと考え、学生目線からの授業改善に取り組む学生FD委員会の立ち上げを目指した。
 以下に平成29年度前期FD委員会の活動報告を述べたいと思う。

大阪薬科大学FD委員長 尾﨑惠一

平成29年度前期FD委員会活動報告

大阪薬科大学FD委員長 尾﨑惠一

平成29年度前期はFD委員会の活動として次のような事業を実施しました。

  1. 公開授業
    教員相互の授業参観により、教育能力を高めることを目的として毎年実施しています。今年度前期は「OBE対応の学習方略と評価」をテーマに、「応用分析学」(佐藤卓史准教授)「分析化学実習」(天滿敬教授他)の授業、実習を公開しました。「応用分析学」では、反転授業とTBLを組み合わせたアクティブ・ラーニングを実施しました。「分析化学実習」では、パフォーマンス評価の前段階評価としての実地試験を実施しました。ともに参観教員からは今後のアクティブ・ラーニング導入に向けて参考になったとの声が聞かれました。
     

  2. 教員FD研修会
    8月23日(水)に本学研究委員会と共催で「研究推進力の向上」をテーマに「研究業務研修会」を実施しました。第1部では本学の大野研究委員長より本学の研究支援プログラムについて紹介がありました。第2部では「薬学トップランナー研究講演会」と銘打って、京都大学大学院理学研究科教授の森和俊先生をお招きし、「田舎者の少年がどのようにしてラスカー賞の受賞者になったか?」と題して研究を進めていくうえでの苦労話などをお伺いしました。こちらは広く学生にも公開し、教職員とあわせて320名近い参加者があり、大変盛況でした。
     

     8月30日(水)には本学教務部委員会と共催で「アクティブ・ラーニング導入支援」をテーマに「教育業務研修会」を開催しました。第1部ではまず、本学の浦田秀仁教務部長からカリキュラムポリシーについての説明が行われ、改めてポリシーを念頭に教育活動を実施することが確認されました。次にFD委員長の私からは、今年度より導入しているアクティブ・ラーニング用ITツール(レスポン)の使用事例報告を行いました。さらに、実際に参加教員がツールを使用する体験ワークショップも実施しました。佐藤卓史FD委員からは、前述の公開授業に関する実施報告が行われ、参観に行くことができなかった教員も改めてアクティブ・ラーニングの実施事例を知る機会となりました。第2部では長崎大学大学院医歯薬学総合研究科教授、西田孝洋先生をお招きし、「ICTとアナログを融合したアクティブ・ラーニング:ポートフォリオとGPAの今後の可能性」と題して、ポートフォリオシステムやGPA制度の導入の実際が紹介されました。
     

  3. 新任(若手)FD事業

    新規採用教員の方2名に、外部団体が主催する研修会に参加いただきました。
    ・日本私立大学連盟主催
     平成23年度FD推進ワークショップ(新任専任教員向け)
     「大学職員の職能開発とFD」(天滿敬教授)
    ・関西地区FD連絡協議会主催

     「授業の基本」ワークショップ(藤井俊裕助教)
  4. 学生FD委員会の立ち上げ
    学生の意見を授業改善に反映すべく、20名程度の有志による学生FD委員会を立ち上げました。今後FD委員会とも連携して、具体的な活動を開始していく予定です。
  5. 授業評価アンケート
    授業改善に生かすべく、毎年学生にアンケート調査を実施しています。今年度から結果を学内専用のWEBページで公開することとし、教員および学生への結果のフィードバックを強化していきます。

 

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